と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「2025年中京大学英語入試対策完全ガイド:問題傾向と最適な勉強法で合格を勝ち取る」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
中京大学の英語の配点、試験範囲、難易度は?
ア 中京大学英語の配点は?
→全体の25~30%前後の配点
中京大学の英語は全学部で試験範囲となっています。
そして学部ごとに英語の配点を見ていくと、
M方式(3教科型) | 100点(300点満点) |
M方式(2教科型) | 100点(200点満点) |
A方式(3教科型) | 100点(300点満点) |
A方式(2教科型) | 100点(200点満点) |
共通テストプラス方式 | ー |
となっています。
イ 中京大学英語の難易度・解答時間・出題範囲は?
→難易度は標準レベルが中心
中京大学の英語はいずれの日程でも全問マークセンス方式で大問が5題です。(試験時間は60分です)
また大問別にみていくと、
(2)会話文(長文読解) 空所補充
(3)会話文 内容説明・空所補充
(4)文法・語彙 空所補充
(5)文法・語彙 語句整序
となっており、全体的にバランスよく出題されています。
そして中京大英語の難易度は標準レベルです。
そのため、まずは英単語帳や英熟語帳で英単語や英熟語の意味を暗記し、次に文法問題集を解いて文法・語彙問題ができるようにしましょう。
そして、短い時間でサラッと長文が読めるようになるために、長文の速読練習も行うようにして下さい。
中京大学英語(2022)の過去問分析は?
なお、下で解説している問題はM方式(2022)の問題となっています。
ア 2022年中京大学英語(第1問・長文読解)
→先に問題文を読んでから長文を読むようにしよう
第1問は「食べ物の好き嫌いについて」に関する内容の長文読解の問題でした。
文章の量はやや長めですが、やや難易度の高い単語も混ざっています。
ですが、文の内容は比較的読みやすい内容です。
また、長文読解問題とはいえ知識問題(問2の単語の意味を問う問題)もありますので、解けるところから解くようにしましょう。
また、問1の問題は傍線部の前後の文章を読めばできますので、正しい選択肢を選べるようにしましょう。
問3の(1)~(4)については、下で解答の根拠となる文および段落をまとめました。
(1) 第3段落第3文「A community with enough~」
(2) 第5段落第2文「Some of it likely comes down~」など
(3) 第4・5段落の内容
(4) 第4段落第4文「Researchers at Kings College London~」より不一致
イ 2022年中京大学英語(第2問・会話文)
→会話の流れにあった選択肢が選べるようにしよう
第2問は「クッキーの作り方に関する会話」が内容の会話文問題です。
空欄部の前後の文章をよく読むことで正解の選択肢を選ぶことができます。
ただ、(3)と(5)はやや難しめの問題です。
(3) 「beat」は「強く混ぜる」という意味があります。
(5) 「steamer」は「蒸し器」、「blender」は「ミキサー」です。
このように中には難しい問題もありますので、できる問題から解くようにしましょう。
ウ 2022年中京大学英語(第3問・会話文)
→読みやすいが会話表現を知らないと解きにくい問題もあった
第3問は「男性が泣くことに関する会話」という内容の会話文問題です。
2022年の問題は著作権のため問題が公開されていません。
ですが、一般的な解き方としては、傍線部の前後をよく読み、話の流れに合うものを選ぶ方法です。
また、会話表現を覚えることで話の流れが分かりやすくなります。
エ 2022年中京大学英語(第4問・文法語彙)
→熟語の知識を問う問題が中心
第4問は文法・語法問題です。
なお、問題形式は空所補充問題となっています。
熟語の知識があればできる問題です。
(1) 「feel ill at ease」は「落ち着かない」という意味の熟語です。
(2) 「more often than not」は「たいていの場合は」という意味の熟語です。
(3) 「couldn`t have been better」は「最高である」という意味の熟語です。
(4) 「be angry that~」は「~に腹を立てている」という意味の熟語です。
(5) 「be yet to be done」は「まだ~していない」という意味の熟語です。
オ 2022年中京大学英語(第5問・文法語彙)
→基本的な熟語・文法の知識を問う問題
第5問は文法・語彙問題です。
なお、問題形式は並び替え問題となっています。
日本語の訳と熟語・文法の知識を活かして並び替えるようにしましょう。
(1) 「not so much A as B」は「AというよりむしろB」という意味です。
(2) 倒置の内容の文で、C+V+Sの形となっています。
(3) 「there is no point (in) doing~」は「~しても無駄である」という意味です。
(4) 「what matters」は「最も重要なこと」という意味です。
(5) 「The trouble is (that)~」は「困ったことに~」という意味です。
(6) 「It is not until~that・・・」は「~して初めて~する」という意味です。
中京大学英語の入試対策、おすすめ参考書は?
中京大学英語の入試対策の基本的な流れとしては、
②英熟語の暗記 英熟語ターゲット1000を覚える
③英文法の勉強 ポラリス英文法1・2→スクランブル英文法・語法Basicを解く
④速読の練習 英語長文ハイパートレーニング1・2を使って音読をする、共通テストの過去問を解く
⑤過去問演習 赤本を解き問題傾向をつかむ、他の大学の赤本も解く
が基本となります。
まずは英単語・英熟語の意味を覚えていきましょう。
中京大の場合は単語や熟語の意味を問う問題が多いため、英単語帳などを使って覚えることで点数アップにつながっていきます。
また、長文問題や会話文の問題は語彙力がないと読めないため、そういう意味でも早いうちに英単語帳の暗記を完成させるようにしましょう。
次に、文法・語彙の問題対策です。
最初は「ポラリス英文法1」のような易しめの問題集から入り、それができたら、「スクランブル英文法・語法Basic」をやっていくのがおすすめです。(Vintageやネクステレベルまではやる必要はありません。)
また、問題を解く際には、「どうしてこの答えになるのか?」を意識しながら解くようにしましょう。
何となく解いているうちはなかなか力がついていきません。
そして、単語・熟語・文法の基礎が固まったら、長文読解の対策に入っていきます。
まずは「英語長文ハイパートレーニング」で速読の練習をし、続いて共通テストの過去問に入っていきます。
みなさんの中には共通テストを受験しない人がいるかもしれませんが、それでも共通テスト(センター試験)の過去問を解くことをおすすめします。
それは、
・共通テストの問題は標準的なレベルでかつ解説が詳しいため使いやすい
・私大の赤本の問題は解説があまり詳しくない
といったことがあるからです。
そのため、共通テストの過去問や予想問題集を解くようにしましょう。
そして、最後に過去問演習に入ります。
まずは中京大学の問題を解き、それが終わったら他の大学の過去問を解くといいでしょう。(全訳がついている大学の問題を解くのがおすすめです。)
問題をたくさん解くことで実践力が身についていきます。
中京大学一般入試合格個別指導コースについて
当塾では中京大学を一般入試で受験予定の高校3年生を対象とした「私立大学・短大入試対策個別指導コース」がございます。
*現在高1・2年生の方は「高1・高2定期テスト・大学入試対策個別指導コース」から始まり、高3時に「私立大学・短大入試対策個別指導コース」に切り替わるようになります。
このコースの対象となる人は、
・学校推薦型選抜での中京大学受験も視野に入れている人
です。
そして、当塾の指導プランとしては
②高3 英語・国語などの入試対策及び過去問演習
となっております。(当塾では英語・国語を優先して指導し、それらが合格レベルに達した後で他の教科の指導をいたします。)
中京大学に合格したい方、受験を考えている方に合った指導をさせていきます。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00