と思っている新中学3年生のみなさん!
今回は「新中3の春休みの過ごし方と受験勉強におすすめの問題集」についてみていきますよ。
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✓対象となる人
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中2(新中3)の春休みのおすすめな過ごし方は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!中2(新中3)の春休みの過ごし方、おすすめ勉強法は?
ア まずは志望校を決める
→目標が決まらないと勉強が続かない
中2のみなさんは、春休みが終わるといよいよ中3生になります。
そして、中3の終わりには高校入試があります。
そのため、みなさんはこの1年間は受験生として受験勉強をする必要が出てきます。
そして、受験勉強をする上でまずやってほしいことは、志望校を決めることです。
それは受験する高校によって、
・合格するために必要な勉強量
・必要な内申点
などが変わってくるからです。
そのために現時点でどの高校に行きたいかを決めることをおすすめします。(時間があれば春休み中に高校を見に行くのもいいでしょう。)
ただ、まだ志望校が全然決まっていないという人もいるでしょう。
その場合は、少なくとも公立高校か私立高校をどちらを第一希望にするかは決めてください。
それは、公立と私立では受験対策が全く違ってくるからです。(公立は5科目受験、私立は3科目受験など)
また、志望校が決まらないと、勉強へのモチベーションを高めることができません。
「なんで自分は勉強しているのだろう?」と思いながらなんとなく勉強するのと、「●●高校に絶対に合格するぞ」という強い思いを持って勉強するのでは、後者の方が集中して勉強できるはずです。
そのために、受験勉強を本格的に始める前にまずはどこの高校に行きたいのかを決めるようにしましょう。
なお、春休みの時点では「行ける高校」ではなく、「行きたい高校」を第1希望にするようにして下さい。
イ 高校入試のしくみや過去問を見る
→入試のしくみを知ることでイメージが湧きやすくなる
志望校を決めるのと同時にこれから受験する高校入試のしくみについても確認するようにしましょう。
基本的に高校入試は、
・一般入試と推薦入試がある
・内申点が合否に関わってくる
・試験は5科目で、範囲は中1~中3までの全ての内容から出題される
・5科目の試験に加えて面接や作文などがある場合もある
といった特徴があります。
ただし、詳しい内容は都道府県によって違っていますので、必ずみなさんの住む都道府県の教育委員会のHPを見るようにしましょう。(私立高校の場合は、各高校のHPの入試情報を見て確認しましょう。)
また、「都道府県別公立高校入試[問題・正答]」のサイトでは、全国の公立高校の入試問題が載っています。
過去問を見ることで、問題形式や難易度を確かめることができますので、ざっと見ておくことをおすすめします。
ウ 学年末テスト以降の学校の提出物を進める
→国語ができない分、他の教科でカバーするのが鉄則
中2の春休みの時期にやってほしいことは、
・中1~中2の内容の復習をする
です。
中3の5月の中間テストでは、中2の学年末テスト以降の内容も範囲になることがあります。
そうなると、中2のワークも提出物としてテスト当日に提出する可能性が出てくるため、春休みのうちに中2の内容を終わらせておくとテスト前に慌てることがなくなります。
春休みには春休みの宿題が学校から出ますが、それに加えてこの時期から定期テストに向けた対策をするようにしましょう。
【中2(新中3)春休み】高校入試対策ができるおすすめの問題集は?
ア 中1・2の復習をする
→まずは今までの復習をしっかり行おう
中2の春休みになると、「もうすぐ中3になるから今から受験勉強を始めたい」と思う人が増えてきます。
そこで、春休みの時期にやってほしいことは、今まで習った内容の復習になります。
特に、英語や数学は積み重ね教科であるため、中2までの内容が分かっていないと中3の内容が分からなくなってしまいます。
そのために、春休みの時期は苦手な単元を中心にしっかりと復習をするようにしましょう。
また、春休み中の一日の勉強時間は3時間以上が目標です。
そしてただ3時間勉強するのではなく、
・やるべきことを計画表に書き、計画的に勉強を進める
といったことを意識して取り組むようにしましょう。
イ 英語
→英単語・英熟語・英文法を徹底的に復習しよう
A まずは基礎固めから初めよう
中2の春休みの時期には、英単語・英熟語の暗記と英文法の復習を優先的にするようにしましょう。
高校入試の英語では、
・リスニング
・自由英作文
などが中心に出題されます。
しかし、これらの内容は英単語や英熟語の意味や英文法の理解をしていないとできるようにはなりません。
そのため、中2の春休みから、英単語を覚えたり、英文法の復習をしたりして英語の基礎固めをするようにしましょう。(これらは中3になってからも引き続きやっていきましょう。)
また、英単語や英文法の力をつける問題集としては、以下のものがおすすめです。
中1レベルから順番に英単語が載っている英単語帳です。
英語の力を上げるには、まずは英単語を覚えることが大切になってきます。
そのため、毎日コツコツと単語の意味を覚えるようにしましょう。
中1~中3までの英文法の内容を動画で説明してくれる問題集です。
特に分からない単元がある場合は、この問題集を使って理解を深めるようにしましょう。
B 英語が得意な人向けの問題集
一方で、英語が得意な人は英検3級(準2級)の過去問題集にチャレンジすることをおすすめします。
英検の問題は、
・リスニング
・文法問題
・ライティング(英作文)
・スピーキング
からなっていて、高校入試と問題形式が似ています。
そのため、英検の問題集を解くことで、それがそのまま高校入試対策にもつながっていきます。
ただし、準2級の問題集はかなり難易度が高いので、先に準2級レベルの英単語を覚えてから取り組むようにして下さい。
ウ 数学
→今まで習った内容をしっかりと復習しよう
A 苦手な単元の復習
中2の春休みの時期には、今まで習った内容の復習をメインにやるようにしましょう。
それは、数学は積み重ね教科であるため、復習をしっかりとしておかないとこれから習う内容を理解できない可能性が出てくるからです。
ですので、数学が本当に苦手な人は「やさしくまるごと中学数学(学研)」を、ある程度できる人は「チャート式中学数学(数研出版)」などの教材を使って、苦手な単元を中心に復習するようにしましょう。
また、中3になると再び計算分野から始まりますので、まずは計算と文章題の問題を重点的に勉強するようにしてください。
具体的には、
・方程式などの文章題
・比例・反比例、一次関数
などはしっかりと復習をしておくと、中3の内容がわかるようになります。
B 数学が得意な人向けの問題集
一方で数学が得意な人は、「全国高校入試問題正解分野別過去問数学(旺文社)」をおすすめします。
この問題集は全国の都道府県の過去問を単元別に並べているものです。
そのため、出てくる問題は全て入試問題ですが、中2のみなさんでも解くことができるような構成になっています。
ただし、解説があっさりしているため、本当に数学が得意な人以外は無理に手を出す必要はありません。