【高校生】定期テストに向けた効率のいい勉強法を塾講師が解説!

 

 

たま吉
高校の定期テストの勉強方法を知りたいニャー

 

と思っている高校生のみなさん!

今回は「【高校生】定期テストに向けた効率のいい勉強法を塾講師が解説!」についてみていきますよ。

 

 

高校生定期テストおすすめ勉強法

 

 

✓内容

「高校生の定期テスト勉強法」について知りたい高校生向けの記事です。

 

✓対象となる人

定期テストで高得点を取りたい高校生

 

✓結論 

「高校生の定期テストのおすすめ勉強法は?」→早めにテスト勉強を始める+繰り返し復習をする

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

定期テスト教科別おすすめ勉強法

①コミュニケーション英語②論理・表現
③数学④現代文
⑤古文⑥漢文
⑦物理基礎・化学基礎⑧生物基礎・地学基礎
⑨物理⑩化学
⑪生物⑫公共・倫理・政治経済
⑬歴史総合・地理総合⑭日本史探究
⑮世界史探究⑯地理探究
⑰情報Ⅰ⑱副教科<保健体育・家庭科>

 

 

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【高校生】定期テストの勉強はいつから始めるべきか?

 

 

たま吉
高校生は定期テスト勉強をいつから始めたらいいのかニャー?
モモ先生
テスト週間に入る前には提出物を一通り終えるようにしましょう。

 

 

高校の定期テストは中学校に比べると、

・科目数が多い
・それぞれの科目の難易度が高い
・テスト当日までに提出しないといけない課題が多い

といった特徴があります。

そのため、テスト勉強は、テストが始める2~3週間前から始めるようにしましょう。

 

具体的には、

・テスト週間に入るまで:教科書を読む、ワークを解く、分からない内容を理解する
・テスト週間中:ワークの見直し

といったペースで進めていくといいでしょう。

 

たま吉
テスト週間に入る前には提出物を終わらせるようにしたいニャー

 

 

【高校生】定期テストは意味がない?捨てるのはアリ?

 

 

たま吉
定期テストの勉強はやっても意味ないからやらなくてもいいのかニャー?
モモ先生
テスト勉強を捨てるのは絶対にやめましょう。

 

 

みなさんの中には、「定期テストの勉強やっても意味がない。なぜなら入試でそのまま出ないからだ。」と思ってテスト勉強をあまりやらない人がいるかもしれません。(私も高校時代はそう思っていました。)

しかし、テスト勉強は捨ててはいけません。

その理由としては、

・テスト勉強を通じて学習習慣が身につく
・テスト勉強を通じて受験勉強に必要な基礎知識が身につく
・テストで高得点を取ると内申点が上がり、その結果推薦入試に出願ができるようになる

といったことがあるからです。

 

そもそもテスト勉強をろくにしない人が大学入試で結果を残すことができません。

一見「テスト勉強をするならその分入試勉強をする」という考えは理にかなっているように思えますが、それはただ勉強から逃げているのにすぎません。

一般的に定期テストでいい順位を取る人ほど難関大学に合格しています。

そのため、テスト勉強を捨てるのではなく、積極的にテスト勉強をして高得点を取れるようにしましょう。

 

モモ先生
しっかりとテスト勉強をするようにしましょう。

 

 

【高校生】定期テストで高得点を取るためのおすすめ勉強法や心構えは?

 

 

たま吉
定期テストで高得点を取るにはどんな勉強をしたらいいのかニャー?
モモ先生
目標を決め、それに合わせた計画を立てることから始めるといいですよ。

 

 

ア 目標を立てる

→テスト勉強は現実的な目標を立てるところから始めよう

 

定期テストで高得点を取るためにまずやるべきことは目標を立てることです。

目標を決めることで、勉強をするモチベーションが高まってきます。

また、目標順位の決め方ですが、少し頑張れば届くようなものにしましょう。

例えば、前回の順位が200人中80番とすると、50~60番くらいを目標にするといった具合です。

「一気に10番以内を目指そう」はまず達成できないため、目標を立てる意味がなくなってしまいます。

そのため、現実的で達成しやすい目標にするようにして下さい。

 

また、教科ごとの点数も一つ一つ決めるようにしましょう。

基本的には、得意科目は80~90点以上、苦手な科目は平均点を超える点数を目標点とするようにして下さい。

もちろん満点を取れる教科は100点を目標にしてもOKです。

 

このように目標を決めることで、やるべきことが明確になり、集中してテスト勉強をすることができます。

逆に、目標がないと何となくテスト勉強をしてしまうことになり、結果を出すことが難しくなってしまいます。

そのため、テスト勉強を始める前に、具体的な目標を決めるようにしましょう。

 

たま吉
勉強を始める前に目標を立てるところからやっていきたいニャー

 

 

イ 勉強の計画を立てる

→どの教科も満遍なく勉強するようにしよう

 

A テスト勉強の計画を立てる上での注意点

 

定期テストの目標点数や順位を決めたら、次にテスト勉強をどうやってやっていくかの計画を立てていきます。

テスト勉強に向けた計画を立てる上での注意点は以下の通りです。

 

 

①テスト範囲や前回のテストの問題用紙を見て出題傾向を分析する

計画を立てる際に最初にやってほしいことは、出題傾向や問題形式の分析です。

まずは、テスト範囲の内容を一通り確認し、それぞれの教科でどのくらいの分量があるのかを確認しましょう。

また、前回の定期テストの問題と解答用紙を見て、

・問題形式:記述問題が多いかどうかなど
・問題の難易度:基本問題と応用問題の配点比など
・自分が間違えやすいところ:計算ミス、問題の読み間違え、誤った時間配分など

といったことも見るようにしましょう。

こうやって自分に足りないところはどこなのか、テスト本番までにどんな勉強をすればいいのかといったことを事前に知ることで、効率よく勉強することができます。

 

 

②無理な計画を立てない

普段勉強をしていない人がいきなり、「平日5時間、休日10時間は勉強しよう」としてもなかなかできるものではありません。

ですので、まずはできる範囲で学習計画を立てるようにしましょう。

また、テスト勉強でたくさん勉強をしたいと思っている場合は、テスト週間だけでなく、普段から勉強の習慣をつける必要があります。

そのため、学校の宿題をやったら終わりではなく、

・テスト範囲の提出物になる問題集を先に進めておく
・大学入試に向けた勉強をする
・英検や漢検などの検定試験の勉強をする

といったことをやっていくことをおすすめします。

 

 

③苦手な教科もしっかりと勉強をする

テスト勉強となると、得意な教科だけ勉強をして苦手な教科の勉強はあまり(ほぼ)しない人がいます。

しかし、それではテスト全体の点数は伸びてきません。

また、苦手な科目はどこかで力を入れて取り組んでいかないとできるようにはなりません。

そのため、テスト勉強の計画を立てる際には、得意な教科だけでなく苦手な教科もしっかりと勉強時間を充てるようにしましょう。

 

 

④テスト週間の前半は数学・理科、後半は英語・社会を重点的にやっていくのがおすすめ

数学理科(特に物理や化学)はいったん内容を理解すれば力が安定する科目です。

そのため、テスト週間の前半ではこのような理解を伴う科目の勉強を重点的に行うようにしましょう。

また、英語や国語(古文・漢文)、社会などの科目は暗記的要素が強い科目です。

これらの内容は覚えてもすぐに忘れてしまうため、できるだけテスト本番に近い時期に力をいれるといいでしょう。

そのため、テスト週間の前半に数学や理科、後半に英語や国語、社会を中心とした学習計画を立てるようにしてください。

 

また、自分で計画を立てるのが苦手な人は、「StudypLus<スタディプラス>」のようなアプリを使っていくのもおすすめです。

 

モモ先生
しっかりと計画を立てることで効果的に勉強を進めることができますよ。

 

 

 

 

B 定期テストのおすすめ学習スケジュールは?

 

これを踏まえた上で、定期テストのおすすめの学習スケジュールは以下の通りになります。

 

 

①テスト週間前

・教科書やプリント、参考書を読み、内容を理解する(苦手な教科は特に時間をかけて対策をする)

・英単語や古文単語、数学や理科の公式や定義、社会の語句などを覚える

・学校のワークを進める

 

 

②テスト週間

・学校の問題集の内容を完璧にする

*数学や物理、化学などは量が多いので解く問題を絞る

 

 

③テスト前日・当日

・知識があやふやな内容の見直し

 

ここでのポイントは、テスト週間中は問題集の見直しに専念できるようにすることです。

そのためには、テスト週間に入るまでに学校のワークを解く、教科書を読むといったことをやるようにしましょう。

また、テスト前日や当日ももう一度見直すと記憶により残るようになります。

 

たま吉
テスト週間に入るまでにどれだけ準備できるかが大切なんだニャー

 

 

 

 

ウ 勉強の効率が上がるテクニック

→大学受験に必要な教科に重点的に時間を充てたい

 

ここでは定期テストの勉強が効率よく進むためのテクニックについて紹介します。

 

 

A 集中力を維持する

 

勉強中には長時間集中して勉強をすることは難しいものです。

疲れや集中力の低下が起こりやすく、結果的に効率が落ちてしまうこともあります。

そこで、短時間集中して勉強することが大切です。

30分から1時間程度の短い時間で集中して取り組むようにしましょう。

 

そして、集中力を高めるためには、リラックスできる音楽を聴いたり、お茶を飲むことが有効です。

リラックスできる音楽は、ストレスを和らげて心身をリフレッシュさせることができます。

また、お茶にはリラックス効果や集中力を高める効果があるとされているので、勉強の合間に飲むとよいでしょう。

 

しかし、集中力が続かないときは、無理をせずに休憩を取ることも大切です。

疲れがたまっている場合は、無理をしても効率が悪くなるばかりです。

短い休憩を取ってリフレッシュし、再び集中力を高めるようにしましょう。

集中力を維持するためには、短時間で集中して取り組むことと、リラックスできる方法を取り入れることが大切です。

自分に合った方法を見つけ、効率的な勉強を心がけましょう。

 

たま吉
短い時間で区切って勉強することが大切なんだニャー

 

 

B 休憩のおすすめのやり方

 

勉強中には適度な休憩をとることが大切です。

それは長時間の勉強を続けると疲れがたまり、集中力が低下してしまうからです。

そこで、勉強の合間には適度な休憩をとるようにしましょう。

 

休憩の時間には、机から離れて軽い運動をしたり、ストレッチをしたりすることがおすすめです。

また、リラックスした音楽を聴いたり、好きな本を読んだりすることもいいかもしれません。

ただし、スマートフォンやSNSの利用は避けましょう。

それは、スマホを見てしまうと脳や目が休まらずに休憩にならないからです。

また、一度スマホを使いだすとあっという間に何時間も過ぎてしまうこともあるため気を付けてください。

 

そして、休憩時間には、食事をとることも大切です。

栄養価の高い食事や、ドリンク、フルーツ、ナッツなどを取り入れ、脳が疲れた時に必要な栄養素を摂取しましょう。

また、休憩時間には、自分の目標を思い出すことも大切です。

自分が目標達成に向けてどのような努力をしているのかを確認し、やる気を取り戻しましょう。

最後に、勉強の合間の休憩時間には、十分な休息をとることが重要です。

短い時間でも、リフレッシュすることで集中力が回復し、効率的な勉強ができるようになります。

 

モモ先生
休憩は自分の頭と体を休める時間になるようにしましょう。

 

 

 

 

C 食事と睡眠はしっかりと取ろう

 

高校生が定期テストで良い成績を取るためには、十分な睡眠栄養を摂ることが欠かせません。

特に、夜更かしをすることで眠りが浅くなり、脳が疲れてしまうため、早めに寝るようにしましょう。

また、睡眠時間だけでなく、睡眠の質にも注意が必要です。

就寝前にスマホパソコンを使用すると、ブルーライトが眼に刺激を与え、睡眠の妨げになるため、できるだけ避けましょう。

 

また、栄養バランスの良い食事を心がけることも重要です。

野菜や果物、たんぱく質を含む食品など、バランスの良い食事を摂ることで、脳や体の働きをサポートすることができます。

また、おやつには栄養価の高いものを選び、コンビニのジャンクフードなどを避けるようにしましょう。

十分な栄養を摂取することで、脳が活性化され、勉強に取り組む力がアップします。

 

たま吉
勉強だけでなく食事や睡眠についてもこだわる必要があるんだニャー

 

 

【高校生】定期テストで高得点を取るための教科別の勉強法は?

 

 

たま吉
英語や数学のテスト勉強のやり方を知りたいニャー
モモ先生
どの教科も「理解→暗記」が基本になりますよ。

 

 

最後に教科別にやるべきことをみていきます。

 

 

A 英語(コミュ英・論理表現)

 

・英単語の暗記
・英文法の復習
・暗記例文の暗唱
・教科書本文の内容確認および音読
・補助教材の内容確認および音読

 

 

B 国語(現代文・古文・漢文)

 

【現代文】
・漢字の読み書きを覚える
・語句(キーワード)の意味を覚える
・教科書本文の内容確認
・補助教材の内容確認

 

【古文・漢文】
・古文単語の暗記
・古典文法、漢文句法の暗記
・教科書本文の内容確認および音読
・補助教材の内容確認および音読

 

 

C 数学・物理・化学

 

・教科書や参考書を読んで習った内容を確認する
・公式や定義を覚える
・いきなり答えを見て解き方を覚える→その後解けるかどうかを確認する
・基本問題に絞って解き直しをする

 

 

D 社会・生物・副教科(情報・家庭科・保健)

 

・教科書や参考書を読んで習った内容を確認する
・重要な語句を覚える
・問題集やプリントの内容をマスターする

 

テスト本番でいい結果が出るように、繰り返し復習をしていきましょう。

 

モモ先生
テスト当日まで何度も復習をしていきましょう。

 

 

 

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