と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「愛知工業大学合格体験記(学校推薦型選抜で合格した工業高校生Y君の勉強法)」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
愛知工業大入試過去問分析・教科別勉強法
①愛知工業大英語 | ②愛知工業大理系数学 | ③愛知工業大物理 | ④愛知工業大化学 |
⑤愛知工業大推薦入試対策 |
愛知工業大学の入学試験とは?
愛知工業大学は名前の通り愛知県にある工業系の大学です。
キャンパスは豊田市と名古屋市にあり、学部は工学部・経営学部・情報科学部の3学部があります。
中部地方の私立大学(理系)の中では難易度の高い大学です。
また、愛知工業大学の入試形態は、大きく学校推薦型選抜と一般選抜に分かれます。
さらに細かく見ていくと、推薦入試は、
・スポーツ推薦
・女子学生推薦
・工学部推薦
に分かれています。
一方、一般選抜は、
・共通テスト利用入試
・共通テストプラス入試
に分かれています。
愛知工業大学の推薦入試で合格するメリットは?
また、大学の推薦入試(学校推薦型選抜)を受験し、合格するメリットはいくつかあります。
それは、
・入試からのプレッシャーに早く解放できる
・勉強の負担が少なくてすむ(面接、小論文などと科目数が少ない)
・卒業前後に慌てなくて済む
・ほぼ合格できるので心理的に安心できる
といったことです。
特に専門学科(工業科など)に通う生徒の場合、
・クラス全体が年内にほぼ進学先・就職先が決まる
といったことがあるため、早めに進路が決まっていないと気持ち的に焦ってしまいます。(自分だけが受かっていないというプレッシャーも出てきます)
また、早めに進路が決まっていれば、学校を卒業する前に自動車学校に通うことができるため卒業後スムーズに事が進みます。
このように、学校推薦型選抜で合格するメリットはたくさんあるのです。
工学部の大学狙いなら普通科よりも工業高校の方が有利
ここでは、普通科と工業科の違いについてみていきます。
一般的に普通科は、
・勉強する内容が深い
といった特徴があります。
一方で、工業科は、
・専門的な内容を勉強する
といった特徴があります。
このため、大学に進学するなら普通科でしょ?と思う人もいるかもしれませんが、実は工業高校から推薦で入る方が入りやすいのです。
その理由は、
・普通科に比べて比較的内申が取りやすい
・資格も取れて就職もしやすい
といったことがあるからです。
一般入試と推薦入試では、推薦入試の方が受かりやすいです。
それは、一般入試の場合は、「英語+数学+理科1~2科目」必要であるのに対し、推薦入試の場合は出願条件さえ満たせば、入試自体は「面接+小論文」などで済むからです。
また、一般入試に比べて推薦入試は倍率も低く、特に指定校推薦ではほぼ合格できるため、非常にお得です。
ただ、工業高校の場合は工学部系以外の指定校推薦枠はほぼないため、進路が限られてしまいますので注意してください。
愛知工業大学学校推薦型選抜合格の指導内容、勉強法は?
ア 愛知工業大学学校推薦型選抜合格に向けた対策、勉強法①(Y君の開始状況)
Y君は中1の4月からとよはし練成塾に入塾しました。
Y君は早い時期から工業高校に行きたいと思っていました。
工業高校に進学後は、定期テストの勉強を頑張りつつ、資格・検定試験に合格するための勉強を頑張りました。
毎日コツコツと勉強していた結果、Y君は在学中に危険物取扱者乙種や電気工事士などに合格することができました。
そして高校3年生になるとY君は愛知工業大学へ向けての勉強を始めていきます。
最初は指定校推薦を狙っていましたが、他の生徒との兼ね合いもあり、「一般推薦入試」と「工学部推薦入試」の2つを受験することに切り替えていきました。
なお、この2つの入試は、
*内申3.4以上+所定の資格所持者のみ受験可能
・工学部推薦入試 志望理由書+面接+口頭試問
という試験形態です。
イ 愛知工業大学学校推薦型選抜合格に向けた対策、勉強法②(志望理由書)
最初に対策したのはた志望理由書の作成です。
ここでは、「なぜ当校を志望したのか?」を中心に自分の考えを書くものとなっていました。
いい志望理由書を書くためには、自分の思いや考えを具体的に書く必要があります。
特に志望理由はその学校にしかない魅力・特徴を書かなければいけません。(どの学校でも通用するようなありきたりな文章ではNGです。)
そこは、オープンキャンパスに行った印象やパンフレットに書いてある内容をY君なりに解釈して書いていきました。
また、書いたものは何度も添削をし、最終的に筋の通って、かつ熱のこもった志望理由書になりました。
ウ 愛知工業大学学校推薦型選抜合格に向けた対策、勉強法③(面接)
次に行ったのは面接対策です。
面接では、
などがよく聞かれます。
また、面接では志望理由書の内容を元に問われます。
そのため、志望理由書の作成と同時に面接の対策をしていきました。
最初は愛知工業大学に入りたい理由をなかなか思いつくことができませんでしたが、パンフレットを読んだり、在校生(Y君のお兄さん)に聞いたり、オープンキャンパスでの出来事を思い出したりするなどしていきました。
面接では自分のことを話すことも大事ですが、相手(大学)のことをどれだけ知っているかをアピールすることも大切です。
そのため、普段から大学のことや学部のことなどに関する知識を深めていく必要があります。
また、他の質問内容もメモ書きしたものを塾で添削をするなどして仕上げていきました。
エ 愛知工業大学学校推薦型選抜合格に向けた対策、勉強法④(小論文対策)
また、一般推薦入試では小論文もあります。
基本的には工学系に関する質問ですが、そこまで専門的な知識が必要なものではありません。(愛知工業大学の入試ガイドには過去2年間に出た小論文のお題が載っています。)
ただ、それでもしっかりと準備しないと書けませんので、過去に出たテーマを一通り書けるようにしていきました。
最初は書いた文章をほとんど添削していましたが、次第に書くコツをつかんだのか、少しずつ上手に書けるようになりました。
(なお、当塾では、添削をしやすくするため、生徒が書いた文章を一度パソコンで入力してその上で添削をしています。)
オ 愛知工業大学学校推薦型選抜合格に向けた対策、勉強法⑤(試験の様子)
そして11月の中旬に愛知工業大学の推薦試験がありました。
一般推薦入試では、
②小論文 環境に考慮した機械はどういったものがいいか?
③口頭試問 判別式の定義、慣性の法則とは?など
といったような内容であったそうです。
試験が終わった直後に本人で感触を聞いてみると、まずまずできたということでしたのでよかったと思いました。
カ 愛知工業大学学校推薦型選抜合格に向けた対策、勉強法④(合格発表後)
しばらくして合格発表があり、無事に合格をすることができたT君。
発表後は大学から多くの宿題が出されました。(英語・数学・理科)
ただ、数学は数学Ⅰ~Ⅲまでの内容で、数学Bと数学Ⅲを学校で習っていないT君は苦戦しました。(もちろん大学では必須の知識となりますので、入学するまでに習得する必要があります。)
そこで、T君はチャート式を買って、それを見ながら問題を解いていきました。
4月からは大学生として新しい人生が始まりました。
大学で4年間しっかりと学び、立派な社会人になってほしいと思います。
愛知工業大学推薦入試合格個別指導コースについて
当塾では愛知工業大学を推薦入試で受験予定の高校3年生を対象とした「推薦入試・AO入試対策<志望理由書、小論文>個別指導コース」がございます。
*現在高1・2年生の方は「高1・高2定期テスト・大学入試対策個別指導コース」から始まり、高3時に「推薦入試・AO入試対策<志望理由書、小論文>個別指導コース」に切り替わるようになります。
このコースの対象となる人は、
・定期テスト対策をして内申点を上げたい人
・小論文や志望理由書の書き方を知りたい人
・面接で話す内容についてアドバイスが欲しい人
です。
なお、愛知工業大学に指定校推薦で合格するためには高い内申点が必要になってきますので、現状内申点が足りていない人は一般推薦や一般入試での受験も検討するようにして下さい。
そして、当塾の指導プランとしては
*長期休暇期間中などに随時面接対策もしていきます
②高3の夏休み以降 面接・小論文・志望理由書の指導
となっております。(なお、工業系・商業系の資格対策は対応できませんのでご了承ください。)
愛知工業大学に合格したい方、受験を考えている方に合った指導をさせていきます。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00