と思っている高校生のみなさん!
今回は「【高校情報】定期テスト勉強法を塾講師が分かりやすく解説!」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
定期テスト教科別おすすめ勉強法
①コミュニケーション英語 | ②論理・表現 |
③数学 | ④現代文 |
⑤古文 | ⑥漢文 |
⑦物理基礎・化学基礎 | ⑧生物基礎・地学基礎 |
⑨物理 | ⑩化学 |
⑪生物 | ⑫公共・倫理・政治経済 |
⑬歴史総合・地理総合 | ⑭日本史探究 |
⑮世界史探究 | ⑯地理探究 |
⑰情報Ⅰ | ⑱副教科<保健体育・家庭科> |
定期テスト情報Ⅰでは何が出題される?
【動画】【高校生向け】定期テスト情報Ⅰのおすすめ勉強法は?
高校で習う情報科目は、「情報Ⅰ」と「情報Ⅱ」があります。
情報Ⅰは文系・理系に関わらず全ての人が学ぶ必修科目です。(一方、情報Ⅱは選択科目です。)
また、情報Ⅰでは、情報やモラルに関する知識に加え、プログラミングについても学びます。
情報Ⅰの具体的な学習内容は、
②コミュニケーションと情報デザイン
③コンピュータとプログラミング
④情報通信ネットワークとデータの活用
となっており、上の①②が知識問題、③④が実践的な問題<パソコンの操作など>に関する問題が中心になってきます。
定期テスト情報Ⅰのおすすめ勉強法は?
ア 教科書を読んで内容を思い出す
→教科書を読んで習った内容を思い出そう!
定期テスト情報Ⅰのおすすめ勉強法の一つ目は、「教科書を読んで内容を思い出す」ことです。
単元によっては1,2か月前に習った内容もあります。
そうなるとほとんどの人は結構前に習った内容を忘れてしまっていることでしょう。
そこでまずみなさんがやるべきことは、習った内容を思い出すことです。
教科書やノート、参考書を読み直して、授業で習った内容を復習していきましょう。(資料集も見ておくとイメージが湧きやすくなります。)
そうすることで、語句の暗記や問題演習などがスムーズに進めることができます。
ただ、情報Ⅰの参考書はまだあまり出ていません。
ですが、YouTubeの【情報Ⅰ】解説動画では、情報Ⅰの内容が分かりやすく説明されていますので、ぜひ動画を見ることをおすすめします。
また、情報Ⅰは数学の知識があると理解しやすくなります。
具体的には、
・整数の性質(数学A):二進法
です。
そのため、これらの単元が苦手な人は、数学の内容を先に復習しておくといいでしょう。
イ 「用語」→「意味」が言えるようにする
→意味まで覚えることで理解度が格段に増す
定期テスト情報Ⅰのおすすめ勉強法の二つ目は、「用語→意味が言えるようにする」ことです。
情報Ⅰの勉強をしていると「SSL」・「特許権」・「ピクトグラム」といった用語が出てきます。
しかし、これらの意味を説明しなさいと言われたら説明することができるでしょうか。
これらの意味は、
・「特許権とは?」→発明を保護する権利
・「ピクトグラムとは?」→言葉で説明しなくても直感的に伝わることを目的にデザインされた絵文字や絵記号
です。
このような言葉の定義をしっかりと覚えていくと理解度が格段に高まっていきます。
ただし、やってみるとわかりますが、できるようになるまでに結構な時間がかかります。
そのため、文で覚えるのではなく、文中の大事なキーワードを中心に覚えるようにしましょう。
例えば、「ピクトグラム」であれば、「言葉で説明しなくても直感的に伝わることを目的にデザインされた絵文字や絵記号」の赤字部分を重点的に覚えるようにすると短い時間で覚えられるようになります。
ウ 提出物を早めに終わらせる
→早めに提出物を終わらせることを心掛けていこう
A 学校の問題集はいつ解くべきか?
定期テスト情報Ⅰのおすすめ勉強法の三つ目は、「学校の提出物を早めに終わらせる」ことです。
多くの学校ではテスト当日までに学校の問題集を解いて提出しなければいけません。
しかし、ただ問題を解いて終わりではテストで結果を残すことはできません。
定期テストで高得点を取るためには、できなかった問題をできるようにする必要があります。
そのため、テスト週間中は問題の見直しを中心にする必要があります。
そうなるとテスト週間に入る前に一通りワークを終えないといけないため、普段からコツコツと問題集を解くようにしましょう。
B 学校の問題集のおすすめの解き方は?
では、学校の問題集を効率よく解くためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、いきなり答えを見ることです。
多くの人は、
という流れで解いています。
しかし、これではただ問題を解いただけで終わっていて、「できる」ようにはなっていません。
できなかった問題ができるようにするには、自力で解けるように仕上げる必要があります。
そのためには問題を解き直すことが大事になってきますが、上の場合は解き直しをしていないため、なかなかできるようにはならないのです。
そこで、私がオススメする勉強法は、
②問題は解かずに、いきなり答え(解説)を見て解き方を理解する
③解き方を理解したら、答え(解説)を隠して自力で解けるかどうかを確認する
です。
これであれば、短い時間で解けますし、かつ解き方が頭の中に入るため確実にできるようになります。
そして、定期テストの場合、問題集にある問題を少し変えただけの問題が多く出題されるため、内容がしっかりと分かっていれば必ず高得点が取れます。
特に情報Ⅰが苦手な人はこのやり方で解くことをおすすめします。
なお、問題解決やプログラミングの分野では、実際にパソコンで操作しながら問題を解いていくとより理解がしやすくなります。
エ 復習のときもいきなり答えを見る
→3回は解かないとスラスラとけるようにならない
定期テスト情報Ⅰのおすすめ勉強法の四つ目は、「最低3回は解き直す」ことです。
情報Ⅰの問題ができるようになるには、最低3回は解き直すことが必要になってきます。
そして、みなさんは最初問題を解くときに、答えを見て解き方を理解し、その後自力で解く方法でやっていきました。
しかし、一回だけやっただけでは全ての問題がスラスラと解けるようにはなっていません。
そこでテスト週間中にやる解き直しも、もう一度答えを見て理解し、自力で解くというやり方でやってください。
そうすることで短い時間で解き直しを終えることができます。
また、既に1回はやっていますので、1回目よりかは短い時間でできるはずです
オ テスト前日・当日の勉強法
→語句の意味やプログラミングの方法などを忘れていないかどうか再度確認をしよう
みなさんは、ここまでに問題集の問題を2回通り解きました。
そして、テスト前日と当日には3回目の勉強をします。
今までの2回は「いきなり答えを見て解き方を理解する→自力で解けるかどうかを確認する」というやり方でやっていきました。
それによってだいたいの問題は解けるようになったはずです。
そのため、この3回目は、問題を見て解き方が分かっているどうかの確認をします。
ただ、ここでは答えなどを書かずに、口頭で確認をするようにしましょう。
そうすることで短い時間で最終確認を終えることができます。
テンポよく進めて、他の教科の見直しにも時間を充てられるようにしましょう。
定期テスト情報Ⅰ向けのおすすめ参考書・問題集は?
定期テスト情報Ⅰ向けのおすすめの参考書は、かんき出版から出ている「高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本」です。
この本をおすすめする理由としては、
・生徒と先生の会話のやりとりで文章が進められているため読みやすい
・説明のあとに問題があり、定着度を確認できる
といったことがあるからです。
教科書を読んでも分からない場合や問題集がなかなか解けない場合にはこの問題集を使うことをおすすめします。
定期テスト情報Ⅰで高得点を取るための勉強スケジュールは?
定期テスト情報Ⅰのおすすめの学習スケジュールは以下の通りです。
A テスト週間前
テスト週間前には、学校で使っている問題集を一通り解き終えるようにしましょう。
普段宿題以外の勉強をせずに、テスト週間に入ってからこれらの問題集を解き始めていたのでは到底間に合いません。
そうならないためにも、テスト週間に入る前にある程度仕上げておくといいでしょう。
学校で習った内容は、その日のうちに復習をする(問題集を解く)習慣をつけるようにして下さい。
また、分からない問題は参考書で調べるなどして解決するようにしましょう。
なお、先に用語の意味を覚えてから問題を解くようにしましょう。
B テスト週間
テスト週間に入ったらやるべきことは、解き方があやふやな問題や定期テストに出そうな問題を中心に解き直すことです。
情報Ⅰの範囲は英語や数学に比べるとそこまで広くないため、全ての問題を解き直すようにしましょう。
ここでしっかりと勉強をしておくことで共通テスト対策にもなりますので、用語の暗記やプログラミングの方法などをマスターするようにしましょう。
C テスト前日・当日
テスト前日や当日にやることは、テスト週間中に解いた問題の最終確認です。
情報Ⅰは暗記要素が強い科目であるため、何度もやらないと忘れてしまいます。
そこで、テスト前日と当日にもう一度解き方を確認するようにしましょう。
【まとめ】定期テスト情報Ⅰの勉強法のポイントとアドバイス
今回の「定期テスト情報Ⅰで高得点を取るためのおすすめ勉強法は?」についてのまとめです。
・穴埋め問題形式で用語を問う問題
・正しい(誤った)選択肢を選ぶ問題
・プログラミングの方法に関する問題
・用語の意味を先に覚えてから問題を解くこと
・いきなり答えを見て解き方を覚え、その後自力で解けるかどうか確認する
・解説を見ても分からない問題は、「高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本」などの参考書やYouTubeの解説動画を使って解き方を調べる
情報Ⅰは暗記分野と操作に関する問題が中心に出題されます。
ただ、これらの内容は覚えてもすぐに忘れてしまうため、テスト本番までには最低3回は復習をするようにしましょう。