日本福祉大学英語（2023）の入試対策、過去問分析、おすすめ参考書や問題集は？

と思っている高校生や浪人生のみなさん！

今回は「日本福祉大学英語（2023）の入試対策と過去問分析、おすすめ参考書や問題集は？」についてみていきますよ。

✓内容

✓対象となる人

✓記事を書いた人　

日本福祉大学の英語の配点、試験範囲、難易度は？

ア　日本福祉大学英語の配点は？

→全ての学部で英語受験が可能

日本福祉大学の英語は、全ての学部で試験科目となっています。

学部ごとの配点は「大学受験パスナビ」で確認してください。

イ　日本福祉大学英語の難易度・解答時間・出題範囲は？

→難易度は基本～標準レベルが中心

日本福祉大学の英語は各方式ともに全問マークセンス方式で大問が5題です。（試験時間は60分です）

また大問別にみていくと、

となっており、文法・語彙問題の割合が高めとなっています。（2022年は(4)で会話文の問題が出題されました。）

そして日本福祉大英語の難易度は基礎～標準レベルです。

そのため、まずは英単語帳や英熟語帳で英単語や英熟語の意味を暗記し、次に文法問題集を解いて文法・語彙問題ができるようにしましょう。

そして、短い時間でサラッと長文が読めるようになるために、長文の速読練習も行うようにして下さい。

日本福祉大学英語（2022）の過去問分析は？

ア　2022年日本福祉大学英語（第1問・長文読解）

→解答の根拠となる部分を本文から探し出すクセを身につけよう

第1問は「二酸化炭素排出量」に関する内容の長文読解の問題でした。

なお、知識で解ける問題は、問1･2･5【単語】・問6【熟語】・問3･8【文法】です。

また、問4･7･9も傍線部の前後を読めばできますので、文脈に合った選択肢を選べるようにしましょう。

問10　以下解答の根拠となる文です。不正解の選択肢は明らかに違う部分があるので見つけやすいでしょう。

(1)　第2段落第1文「Carbon dioxide levels peak～」

(2)　第2段落第2文「The reprieve is temporary～」

(3)　第2段落第4文「‘’If we want to avoid～」

(4)    第3段落第3文「In 2015, countries signed～」

(5)　第6段落第1文「Also, pandemic lockdowns slowed～」

イ　2022年日本福祉大学英語（第2問・長文読解）

→第1問と同様、やや難易度の高い英単語が出てきた

第2問は「貧困と教育」に関する内容の長文読解の問題でした。

また、知識で解ける問題は、問1【単語】・問2･3【熟語】・問6･9【文法】です。

また、問4･5･7･8も傍線部の前後を読めばできますので、文脈に合った選択肢を選べるようにしましょう。

問10　以下解答の根拠となる文です。不正解の選択肢は明らかに違う部分があるので見つけやすいでしょう。

(1)　第1段落第3文「It is widely agreed～」

(2)　第3段落第2文「Absolute poverty is the absence～」

(3)　第3段落第5文「A poverty line commonly used～」

(4)    第4段落第1文「In contract, relative poverty is seen～」

(5)　第4段落第3文「By absolute poverty standards,～」

ウ　2022年日本福祉大学英語（第3問・文法語彙）

→こなれた日本語を同じ意味の言葉に置き換える力が必要

第3問は文法・語彙の問題です。

問題形式は一般的な空所補充問題ですが、日本語がややこなれたものが多いため、それを同じ意味の言葉に置き換える作業が必要になってきます。

例えば、２の「彼はいつもチームの足を引っ張る」では、「足を引っ張る」を「～を妨げる」と置き換えて考えないと、なかなか正解の選択肢を見つけることができません。

そのためできるだけ多くの問題を解いて、同じ意味の日本語に置き換えることができるようにしましょう。

(1)　「～を飛ばして読む」は「skipped」です。

(2)　「足を引っ張る（～を妨げる）」は「hold～back」です。

(3)　「手が離せない（忙しい）」は「busy」です。

(4)　withには「手段」の意味もあります。

(5)　「方向音痴だ（方向の感覚がない）」は「have no sense of direction」です。

(6)　「逆走する」は「drive the wrong way」です。

(7)　「（食品）が傷む」は「go bad」です。

(8)　「親知らず」は「one`s wisdom tooth」です。

(9)　「寝過ごす」は「oversleep」です。

(10)　「耳が遠い」は「hard of hearing」です。

エ　2022年日本福祉大学英語（第4問・会話文）

→短めの会話文問題が出題された

第4問は会話文の問題です。

会話文は5問ありますが、前半の2問は文法の知識が必要な問題、後半の3問は文脈から適切な会話文を選ぶ問題でした。

文脈から判断する問題については、空欄の前後の文章をよく読み、かつ話の流れに合った選択肢を選んでいくようにしましょう。

オ　2022年日本福祉大学英語（第5問・文法語彙）

→頭の中で考えず、並び替えた文を書いてみると解きやすい

第5問は文法・語彙問題でした。

問題形式は並び替え問題でした。

問題文の日本語や文法・熟語の知識を活かして単語を並び替えるようにしましょう。

ただ、他の大学とは違い、並び替える単語が飛び飛びになっているので難易度は若干易しめです。

(1)

・「ペラペラ」→「流暢に（fluently)」

・「まずやるべきことは」→the first thing you have to do

・「耳の訓練」→work on your listening comprehension ability

(2)

・「彼女が最も得意にしていたところは」→what she most excelled in

・「どんな難問でも」→however difficult it might be

・「たちどころに」→in a moment

また、問題を解く際には、「どうしてこの答えになるのか？」を意識しながら解くようにしましょう。

何となく解いているうちはなかなか力がついていきません。