と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「名城大学英語(2023)の入試対策と過去問分析、おすすめ参考書や問題集は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
名城大入試過去問分析・教科別勉強法
①名城大英語 | ②名城大国語 | ③名城大日本史 | ④名城大世界史 |
⑤名城大理系数学 | ⑥名城大物理 | ⑦名城大化学 | ⑧名城大推薦入試対策 |
名城大学の英語の配点、試験範囲、難易度は?
ア 名城大学英語の配点は?
→全体の中の配点は高め
名城大学の英語は全ての学部で試験範囲となっています。
そして学部ごとに英語の配点を見ていくと、
A方式 | 100点(300点満点) |
F方式(英語選択時) | 200点(200点満点) |
K方式 | 100点(400点満点) |
薬学部A方式 | 100点(350点満点) |
薬学部F方式 | 200点(450点満点) |
となっています。
イ 名城大学英語の難易度・解答時間・出題範囲は?
→難易度は標準レベルが中心
名城大学の英語はいずれの日程でも全問マークセンス方式で大問が4~7題です。(試験時間は60分です)
また学部別にみていくと、
文法・語彙 | 会話文 | 長文読解 | |
文系学部 | 3問 | 1問 | 3問 |
情報工・理工学部 | 2問 | ー | 3問 |
農学部 | ー | ー | 4問 |
薬学部 | 4問 | 1問 | 2問 |
となっており、学部ごとに出題される内容が異なっています。
そして名城大英語の難易度は標準レベルです。
ただし、文系学部や薬学部では問題数が多いため、テンポよく解ける必要があります。
また受験勉強の流れとしては、まずは英単語帳や英熟語帳で英単語や英熟語の意味を暗記し、次に文法問題集を解いて文法・語彙問題ができるようにしましょう。
そして、短い時間でサラッと長文が読めるようになるために、長文の速読練習も行うようにして下さい。
名城大学英語(2022)の過去問分析は?
なお、下で解説している問題は文系学部A・F・K方式(2022)の問題となっています。
ア 2022年名城大学英語(第1~3問・文法語彙)
→熟語や文法の知識を問う問題が中心
A 第1問
第1問は文法・語法問題です。
なお、問題形式は空所補充問題となっています。
熟語や文法の知識があればできる問題が中心ですが、やや難易度の高いものもあります。
(1) 「used to do」は「以前~した」という意味です。
(2) 「upload A to B」は「AをBにアップロードする」という意味です。
(3) 「for some months」とあるので現在完了(進行形)の形を取ります。
(4) 「because of~」は「~が原因で」という意味です。
(5) 関係代名詞の内容を問う問題です。
(6) 「statistics」は単数扱いのときは「統計学」、複数扱いの場合は「統計」という意味になります。
(7) 「the ( ) use」とあるのでuseは名詞になり、useを修飾する言葉が( )内に入ります。
(8) 主語が物で、かつ「release【~を発売する】」から受動態の形を取ります。
B 第2問
第2問は単語や熟語の意味を問う問題です。
なお、問題形式は空所補充問題となっています。
全体的にはやや難しめです。
「システム英単語」や「ターゲット英熟語1000」などの英単語帳をしっかりと覚えるようにしましょう。
(1) 「cut A into quarters」は「Aを4等分に切る」という意味です。
(2) 「comprehend」は「~を理解する」という意味です。
(3) 「opponent」は「対戦相手」という意味です。
(4) 「drag A out o B」は「AをBから引きずり出す」という意味です。
(5) 「literature」は「文献」という意味もあります。
(6) 「be convinced that SV~」は「~だと確信している」という意味です。
(7) 「make sacrifice」は「犠牲を払う」という意味です。
(8) 「innovation」は「発明」という意味です。
C 第3問
第3問は熟語の知識を問う問題です。
なお、問題形式は空所補充問題となっています。
(1) 「turn down~」は「~を拒む」という意味です。
(2) 「make up for~」は「~の埋め合わせをする」という意味です。
(3) 「be willing to do」は「進んで~する」という意味です。
(4) 「a number of~」は「たくさんの~」という意味です。
(5) 「figure out」は「理解する」という意味です。
(6) 「no matter how+形容詞(副詞)+SV」は「どれほど~でも」という意味です。
(7) 「with regard to~」は「~に関して」という意味です。
(8) 「get to~」は「~に到着する」という意味です。
イ 2022年名城大学英語(第4問・会話文)
→会話の流れにあった選択肢が選べるようにしよう
第4問は会話文問題です。
それぞれの会話のタイトルや空欄部の前後の文章をよく読むことで正解の選択肢を選ぶことができます。
選んだ選択肢を入れてみて、話の流れに合うかどうかを確かめるようにしましょう。
また、会話表現を覚えることで文章の内容がより理解できるようになります。
ウ 2022年名城大学英語(第5問・長文読解)
→先に問題文を読んでから長文を読むようにしよう
第5問はイラストやメッセージを見て答えるタイプの長文読解の問題です。
文章の量はやや長めで、やや難易度の高い単語も混ざっています。
共通テストでもパンフレット形式の長文やイラストを使った長文の問題はよく出てくるため、今後もこのタイプの問題は出てくるでしょう。
そして、この問題形式の場合は先に問題文を読むことをお勧めします。
そうすることで、どこを特に意識して読めばいいかが分かり、短い時間で読み切ることができるからです。
また、名城大の過去問はもちろんのこと、共通テスト(センター試験)の問題も解いてイラスト問題に慣れるようにしましょう。
エ 2022年名古屋学芸大学英語(第6・7問・長文読解)
→先に問題文を読んでから長文を読むようにしよう
第6問は「購入習慣と環境に対する影響」に関する内容の長文読解の問題でした。
文章の量はやや長めで、やや難易度の高い単語も混ざっています。
ですが、文の内容は比較的読みやすい内容です。
以下、解答の根拠となる文および段落をまとめました。
(1) 第1段落第7・8文「What we buy makes us~」
(2) 第3段落第3・4文「Concerned that this would stop economic growth~」
(3) 第4段落第2・3文「Warranties for certain products~」
(4) 第5段落第1・2文「Consumers trying to purchase~」
(5) 第5段落文最終文「Perhaps what is needed~」
*第7問は外国語学部のみの出題で、長文読解問題です。
ここでは解説は省略します。
名城大学英語の入試対策、おすすめ参考書は?
名城大学英語の入試対策の基本的な流れとしては、
②英熟語の暗記 英熟語ターゲット1000を覚える
③英文法の勉強 ポラリス英文法1・2→スクランブル英文法・語法Basicを解く
④速読の練習 英語長文ハイパートレーニング1・2を使って音読をする、共通テストの過去問を解く
⑤過去問演習 赤本を解き問題傾向をつかむ、他の大学の赤本も解く
が基本となります。
まずは英単語・英熟語の意味を覚えていきましょう。
名城大の場合は単語や熟語の意味を問う問題が多いため、英単語帳などを使って覚えることで点数アップにつながっていきます。
また、長文問題や会話文の問題は語彙力がないと読めないため、そういう意味でも早いうちに英単語帳の暗記を完成させるようにしましょう。
次に、文法・語彙の問題対策です。
最初は「ポラリス英文法1」のような易しめの問題集から入り、それができたら、「スクランブル英文法・語法Basic」をやっていくのがおすすめです。(Vintageやネクステレベルまではやる必要はありません。)
また、問題を解く際には、「どうしてこの答えになるのか?」を意識しながら解くようにしましょう。
何となく解いているうちはなかなか力がついていきません。
そして、単語・熟語・文法の基礎が固まったら、長文読解の対策に入っていきます。
まずは「英語長文ハイパートレーニング」で速読の練習をし、続いて共通テストの過去問に入っていきます。
みなさんの中には共通テストを受験しない人がいるかもしれませんが、それでも共通テスト(センター試験)の過去問を解くことをおすすめします。
それは、
・共通テストの問題は標準的なレベルでかつ解説が詳しいため使いやすい
・私大の赤本の問題は解説があまり詳しくない
といったことがあるからです。
そのため、共通テストの過去問や予想問題集を解くようにしましょう。
そして、最後に過去問演習に入ります。
まずは名城大学の問題を解き、それが終わったら他の大学の過去問を解くといいでしょう。(全訳がついている大学の問題を解くのがおすすめです。)
問題をたくさん解くことで実践力が身についていきます。
名城大学一般入試合格個別指導コースについて
当塾では名城大学を一般入試で受験予定の高校3年生を対象とした「私立大学・短大入試対策個別指導コース」がございます。
*現在高1・2年生の方は「高1・高2定期テスト・大学入試対策個別指導コース」から始まり、高3時に「私立大学・短大入試対策個別指導コース」に切り替わるようになります。
このコースの対象となる人は、
・学校推薦型選抜での名城大学受験も視野に入れている人
です。
そして、当塾の指導プランとしては
②高3 英語・国語・数学などの入試対策及び過去問演習
となっております。(当塾では英語・国語・数学を優先して指導し、それらが合格レベルに達した後で他の教科の指導をいたします。)
名城大学に合格したい方、受験を考えている方に合った指導をさせていきます。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00