と思っている中学生のみなさん!
今回は「2025 愛知県高校入試英語 過去問完全分析と勉強法」についてみていきますよ。
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✓対象となる人
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愛知県高校入試(2024)英語の問題傾向、難易度、平均点は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!愛知県高校入試英語の勉強法、問題の解き方、問題傾向は?
ア 英語の問題形式は?
→リスニング、自由英作文、長文読解などで構成されている
時間割 | 14:10~15:15(5時間目) |
問題形式 | ・聞き取り検査(5点) ・筆記試験 |
平均点 | 12.7点(22点満点・2023年) |
難易度 | 標準 |
問題分析 | 2024年愛知県高校入試問題分析 |
英語は最終時間の5時間目にあります。
この辺りになると疲れがピークになり、集中力が欠けがちです。
しかし、ここでしっかりと音声を聞いたり、長文を読んだりしないと点数を落としてしまいますので、最後まで気を抜かずに取り組むようにしましょう。
イ 英語の問題傾向は?
→問題文の量が多くなった
英語はリスニングと筆記試験に分かれます。
筆記試験は大問が4問で、第1問が適文補充、第2問が適語補充・並び替え問題、第3問が長文読解、第4問が対話文となっています。
本文の量は以前と同じですが、問題文の量が増えています。
そのため、短い時間で文章の意味を読み取れるようにする必要があります。
A リスニング
・例年並みの文章量・難易度で比較的聞き取りやすかった
*進学校を志望する生徒は満点をとっていきたい
B 第1問・適文補充
・文章にあった文を選ぶ問題
・空欄部分の前後の内容を読み取って、そこから空欄に当てはまる文章を適切に選ぶ力が求められた
C 第2問・適語補充
・表やグラフ、英文を元に正しい語句や文章を選ぶ問題
・並び替え問題は文法の知識が問われた。(比較の知識が必要)また、1つ不要な単語があるため正解を出しにくい。
D 第3問・長文読解
・文章量はやや多い。
・(1)~(4)までの問題は過去の問題形式と同じであるため確実に正解したい
・(5)は【メモ】の内容に適する語句を選ぶ問題。選択肢の単語がやや難易度が高いため、難しかった。
E 第4問・対話文
・会話文+表の内容を問う問題が出題された
・文章は長くないが、(3)と(4)は問題文中に表が出てくるため、解くのに時間がかかる
英語は近年、問題文の量が多くなっています。
ですので、短い時間で文章の内容を読めるように普段から練習するようにしましょう。
愛知県高校入試(2025)英語の難易度予想と目標点は?
ア 愛知県高校入試(2025)英語の難易度予想
→2024年と同じ難易度になると予想
2025年の愛知県高校入試では、以下の内容が予想されます。
・会話文 日本と外国の違い、日本の文化・外国の文化など
そして、2025年の愛知県高校入試の英語の難易度は、2024年の入試と同じ難易度になると予想します。
問題の難易度や分量も同程度な入試になると思いますので、基礎固めを終えた後は、過去問や予想問題集などをしっかりと解くようにしましょう。
イ 2025年愛知県高校入試(英語)の目標点は?
→基礎完璧+標準をどれだけとれるかが勝負!
大問 | 難易度 | 目標点 |
リスニング | 標準 | 【進学校】 4~5点/5点 【非進学校】 3~4点/5点 |
自由英作文 | 難 | 【進学校】 0~2点/2点 【非進学校】 0~2点/2点 |
適語補充 | 標準 | 【進学校】 2~3点/3点 【非進学校】 1~2点/3点 |
長文読解 | 標準~やや難 | 【進学校】 4~6点/6点 【非進学校】 2~4点/6点 |
対話文 | 標準 | 【進学校】 4~6点/6点 【非進学校】 3~4点/6点 |
合計の目標点は、進学校が16~18点以上(得意な人は20点以上)、非進学校が10~12点以上となります。
ただ、英語の場合は、得意な人は満点近く取れますが、そうでない人は全く取れません。(一桁の点数もありえます。)
そのため、特に英語が苦手な人は他の教科で点数を取るようにしましょう。
愛知県高校入試(2025)英語の勉強方法は?
ア 中1・2~中3の夏休み
→最初に英単語・英熟語・英文法の復習から始めよう
愛知県高校入試(英語)で中3の1学期~夏休みまでにすべき勉強法は、英単語・英熟語の暗記と英文法の復習をすることです。
英語はできるようになるまでに時間のかかる教科ですので、早いうちから入試勉強をすると効果的です。
そして、いきなり長文読解の練習をするのではなく、英単語や英熟語の暗記、文法の理解などの勉強をして基本的な知識を身につけるところから始めていきましょう。
A 英単語・英熟語
英語ができるようになるには、まず英単語や英熟語を覚える必要があります。
英単語や英熟語を覚えることで、長文読解やリスニングにも強くなります。
最低でも「発音・アクセント」と「英語→日本語の意味」はできるようにしましょう。
英語が苦手な人は英単語の意味をよく覚えていない人が多いですので、まずはしっかりと暗記をするようにしましょう。
また、おすすめの英単語帳は、「キクタン【中学英単語】高校入試レベル(アルク)」です。
この本は英単語が中1レベル・中2レベル・中3レベルと分かれているため、いつでも英単語の暗記を始めることができます。
英単語の暗記を早めに終え、次のステップに取り掛かることができるようにしましょう。
また、文章の中で英単語の意味を覚えたい人は、「英検3級 文で覚える単熟語(旺文社)」もおすすめです。
B 英文法
英文法の復習もしていきましょう。
文のルールが分かることで、英文の意味の理解度も上がっていきます。
文法の問題集などを使って、夏休みの終わりまでに今まで習った内容をしっかりと復習していきましょう。
そして文法の内容を復習したいときにおすすめの問題集が、「やさしくまるごと中学英語(学研)」です。
この本は英文法の内容を動画で説明がされているため、非常に分かりやすい問題集です。
そのため、特に英語が苦手な人はこの本を使って復習をすることをおすすめします。(英語が得意な人はこの本を飛ばしても構いません。)
イ 中3の2学期
→長文読解をメインとして勉強をしていこう
愛知県高校入試(英語)で中3の2学期にやるべき勉強法は、長文読解、リスニングの問題を解くことです。
夏休みが終わるまでに英単語・英熟語を覚え、英文法の復習をすればかなりの力がついているといえます。
ですのでここからは本格的に英語の勉強をしていきます。
特に長文読解は愛知県の英語のメインとなる単元ですので、時間をかけてじっくりとやるようにして下さい。
ただし、内申点を上げることも大事ですので定期テスト勉強もしっかりとやるようにしましょう。
A 長文読解
英語が得意な人は最初から高校入試問題レベルの長文読解を解いていけばいいですが、英語が苦手な人は少し易しめの長文から読んでいくとよいでしょう。
長文問題を解く際には、意識してほしいことは適当に解かないことです。
「文章を読むのが面倒くさい」と思ってじっくり読まない人がいます。
しかし、それではいつまでたってもできるようにはならないため、時間をかけて本文の意味をつかむ練習をしていきましょう。
B リスニング
長文読解がある程度仕上がってきたら、次にリスニングの勉強をしていきます。
リスニングができるようになるには、聞き取れなかった音を聞き取る練習をすることです。
放送文を見ながら音声を聞き、さらにその後で声に出して読むことで次第に聞き取れるようになります。
また、高校入試のリスニングはよく出る問題パターンがありますので、数多くの問題を解くようにしましょう。
そして長文読解とリスニングの対策が同時にできる問題集として、英検の問題集があります。
英検の問題集は、
・自分の学力に応じたレベルの問題ができる(英語が得意なら準2級、普通なら3級、苦手なら4級)
・過去問題集や対策問題集、予想問題集が数多く出版されており、たくさん問題演習をすることができる
というメリットがあります。
そのため、英語の基礎固めとして英検の問題集を使うことをおすすめします。
一方で、高校入試の応用問題の対策ができる問題集としておすすめなのが、「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集英語(旺文社)」です。
この問題集は基本問題と発展問題の間のレベルの問題をまとめた問題集です。
このレベルの問題が解けるようになると難しめの問題も解ける力がついてきますので、この本を完璧にマスターするようにしましょう。
ただし、解説を読んでも分からない場合は基礎力が欠けている可能性が高いので、基本的な問題集に戻って復習するようにして下さい。
また、さらに難しいレベルの問題を解きたい場合は、「高校入試「解き方」が身につく問題集英語(旺文社)」も解いてみることをおすすめします。
ウ 中3の冬休み~入試直前
→本番の試験のつもりで過去問を解こう
愛知県高校入試(英語)で中3の冬休みから入試直前にやるべき勉強法は、過去問演習をすることです。
最初に「愛知県公立高等学校 入学試験問題集(教英出版)」などで愛知県高校入試の過去問を3~5年分解き、時間に余裕があれば「全国高校入試問題正解(旺文社)」などを使って他の都道府県の入試問題を解いていくといいでしょう。
なお、過去問を解く際には、
・選択問題はなぜその選択肢を選んだのか、その根拠が言えるようにする
・時間を計って解く(5分短めに解くとよい)
・間違えた問題は解説をしっかりと読む
といったことを心掛けるようにしてください。
ただ解いて、丸付けをして終わりでは効果がありませんので、過去問を解く際は本番の試験を受けているつもりで真剣に解くようにしましょう。
愛知県高校入試英語のおすすめの解く順番や時間配分は?
最後は、愛知県高校入試英語のおすすめの解く順番や時間配分についてです。
英語は入試の5時間目にあり、リスニングと筆記試験に分かれます。
最初にリスニングが10分程度あります。
近年のリスニングはそんなに難しくありませんので、しっかりと高得点を取るようにしましょう。
その後は筆記試験です。
筆記試験では、「①適文補充、②適語補充・並び替え問題、③長文読解、④対話文」の問題構成となっています。
解く順番としては、①適文補充→②適語補充・並び替え問題→③長文読解→④対話文と順番通り解くのがおすすめです。
ただ、解いていく途中で難しい問題に出くわしたら、その問題は飛ばして次の問題に取り掛かるようにして下さい。
それは最後の④対話文が解くのに時間がかかるため、この問題のために時間を確保しておきたいからです。
【中1~中3】高校入試対策個別指導コースについて
当塾では時習館や豊橋東、豊丘、豊橋南、豊橋工科、豊橋商業、豊橋西高校などの合格を目標とした
【中1~中3】高校入試対策個別指導コースがございます。
このコースの対象となる人は、
・推薦選抜や特色選抜で合格したい人
・苦手科目を克服したい人
となっています。
そして、近年では高校入試の難易度が上がっており、時間をかけて対策をしないと高得点は取りづらくなっています。
そのため、早い時期からのご入塾をおすすめします。
また、当塾の指導内容としては、
②数学・理科・社会:基本的な内容の復習+入試典型問題の習得
③国語:文章中から解答の根拠を探す練習を行い、得点力を上げる
④面接(推薦入試):志望動機などよく聞かれる内容を中心とした話す内容のアドバイス・添削など
となっています。
お子様の学力や現状に合った指導をしていきます。
なお、当塾ではあくまで高校入試対策をメインとした指導をしておりますのでご了承ください。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00