と思っている高校生や浪人生のみなさん！
今回は「名城大数学(2024)の入試難易度、過去問の傾向や対策は？」についてみていきますよ。
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名城大学数学（2023･薬､理工､情報工）の問題傾向･難易度･解答速報は？
ここでは、「全国大学入試問題正解（数学･私立大学編）」に掲載されている学部について問題を分析しています。
A 全体の講評（3教科型A方式･共通テストプラス型F方式）
名城大学の数学は全部で3問が出題され、うち1題が空所補充形式で、残りの2題が記述式となっています。
また、試験時間は情報工・理工学部（数Ⅰ･A･Ⅱ･B･Ⅲ）が90分、薬学部（数Ⅰ･A･Ⅱ･B）が60分となっていますが、時間的には余裕があります。
そして、よく出る単元は、微積、確率、ベクトル、数列、図形と方程式です。
難易度も標準レベルのものが多いため、典型問題を確実にマスターし、その後は数多くの過去問を解いていくといいでしょう。
そのため、黄チャートで解法暗記をしたら、できるだけ多くの過去問を解いていくといいでしょう。
そうすることによって思考力が身に付き、名城大の問題に対応できるようになります。
「名城大学入試問題(数学)解答速報」はこちら（2023年）
B 薬学部
薬学部は出題範囲が数Ⅰ･A･Ⅱ･Bで大問は全部で3問です。
第1問 小問集合
(1) 必要・十分条件（数学Ⅰ）
数直線を書いて考えていくと求めやすいです。
(2) 数列（数学B）
等比数列の性質および解と係数の関係を使って求めていきます。
第2問 図形と計量（数学Ⅰ）
(1)･(2)は余弦定理を使って求めていきます。
(3)はNからACに垂線を引いて考え、最後は正弦定理を使って外接円の半径を求めます。
第3問 指数･対数関数、積分法（数学Ⅱ）
(1)は指数関数の性質からaの値を求めていきます。
(2)は接線および法線の式を求め、そこから交点を求めていきます。
(3)は定積分で面積を求めていきます。
【問題講評】標準レベルの問題が多い。解答時間が短いのでテンポよく解くようにすること。
C 理工･情報工学部
理工･情報工学部は出題範囲が数Ⅰ･A･Ⅱ･B･Ⅲで大問は全部で4問です。
第1問 小問集合
(1) 複素数平面（数学Ⅲ）
ド・モアブルの定理を使って求めていきます。
(2) 確率（数学A）
場合分けをして漏れなく答えを出すようにしましょう。
第2問 空間ベクトル（数学B）
(1)は内積の式からa､bの値を求めていきます。
(2)はベクトルを用いた三角形の面積の公式を使うと簡単に計算ができます。
(3)は四面体の体積を2方向から考えて求めていきます。
第3問 積分法（数学Ⅲ）
(1)は回転体の体積を求める問題です。
(2)は(1)で求めた式を平方完成して求めます。
第4問 軌跡と領域（数学Ⅱ）
(1)は直線と円の交点を求めていきます。
(2)は最大値になるのは、原点および(1,1)を通る直線と円の交点の場合です。
(3)は点と直線の距離から求めていきます。
【問題講評】標準レベルの問題が多い。時間配分に気を付けて、解ける問題から解くようにすること。
名城大学数学(2024･薬､理工､情報工)の入試対策、おすすめ参考書は？
名城大学数学の入試対策の基本的な流れとしては以下の通りです。
A 高1･2
①定期テストに向けて勉強をして、数学の基礎固めをする
英語と数学は量が非常に多い科目です。そのため、高1･2のうちからしっかりと勉強をしておかないと、高3になってからが大変になってきます。テストで最低でも80点以上は取れるように学校教材の内容を完璧に仕上げるようにしましょう。
②高2の終わりまでに「黄チャート」のⅠAⅡBCの解法暗記を終える
数学が苦手な人は「白チャート」でも可。
B 高3（基礎固め期）
①高3の1学期までに「黄チャート」の数Ⅲの解法暗記を終える
C 高3（問題演習期）
①共通テストの過去問、予想問題集を解く（共通テスト受験者のみ）
②名城大学の過去問を解く（最新版の赤本は毎年8月に発売されます。）
【まとめ】名城大数学(薬､理工､情報工)の難易度や問題傾向、勉強法のポイントとアドバイス
今回の「名城大数学(2024)の入試難易度、過去問の傾向や対策は？」についてのまとめです。
・まずは「黄チャート」をマスターするようにしよう
・典型問題はパッと解き方が思いつくようになるまで繰り返し練習しよう
・直前期は過去問レベルの問題を数多く解くようにしよう
名城大の数学は基本～標準レベルの問題が中心です。
そのため、まずは試験範囲の基本的な内容を完璧にマスターするようにしよう。