と思っている高校生のみなさん!
今回は「定期テスト化学基礎・化学の勉強法、テスト前日の復習方法は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
定期テスト化学基礎・化学ではどのような問題が出る?
高校の化学は化学基礎と化学に分かれています。
そして化学基礎は文系理系問わず全員が学びます。
一方で、化学(発展)は理系のみが学ぶ教科となっています。
また、化学は全部で理論化学・無機化学・有機化学・高分子化合物と4つの単元に分かれており、特に理論化学の内容が大事になってきます。
それは、理論化学は化学の根幹となる単元であるため、理論化学が分からないと他の単元もよく分からなくなってしまうからです。
ですので、化学が苦手な人は力学の復習をやるようにして下さい。(なお文系の化学基礎は理論化学の一部を学びます。)
また、問題形式は、
・計算問題
などがメインとなっています。
計算問題は何となく解けるのではなく、「なぜそうなるのか?」を意識しながら解くようにしましょう。
定期テスト化学基礎・化学のおすすめ勉強法は?
ア 定期テスト化学基礎・化学のおすすめ勉強法①(教科書を読んで内容を思い出す)
→教科書を読んで習った内容を思い出そう!
定期テスト化学基礎・化学のおすすめ勉強法の一つ目は、「教科書を読んで内容を思い出す」ことです。
単元によっては1,2か月前に習った内容もあります。
そうなるとほとんどの人は結構前に習った内容を忘れてしまっていることでしょう。
そこでまずみなさんがやるべきことは、習った内容を思い出すことです。
教科書やノート、参考書を読み直して、授業で習った内容を復習していきましょう。
そうすることで、語句の暗記や問題演習などがスムーズに進めることができます。
なお、教科書では内容がよく分からない場合は参考書を使っていくことをおすすめします。
そして、化学基礎・物理のそれぞれのおすすめの参考書は、
となっています。
分からない内容はこれらの参考書を読んで解決するようにしましょう。
イ 定期テスト化学基礎・化学のおすすめ勉強法②(用語の意味を完璧に覚える)
→意味まで覚えることで理解度が格段に増す
定期テスト化学基礎・化学のおすすめ勉強法の二つ目は、「用語→意味が言えるようにする」ことです。
教科書を読んで習った内容を思い出したら、語句の暗記に入っていきます。
最初は問題から語句が言えるようにする練習からしてください。
例えば、「1,2族と13~18族の元素は?」という問題に対して、「典型元素」と答えられるようにすることです。
そして、「問題→語句」が言えるようになったら、次は「語句→問題」をやります。
これは先ほどの例でいえば、「典型元素とは?」とあったら、「1,2族と13~18族の元素」と答えられるようにすることです。
これができるようになると、理解度が格段に増し、かつ問題の正答率も上がります。
ただし、やってみるとわかりますが、できるようになるまでに結構な時間がかかります。
そのため、文で覚えるのではなく、文中の大事なキーワードを中心に覚えるようにしましょう。
例えば、典型元素であれば、「1,2族と13~18族の元素」の赤字部分を重点的に覚えるようにすると短い時間で覚えられるようになります。
また、暗記は1回だけでなく最低3回は繰り返すようにしましょう。
そうしないとなかなか頭の中に定着しません。
ウ 定期テスト化学基礎・化学のおすすめ勉強法③(基本問題を完璧にする)
→いきなり応用問題に取り組まない
定期テスト化学基礎・化学のおすすめ勉強法の三つ目は、「基本問題を完璧にする」ことです。
学校で使っている問題集(セミナーやアクセスなど)は、基本的な問題から難しい問題まで幅広いレベルの問題が載っています。
ただ、解く際に気を付けてほしいのは、最初から難しい問題に取り組まないことです。
公式を覚えていないのに、基礎ができていないのに応用問題ができるはずがありません。
そのため、まずは基本問題を完璧にできるようにしましょう。
また、問題集を解く際に気を付けてほしいことは、「教科書や参考書を見ながら解かない」ことです。
教科書や参考書を見ながら解くと、なんとなく「できた」気になってしまいます。
ただ、テスト本番では教科書を見ながら解くことはできませんので、思ったほど点数が取れないということになりかねません。
問題集を解く時には必ず自力で解くようにしましょう。
エ 定期テスト化学基礎・化学のおすすめ勉強法④(「なぜそうなるのか?」を理解する)
→計算問題の解き方は人に説明できるようにする
定期テスト化学基礎・化学のおすすめ勉強法の四つ目は、「なぜそうなるのか?」を理解することです。
化学基礎・化学の計算問題は理解していないと高得点を取ることは難しくなります。
そのため、問題を解く際には、「なぜそうなるのか?」ということを常に意識して解くようにしましょう。
「なぜ、この問題でこの公式を使うのか?」
このようなことを意識しながら問題を解いていくと理解度が高まってきます。(他人に説明できるレベルまで理解度を高めるのが目標です。)
なお、解説等を読んでも分からない場合は、教科書や参考書で調べるか、学校の先生や塾の先生に聞くようにしましょう。
オ 定期テスト化学基礎・化学のおすすめ勉強法⑤(発展問題に挑戦する)
→基礎が完璧になったら取り組むようにしよう
定期テスト化学基礎・化学のおすすめ勉強法の五つ目は、「発展問題に挑戦する」ことです。
基本問題が完璧にできるようになったらここではじめて発展問題に取り組むようにしましょう。
それは、基礎ができていないのに発展問題に取り組もうとしても中途半端な出来で終わってしまうからです。
そのため、問題集の基本問題がスラスラと解ける状態になってから発展問題に挑戦するようにしましょう。
カ 定期テスト化学基礎・化学のおすすめ勉強法⑥(テスト前日・当日の勉強法)
→解き方を忘れていないかどうか再度確認をしよう
定期テスト化学基礎・化学のおすすめ勉強法の六つ目は、「テスト前日・当日に再度復習をする」ことです。
化学基礎・化学は一旦分かりさえすれば解き方を忘れにくい科目です。
ただ、念のためテスト前日や当日も再度見直しをするようにして下さい。
ですが、前日や当日は他の教科の見直しもあるため、化学基礎に関しては、
・解き方があいまいな問題
を中心に短時間で見直すようにしましょう。