と思っている中学生のみなさん!
今回は「愛知県高校入試(2024)理科の過去問分析、おすすめ勉強法は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
愛知県高校入試(2023)理科の問題傾向、難易度、平均点は?
【動画】愛知県高校入試理科の問題傾向とおすすめ勉強法は?
ア【愛知県高校入試・2023】理科の問題形式は?
→生物・地学・物理・化学の4分野が幅広く出題されている
時間割 | 13:05~13:50(4時間目) |
問題形式 | 【大問1・6】 総合問題(4問) 【大問2】 生物的分野(4問) 【大問3】 化学的分野(4問) 【大問4】 物理的分野(4問) 【大問5】 地学的分野(4問) |
平均点 | 12.3点(22点満点) |
難易度 | やや易 |
問題分析 | 2023年愛知県高校入試問題分析 |
理科は生物・地学・物理・化学の4分野が幅広く出題されます。
そのため苦手分野がある場合は、必ず復習をしてできるようにしましょう。
また、近年は問題の文章量が増えていますので、国語の読解力も必要です。
イ【愛知県高校入試・2023】理科の問題傾向は?
→文章量が長くなり、かつ図やグラフを読み解く問題が増加
理科は大問が6問で、第1・6問が小問集合、第2問が生物、第3問が化学、第4問が物理、第5問が地学となっています。
愛知県の理科は、
②問題の文章量が多い
③複数のグラフを見比べる問題がある
といった傾向になっているため、難易度が非常に高いです。
A 第1問・小問集合
・天体<地学分野>と密度<化学分野>に関する問題が出題された
・天体の問題は基本レベル、密度の問題は標準レベル
B 第2問・生物
・蒸散、植物の分類に関する問題が出題された
・蒸散の計算問題は頻出なので確実に解けるようにすること
・実験のやり方や注意点、結果をしっかりとおさえておくこと
C 第3問・化学
・気体の発生、質量保存の法則に関する問題が出題された
・(3)と(4)は計算問題であり、問題文やグラフ、表の数字に注目しながら解く必要があった。→やや難しいが典型問題であるため、できるようにしたい
D 第4問・物理
・運動とエネルギーに関する問題が出題された
・全体的に解きやすい問題が多かった
・年によっては電流や磁界、光、仕事なども出題される
E 第5問・地学
・湿度の計算、乾湿計の読み取り方、天気記号に関する知識などが出題された
・表が3つあるので、その中から必要な数字を素早く読み取る力が求められた
F 第6問・小問集合
・生殖<生物分野>とオームの法則<物理分野>に関する問題が出題された
・生殖の問題は基本レベル、オームの法則の問題は標準レベル
愛知県高校入試(2023)理科の問題予想と目標点は?
ア 愛知県高校入試(2024)理科の問題予想
→難易度は同じかやや難しくなる
2024年の愛知県高校入試では、以下の内容が予想されます。
・地学 天気、天体、地震
・物理 力と仕事、エネルギー、電流、磁界
・化学 気体の性質、濃度、密度、質量保存の法則、化学方程式、イオン、中和
また、愛知県高校入試(2024)の理科の難易度は、昨年並み~やや難になると思います。
それは、昨年度(2023年)の問題が易しかったです。
例年理科の平均点は10~11点前後です。
しかし、2023年では12点前後でした。
そのため、2024年は以前のように難化するか、他の教科とのバランスを考えて昨年並みの難易度(やや易しめ)になるかのどちらかと考えます。
イ 2024年愛知県高校入試(理科)の目標点は?
→基礎完璧+標準をどれだけとれるかが勝負!
大問 | 難易度 | 目標点 |
大問1 | 標準~やや難 | 【進学校】 2~3点/3点 【非進学校】 1~2点/3点 |
大問2 | 標準 | 【進学校】 3~4点/4点 【非進学校】 2~3点/4点 |
大問3 | 標準 | 【進学校】 3~4点/4点 【非進学校】 2~3点/4点 |
大問4 | 標準~やや難 | 【進学校】 2~4点/4点 【非進学校】 1~3点/4点 |
大問5 | 標準 | 【進学校】 2~4点/4点 【非進学校】 1~3点/4点 |
大問6 | 標準~やや難 | 【進学校】 2~3点/3点 【非進学校】 1~2点/3点 |
合計の目標点は、進学校が16~18点以上、非進学校が10点以上となります。
理科は5教科の中で比較的難しい教科ですので、理科がよほど得意な人でない限りは、無難な点数を目標点にした方がいいです。
愛知県高校入試(2024)理科の勉強方法は?
ア 愛知県高校入試(2023)理科の勉強法①(中1・2~中3の夏休み)
→用語や公式の暗記、基本的な問題の解き方を完璧にマスターしよう
愛知県高校入試(理科)で中3の1学期から中3の夏休みまでにすべき勉強法は、用語の暗記や基本問題の解き方を学ぶことです。
理科の受験勉強を本格的に始めるのは中3の夏からとなります。(中3の1学期までは英語・数学・国語の勉強を中心にやるようにして下さい。)
また、近年理科の問題を解くにあたって「読解力」が必要になってきています。
これは単純に理科の知識だけでなく、文章を読む力、図や資料を読み込む力が必要だということです。
そのため国語の力がないと太刀打ちできません。
A 用語の暗記
最初は基礎を固めるところから始めましょう。
最初は基本的な内容を復習するところから始めていきます。
特に教科書の太字レベルの用語は「意味→用語」だけでなく、用語からその意味が言えるようにしましょう。
そしておすすめの問題集は、「高校入試入試問題で覚える一問一答理科」です。
この本は過去の高校入試で出題された問題がまとまった問題集です。
ですので、まずはこの本を使って基本的な用語をしっかりと覚えるようにしましょう。
B 基本問題の解き方の確認
定期テストで出たようなレベルの問題は確実にできるようにする必要があります。
溶解度曲線の読み取り方、地震の計算、電磁誘導の問題、だ液の働きといった問題は高校入試でもよく出ます。
そのため、今まで習った内容を復習し、基本的な問題はパッと答えられるようにしていきましょう。
そして基本的な内容を復習したいときにおすすめの問題集が、「やさしくまるごと中学理科」です。
この本は理科の内容を動画で説明がされているため、非常に分かりやすい問題集です。
そのため、特に理科が苦手な人はこの本を使って復習をすることをおすすめします。(理科が得意な人はこの本を飛ばしても構いません。)
イ 愛知県高校入試(2023)理科の勉強法②(中3の2学期)
→数多くの文章を読み解き読解力をつけていこう
愛知県高校入試(理科)で中3の2学期にやるべき勉強法は、入試によく出る応用問題の解き方を学ぶことです。
基礎を固めた後は応用問題を解いていきます。
愛知県の理科は問題が難しいですが、実は毎年同じような問題パターンで出ますので、解き方を知っておくことで得点力が上がってきます。
そのため、過去問演習に入る前にこれらの問題の解き方をマスターするようにしましょう。
そして、間違えた問題や知識があいまいな問題はしっかりと復習するようにして下さい。
ただし、内申点を上げることも大事ですので定期テスト勉強もしっかりとやるようにしましょう。
そして、応用問題の対策ができる問題集としておすすめなのが、「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集理科」です。
この問題集は基本問題と発展問題の間のレベルの問題をまとめた問題集です。
このレベルの問題が解けるようになると難しめの問題も解ける力がついてきますので、この本を完璧にマスターするようにしましょう。
ただし、解説を読んでも分からない場合は基礎力が欠けている可能性が高いので、基本的な問題集に戻って復習するようにして下さい。
また、さらに難しいレベルの問題を解きたい場合は、「高校入試「解き方」が身につく問題集理科」も解いてみることをおすすめします。
ウ 愛知県高校入試(2023)理科の勉強法③(中3の冬休み~入試直前)
→本番の試験のつもりで過去問を解こう
愛知県高校入試(理科)で中3の冬休みから入試直前にやるべき勉強法は、過去問演習をすることです。
最初に愛知県高校入試の過去問を3~5年分解き、時間に余裕があれば「全国高校入試問題正解」などを使って他の都道府県の入試問題を解いていくといいでしょう。
なお、過去問を解く際には、「時間を計って解く」「間違えた問題は解説をしっかり読む」といったことを心がけるようにしましょう。
また、問題を順番に解く必要はありません。
入試は時間が限られているため、制限時間の中で解ききれるように解く順番を変えるなどの工夫をしていきましょう。
そして、過去問を解くと必ず難しい問題に出くわしてきます。
入試本番ではスパッと捨てることも大切になってきますが、練習の段階では時間を気にせずじっくりと取り組むようにしましょう。
なお、難問を解く際には、
②今まで習った内容を思い出し解き方の糸口を見つける
といったことを意識して解くようにして下さい。
愛知県高校入試理科の問題を解くおすすめの順番や時間配分は?
理科の入試問題は「①小問集合→②生物→③化学→④物理→⑤地学→⑥小問集合」の問題構成となっています。
まずは①と⑥の小問集合から解いていきましょう。
ここは各分野(物理・化学・生物・地学)から1問ずつ出題されます。
ただ、最近は難易度の高い問題も混ざっていますので、難しいと思ったら飛ばして解くようにしましょう。
次に②生物、③化学です。
この2分野は物理・地学に比べると比較的易しいため、早いうちに解いていきましょう。
後は④物理、⑤地学ですが、この2つはどちらも難しいです。
ただ、少なくとも(3)までは解くようにし、(4)の問題は難しいと思ったら後回しでもいいでしょう。
理科は問題文が長いため、じっくり文章や表、グラフなどを読んで解くようにしましょう。
【まとめ】愛知県高校入試理科の対策のポイントとアドバイス
今回の「愛知県高校入試理科の過去問分析、おすすめ勉強法は?」についてのまとめです。
①理科は物理・化学・生物・地学が満遍なく出題される
②難易度は2023年はやや易しくなった
③今後は難易度が同じか若干難しくなるが高い
・まずは一問一答の暗記をし、その後基本問題集を解く
・過去問に入る前に応用問題集を1冊やっておくとよい
・愛知県の過去問だけでなく他の都道府県の過去問もやるとベスト
2023年から問題形式が変わったこともあり、ここ数年は問題形式が変わる可能性があります。
そのため、愛知県の過去問だけでなく、他の都道府県の過去問も解くようにしましょう。
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