と思っている中学生のみなさん!
今回は「愛知県高校入試(2022・令和4年度)理科の傾向と予想、勉強法、目標点は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
愛知県高校入試(2022)理科の問題傾向、難易度、平均点は?
ア 愛知県高校入試(2021)理科の問題形式は?
→生物・地学・物理・化学の4分野が幅広く出題されている
時間割 | 13:05~13:50(4時間目) |
問題形式 | 【大問1・6】 総合問題(4問) 【大問2】 生物的分野(4問) 【大問3】 化学的分野(4問) 【大問4】 物理的分野(4問) 【大問5】 地学的分野(4問) |
平均点 | A日程 10.9点 B日程 10.8点(令和2年度・22点満点) |
難易度 | やや難 |
理科は生物・地学・物理・化学の4分野が幅広く出題されます。
そのため苦手分野がある場合は、必ず復習をしてできるようにしましょう。
また、近年は問題の文章量が増えていますので、国語の読解力も必要です。
イ 愛知県高校入試(2021)理科の問題傾向は?
→文章量が長くなり、かつ図やグラフを読み解く問題が増加
理科は大問が6問で、第1・6問が小問集合、第2問が生物、第3問が化学、第4問が物理、第5問が地学となっています。
愛知県の理科は、
②問題の文章量が多い
③複数のグラフを見比べる問題がある
といった傾向になっているため、難易度が非常に高いです。
A 小問集合
・難易度のバラつきが激しい
・難しいと思った問題は飛ばして次の問題に進むこと
・グラフ作成問題が1問出ている
B 生物
・植物の光合成・呼吸・蒸散、ヒトの体、細胞分裂・遺伝などがよく出る
・実験のやり方や注意点、結果をしっかりとおさえておくこと
C 化学
・気体の発生、化学変化(化合・分解)、イオン・電池などがよく出題される
・実験のやり方や注意点、結果をしっかりとおさえておくこと
・化学反応式やイオン式などをしっかりと覚えておくこと
・グラフの作図問題が出題される
・難しい計算問題が出る
D 物理
・光、密度、圧力、電流・磁界、運動とエネルギーなどがよく出題される
・文章中に出てくる数字を意識しながら読むこと
・公式や法則を覚え、その上で計算ができるようにすること
E 地学
・地震、地層、天気、天体などがよく出題される
・特に天体は中3の最後で習う分野なので、しっかりと勉強すること
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00
愛知県高校入試(2022)理科の問題予想と目標点は?
ア 令和4年度(2022)愛知県高校入試(理科)の問歳予想
→教科書改訂と2023年度からの入試の変更で難しくなる
2022年の愛知県高校入試では、以下の内容が予想されます。
・地学 天気、天体、地震
・物理 力と仕事、エネルギー、電流、磁界
・化学 気体の性質、濃度、密度、質量保存の法則、化学方程式、イオン、中和
また、令和4年度(2022)の愛知県高校入試の理科の難易度は、「難しめ」になると思います。
それは前年度の令和3年度(2021)の入試は、新型コロナウイルス感染症により学校が二か月間休校になったため、それを考慮した問題構成になっていました。
具体的には、大問1と6の小問集合で中3の内容が出題され、それ以外の大問2~5までで中1・中2の内容が出題されました。
これは中3の内容を極力出さないようにした教育委員会の配慮だと思われます。
しかし、令和4年度(2022年)は従来型の問題形式に戻ることが予想されます。
加えて、
・2023年から愛知県高校入試制度の変更
があるため、記述問題が増えたり、作図問題が増えたりなど、何かしらの問題形式の変更はありそうです。
イ 令和4年度(2022年)愛知県高校入試(理科)の目標点は?
→基礎完璧+標準をどれだけとれるかが勝負!
大問 | 難易度 | 目標点 |
大問1 | 標準~やや難 | 【進学校】 2~3点/3点 【非進学校】 1~2点/3点 |
大問2 | 標準 | 【進学校】 3~4点/4点 【非進学校】 2~3点/4点 |
大問3 | 標準 | 【進学校】 3~4点/4点 【非進学校】 2~3点/4点 |
大問4 | 標準~やや難 | 【進学校】 2~4点/4点 【非進学校】 1~3点/4点 |
大問5 | 標準 | 【進学校】 2~4点/4点 【非進学校】 1~3点/4点 |
大問6 | 標準~やや難 | 【進学校】 2~3点/3点 【非進学校】 1~2点/3点 |
合計の目標点は、進学校が16~18点以上、非進学校が10点以上となります。
理科は5教科の中で最も難しい教科ですので、理科がよほど得意な人でない限りは、無難な点数を目標点にした方がいいです。
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愛知県高校入試(2022)理科の勉強方法は?
ア 愛知県高校入試(2022)理科の勉強法①(中1・2~中3の夏休み)
→用語や公式の暗記、基本的な問題の解き方を完璧にマスターしよう
愛知県高校入試(理科)で中1・中2の時期から中3の夏休みまでにすべき勉強法は、「用語の暗記や基本問題の解き方を学ぶ」ことです。
理科の受験勉強を本格的に始めるのは中3の夏からとなります。(中3の1学期までは英語・数学・国語の勉強を中心にやるようにして下さい。)
また、近年理科の問題を解くにあたって「読解力」が必要になってきています。
これは単純に理科の知識だけでなく、文章を読む力、図や資料を読み込む力が必要だということです。
そのため国語の力がないと太刀打ちできません。
A 用語の暗記
最初は基礎を固めるところから始めましょう。
最初は基本的な内容を復習するところから始めていきます。
特に教科書の太字レベルの用語は「意味→用語」だけでなく、用語からその意味が言えるようにしましょう。
B 基本問題の解き方の確認
定期テストで出たようなレベルの問題は確実にできるようにする必要があります。
溶解度曲線の読み取り方、地震の計算、電磁誘導の問題、だ液の働きといった問題は高校入試でもよく出ます。
そのため、今まで習った内容を復習し、基本的な問題はパッと答えられるようにしていきましょう。
イ 愛知県高校入試(2022)理科の勉強法②(中3の2学期)
→数多くの文章を読み解き読解力をつけていこう
愛知県高校入試(理科)で中3の2学期にやるべき勉強法は、「入試によく出る応用問題の解き方を学ぶ」ことです。
基礎を固めた後は応用問題を解いていきます。
愛知県の理科は問題が難しいですが、実は毎年同じような問題パターンで出ますので、解き方を知っておくことで得点力が上がってきます。
そのため、過去問演習に入る前にこれらの問題の解き方をマスターするようにしましょう。
そして、間違えた問題や知識があいまいな問題はしっかりと復習するようにして下さい。
ウ 愛知県高校入試(2022)理科の勉強法③(中3の冬休み~入試直前)
→本番の試験のつもりで過去問を解こう
愛知県高校入試(理科)で中3の冬休みから入試直前にやるべき勉強法は、「過去問演習をする」ことです。
最初に愛知県高校入試の過去問を解き、時間に余裕があれば「全国高校入試問題正解」などを解いていきます。
なお、過去問を解く際には、「時間を計って解く」「間違えた問題は解説をしっかり読む」といったことを心がけるようにしましょう。
また、問題を順番に解く必要はありません。
入試は時間が限られているため、制限時間の中で解ききれるように解く順番を変えるなどの工夫をしていきましょう。
そして、過去問を解くと必ず難しい問題に出くわしてきます。
入試本番ではスパッと捨てることも大切になってきますが、練習の段階では時間を気にせずじっくりと取り組むようにしましょう。
なお、難問を解く際には、
②今まで習った内容を思い出し解き方の糸口を見つける
といったことを意識して解くようにして下さい。
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愛知県高校入試理科の問題を解くおすすめの順番や時間配分は?
理科の入試問題は「①小問集合→②生物→③化学→④物理→⑤地学→⑥小問集合」の問題構成となっています。
まずは①と⑥の小問集合から解いていきましょう。
ここは各分野(物理・化学・生物・地学)から1問ずつ出題されます。
ただ、最近は難易度の高い問題も混ざっていますので、難しいと思ったら飛ばして解くようにしましょう。
次に②生物、③化学です。
この2分野は物理・地学に比べると比較的易しいため、早いうちに解いていきましょう。
後は④物理、⑤地学ですが、この2つはどちらも難しいです。
ただ、少なくとも(3)までは解くようにし、(4)の問題は難しいと思ったら後回しでもいいでしょう。
理科は問題文が長いため、じっくり文章や表、グラフなどを読んで解くようにしましょう。
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月~金 14:30~22:00
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愛知県高校入試は年々難しくなっています。
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<まとめ>愛知県高校入試(2022・令和4年度)理科の傾向と予想、勉強法、目標点は?
今回の記事の「愛知県高校入試(2022・令和4年度)理科の傾向と予想、勉強法、目標点は?」の内容のまとめです。
②中3の秋からは実践問題を解いていこう
③問題を解いて終わりではなく、知識があいまいな単元はしっかりと復習するようにしよう
理科は平均点は低いですが、まずは基本的な問題をしっかりとできるようにしよう!
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月~金 14:30~22:00
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・タイトル名 「愛知県高校入試(2022・令和4年度)理科の傾向と予想、勉強法、目標点は?」
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