と思っている高校生や浪人生のみなさん！
今回は「静岡文化芸術大数学(2024)の入試難易度、過去問の傾向や対策は？」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
静岡文化芸術大学数学（2023･デザイン)の問題傾向･過去問分析は？
ここでは、「全国大学入試問題正解（数学･追加掲載編）」に掲載されている学部について問題を分析しています。
A 全体の講評（デザイン<前期>）
静岡文化芸術大学の数学は全部で9問が出題され、試験時間が120分です。
試験の範囲はⅡBまでの範囲で、数Ⅲは範囲外です。
そして、第1～6問は必須問題で第7~9問からは選択問題で2題選ぶ問題形式となっています。
また、入試の特徴としては、
②基本～標準レベルの問題が中心
③見慣れない問題形式で出題される
となっています。
そのため、黄チャートで解法暗記をしたら、できるだけ多くの過去問を解いていくといいでしょう。
そうすることによって思考力が身に付き、静岡文化芸術大の問題に対応できるようになります。
「静岡文化芸術大学入試問題(数学)解答速報」はこちら（2023年）
B 問題分析
静岡文化芸術大学の前期日程では全部で9問の問題が出題されました。
第1問 図形の計量（数学Ⅰ）
三角形の面積の公式を使って求めていきます。
第2問 図形の性質（数学A）
チェバの定理およびメネラウスの定理を使って求めていきます。
第3問 微分法（数学Ⅱ）
まずは絶対値を外し、その後は増減表を使ってグラフを描いていきます。
また、接線の式を使って共有点を持つ範囲を求めていきます。
第4問 2次不等式（数学Ⅰ）
xの値によって場合分けをして面積を求めていきます。
第5問 指数・対数関数（数学Ⅱ）
8log2xなどを変形してxについての式に変えていきます。
第6問 三角関数（数学Ⅱ）
身近な現実を題材にした話題を元にした問題です。
問題文に書かれている内容を元に式を作っていきます。
第7～9問からは2問を選択します。
第7問 空間ベクトル（数学B）
ABベクトルを(a,b,c)とおいて内角の公式を使います。
(1)が問題量が多いですが、それができると(2)･(3)の問題もできます。
第8問 数列（数学B）
(1)･(2)は等差数列はXn+1=Xn+d、Xn+2=Xn+1+d=Xn+2dとおいて求めていきます。
(3)は(-1)n=1<nが偶数のとき>、(-1)n=-1<nが奇数のとき>と場合分けをして求めていきます。
第9問 確率（数学A）
(1)は典型問題で場合分けして考えるようにしましょう。
(2)は確率分布の問題です。
【問題講評】問題によって難易度の差が激しい。解ける問題から解くようにすること。
静岡文化芸術大学数学(2024･デザイン)の入試対策、おすすめ参考書は？
静岡文化芸術大学数学の入試対策の基本的な流れとしては以下の通りです。
A 高1･2
①定期テストに向けて勉強をして、数学の基礎固めをする
英語と数学は量が非常に多い科目です。そのため、高1･2のうちからしっかりと勉強をしておかないと、高3になってからが大変になってきます。テストで最低でも80点以上は取れるように学校教材の内容を完璧に仕上げるようにしましょう。
②高3の秋までに「黄チャート」のⅠAⅡBCの解法暗記を終える
数学が苦手な人は「白チャート」でも可。
B 高3（問題演習期）
①共通テストの過去問、予想問題集を解く
②静岡文化芸術大学の過去問を解く（最新版の赤本は毎年10月に発売されます。）
【まとめ】静岡文化芸術大数学(デザイン)の難易度や問題傾向、勉強法のポイントとアドバイス
今回の「静岡文化芸術大数学(2024)の入試難易度、過去問の傾向や対策は？」についてのまとめです。
・まずは「黄チャート」をマスターするようにしよう
・典型問題はパッと解き方が思いつくようになるまで繰り返し練習しよう
・直前期は過去問レベルの問題を数多く解くようにしよう
静岡文化芸術大の数学は基本～標準レベルの問題が中心です。
そのため、まずは試験範囲の基本的な内容を完璧にマスターするようにしよう。