【大学入試】世界史論述の書き方や勉強法とおすすめ参考書や問題集は?

 

 

たま吉
世界史の論述の勉強はどうやってやっていったらいいのかニャー?

 

と思っている高校生や浪人生のみなさん!

今回は「【大学入試】世界史論述の書き方や勉強法とおすすめ参考書や問題集は?」についてみていきますよ。

 

✓内容

「世界史論述の書き方や勉強法」について知りたい高校生や浪人生向けの記事です。

 

✓対象となる人

世界史の論述が上手に書ける方法と勉強法を知りたい高校生及び浪人生

 

✓結論 

「世界史論述の勉強法は?」→模範解答を暗唱して書ける文章をストックしていく

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

 

大学入試教科別勉強法

①英語②文系数学③理系数学④現代文
⑤古文⑥漢文⑦物理⑧化学
⑨生物⑩日本史⑪世界史

 

 

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【大学入試】世界史の論述問題の特徴は?

 

 

たま吉
世界史の論述問題の取り組み方について知りたいニャー
モモ先生
力がある程度ついてきてから始めるようにして下さい。

 

 

ア【大学入試】世界史の論述問題が出る大学は?

→旧帝大、難関私大でよく出る!

 

論述問題とは30字~600字の字数で記述をしていく問題のことです。

中堅私大や共通テストでは出ることはあまりありませんが、東大・京大などの旧帝大や早稲田などの難関私大では頻出の問題形式です。

特に国公立大学の場合は問題の大半が論述問題であるため、共通テスト対策とは別に論述対策もやっていかないと高得点を取ることはできません。

そのため、できるだけ早い時期に基礎固めを終えるようにしましょう。

 

たま吉
論述対策に時間をかけることができるようにしたいニャー

 

 

イ【大学入試】いつから世界史の論述対策を始めるべきか?

→私大専願は秋から、国公立大志望は共通テスト後から!

 

「論述対策はいつから始めたらいいのでしょうか?」

このような悩みを抱えている人は少なくないでしょう。

特に国公立大学では論述問題の配点が高い以上、「一日でも早くやらなければ・・・」という思いに駆られるのも無理はありません。

 

しかし、だからといって高3の春や夏から論述対策をするのは少し早い気がします。

それは、

・共通テスト対策に力を入れるべき
・時間のかかる国・数・英に力を入れるべき
・現役生の場合はそもそも授業が終わっていないため対策のしようがない

というようなことが理由になるからです。

国公立大学の場合、共通テストを突破しなければ話になりませんので、まずは共通テスト対策及び国語・英語・数学の対策に力を入れていきましょう。

 

そして世界史の論述対策は、早くても秋から本格的に始めるようにしましょう。

10~11月に大学別模試(東大オープンなど)が行われるため、当面はそこを目標に論述対策をするようにして下さい。

ただ、私大専願の人や浪人生はもう少し早めに取り組んでもいいかもしれません。

 

モモ先生
秋から本格的に論述対策ができるようにしましょう。

 

 

【大学入試】世界史論述の効果的な勉強法は?

 

 

たま吉
世界史の論述対策の勉強はどうやってやったらいいのかニャー?
モモ先生
模範解答を暗記して知識を増やしていくようにしましょう。

 

 

ア【大学入試】世界史論述の勉強法①(定期的に教科書・参考書を読む)

→「因果関係」をつかみながら定期的に読む

 

皆さんは今までは一問一答集などを使って、用語の意味を覚えることを中心に学習してきました。

しかし、論述問題は歴史の流れを知っているかどうかが問われるため、これまでの勉強のやり方では通用しません。

そこで本格的な論述対策に入る前に、こまめに教科書や参考書を読んでおきましょう。

そして読む際には、因果関係を意識しながら読むようにしてください。

・「南北戦争がなぜ起きたのか?」
・「南北戦争が終わった後、アメリカはどうなったのか?」

こういったことを気を付けて読んでいくと、歴史の流れが分かるようになってきます。

 

たま吉
最初は教科書や参考書をしっかりと読むようにしたいニャー

 

 

イ【大学入試】世界史論述の勉強法②(模範解答を暗記する)

→「知識のストック」と「メモの取り方」を同時に身につける

 

論述問題は英語の英作文、国語の小論文に似ています。

これらに共通して言えるのは、「知識がなければ書けない」ということです。

そのため、最初のうちは「書く」ことよりも「覚える」ことを重視するようにしましょう。

「判る!解ける!書ける!世界史論述」などの論述問題集に出てくる模範解答をまるまる暗唱することで、知識はもちろん、書き方も学ぶことができます。

ただし、意味も分からずに丸暗記してもなかなかできるようにはなりません。

解説をしっかりと読む、分からない用語は用語集で調べるといったことをして理解度を高めてから暗唱をするようにしましょう。

 

また覚えるべき模範解答の数は100~200程度です。

「そんなに覚えるの?」と思うかもしれませんが、文章を覚えることは話の流れがある分、全く知らない単語を覚えるよりもすぐに覚えることができます。

 

なお、覚える際には声に出して音読をするのがおすすめです。

最初2~3回は文章を見ながら読み、その後少しずつ文章を見る頻度を減らして暗唱していくとよいでしょう。

 

モモ先生
模範解答を覚えて知識を増やしていきましょう。

 

 

 

 

ウ【大学入試】世界史論述の勉強法③(大学の過去問を解く)

→過去問を見ることで大学の傾向が分かる

 

模範解答を暗記をしたら、過去問演習に入ります。

ここからは自力で問題を解くようにしてください。

 

なお、論述の書き方は以下の通りになります。

①問題を読み、「何について聞かれているか」を確認する
②論述で使うキーワードを考える(最初は自力で思い出す)
③教科書などを見て足りないキーワードを補う
④キーワードを整理してメモを書く(箇条書きでOK)
⑤下書きをする
⑥清書をする
⑦解説を読み、添削をする
⑧模範解答を暗記する

 

過去問を解く際には、「難しいなあ」と思っても諦めずに自分の言葉で書くようにしましょう。

 

たま吉
できるだけたくさんの問題を解いていきたいニャー

 

 

エ【大学入試】世界史論述の勉強法④(先生に添削をしてもらう)

→自分よがりな解答にならないようにしよう!

 

また、自分の書いた論述問題は学校の先生や塾の先生に添削してもらうようにしましょう。

そうすることで自分には気づかないところを指摘してもらえることがあります。

ただ、学校の先生などは普段の仕事の合間に添削をします。

そのことを忘れずに感謝の気持ちでお願いするようにしましょう。

 

モモ先生
添削をしてもらうことで、自分に足りないところがどこかが分かるようになりますよ。

 

 

【大学入試】世界史論述のおすすめ参考書や問題集は?

 

 

たま吉
世界史の論述対策ができるおすすめの問題集を知りたいニャー
モモ先生
「判る!解ける!書ける!世界史論述」がおすすめですよ。

 

 

ア【大学入試】世界史論述のおすすめ問題集①(判る!解ける!書ける!世界史論述)

→小論述(100字程度)から段階を踏んで論述対策ができる本

 

「判る!解ける!書ける!世界史論述」は河合出版から出ている問題集です。

 

 

 

 

例題が75問、練習問題が116問あり問題数がとても多いのが特徴です。

また、一つの問題に対しての解説が非常に詳しく、

・何について問われているか
・メモ
・まとめ
・解答例

といった構成で説明がされています。

内容をよく理解し、一つ一つの解答例を暗唱していくようにしましょう。

そしてその後は志望する大学の過去問などを解くようにして下さい。

 

 

 

 

 

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