と思っている高校生のみなさん!
今回は「奥の細道の現代語訳・品詞分解|定期テスト対策(序文・平泉・立石寺・大垣)」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
「奥の細道」の内容・登場人物は?
ア「奥の細道」の内容は?
→松尾芭蕉の約五か月間にわたる旅日記
奥の細道とは、作者の松尾芭蕉が江戸時代に江戸を出発し、東北地方を通過し、大垣に着き、最終的に伊勢参拝に向けて大垣を出発するまでの約5か月の紀行文です。
なお、奥の細道の特徴としては、
・全ての話が真実というわけではない(一部フィクションもある)
・杜甫や李白、西行などの影響を受けている
となっています。
イ 松尾芭蕉はどんな人物?
→師匠の下で俳諧を学び、その後全国各地に旅をした人物
次に「奥の細道」の作者である松尾芭蕉がどんな人物かについてみていきます。
松尾芭蕉は伊賀国(今の三重県)で生まれ、19歳から俳句を作りだしました。
最初は師匠の元で俳句を学んでいましたが、師匠の死後に江戸に向かい本格的に俳諧活動を始めました。
その後弟子とともに幾度か旅をし、その都度書物にまとめていきました。(「奥の細道」「野ざらし紀行」など)
ただ、「奥の細道」の場合は、45歳の芭蕉が150日で2400キロ歩いたことになっています。
これはあまりにも歩くスピードが速すぎるということから、松尾芭蕉は実は忍者で江戸幕府のスパイとして各藩の様子を調べていたのでは?という説もあります。
ウ 松尾芭蕉が残した有名な俳句は?
ここでは松尾芭蕉が残した有名な俳句についてみていきます。
①「夏草や兵どもが夢の跡」
・今見れば夏草が生い茂るばかりだが、ここは昔、義経たちの武士が功名を夢みて戦った跡である。そんな功名も一場の夢と消えて、ただ夏草が茂っている。
②「五月雨の降り残してや光堂」
・年々降り続いて、全ての物を朽ちさせてきた五月雨も、この光堂だけは降り残したのだろうか。その名のように、数百年を経た今も光り輝いていることだ。
③「閑さや岩にしみ入る蝉の声」
・なんて静かなのだろう。石にしみ入るように蝉が鳴いている。
④「五月雨をあつめて早し最上川」
・梅雨の雨が最上川へと流れ込んで水かさが増し、危険なほどに流れがはやくなっていることだ
⑤「荒海や佐渡によこたふ天河」
・暗く荒れ狂う日本海のむこうには佐渡島が見える。空を仰ぎ見ると、美しい天の川が佐渡の方へと大きく横たわっている。
「奥の細道」のあらすじ・原文・品詞分解・現代語訳は?
最後に高校の古文の教科書によく出てくる「奥の細道」の作品のあらすじ・原文・品詞分解・現代語訳についてみていきます。(教科書ガイドには品詞分解・現代語訳・あらすじなどが詳しく書かれていますのでこちらもおすすめです。)
なお、古文の定期テストで高得点を取るには、
といったことをしていくことが必要になってきます。
ア「奥の細道」の現代語訳・品詞分解解説サイト一覧【定期テスト対策】
イ「奥の細道」の現代語訳・品詞分解解説動画サイト(YouTube)一覧【定期テスト対策】
①「序文(漂泊の思ひ)」の現代語訳・品詞分解YouTube解説動画【奥の細道】
②「平泉」の現代語訳・品詞分解YouTube解説動画【奥の細道】
③「立石寺」の現代語訳・品詞分解YouTube解説動画【奥の細道】