東京学芸大学合格体験記<共通テスト対策に力を入れたYさん>

 

 

たま吉
東京学芸大学に合格するための方法を知りたいニャー

 

と思っている高校生や浪人生のみなさん!

今回は「東京学芸大学合格体験記<共通テスト対策に力を入れたYさん>」についてみていきますよ。

 

 

 

 

✓内容

「東京学芸大学に合格するための勉強法」について知りたい高校生や浪人生向けの記事です。

 

✓対象となる人

東京学芸大学に合格したい高校生や浪人生

 

✓結論 

「東京学芸大学に合格するための勉強法は?」→共通テスト対策をメインとした勉強をすること

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

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東京学芸大学とはどのような大学か?

【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!東京学芸大学に合格した生徒への塾での指導内容は?

 

 

 

たま吉
東京学芸大学とはどのような大学なのかニャー?
モモ先生
東京都にある国立大学で、学校の先生などを目指す人向けの大学ですよ。

 

 

ア 東京学芸大学とは?

→東京都にある国公立大学で教育学部のみの単科大学

 

東京学芸大学は東京都小金井市にある国立大学です。

学部は教育学部のみの単科大学で、「学校教育教員養成課程」と「教育支援課程」の2つのコースに分かれています。

そして、学校教育教員養成課程は、幼児教育専攻、義務教育専攻(小・中学校の教員)、特別支援教育専攻、養護教育専攻の4つに分かれ、教育支援課程はカウンセリングコース、情報教育コース、ソーシャルワークコースなどに分かれています。

卒業先の進路は、学校の先生や市役所などの官公庁がメインですが、民間企業に就職する人もいます。

 

たま吉
学校の先生になりたい人がメインで通う大学だニャー

 

 

イ 東京学芸大学の入試形態は?

→大きく一般選抜、学校推薦型選抜の2つがある

 

東京学芸大学の入試形態は大きく、一般選抜、学校推薦型選抜の2つがあります。(他に国際バカロレア選抜やスーパーアスリート選抜などもあります。)

そしてそれぞれの入試形態は、

①一般選抜 共通テスト+二次試験
②学校推薦型選抜 調査書(内申点など)+小論文+面接など *学科によって試験科目は異なります。

となっています。

 

多くの人は一般選抜で受験しようと考えていると思いますが、実は学校推薦型選抜を狙うのがおすすめです。

それは、学校推薦型選抜は、

・二次試験がない(面接はある)
・一般選抜よりも早く合格できる
・受験のチャンスが増え、合格できる可能性が増える

といったメリットがあるからです。

 

ただ、学校推薦型選抜を出願できる条件として、一定以上の内申点が必要になります。

これはつまり、高1~高3の1学期までの定期テストで高得点を取ることが求められますので、普段からコツコツと勉強するようにしましょう。

 

モモ先生
共通テストだけでなく内申点も大事になってきますよ。

 

 

東京学芸大学の一般入試の科目や配点は?

 

 

たま吉
東京学芸大学の一般入試について知りたいニャー
モモ先生
全体的に共通テストの配点が高めですよ。

 

 

ア 東京学芸大学の一般選抜の配点は?

→学部によって配点や試験科目は大きく異なる

 

愛知教育大学は国立大学であるため、共通テストの受験が必須になります。

共通テストでは英語(200点)・数学(200点)・理科+社会(300点)・国語(200点)・情報(100点)が試験科目になるため、どの科目も満遍なく仕上げる必要があります。(合計で1000点満点)

 

また、二次試験はみなさんが志望する科に関する科目が試験科目となっています。

なお、科によっては実技や小論文、面接などもあるため、それらの科目に向けた対策もするようにしましょう。

 

たま吉
バランスのよい勉強が必要なんだニャー

 

 

イ 東京学芸大学の二次試験の教科は?

→学科によって試験科目は大きく異なる

 

次に二次試験の試験科目についてみていきます。

基本的には専攻する教科がそのまま二次試験の科目になります。

例えば、国語を専攻する場合は、二次試験で国語が試験科目になります。

ただ、一部の専攻では面接、小論文、実技などが試験科目になることもあります。

数学や理科の教科は差がつきやすいですが、それ以外の教科や総合問題の場合は二次で差がつきにくいですので、共通テストの出来が合否に左右するといえます。

 

モモ先生
共通テスト対策を重視した勉強をするのがおすすめですよ。

 

 

東京学芸大学一般入試合格に向けた指導内容、勉強法は?

 

 

たま吉
東京学芸大学合格に向けてどんな勉強をしていけばいいのかニャー?
モモ先生
ここでは当塾に通っていたYさんの合格体験記を紹介していきますよ。

 

 

ア 東京学芸大学一般入試合格に向けた対策、勉強法①(Yさんの開始状況)

 

*以下の内容は旧共通テスト時代のものです。

Yさんは中3の秋からとよはし練成塾に入塾しました。

まずは高校入試に向けた指導をし、無事に第1希望の高校に合格した後は数学の指導を中心に行いました。(なお、英語は小さいころから英会話教室に通っていることもあり得意科目でした。)

ですが、高校で習う内容は非常に多く、また難易度の高い問題もあるため、なかなか成績が伸びずにいました。

そこで、万が一数学で点数が取れなかったとしても、他の教科でカバーできるように、地理や世界史、理科基礎などの勉強法のアドバイスもしていきました。

共通テストは総合点勝負ですので、どの教科も万遍なく勉強するように伝えました。

 

 

イ 東京学芸大学一般入試合格に向けた対策、勉強法②(数学の指導方法)

 

Yさんは文系の生徒で、数学は共通テストのみ使います。

一方で、学校で使っている数学の参考書の「青チャート」は、難関理系国公立大を志望するための教材で非常に難易度が高いです。

そのため、Yさんは青チャートレベルの問題を解くのに苦戦していました。

そこでとよはし練成塾では、基本に戻って、易しめの教材である「フォレスタ(塾教材)」を使いました。

フォレスタは教科書レベルの問題が一通り載っている問題集です。

また、共通テストも問題自体は難しいですが、教科書レベルの知識があれば解くことはできます。

 

そのため、塾では典型問題を確実にできるようにするように指導をしていきました。

そして、問題集の進め方としては、

①問題を解く
②できなかった問題の番号に〇をつける
③解説を読み、理解する
④後日解きなおす

の順で行いました。

最初の方は、解き方を忘れてしまっている問題が多かったですが、繰り返し解くうちに少しずつできる問題が増えてきました。

 

モモ先生
数学はまずは基本レベルの問題集から取り組むといいですよ。

 

 

 

 

 

 

ウ 東京学芸大学一般入試合格に向けた対策、勉強法③(共通テスト対策)

 

「フォレスタ高校数学」で基礎固めをした後は、共通テスト対策の問題集を解いていきました。

とはいえ、共通テストの過去問では難易度が非常に高いため、「ベストセレクション 大学入学共通テスト数学重要問題集」のようなやや易しめの問題集を使って対策をしていきました。

そして、問題集の解き方は、先ほど紹介したフォレスタと同じで、

①問題を解く
②できなかった問題の番号に〇をつける
③解説を読み、理解する
④後日解きなおす

の順で行いました。

フォレスタで基礎をしっかりと固めていた分、スムーズに解き進めることができました。

数学が苦手な人は、無理に難しい問題集をやらずに基礎固めに徹したほうが、結果的に高得点を取ることができます。

 

たま吉
難しい問題集を解いても力がつくとは限らないんだニャー

 

 

 

 

エ 東京学芸大学一般入試合格に向けた対策、勉強法④(二次試験対策)

 

1月の共通テストを終え、よい結果を出すことができたAさんは余裕をもって二次試験の対策に臨むことができました。

Yさんの目指す、東京学芸大学の二次試験の試験科目は面接小論文です。

面接では、

・志望理由
・高校生活で頑張ったこと
・大学に入学後頑張りたいこと
・卒業後の進路、理想の教師像は?

といったことがよく聞かれます。

そこで、まずはこれらに対する答えが言えるように台本を書いてきてもらいました。

 

また、小論文対策としては、まずは東京学芸大学の過去問から始め、その後は他の教員養成系の大学の過去問(愛知教育大学)の問題を解いていきました。

面接も小論文も自分の意見を明確に書けていたので、スムーズに進めることができました。

 

モモ先生
できれば時間に余裕のある夏休みなどに一度仕上げておくことをおすすめしますよ。

 

 

 

 

 

 

オ 東京学芸大学一般入試合格に向けた対策、勉強法⑤(合格発表後)

 

しばらくして合格発表があり、無事に合格をすることができたYさん。

本人は将来、特別支援学校の先生になりたいようですので、次は教員採用試験に向けて勉強していくことになります。

4月からは大学生として新しい人生が始まりました。

大学で4年間しっかりと学び、立派な社会人になってほしいと思います。

 

 

 

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