と思っている中学生のみなさん!
今回は「高校受験 5教科別おすすめ勉強法【英語・数学・国語・理科・社会】」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【高校入試】1年間の勉強スケジュールは?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!高校受験5教科のおすすめ勉強法は?
高校入試の問題は年々難しくなっています。
それは、
・表やグラフを読み取る問題が多くなっている→数字などを分析する力が必要
といった特徴があり、以前と比べると知識があればできる問題は少なくなっています。
そのため、今までのように中3の夏休みから受験勉強を始めていたのでは到底間に合いません。
年々難しくなっている入試で高得点を取るにはに、中1・2のうちから受験勉強を始めることが大切です。
そして、時期ごとの勉強についてみていくと、
②中3の1学期~中3の夏休み:5教科の基礎固め
④中3の2学期:応用問題を解く
⑤中3の冬休み:過去問を解く+苦手単元の復習
⑥入試直前期・過去問を解く+苦手単元の復習、面接対策
となります。
基本的には、中3の夏休みが終わるまでに基礎固めを終え、秋に応用問題を解き、冬休み以降は過去問演習を中心に行うのが、入試勉強の基本的なスケジュールとなります。
【高校入試】教科別のおすすめ勉強法は?【英語・数学・国語・社会・理科】
ア 英語
→英単語や英熟語の暗記、英文法の理解などを完成させておこう
高校入試の英語は、
②英作文
③リスニング
④文法・語法問題
が多く出題されます。
ただし、英語が苦手な人がいきなり長文読解や英作文の対策をしてもできるようにはなりません。
そのため、基本的な勉強の流れとしては、
③英文法の復習
④長文読解の練習
⑤リスニングの対策
⑥英作文の対策
⑦応用問題を解く、過去問演習
となります。
夏休みが終わるまでは英単語・英熟語の暗記と英文法の復習をし、秋以降は長文読解やリスニング、自由英作文の対策をしていきましょう。
また、冬以降は過去問を解いていきますが、長文を読むときには必ず本文中から解答の根拠となる部分を探しながら読むようにしましょう。
イ 数学
→どの分野も満遍なくできるようにしていこう
高校入試の数学は、
②小問集合(簡単な問題)
③グラフ問題、証明、確率
④図形の問題
で構成されています。
ただし、数学が苦手な人がいきなり入試レベルの問題を解こうとしてもなかなか解くのは難しいでしょう。
そのため、基本的な勉強の流れとしては、
②基本問題の復習
③応用問題の演習
④過去問演習
となります。
夏休みが終わるまでは今まで習った内容の復習し、秋以降は応用問題を解くことをしていきましょう。(数学が苦手な人は無理に応用問題は解かず、引き続き基本問題の復習を中心とした勉強をしてください。)
また、冬以降は過去問を解き、できなかった単元はしっかりと復習するようにしましょう。
なお、難しい問題もすぐにあきらめるのではなく、問題文や図、グラフをよく読んでヒントとなる部分を探すクセを付けるようにして下さい。
ウ 国語
→文章をじっくりと読むようにしよう
高校入試の国語は、
②文章読解
③古文・漢文
④条件作文、課題作文【出ない都道府県もある】
で構成されています。
そして、基本的な受験勉強の流れとしては、
②語句の意味の暗記
③頻出テーマの理解
④文法の復習
⑤文章読解の練習
⑥古文・漢文の対策
⑦応用問題を解く、過去問演習
となります。
夏休みが終わるまでは漢字・語句の暗記と国文法の復習をし、秋以降は高校入試レベルの文章(現代文・古文)を定期的に解くようにしましょう。
また、冬以降は過去問を解いていきますが、長文を読む際には必ず本文中から解答の根拠となる部分を探しながら読むようにしましょう。
エ 理科
→基礎知識をしっかりと固めてから問題に取り組もう
高校入試の理科は、
②計算問題
③実験の過程や結果、注意点などを問う問題
④応用問題
で構成されています。
そして、基本的な勉強の流れとしては、
②用語・公式の暗記
③基本問題の復習
④応用問題の演習
⑤過去問演習
となります。
夏休みが終わるまでは今まで習った内容の復習をし、秋以降は応用問題を解くことをしていきましょう。(理科が苦手な人は無理に応用問題は解かず、引き続き基礎固めをするようにしてください。)
また、冬以降は過去問を解き、できなかった分野はしっかりと復習するようにしましょう。
オ 社会
→知識があやふやな単元はしっかりと復習をしよう
高校入試の社会は、
②歴史の出来事の並び替え問題
③図や表、グラフなどを読み取る問題
④応用問題
で構成されています。
そして、基本的な受験勉強の流れとしては、
②用語の暗記
③基本問題の復習
④歴史年号の暗記、白地図・資料問題対策
④応用問題の演習
⑤過去問演習
となります。
夏休みが終わるまでは今まで習った内容の復習をし、秋以降は応用レベルの問題を解き、表やグラフの読み取り方などを学ぶようにしていきましょう。
また、冬以降は過去問を解き、できなかった問題はしっかりと復習するようにしましょう。
【高校受験】推薦入試に向けた面接・作文対策は?
推薦入試は大きく一般入試(学力推薦)と特別推薦(スポーツ・芸術による推薦)があります。
そしてどちらも、内申点(調査書)+面接・作文などで合否が決まります。
ですので、まずは定期テストなどでしっかりと結果を出して内申点がアップできるようにして下さい。
そして後は面接と作文(小論文)の対策をしっかりとやるようにして下さい。
ア 面接対策
→志望動機、自己PRなどはよく聞かれる質問
高校入試の面接では、
②中学生のときに頑張ったこと(自己PR)
③高校に入学して頑張りたいこと
④自分の長所・短所、最近気になったニュース
といった質問がよく聞かれます。
その中でまずは志望動機を具体的に話せる必要はあります。
そのためには、夏休みなどにある高校の体験入学に参加し、そこで感じたことを話すとスムーズに話すことができます。
また、入試直前の時期は5教科の勉強で忙しくなりますので、できれば早い時期に面接で話す内容をある程度まとめておくといいでしょう。
イ 作文・小論文対策
→面接と同時進行で進めるようにしよう
また高校によっては面接だけでなく、作文や小論文が課されることもあります。
作文というと何を書いたらいいかが分からないという人が多いですが、練習しさえすれば誰でも書けるようになります。
最初は「高校入試合格を決める!作文・小論文(文英堂)」などの問題集に書かれている模範解答の例文を暗唱します。
そうすることで正しい文章構成や内容が分かるようになるので、暗唱して知識をつけた後は自力で過去問などを解いていきます。
そして書いた文章は学校の先生などに添削をしてもらうようにしましょう。