と思っている中学3年生のみなさん!
今回は「高校入試直前の過ごし方と教科別勉強法(英語・数学・理科・社会・国語)」についてみていきますよ。
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高校入試直前の勉強が一番成績が伸びる
高校入試直前になると、多くの人は不安な気持ちになってきます。
「模試でもいい判定ではないし、果たして合格できるだろうか?」
「過去問を解いたけれども全くできなかった」
このような気持ちになる人も少なくはないでしょう。
しかし、入試直前のこの時期は実は最も成績が伸びやすい時期です。
それは、入試1か月前の時期は、
・学校の宿題もあまりない
・学校で自習の時間が増える
・今までの復習に専念できる
という時期で、ただひたすら入試に向けて勉強ができる時期だからです。
ただ、逆に言えば、ここでしっかりと勉強をしない人は、周りの人に比べ本番であまり点数が取れないということになりかねません。
ですので、最後まで油断せずにしっかりと勉強をするようにしましょう。
【高校入試直前】おすすめの過ごし方は?
ア 過去問を解く
→過去問を解いて力をつけていこう
高校入試一か月前にまずやるべきことは、過去問を解くことです。
過去問題集を解くことでグンと得点力がアップします。
ですので、入試本番までにできるだけ多くの問題を解くようにしましょう。
また、過去問を解く際には、
・事前に解く順番を決めておく
・難しい問題でも試行錯誤して解いてみる
・どうしても解けない場合は捨てる
といったことを意識して解くようにしてください。
そして過去問を解き終えた後は丸付けをし、その後に間違えた問題は解説を読み、問題の解き方を理解するようにしましょう。
また、過去問を解き終えた人は、
・全国高校入試問題正解
などの問題集を解いていくといいでしょう。
イ できなかった教科・単元の復習をする
→成績を伸ばすにはとにかく復習が大事
過去問を解いた後に必ず復習をするようにして下さい。
復習や解き直しをしっかりとやらないと、いつまでたっても成績を伸ばすことができません。
くれぐれも過去問を解いて丸付けしたら終わりということがないようにして下さい
できなかったところをできるようにするのが勉強です。
例えば、数学の過去問を解いたときに二次関数の問題ができなかったとします。
そのときに、
・解き直しをする
・場合によっては参考書や問題集に戻って復習をする
といったことをやらないと、いつまでたっても二次関数の問題はできるようにはなりません。
そうなると、入試でもし二次関数の問題が出たら、そこで点を落としてしまうことになります。
そうならないためにも、できなかった問題は必ず復習をするようにしましょう。
そして、それを積み重ねることで、苦手な内容が徐々になくなっていき、入試での点数を上げることができます。
ウ 新しい問題集には手を付けてはいけない
→今までの復習に専念しよう
入試直前の時期は新しい問題集を買わないようにして下さい。
それは、
・手あたり次第問題集を解いても意味がない
・新しい問題集を解いて解けなかったら自信をなくす
といったことがあるからです。
ですので、高校入試が近くなったら、新しい問題集は買わずに、
・今まで使ってきた問題集を解き直す
といったことを中心に取り組むようにしましょう。
エ 規則正しい生活をする
→規則正しい生活をして、体調管理に十分気を付けよう
入試直前期は気温が低く体調を崩しやすいので、風邪など引かないように気を付けましょう。
また、風邪にならないためには、
・朝昼晩3食しっかりとる
・うがいや手洗いを毎日やる
といったことを行うようにしましょう。
この時期に体調を崩してしまうと、その間勉強がストップしてしまうため非常にもったいないです。
ですので、体調管理を徹底的に行うようにしてください。
また、高校入試は朝早い時間から始ままります。
そのため、夜型の生活をしている人は、それを続けていると入試本番で力を発揮できなくなってしまいます。
そうならないように、入試一か月前からは少しずつ早寝早起きの生活をするようにしましょう。
【高校入試直前】教科別おすすめ勉強法は?【英語・数学・理科・社会・国語】
ア 短期間の勉強で上がりやすい教科と上がりにくい教科は?
→数学・理科・社会は比較的上がりやすい
高校入試の試験は英語・数学・理科・社会・国語の5教科があります。
そして、この中で短期間でも点数が上がりやすい教科とそうでない教科があります。
それは、
・成績が上がりにくい教科:英語、国語
です。
数学・理科・社会は問題が単元ごとに分かれているため対策がしやすいです。
例えば、理科で電流の分野で点数が取れていない場合、電流の復習をして力をつけていけばその分点数が上がっていきます。
一方で、英語と国語は長文問題がメインであるため、何かをやったからといってすぐに点数が伸びるとは限りません。
そのため、高校入試直前は数学・理科・社会の勉強に力を入れることをおすすめします。
イ 数学・理科・社会の勉強法
→過去問でできなかった分野を集中的に復習しよう
数学・理科・社会で点数を上げるためには、
・苦手だと自覚している分野
・覚えているかどうか不安な分野
・入試でよく出る分野
を中心に勉強することをおすすめします。
ここで大事なのは、できる内容は復習をしなくていいということです。
例えば、社会の歴史で明治時代以降の内容がよく分かっていないのに、最初の縄文時代から問題集を解き始めてもあまり意味がありません。
そうではなく、できない内容から問題を解くようにし、そこが仕上がったら他の分野に取り組むようにしましょう。
そうすることで、短期間で力をつけることができます。
ウ 英語・国語の勉強法
→定期的に過去問を解いて力を維持しよう
英語・国語は直前期にやってもなかなか点数が伸びにくい教科です。
ただ、かといって何もしないと、長文を読む力や解くスピードが落ちてしまいます。
ですので、英語や国語については、
・文章読解が苦手な場合は文章読解用の問題集を解く
・英語は単語の意味を覚える
といったことをやって、読む力や解く力をキープするようにしましょう。