文系と理系はどっちを選択すべき?違いや割合などを塾講師が徹底解説!

 

 

たま吉
文系と理系はどっちを選んだらいいかを知りたいニャー

 

と思っている高校生のみなさん!

今回は「文系と理系はどっちを選択すべき?違いや割合などを塾講師が徹底解説!」についてみていきますよ。

 

 

文系と理系どっちがいい

 

 

✓内容

「文系や理系とではどちらを選択したらいいか」について知りたい高校生向けの記事です。

 

✓対象となる人

文系クラスか理系クラスか、どちらを選んだらいいかについて迷っている高校生

 

✓結論 

「文系と理系はどっちを選んだらいいか?」→学習内容が少ないのは文系、進路の幅が広がるのは理系

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

定期テスト教科別おすすめ勉強法

①コミュニケーション英語②論理・表現
③数学④現代文
⑤古文⑥漢文
⑦物理基礎・化学基礎⑧生物基礎・地学基礎
⑨物理⑩化学
⑪生物⑫公共・倫理・政治経済
⑬歴史総合・地理総合⑭日本史探究
⑮世界史探究⑯地理探究
⑰情報Ⅰ⑱副教科<保健体育・家庭科>

 

 

【高校生】定期テストに向けた勉強方法を知りたい人は

定期テストで成績アップ!効果的な高校生の勉強法は?

 

 

文系と理系はどっちを選ぶべきか?

【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!文系と理系ではどっちがいいか?

 

 

たま吉
文系と理系はどっちを選んだらいいのかニャー?
モモ先生
少ない勉強量で乗り切りたいなら文系、学部がまだ決まっていないのなら理系がおすすめですよ。

 

 

ア 文系か理系かを選ぶタイミングは?

→高1のうちに決めないといけない

 

普通科の高校に通っている人は、高1のうちに、

・文系クラスか理系クラスか
・日本史選択か世界史選択か【文系】
・物理選択か生物選択か【理系】

といったことを決める必要があります。

 

また、高2以降学ぶ科目は、

・文理共通科目:国語・数学ⅠAⅡBC・英語・理科基礎
・文系のみで学ぶ科目:日本史探究、世界史探究
・理系のみで学ぶ科目:数学Ⅲ、物理(発展)、化学(発展)、生物(発展)

となっています。

一般的に日本史や世界史といった科目は独学でも勉強しやすいです。

そのため、理系→文系のいわゆる文転はしやすいですが、文系→理系の理転は非常にしにくいため、文系か理系かの選択は慎重に行うようにしましょう。

 

モモ先生
悔いのないように慎重に選ぶようにしましょう。

 

 

イ 文系と理系の割合は?

→進学校では理系の割合が高い

 

あるデータによると、文系・理系の割合は、

・全体 文系68%、理系32%
・男子 文系55%、理系45%
・女子 文系80%、理系20%

となっています。

こう見ると、全体としては文系を選ぶ人が多いことが分かります。

ただし、進学校などでは理系に進む人の数が多めです。

 

 

 

 

ウ 文系選択のメリット・デメリット

→国語が得意な人はおすすめ

 

文系の学部は、

・法学部
・経済学部
・文学部
・外国語学部
・社会学部

といったものがあります。

 

A メリット

 

・勉強量が理系よりも少なくて済む

・暗記系の科目が多いため勉強の成果が出やすい

・文系のある大学は多いため、多様な選択肢を持つことができる

・大学入学後も理系よりかは忙しくない

・私立大学では学費が理系よりも安い

 

 

B デメリット

 

・後で理系に変更しにくい

・大学で専門的なことが学べない

 

文系選択の場合、最大のメリットは「理系よりも勉強量が少なくて済む」ことです。

文系の場合、物理や化学などの発展科目や数学Ⅲを学ぶ必要がありません。

また、私大の場合は入試科目が英語+国語+日本史(世界史)といったケースが多いため、国語がある程度できる生徒であれば、英語と歴史の勉強をすればいいということになります。

一方で、大学入学後に専門的な内容を学べないため、卒業後は事務や営業といった職に就くことが多くなります。

 

たま吉
文系は大学に入りやすいのがおすすめポイントなんだニャー

 

エ 理系選択のメリット・デメリット

→勉強量は多いが、大学で専門的な内容が学べる

 

理系の学部は、

・工学部
・情報学部
・理学部
・農学部
・医学部
・看護学部
・薬学部
・歯学部

といったものがあります。

 

 

A メリット

 

・数学や物理の勉強を通じて論理的に物事を考えることができるようになる

・共通テストでは文系よりも高得点が取りやすい

・大学で専門的なことが学べる

・有名私立大学に入りやすい(文系と比べると)

 

 

B デメリット

 

・学ぶべき量は文系よりも多い

・大学の学費が高い(私立大学)

・大学入学後の勉強が大変

 

理系選択の場合、最大のメリットは「共通テストで高得点が取りやすくなることです。

理系の生徒の場合、数学や物理で高得点が取れる人が多いため、そこで文系の人と差をつけることができます。

また、医師や薬剤師、エンジニアなどの職業を目指す場合は必然的に理系学部の選択になります。

一方で、理系は文系と比べると学ぶべき量が圧倒的に多いです。

そのため、普段の定期テストからコツコツと勉強をしておかないと、受験生になったときに非常に大変になってきます。

 

モモ先生
理系は勉強量が多いのが特徴ですよ。

 

 

 

 

オ 文系と理系はどっちがいいのか?

→安易に決めないこと

 

結局、文系と理系はどちらを選んだらいいのでしょうか?

まずは興味のある学部で選ぶことが大前提です。

それは好きなものでないと、なかなか勉強しようとは思えないからです。

法律について興味があるなら法学部、医学について興味があるなら医学部といったように学部についてしっかりと調べるようにしましょう。

 

また、「将来の夢がまだ決まっていないから文系理系かを決められない」という人は、「文系or理系診断! あなたはどっち?」といったようなサイトにある診断を使って決めていくといいでしょう。

 

文系or理系診断! あなたはどっち?

 

 

「数学が苦手だから文系」といったように安易に進路を決めてしまうと将来後悔することも出てしまいます。

そうならないように文理選択は慎重に行うようにしましょう。

 

たま吉
どっちがいいかをよく考えて決めるといいニャー

 

 

 

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