と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「2025年名古屋学芸大学国語入試対策完全ガイド:問題傾向と最適な勉強法で合格を勝ち取る」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
名古屋学芸大学の国語の配点、試験範囲、難易度は?
ア 名古屋学芸大学国語の配点は?
→2科目型では国語の配点割合が高くなる
名古屋学芸大学の英語は多くの学部で試験科目となっています。
学部ごとの配点は「大学受験パスナビ」で確認してください。
イ 名古屋学芸大学国語の難易度・解答時間・出題範囲は?
→難易度は標準レベル
名古屋学芸大学の国語は現代文2題のみ(評論)の出題となっています。(解答時間は60分です)
そして一般選抜前期では全問マークシート方式による選択式が採用されています。
また、出題内容は、
となっています。
そして名古屋学芸大国語の難易度は標準レベルです。
ただし、問題量が多いのでテンポよく解く必要があります。
基本的には1題30分(見直し時間含む)で解くことを目標としてください。
名古屋学芸大学国語(2022)の過去問分析は?
なお、下で解説している問題は一般選抜前期2月6日実施分(2022)の問題となっています。
ア 2022年名古屋学芸大学国語(第1問・現代文)
→内容は読み取りやすい文章であった
第1問は「爆発、丸石神、グラン=ギニョルな未来」がテーマの現代文(評論)でした。
文章量は長めですが、比較的話の内容はつかみやすいです。
また、先に問題文を読んでから本文を読むようにすると、より効率的に読み進めることができます。
問1は漢字の読み書きですのでここでしっかりと点数を取るようにしましょう。
問2は語句の意味を問う問題です。
現代文の問題を解いているときに意味の分からない語句が出てきたら、その都度辞書などで調べる習慣をつけるようにしましょう。
問3は空所補充問題です。
空欄の前後をよく読み、話の流れに合うものを選べるようにしましょう。
問4は内容説明問題です。
第4段落の「人間は世界の主役」、「学問や芸術の担い手としての人間」、「人間が主体となって世界の蒙昧に挑み、自己をいきいきと表現する」が解答の根拠となります。
問5は理由説明問題です。
傍線部(2)の前文の「このように考えれば、~」および第1段落の「芸術のあつかう時間と~」が解答の根拠となります。
問6は内容説明問題です。
傍線部(3)の前文の「ギリシア・ローマを生きる「人類」から~」が解答の根拠となります。
問7は空欄補充問題です。
第7段落の「芸術を人類学的に考察するのではなく、~」が解答の根拠となります。
問8は理由説明問題です。
傍線部(5)の次の文の「すでに見てきたとおり、~」が解答の根拠となります。
問9は内容一致問題です。
第8段落の内容が選択肢③と一致します。
イ 2022年名古屋学芸大学国語(第2問・現代文)
→解答の根拠は傍線部の前後に書いてあることが多い
第2問は「文明の災禍」がテーマの現代文(評論)でした。
第1問と同様、文章量は長めですが比較的話の内容はつかみやすいです。
問1は漢字の読み書きですのでここでしっかりと点数を取るようにしましょう。
問2は接続詞を答える問題です。
文と文との関係(順接、逆接など)を意識しながら読んでいくといいでしょう。
問3は空所補充問題です。
空欄の前後をよく読み、話の流れに合うものを選べるようにしましょう。
問4は内容説明問題です。
第1・2段落の内容が解答の根拠となります。
問5は理由説明問題です。
第4段落の「これらのことは、近代化のすすんだ~」および第5段落の「気持ちのどこかに、~」が解答の根拠となります。
問6は内容説明問題です。
第6段落の「個人の形成、~創造について語りはじめた。」が解答の根拠となります。
問7は内容説明問題です。
第11段落には問題点が、第12段落には果実について書かれています。
問8は内容一致問題です。
選択肢3と第13~15段落の内容はほぼ同じ内容を言っています。
名古屋学芸大学国語の入試対策、おすすめ参考書は?
名古屋学芸大学国語の入試対策の基本的な流れとしては以下の通りです。
ア 高3の1学期まで
→漢字の暗記や語彙力のアップがメイン
高3の1学期は漢字や語句の暗記をメインに行い、夏休みから読解の練習ができるように勉強を進めていきましょう。
また、共通テストを受験する場合や他の大学を受験する場合は古文・漢文が必要になりますので、そちらの対策も並行して行うようにしてください。
①現代文
・語彙力のアップ:「現代文キーワード読解」
・現代文の読み方を学ぶ:「ゼロから覚醒はじめよう現代文」
・「入試漢字マスター1800+」などで漢字の読み書きの勉強をする
②古文
・古文単語の暗記:「読んで見て覚える重要古文単語315」
・古典文法の復習:「富井の古典文法をはじめからていねいに」、「基礎からのジャンプアップノート古典文法」を解く
・古文常識の復習:「源氏でわかる古典常識」を読む
③漢文
・漢文句法の暗記:「漢文ヤマのヤマ頻出重要句法66」、「基礎からのジャンプアップノート漢文句法」を解く
イ 夏休み
→基本的な問題集を使って読解のしかたを学ぼう
夏休みからは本格的に文章読解の練習をしていきます。
いきなり入試レベルの問題を解くのではなく、最初は基本的なレベルのものからやっていくといいでしょう。
①現代文
・基本レベルの問題集を解く:「入試現代文へのアクセス基本編」
②古文
・古文読解の勉強をする:「富井の古文読解をはじめからていねいに」、「古文上達基礎編読解と演習45」を解く
③漢文
・漢文の問題に慣れる:「漢文道場基礎編」を解く
ウ 秋~入試直前
→できるだけ多くの問題を解いて実践力をつけていこう
秋以降は問題演習がメインとなります。
まずは共通テストの過去問を解き、共通テスト模試に備えていきます。
その後は応用レベルの問題集を解いたり、記述対策の問題集を解いたりして実践力をつけていきましょう。
①現代文
・共通テスト対策問題集を解く
・応用レベルの問題集を解く:「入試現代文へのアクセス発展編」
②古文
・共通テスト対策問題集を解く
・応用レベルの問題集を解く:「岡本梨奈の古文ポラリス1・2」
③漢文
・共通テスト対策問題集を解く
最後の仕上げに過去問演習に入ります。
まずは名古屋学芸大学の問題を解き、それが終わったら他の大学の過去問を解くといいでしょう。(古文・漢文などは全訳がついている大学の問題を解くのがおすすめです。)
問題をたくさん解くことで実践力が身についていきます。
名古屋学芸大学一般入試合格個別指導コースについて
当塾では名古屋学芸大学を一般入試で受験予定の高校3年生を対象とした「私立大学・短大入試対策個別指導コース」がございます。
*現在高1・2年生の方は「高1・高2定期テスト・大学入試対策個別指導コース」から始まり、高3時に「私立大学・短大入試対策個別指導コース」に切り替わるようになります。
このコースの対象となる人は、
・学校推薦型選抜での名古屋学芸大学受験も視野に入れている人
です。
そして、当塾の指導プランとしては
②高3 英語・国語・社会などの入試対策及び過去問演習
となっております。(当塾では英語・国語を優先して指導し、それらが合格レベルに達した後で他の教科の指導をいたします。)
名古屋学芸大学に合格したい方、受験を考えている方に合った指導をさせていきます。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00