と思っている高校生のみなさん!
今回は「【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
- 1 【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例は?
- 1.1 ア【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例①(ワークライフバランス)
- 1.2 イ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例②(非正規雇用)
- 1.3 ウ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例③(裁判員制度)
- 1.4 エ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例④(死刑制度)
- 1.5 オ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑤(格差社会)
- 1.6 カ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑥(一票の格差)
- 1.7 キ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑦(女性の社会進出)
- 1.8 ク【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑧(夫婦別姓制度)
- 1.9 ケ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑨(若者の政治参加)
- 1.10 コ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑩(少子化)
- 1.11 サ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑪(経済のグローバル化)
- 1.12 シ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑫(不況)
- 1.13 ス【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑬(企業の不祥事)
- 1.14 セ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑭(多数決制度)
- 1.15 ソ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑮(食料自給率)
- 1.16 タ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑯(高齢化)
- 2 効率的に推薦入試<小論文・面接>の勉強をしたい方へ
【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例は?
ア【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例①(ワークライフバランス)
→仕事と生活の調和をはかる考え方
【背景】
①日本人男性の労働時間は世界最長で、そのため家事や育児に参加できない男性が多い。
②女性の社会進出が活発化し、働く女性にとって家事や育児の両立が大変。
【対策】
①業務の効率化などの労働時間の削減
②仕事と育児・介護等を両立させる柔軟な働き方を促進する
→例 テレワークやフレックスタイム制,短時間勤務制度の導入
イ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例②(非正規雇用)
→派遣・パート・アルバイトなどで働く人
【背景】
①平成期の不況を乗り越えるために、各企業が人件費の削減をすべく、正社員の採用を抑制し,非正社員を増やした。
【問題点】
①正規雇用者に比べ、所得が低く社会保険などの待遇も不十分。
②雇用形態が短期契約のため不安定→結婚や出産をためらう人が増える。
【対策】
①正規雇用者と非正規雇用者の賃金の格差を縮小する。
②ワークシェアリングなどを行い、非正規雇用者を正規雇用者にする。
ウ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例③(裁判員制度)
→刑事裁判に、国民から選ばれた裁判員が参加する制度
【効果】
①司法の場に市民感覚が活かせる。
②国民の司法や法への意識が高まる。
【問題点】
①裁判員の負担が大きい(守秘義務が課せられる、長時間拘束されるので仕事への支障が出るなど)
②死体の写真を見るなど、裁判官の過度の精神的ストレスを受けやすい。
③マスメディアの報道などで裁判員の下す量刑が左右されることもある。
エ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例④(死刑制度)
→賛成か反対の立場を明確にして書くこと!
【賛成の場合】
①死刑は犯罪を抑止する効果がある
②国民の多くが死刑存続を支持している
【反対の場合】
①無実の人の命を奪ってしまう可能性がある。
②重大犯罪者であっても人権があり、むやみに命を奪うべきではない。
動画授業 【小論文 頻出テーマ】 死刑制度について
オ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑤(格差社会)
→富裕層と貧困層に二極化された社会
【背景】
①成果主義や能力主義が導入され、賃金に差が出た。
②非正規労働者の増加。
③グローバル化や市場経済が進展し、アメリカ型の競争主義の導入を進める企業が増えた。
【問題点】
①貧困層が増え、犯罪が増えるなど社会が安定しなくなる。
②格差が世代を超えて固定されてしまう。
【対策】
①働き方改革や同一労働同一賃金などの改革を行う。
②累進課税などで富裕層の税を強化し、税による再分配機能を強化する。
③職業訓練による技能向上や高等教育の無償化を行い、格差社会で生き抜く力を養う支援を行う。
カ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑥(一票の格差)
→選挙区の有権者数によって、一票の持つ価値が変わってしまうこと
【問題点】
①憲法の保障する「法の下の平等」に反する。
②地方で票を集めるために高齢者に優しいマニフェストを公約にしてしまう。
【対策】
①アダムス方式(各都道府県の人口に応じて議席が分配する方法)など、抜本的な仕組みの見直しが必要。
キ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑦(女性の社会進出)
→男女分業観が根強く残る現状を踏まえて書くこと!
【現状】
①女性の高学歴化、社会進出が進むも、社会で働くことの障壁がなかなか改善されていない。
②出産や育児後の職場復帰が難しい。
③欧米に比べて管理職の立場にある女性の数は少ない。
【対策】
①性別による役割分担の意識を改め、女性の社会進出を進めること。
②出産・育児、介護をしながら働ける環境を整えること。
③女性の管理職を増やしたり、男性の育児参加を推奨する取り組みを進めること。
ク【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑧(夫婦別姓制度)
→夫婦が別々の姓を名乗ることを可能とする制度
【背景】
①世界の主要の国の中で日本だけが4月入学の制度をとっているため、他の国に合わせる必要性がある。
②2020年の新型コロナウイルスによる長期間の休校期間でできなかった授業時間を取り戻す必要がある。
【メリット】
①結婚後も書類やカードなど、名義を変更する手間が省ける
②夫婦間で不公平感がなくなる
【デメリット】
①夫婦間、家族間の繋がりが乏しくなり、離婚などの原因になる
②結婚したことが周囲に伝わりにくい
ケ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑨(若者の政治参加)
→若者の政治への関心の低さが問題になっている!
【原因】
①政治に対する期待が薄れているため。
【問題点】
①高齢者に有利な政治が行われやすくなる危険性がある。
【対策】
①行政による啓発活動、教育を通じて若者に選挙の必要性を感じさせること。
②インターネットでの投票を活用し、選挙への敷居を低くする。
コ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑩(少子化)
→全人口に対して15歳未満の人口の比率が低くなること
【背景】
①女性の社会進出による晩婚化や未婚化。
②非正規雇用者の増加により安定した収入が確保しづらくなり、結婚にためらう人が増加している。
【問題点】
①労働力が不足し日本経済が停滞する可能性がある。
②税金や社会保障に関する負担が増加する。
③同世代の子どもたちの交流機会が減少する。
【対策】
①育児休業制度の整備、保育所の充実、男性の育児休暇を義務付けるなどの子育てのしやすい環境づくり。
②非正規雇用者の正規雇用などの若年層の雇用対策。
サ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑪(経済のグローバル化)
→経済活動が地球規模で展開する動き
【メリット】
①企業が事業規模を拡大できる。
②人件費の安い外国に生産拠点を移すので生産コストの削減が可能。
③商品の移動が自由になり、消費者は外国の商品を購入できるようになる。
【デメリット】
①国内の生産拠点が減り、産業の空洞化になる危険性がある。
②国際的なつながりが強くなり、ある国(地域)の経済危機が世界中に影響を与えてしまう。
シ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑫(不況)
→景気後退ののちに経済活動が停滞すること
【問題点】
①企業は収益が悪化し、場合によっては倒産してしまう可能性がある。
②労働者は賃金が下がったり、仕事がなくなる可能性がある。
③政府の税収が下がり、行政サービスの質が低下する。
【対策】
①財政政策や金融政策を通して有効需要を生み出す。
②小さな政府を目指したり規制緩和を行う。
ス【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑬(企業の不祥事)
→企業が社会の信頼を失墜させる出来事
【具体例】
①企業(従業員)の犯罪行為や不正行為、商品の欠陥、セクハラ・パワハラなど
【原因】
①経営者や従業員のモラル低下やミス
②株主や顧客、消費者を無視したり軽視したりした行動をとる
【対策】
①利害関係者を重視した活動が行える仕組みを整えること
②従業員のモラル向上とミス防止策の徹底
③不祥事の隠蔽防止策を講じること
セ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑭(多数決制度)
→賛成者の多い意見によって物事を決めること
【メリット】
①多くの人間が納得できるので、公平性を保つことができる
【デメリット】
①少数派の意見が通らない
②意思決定するまでに時間がかかる
ソ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑮(食料自給率)
→国内で消費されている食料のうち、国内で生産されている割合
【背景】
①米食からパン食への食の欧米化
②関税が低く安い外国産の食料品を輸入しやすい
【問題点】
①世界の人口が増加すると食料需要が増加し、安定して輸入に頼ることが困難になる
【対策】
①輸入に頼るのではなく、国産の農作物を積極的に取り入れる
②食品ロスをなくし、食べ物の消費量を減らす
タ【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例⑯(高齢化)
→全人口に対する高齢者の比率が相対的に高くなること
【背景】
①医療技術の発達などにより、高齢者の死亡率が低下していること。
②晩婚化や未婚化などにより若年層の人口が減っていること。
【問題点】
①高齢者を支えるために若年層の税金や社会保険の負担が増加する。
②高齢者中心の政治が行われやすくなる。
【対策】
①少子化対策や労働環境の改善をすることで子供を産みやすい環境を整える。
②現役世代の負担増や、高齢者医療費の個人負担増、年金の減額などを行う。
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ちゃちゃ丸スタディサプリの使い方とおすすめ講座について知りたいニャー と思っている高校生のみなさん!今回は「【スタディサプリ】塾講師おすすめの高校講座や大学受験講座や[…]
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・タイトル名 「【社会科学系】小論文の頻出テーマ・ネタの回答例は?」
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