と思っている中学生のみなさん!
今回は「高校入試 数学のおすすめ問題集と参考書ルート」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【高校入試】数学のおすすめ参考書・問題集ルートは?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!高校入試数学のおすすめ勉強法は?
高校入試の数学の勉強をする上で、必要な参考書や問題集は、
・数学の参考書(苦手な人向け)
・解法暗記ができる問題集
・応用問題集
・過去問
になります。
今回は、高校入試の数学で高得点を取ることができるおすすめの参考書や問題集について紹介していきます。
ア 計算問題集
→全ての計算問題に解き方のヒントが載っているためわかりやすい
計算練習ができるのおすすめ計算問題集は、「全問ヒントつきでニガテでも解ける中学計算(学研)」です。
高校入試では計算問題が20点前後です。
そうなると、ここで点を落としてしまうと、数学で点数を取ることができなくなってしまいます。
そのため今まで習ってきた計算は全て完璧にできるようにしましょう。
そして、「全問ヒントつきでニガテでも解ける中学計算」は、
・解くためのヒントが詳しい
といった特徴があるため、非常におすすめです。
イ 数学の理解を深める参考書
→動画で説明されているため非常に分かりやすい
数学が苦手で今まで習った内容がよく分からない人は、「やさしくまるごと中学数学(学研)」がおすすめです。
この本は、各単元の内容や練習問題の解き方を動画で説明している参考書です。
そのため数学が苦手な人は、「やさしくまるごと中学数学」を使って、分からない分野の動画授業を見て理解を深めるようにしましょう。
また、小学校の算数から怪しい人は、姉妹書の「やさしくまるごと小学算数(学研)」から使っていくことをおすすめします。
ウ 基本問題のマスター
→高校入試によく出る問題を短時間で復習できる
基本問題を一通り復習できるおすすめの問題集は、「中学数学の解き方をひとつひとつわかりやすく(学研)」です。
この本は高校入試によく出る問題がコンパクトにまとまっています。
そのため、短時間で一通りの問題を解き終えることができるはずです。
「中学数学の解き方をひとつひとつわかりやすく」に出てくる全ての問題が解けるようになれば、入試で6割前後の点数は取れるはずです。
ただ、この本は問題数が少ないのと、難しい問題は載っていないという点があります。
そのため、より難しい問題に取り組みたいときは、「高校入試中学数学が面白いほどわかる本(KADOKAWA)」などの問題集をやっていくといいでしょう。
エ 応用問題集
→入試問題を解く前にやっておきたい
過去問を解く前に、入試レベルの問題が載っている問題集をおすすめします。
まずは、「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集 数学(旺文社)」です。
この問題集は、高校入試でよく出る問題でかつ標準レベルの問題集が載っている問題集です。
そのため、基礎固めを終えた生徒が次に取り組むべきおすすめの問題集といえます。
また、一つ上のレベルの問題集としては、「高校入試「解き方」が身につく問題集 数学(旺文社)」があります。
この問題集は、問題形式ごとに解き方が詳しく書かれている問題集です。
ただし、やや難易度が高いので、基礎をしっかりと固めた人向けの問題集といえます。
これらの問題集を使って入試問題に慣れるようにしましょう。
オ 過去問題集
→過去問演習と苦手分野の復習を繰り返そう
応用問題集をスラスラと解けるようになったら最後の仕上げとして過去問を解いていきます。
まずは、「公立高等学校過去入試問題集(教英出版)」で、志望する高校の過去問を解くようにしましょう。
そして、できなかった問題は参考書や問題集に戻り、復習します。
過去問演習とできなかった問題の復習を繰り返すことで、徐々に合格点に近づくことができます。
また、過去問を解くときには、
・難しい問題にも取り組む(時間がかかりすぎる場合は一旦飛ばす)
といったことを意識しながら取り組むようにしましょう。
なお、過去問を全て解き終えた人は、「全国高校入試問題正解数学(旺文社)」で他の都道府県の問題や難関私立・国立高校の過去問を解いていきましょう。
この問題集に出てくるさまざまな都道府県の入試問題を解くことで、いろいろな問題パターンに慣れることができます。
そのため、入試本番で急に問題傾向がガラッと変わったとしても、それに対応できる力がつくのでおすすめです。