と思っている高校生のみなさん!
今回は「【教育学部】小論文の頻出テーマ(2022)、回答例ネタ一覧、おすすめ参考書は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
- 1 【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例は?
- 1.1 ア【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例①(いじめ)
- 1.2 イ【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例②(教育格差)
- 1.3 ウ【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例③(不登校)
- 1.4 エ【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例④(学力低下)
- 1.5 オ【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例⑤(ICT教育)
- 1.6 カ【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例⑥(小学校の英語教育)
- 1.7 キ【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例⑦(アクティブ・ラーニング)
- 1.8 ク【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例⑧(9月入学制度)
- 1.9 ケ 教育学部の小論文でよく出る重要キーワード
- 1.10 コ 2022年度の教育学部の小論文のテーマ予想は?
- 2 【教育学部】小論文のおすすめ参考書は?
- 3 効率的に推薦入試<小論文・面接>の勉強をしたい方へ
【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例は?
ア【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例①(いじめ)
→いじめにどう対処し、どう解決に導いていくかを書くこと
【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例の一つ目は、「いじめ」です。
【いじめの変化】
①従来はいじめっ子が弱い者をいじめ、かつ外から見えやすかったため対策が比較的立てやすかった。
②現代のいじめは誰でもいじめたり、いじめられたりする可能性がある。また、いじめが外から見えにくく対策が立てにくい。さらに、インターネットを通じたいじめが増加している。
【対策】
①どんな理由があってもいじめは絶対に許せないという毅然とした態度を取ること
②状況を把握し、被害者と加害者の聞き取りを行う
③加害者の仕返しがないように、細心の注意を払うこと
動画授業 【小論文 頻出テーマ解説】いじめについて
イ【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例②(教育格差)
→親の所得の格差によって、学力格差や教育機関の格差が生じること
【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例の二つ目は「教育格差」です。
【背景】
①ゆとり教育による学校教育の授業数の削減
②国があまり教育にお金をかけない
【問題点】
①家庭や地域の経済力の差によって学力差が生まれ、それが所得格差にもつながってしまう。
②親の経済格差が子供にも受け継がれてしまう。
【対策】
①公立の学校のカリキュラムの充実、教員の指導力の向上、教員の増加
②私立学校の負担の軽減(奨学金など)
ウ【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例③(不登校)
→生徒が学校に行かなくなってしまうこと
【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例の三つ目は「不登校」です。
【背景】
①家庭環境 金銭的問題、介護、家庭内不和など
②人間関係 いじめや仲間外れなど
【対策】
①生徒一人一人に合わせた個別の対応やきちんと向き合うことが教師には求められる
②スクールカウンセラーなどが専門的なアドバイスを行う
エ【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例④(学力低下)
→どのような対策を立て、学力向上を図っていくかを書くこと!
【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例の四つ目は「学力低下」です。
【原因】
①ゆとり教育による授業時間・内容の削減
②家庭環境の変化:両親が共働きで子どもの面倒を見れない、スマホなど「遊び」の増加
③大学の乱立:努力しなくても大学に入れるようになったため、勉強しない子供が増えた
【対策】
①きめ細かな指導で、基礎・基本や自ら学び自ら考える力を身に付ける
②学ぶことの楽しさを体験させ、学習意欲を高める
③熱心に学ばないと卒業できない仕組みにしたり、就職時に今まで以上に学業成績を重視するなどして、学ぶことの意義を高めるようにする。
オ【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例⑤(ICT教育)
→タブレット端末や電子黒板を使った授業
【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例の五つ目は「ICT教育」です。
【メリット】
①音声や映像を伴って授業が受けられるため、楽しく授業ができる
②ネットワークを通じて双方向の情報のやりとりが可能
【デメリット】
①子供がタブレットの操作に夢中になって、かえって授業に集中できなくなる
②ノートを書かなくなるので、字を書いて覚えることがなくなり、分かった気になってしまう
③自分の頭で考える習慣が少なくなる
カ【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例⑥(小学校の英語教育)
→2020年度から小学校3年生から英語の授業が開始!
【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例の六つ目は「小学校の英語教育」です。
【背景】
①グローバル化が進んで、外国人と接する機会や日本人が海外で働くことが増え、英語の必要性が高まったため。
【メリット】
①早くから英語に触れることで、英語を話す・書くことなどの抵抗を減らすことができる。
②公教育で早期に実施することで、英語を学べる生徒と学べない生徒の差をなくすことができる。
【デメリット】
①英語に時間を取られ、国語教育がおろそかになってしまう。
②英語を教えることができる教員が足りない。
キ【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例⑦(アクティブ・ラーニング)
→生徒が自分から積極的に授業に参加するスタイル
【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例の七つ目は「アクティブ・ラーニング」です。
【アクティブ・ラーニングの例】
グループ学習、体験学習、問題解決学習、ディスカッション、プレゼンテーションなど。
【メリット】
①受動的な授業ではないため、自分の力で考えて、行動する力がつく
②「話す」力と「聞く」力が鍛えられる
【デメリット】
①授業に時間がかかりすぎて非効率
②消極的な性格の子どもが意見を出しにくく、授業に参加しにくい
③教師が一定の方向に答えを導いてしまうと、アクティブ・ラーニングの意味がない
ク【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例⑧(9月入学制度)
→9月に始まって、8月に学校の1年間が終わる制度
【教育学部】小論文の頻出テーマ、解答例の八つ目は「9月入学制度」です。
【背景】
①世界の主要の国の中で日本だけが4月入学の制度をとっているため、他の国に合わせる必要性がある。
②2020年の新型コロナウイルスによる長期間の休校期間でできなかった授業時間を取り戻す必要がある。
【メリット】
①海外の標準に合わせることで留学がしやすい
②世界的水準と同じになることで国際交流が盛んになる
③学校や教員が新学年度に向けての準備に時間がとれる
【デメリット】
①会計年度を4~3月から9~8月にするなど、社会システム全体を変える必要がある
②行事、入試などの変更を伴うため、学校現場が混乱する
③入学と卒業が半年遅くなり生活費が余分にかかる
ケ 教育学部の小論文でよく出る重要キーワード
上で紹介したキーワード以外で教育系を志望する人が知っておきたい用語をまとめました。
ゆとり教育 | 教科内容と授業時間数を削減して、余った時間を総合的な学習に当てた教育。学力低下の原因となった。 |
指導力不足教員 | 生徒を適切に指導できない教員 |
学級崩壊 | 子供たちが教師の言うことを聞かず、授業が成り立たない状態 |
小1プロブレム | 小1の生徒が集団生活になじめず、授業中じっとしていられない状態。 |
モンスター・ペアレント | 学校に対してクレーマーの様に振る舞う保護者 |
PISA | 国際学習到達度調査 |
習熟度別学習 | 生徒を学力に応じてグループ分けして授業を行うこと |
個食 | 子供が一人で食事をすること |
リカレント教育 | 社会人が必要に応じて学校に戻って再び勉強できるようにすること |
コ 2022年度の教育学部の小論文のテーマ予想は?
2022年度の教員養成系の小論文で出そうなテーマは以下の通りです。
・新型コロナ感染症流行が子どもの発達、学校教育にどう影響したか
・アクティブラーニング
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00
【教育学部】小論文のおすすめ参考書は?
ア【教育学部】小論文対策のおすすめ参考書・問題集①(教師という生き方)
→教師の仕事や役割を知ることで、イメージが湧きやすくなる
教育学部の大学を受験する人が最初に読むべき本は、「教師という生き方」です。
この本は、長年教員で働いていた著者の経験談に基づいて、
・生徒と向き合う
・教師としてのスキル
・変わる教室
といったことが詳しく書かれています。
そのため、この本を一冊読むことで、教員という仕事や心構えについてより分かるようになってきます。
イ【教育学部】小論文対策のおすすめ参考書・問題集②(教員採用試験完全突破!成功論作文)
→いじめ問題、ICT教育に関する知識を深めていこう
「教員採用試験完全突破!成功論作文」は本来は大学受験向けの参考書ではなく、教員を目指す人(教育学部の大学生など)向けの参考書となっています。
しかし、現状大学入試向けの教育に関する小論文の参考書があまりないため、私はこの本をおすすめします。
それは、この本は教育に関するテーマについて多く扱っているからです。
また、本の中身は、
・いじめ
・食育
・中1ギャップ
といった教育学部の小論文でよく出る問題について、模範解答例と書き方の流れやポイントなどが詳しく書かれています。
また、書き方の展開例がフローチャートになっているため非常に見やすく、どうやって書けばいいかもわかりやすくなるため、使いやすい参考書です。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00
効率的に推薦入試<小論文・面接>の勉強をしたい方へ
多くの学校では推薦入試対策を授業でやることはありません。
そのため、面接や小論文の対策は基本的にはみなさん自身でやる必要があります。
ですので、面接や小論文に対して不安な気持ちになるかもしれません。
そんな皆さんにおすすめする動画授業サービスがあります。
それが「スタディサプリ」です。
スタディサプリは「定期テスト対策」及び「大学入試対策」に関する授業はもちろんのこと、「面接対策」や「小論文対策」に関する授業も視聴することができます。
また月額料金も月額2,178円~とお得です。
スタディサプリは、
・独学で勉強をしているが勉強に不安がある
・塾に通っているが分からないところがある
・小論文の書き方や面接の話す内容について知りたい
といった方におすすめの動画サービスとなっています。
ちゃちゃ丸スタディサプリの使い方とおすすめ講座について知りたいニャー と思っている高校生のみなさん!今回は「【スタディサプリ】塾講師おすすめの高校講座や大学受験講座や[…]
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・タイトル名 「【教育学部】小論文の頻出テーマ(2022)、回答例ネタ一覧、おすすめ参考書は?」
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