と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「2025年愛知工業大学物理入試対策完全ガイド:問題傾向と最適な勉強法で合格を勝ち取る」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
愛知工業大学の物理(2023)の問題傾向・難易度・解答速報は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!2025年愛知工業大学物理入試の問題傾向や難易度は?
なお、下で解説している問題は前期A方式(2023・1月27日)の問題となっています。
A 全体の講評
愛知工業大学の物理は全部で6問が出題され、試験時間が60分です。
また、入試の特徴としては、
②力学の割合が高め(原子は最近はほぼ出ていない)
③基本レベルの問題が中心
となっています。
そのため、リードLightノート物理で解法暗記をしたら、できるだけ多くの過去問を解いていくといいでしょう。
そうすることによって思考力が身に付き、愛知工業大の問題に対応できるようになります。
「愛知工業大学入試問題(物理)解答速報」はこちら(2023年)
B 第1問(小問集合)
第1問は小問集合の問題形式です。
(1) 力学
① 問題文にある情報を元に浮力の式を変形していきましょう。
② 力のつり合いの式およびばねの弾性エネルギーの式U=1/2kx2を使って求めていきます。
(2) 電磁気
③ W=qVの式に代入して求めていきます。
④ V=Edの式に代入して求めていきます。電場の向きは斜めではないので気を付けましょう。
(3) 電磁気
⑤・⑥ キルヒホッフの法則を使って求めていきます。
(4) 波動
⑦ 正弦波Aの5周期分が正弦波Bの4.5周期分にあたります。
⑧ うなりは振動数の差で求めることができます。
(5) 熱力学
⑨ 気体の状態方程式に加熱前・後の式をつくり求めていきます。
⑩ 気体Bの体積は加熱後は7/4倍になります。
【問題講評】解きやすい問題が多いが、よく理解していないと間違えやすい問題もあった。
C 第2問(力学)
第2問は力学の問題です。
(1)は跳ね返った直後の速さをV、最高点に到達したときの速さを0として考えましょう。
(2)は反発係数の式を使って、跳ね返る前の速さをV`、跳ね返った直後の速さをVとして考えます。
(3)は力積=運動量の変化を使って求めていきます。
(4)は2つの時間に関する式からそれぞれの時間を求めていきます。
【問題講評】力学は頻出単元。標準レベルの問題までやっておくようにしよう。
愛知工業大学物理(2024)の入試対策、おすすめ参考書は?
愛知工業大学物理の入試対策の基本的な流れとしては以下の通りです。
A 高1・2
①定期テストに向けて勉強をして、物理の基礎固めをする
ここでしっかりと勉強をしておかないと、高3になってからが大変になってきます。テストで最低でも80点以上は取れるように学校教材の内容を完璧に仕上げるようにしましょう。
②分からない内容は「大学入試坂田アキラの物理基礎・物理の解法が面白いほどわかる本」などの参考書を読んで理解を深める
③夏休みなどの長期休暇や模試前などに今まで習った内容の復習をする
定期テスト勉強以外にも定期的に復習をすることで、解き方などを覚えておくことができます。高2の秋以降の模試では理科や社会も試験範囲となりますので、そこまでにはある程度仕上げておくようにしましょう。
B 高3(基礎固め期)
①「大学入試坂田アキラの物理基礎・物理の解法が面白いほどわかる本」などの参考書を読んで理解を深める(+練習問題も解く)
物理のより深い内容を知りたい人は、「宇宙一わかりやすい高校物理」がおすすめです。
②「リードLightノート物理基礎・物理」の問題が完璧に解けるようにする
物理は基礎が大事ですので、まずは易しめの問題集をしっかりとこなすことから始めましょう。
C 高3(問題演習期)
①「良問の風物理」を解いて入試レベルの問題に慣れる
物理が得意になりたい人はここまでやっておくことが望ましいです。
②共通テストの過去問、予想問題集を解く(共通テスト利用入試を受験する場合)
③愛知工業大学の過去問を解く(最新版の赤本は毎年6月に発売されます。)
【まとめ】愛知工業大物理の難易度や問題傾向、勉強法のポイントとアドバイス
今回の「愛知工業大物理(2024)の入試難易度、過去問の傾向や対策は?」についてのまとめです。
・まずは「リードLightノート物理」などの基本レベルの問題集をマスターするようにしよう
・内容がわからない場合は「宇宙一」か「坂田アキラ」などの参考書を見て理解するようにしよう
・最後は過去問を解いて問題形式に慣れよう
愛知工業大の物理は基本~標準レベルの問題が中心です。
そのため、まずは「リードLightノート物理」を完璧に仕上げるようにしよう。