と思っている中学生のみなさん!
今回は「高校入試自己PRの回答例を厳選!あなたの魅力を伝えよう」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【高校入試面接】自己PRの話し方・例文は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!高校入試面接「自己PR・長所短所」の答え方は?
ア 高校入試面接の自己PRの話し方は?
→部活動や生徒会活動などを通じて何ができるようになったのかを話すこと
ここでは、高校入試の面接で定番の質問である自己PRの書き方、話し方についてみていきます。
自己PRは志望動機や高校で頑張りたいことなどと並んで、聞かれる可能性が非常に高い質問です。
そのため、話す内容をよく考えて、熱意のある内容になるようにしていきましょう。
また、自己PRの話し方の構成としては、
②自分の強みについて具体例を話す(実体験を交えて話す)
③高校生活にどう生かしていくかを言う(前向きな姿勢がアピールできる)
の流れが鉄則です。
以下順番に注意点を挙げていきます。
A 自分の強みを簡潔に話す
最初に自分の強み(PRできる部分)を手短に話します。
ここが長すぎると面接官に話の内容が伝わらなくなってしまいますので、最初は「私の強みは●●です」といった感じで短い言葉で話せるようにしましょう。
B 自分の強みを具体例を交えて話す
次に最初に話した内容を具体的に話していきます。
中学校生活で得たもの、できるようになったことなどを具体的な話(部活動、生徒会活動など)を交えて話していきましょう。
C 高校生活にどう活かしていくかについて話す
最後に高校生活にどう活かしていくかについても話しましょう。
これを話すことで、「この生徒は高校生になっても頑張ることができそうだな」という印象を面接官に与えることができます。
イ 高校入試面接の自己PRの例文は?
→「強み+具体例+高校生活」の順で話すこと
ここでは自己PRの例文についていくつかみていきます。
A 部活動
次に、先ほど紹介したポイントを踏まえた自己PRの回答例を紹介します。
私の強みはあきらめずに努力し続けることができることです。(①自分の強みを簡潔に話す)
私は、小学校の時から陸上競技の練習をしています。
最初はなかなかタイムが伸びず、練習をすることが嫌になる時もありました。
ですが、中学校に入学してからもあきらめずに陸上の練習を続けたところ、少しずつ記録がよくなり、最終的に県大会に出場することができました。
どんなにつらいことや嫌なことがあっても腐らず努力できたことが結果につながったのではないかと思います。(②自分の強みを具体例を交えて話す)
高校に入学しても勉強や部活など、様々なところで努力をし続けていきたいです。(③高校生活にどう活かしていくかについて話す)
B 勉強
私の強みは英語を読んだり話したりする力です。(①自分の強みを簡潔に話す)
私は小学校の頃から英語に興味を持ち、英検に挑戦してきました。
そして、英検に合格するために、毎日少しずつ単語を覚えたり、英語の長文を読むことをしていきました。
最初はなかなか問題ができませんでしたが、毎日継続して勉強をしたことで、少しずつできるようになってきました。
そして、その努力の結果、英検準2級に無事合格することができました。(②自分の強みを具体例を交えて話す)
また、高校に入学したら、自分自身の英語力をより高めるために、英会話のサークルや英語の読書クラブに参加する予定でいます。
そして、高校3年間で英語の力をさらについて、卒業後は外国語学部のある大学に進学し、将来は国際的な仕事に携わることができるようになりたいです。(③高校生活にどう活かしていくかについて話す)
C ボランティア活動
私の強みは様々な立場の人と触れ合ってきたことです。(①自分の強みを簡潔に話す)
私は中学校時代から、ボランティア活動に参加し、地域のイベントや高齢者施設でのボランティア活動を継続的に取り組んできました。
そして、これまでのボランティア活動の中で、特に印象に残っているのは、高齢者施設での活動です。
そこで、高齢者の方々との交流を通じて、自分自身が成長できたと感じました。
高齢者の方々からは、歴史的な出来事についての貴重なお話を聞くことができ、また、自分が日常で当たり前にしていることに改めて感謝することができました。(②自分の強みを具体例を交えて話す)
高校入学後も、今行っているボランティア活動を継続して取り組むことで、自分自身の成長を促し、地域社会に貢献していきたいです。また、高校生活を通じて、新たなボランティア活動にも挑戦していきたいと思っています。(③高校生活にどう活かしていくかについて話す)
このように、最初に自分のアピールポイントを手短に言い、その後具体例を話し、最後に高校生活でどう活かすかを話すことで、相手によく伝わります。
また、自己PRは自分の強みを言う場ですので、ネガティブな内容はできるだけ話さないように心がけましょう。
【高校入試面接】長所と短所の書き方や例文は?
ア 高校入試面接の長所・短所の書き方は?
→短所はこれからどうやって直していくかについても話すこと
A 長所・短所を話すときのポイント
自分の長所や短所についても高校入試の面接ではよく聞かれます。
長所や短所を話す際のポイントは以下の通りです。
②自己PRと同様、最初に長所(短所)の内容を簡潔に話し、その後に具体例を話す
③短所はこれからどうやって直していくかも話す
これらのことを意識して話す内容を考えるようにしましょう。
B 自分の長所・短所が思いつかないときは?
①短所しか思いつかない場合
「自分にいいところがない。悪いところしか見つからない。」という人がいます。
ただし、短所は見方を変えれば長所にもなります。
例えば、
・頑固→信念を持っている
・気が短い→行動力がある
といったように変えることができます。
そのため、自分の性格を見つめ直していいところを見つけるようにしましょう
②自分の性格がよく分からない場合
自分の良さなどは、実は改めて思い返してみるとなかなか見つけることが難しいです。
その場合は、家族や友達に自分の長所は何かを聞いてみるといいでしょう。
自分は他人からどう思われているかを知ることで、客観的な視点から自分の性格について話すことができます。
イ 高校入試面接の長所・短所の例文は?
A 長所
①協調性
私は人と協力することが得意です。
中学校の時、クラスの合唱コンクールでチームリーダーを務め、仲間と力を合わせて優勝することができました。
高校生になっても部活動や文化祭の準備などではチームワークを大切にして活躍したいと思います。
②自己管理
私は自己管理ができることが強みです。
中学校の時、部活動で忙しい中、勉強との両立ができるように時間を上手に使うことができました。
また、自分自身の弱点を把握して、それを克服するために努力してきました。
これからも、自分の時間や能力を最大限に生かして、目標を達成するために努力していきたいです。
B 短所
①プレッシャーに弱い
私は、プレッシャーに弱いと思います。
定期テストや部活の大会など、結果が求められる場面で緊張してしまうことがあります。
これは自分でも直していきたいと思っており、精神的に強くなるために、日頃からストレスを発散する方法を見つけるようにしています。
②価値観の多様性を認められない
私は、自分と合わない人と接することが苦手です。
自分と価値観や考え方が違う人と話すと、どうしても自分の考え方にこだわり、相手の意見を認めることができません。
これからは、相手の意見や考え方にも理解し、相手を尊重しながら話をすることができるように、コミュニケーション能力を高めていきたいです。
【高校入試】面接対策ができるおすすめ問題集は?
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・面接テクニックについて動画で視聴することができる
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そのため、面接で何を話したらいいか分からない人や面接に不安がある人にはおすすめの一冊となっています。