と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「【高校物理】物理のエッセンスのレベルと評判、使い方は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
大学入試教科別勉強法
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物理のエッセンスとは?物理のエッセンスのレベルは?
ア 物理のエッセンスとは?物理のエッセンスの問題数やレベルは?
→基礎がある程度固まっていないと使いこなせない
大学入試の物理の問題集といえば、「物理のエッセンス」です。
この問題集は河合出版が発行している問題集で、「物理のエッセンス(力学・波動)」と「物理のエッセンス(熱・電磁気・原子)」の2冊に分かれています。
物理のエッセンスは基本的な内容からやや難しめの内容(MARCHレベル)までを扱っている問題集です。
また、解説がやや少なめで理解がしにくい部分もあります。
そのため、大学入試対策の一冊目として解くのではなく、「リードLightノート物理」などの基本的な問題集を一通り解き終えた人が次にやるべき位置づけの問題集といえます。
また、物理のエッセンスの問題数は、
・波動 70問
・熱 33問
・電磁気 95問
・原子 40問
であり、合計は352問となっています。
問題数だけ見ると結構多い印象を受けるかもしれませんが、易しめの問題も多く混ざっているため、意外にスラスラと解けるはずです。
そのため1~2か月で終わらせ、次の「良問の風物理」に移っていくといいでしょう。
イ 物理のエッセンスの構成は?
→基本的な問題が単元ごとに並んでいる
物理のエッセンスは、
・EX(例題)
・問題(**が一番難しく、以下*、無印と続く)
・別冊での解説
といった構成になっています。
基本的には、まとめの部分をしっかりと読めば、EXと問題は解けるようになっています。
しかし、解説がかなり簡潔に書かれていることもあり、人によっては理解できない問題もあります。(そのことが物理のエッセンスが「ゴミ」と批判的に言う人の大きな理由であることは間違いありません。)
ただ、そのような人は基本的な知識が抜けているため、エッセンスを使いこなせないのです。
ですので、物理のエッセンスに入る前に、「宇宙一わかりやすい高校物理」や「漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本」を読みつつ、「リードLightノート物理」やセミナーやアクセスなどの学校で使っている問題集を解くようにしましょう。
そうすることで、スラスラと解けるはずです。
また、それでも物理のエッセンスが分からない場合は、「study support岡山医学科進学塾」さんの解説動画がおすすめです。
こちらの動画では、なんと物理のエッセンスの全ての問題の解き方を解説しています。
そのため、別冊の解説を見てもどうしても分からない場合は、ぜひこちらの授業動画を見ることをおすすめします。
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【大学入試物理】物理のエッセンスのおすすめの解き方は?
ア 物理のエッセンスのおすすめの解き方は?①(先に解説を読んで解き方をインプットする)
→瞬時に解けるようになることが大事
物理のエッセンスのおすすめの解き方の一つ目は、「先に解説を読んで解き方をインプットする」ことです。
物理の問題の一般的な解き方は、
です。
これは物理が得意な人はいいですが、そうでない人は、
②解けない問題が続き、イライラする
③物理に苦手意識が出てきてやる気をなくす
④物理の勉強をしなくなり成績が下がる
といった悪循環に成りかねません。
そのため、おすすめの解き方としては、
②答えを隠し、自力で解けるかどうかを確認する
③後日再度解き直し、解き方が定着しているかどうかを確かめる
です。
ここでのポイントは、「いきなり答えを見る」ことにあります。
それは、物理が得意でない人は問題の解き方が分かっていないため、まずは解き方を把握してから解いた方がいいからです。
このように解くことで、時間を短縮することができ、かつ解き方をインプットすることができます。
なお、このやり方は他の教科でもできますので、時間のない人や短時間で仕上げたい人は答えを先に見るやり方でやってみてください。
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イ 物理のエッセンスのおすすめな使い方は?②(後日解き直す)
→2周目以降は答えを見ずに自力で解くようにしよう
物理のエッセンスのおすすめな使い方の二つ目は、「後日解き直す」ことです。
一周目で解法暗記をしたら、二周目からは最初から自力で解いていきます。(ここではしっかりと考えるようにしましょう。)
そこでできた問題はいいですが、そうでない問題は再度解説を見て理解をします。
また、ただ解説を見るだけでなく、実際に式を書いていくと頭の中に残りやすくなります。
解き方を理解したらその場で解き直しをし、できたかどうかを確認します。
これを繰り返し全ての問題ができるようになったらOKです。
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