と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「豊橋技術科学大学の(2023)の傾向と過去問分析、難易度、おすすめ参考書や問題集は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
豊橋技術科学大学の配点、試験科目、合格最低点は?
河合塾の「Kei‐Net大学検索システム」では、
・共通テストの科目および配点、ボーダーライン
・二次試験の科目および配点、偏差値(難易度)
などを確認することができます。
豊橋技術科学大学は工学部のみの単科大学で、共通テストが1100点、二次試験(数学)が300点の配点となっています。
こう見ると、共通テストの配点が圧倒的に高いです。
そのため、共通テストの出来が合否を左右する入試といえます。
また、豊橋技術科学大学の各学部の過去2年間の倍率は「大学受験パスナビ」で確認することができます。
年度によって倍率が大きく変動する学部・学科もありますので、参考程度に見るようにしましょう。
なお、各学部の合格最低点は同じく「大学受験パスナビ」(上のものとは別のページ)で知ることができます。
豊橋技術科学大学数学(2022)の過去問分析は?
ア 豊橋技術科学大学数学の問題傾向や解答時間は?
→確率、微積、数列、領域などがよく出る
豊橋技術科学大学数学は全部で4問が出題され、試験時間が120分です。
また、入試の特徴としては、
②1つの大問につき4~5問の小問があるため、部分点が取りやすい
③典型問題を少しひねったような問題が多く出題される
となっています。
そのため、チャート式などの参考書で解法暗記をしたら、できるだけ多くの過去問を解いていくといいでしょう。
そうすることによって思考力が身に付き、技科大の問題に対応できるようになります。
イ 豊橋技術科学大学数学(2022)の過去問分析は?
→計算量がやや多い問題が多かった
第1問は数列<数学B>、極限<数学Ⅲ>の問題が出題されました。
(1)は、
イ 漸化式<数学B>を作る
ウ 無限等比級数の和の公式<数学Ⅲ>使って求める
ことでできます。
いずれも基本的な内容です。
(2)はTnは全体の三角形の面積から中の三角形の面積を引いた、残りの3つの三角形の面積の和となります。
また、三角形の一辺の比の長さは内分の公式<数学Ⅱ>使って表します。
(3)はTnを2つの式で表し、方程式を作って求めます。
第2問は領域<数学Ⅱ>の分野が出題されました。
グラフを描くことで、何について解けばいいかがイメージできるようになります。
(1)~(3)までは典型問題ですので確実に正解したいところです。
(4)はy/x=mとおくと、y=mxとなり正比例のグラフとなります。
あとは、円(及びその内部)と直線とで共有点を持つ範囲を求めればいいことになります。
点と直線との距離<数学Ⅱ>か判別式D<数学Ⅰ>などを使って求めていきましょう。
第3問は積分法<数学Ⅲ>の問題が出題されました。
(1)~(3)までは典型問題ですので確実に正解したいところです。
(4)はベクトルの内積の公式<数学B>に代入することで答えを出すことができます。
ここも計算量が多いですが、正解したい問題です。
第4問は確率<数学A>の問題が出題されました。
(1)~(3)までは典型問題ですので確実に正解したいところです。
(4)は問題文に大きい順から並べて3桁の整数をつくるという条件があるのが少しやっかいです。
そのため、1の位が0のときはいいのですが、1の位が5のときは、100の位と10の位で使える数字は6・7・8・9の4つの数字に限られます。
(5)は余事象で考える問題です。
全体(1)から、
・(A 全て)かつ(B 0と任意の数字)
を引いて出た数字が答えとなります。
ウ 豊橋技術科学大学数学の入試対策、おすすめ参考書は?
→黄チャートで基礎固め、その後は過去問演習
豊橋技術科学大学数学の入試対策の基本的な流れとしては、
②過去問演習 赤本を解き、問題傾向をつかむ
③補助教材 全国大学入試問題正解(国公立大編)で同じレベルの大学の過去問や苦手な単元の問題を解く
が基本となります。
まずは黄チャートの内容を完璧にしましょう。(新課程版の黄チャートは全問解説動画が無料で見ることができます。)
そうでないと過去問を解いて解説を読む際にその内容が分からないことが出てきます。
特によく出る微積・確率・数列・領域(数学Ⅱ)の内容は優先的に解法暗記をするようにしてください。
高3の夏(遅くても10月)までには終わらせるようにしましょう。
その後は過去問演習に入ります。
まずは豊橋技術科学大学の数学の問題を解き、それが終わったら「全国大学入試問題正解国公立大編」を他の大学の問題を解くといいでしょう。(過去問は技科大のHPから過去2年間分の問題をダウンロードすることができます。)
問題をたくさん解くことで実践力が身についていきます。
豊橋技術科学大学一般入試合格個別指導コースについて
当塾では豊橋技術科学大学を一般入試で受験予定の高校3年生を対象とした「共通テスト・国公立大学入試対策個別指導コース」がございます。
*現在高1・2年生の方は「高1・高2定期テスト・大学入試対策個別指導コース」から始まり、高3時に「共通テスト・国公立大学入試対策個別指導コース」に切り替わるようになります。
このコースの対象となる人は、
・学校推薦型選抜での豊橋技術科学大学の受験も視野に入れている人
です。
そして、当塾の指導プランとしては
②高3 共通テスト対策及び二次対策(数学)
*学校推薦型選抜を受験予定の方には面接および小論文の対策も致します。
となっております。(当塾では英語・数学の指導を優先し、合格レベルに達した後で他の教科の対策をいたします。)
豊橋技術科学大学に合格したい方、受験を考えている方に合った指導をさせていきます。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00