と思っている中学生のみなさん!
今回は「勉強の休憩中にスマホやゲームはアリ?中学生の正しい過ごし方!」についてみていきますよ。
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✓対象となる人
✓記事を書いた人
勉強の合間になぜ休憩が必要なのか?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!勉強の休憩中の過ごし方は?スマホ、ゲーム、音楽、読書はアリ?
私たちはそもそもなぜ勉強の合間に休憩が必要なのでしょうか?
それは長い時間同じことを続けてくると体が疲れてくるからです。
みなさんは勉強中にずっと椅子に座っています。
実は椅子に座り続けていると、腰や肩などに負担がかかります。(肩こりや腰痛になるのはそのためです。)
また、教科書やテキストなどに書かれている文字を見続けることで目にも負担がかかります。
さらに、物事を暗記をしたり、問題集を解いたりすることで脳もフル稼働しています。
それらが続くと、知らないうちに体や脳が疲れてくるのです。
また、人間の集中力には限界があり、一般的には25分、長くても90分しか持ちません。
ですので、それ以上何かを続けていると、どうしても集中力が落ちてしまい、進むペースが遅くなってしまいます。
このような理由から、勉強をある程度続けたら所々で休憩を入れて、体や脳を休める必要があるのです。
勉強の休憩時間のおすすめの時間は?
次に勉強中のおすすめの休憩時間についてみていきます。
基本的には、勉強50分+休憩10分で1セットと考えるのがよいでしょう。
これは人間が物事に集中できる時間が30~45分であるため、勉強を50分やったら休憩に入るのがベストだからという理由です。
また、休憩時間もあまり長すぎると、勉強に切り替えるまでに時間がかかってしまいますので、10分程度がおすすめです。
さらに、「勉強50分+休憩10分」という組み合わせは学校の授業と同じスタイルですので、学生のみなさんは体が慣れていることもあります。
ただし、集中できる勉強時間や回復するのに必要な休憩時間は個人差があります。
そのため、もっと長く勉強したい人は1セットの勉強時間を90分などに伸ばしてみたり、逆に50分も集中して勉強できない人は30分に縮めるなどしてみたりするといいでしょう。
勉強の休憩時間にスマホ、ゲーム、音楽、読書をするのはアリ?
ア 休憩中は仮眠をとるのがベスト
→体を休めるには寝るのが一番
勉強の合間に休憩をする目的は、勉強で疲れた体や脳を休めることです。
そのため、基本的に休憩中は体の疲れを取ることを行うようにしましょう。
そして休憩中に一番おすすめなのは仮眠です。
それは、目をつぶって寝ることで、目や脳を休めることができるからです。
また、おすすめの仮眠時間は15~20分がベストです。
それはこれ以上寝てしまうと、目が覚めにくくなってしまったり、夜眠れなくなってしまったりするからです。
そのため、仮眠をするときは、
・寝る前にコーヒーや緑茶などを飲んでおく
・ベッドなどで寝ない
・休憩後にやる教材を開いて寝る
といったことをすると、短時間だけ眠ることができます。
また、完全に熟睡をする必要はなく、ただ目をつむっているだけでも体を休めることができます。
イ ストレッチをする
→体を動かすことで体をほぐすことができる
勉強は同じ姿勢で座り続けるため、腰や肩などが凝ってきがちです。
そのために、休憩中にストレッチや深呼吸、部屋の中を歩き回ることなどをして、体をほぐし、血流をよくしましょう。(家の周りを散歩することもおすすめです。)
そうすることで、リフレッシュして勉強を再開することができます。
また、休憩中に換気をすることや、水分をとることも効果的です。
換気をすることで、室内の二酸化炭素濃度が減るため、集中して勉強をすることができます。(二酸化炭素濃度が高いと集中力が下がったり、眠くなったりします。)
また、水を飲むことで集中力の低下や疲労感をおさえることができます。
さらに甘いものを食べることで、脳にエネルギーを補給することができます。
ただしおやつを食べすぎると、血糖値が急激に上がるためかえって眠くなってしまいますので少量ずつ食べるようにしましょう。
このように長時間勉強するためには、休憩中はしっかりと休み、次の勉強に備えることを優先してください。
ウ スマホやゲームはNG
→スマホやゲームをすると目や脳が休まらない
休憩中にスマホやゲームをすることで、気分転換にはなるでしょう。
しかし、休憩をする目的は目や体を休めることです。
スマホやゲームをしていたのでは、目が休まらず、かつ、脳も使うため、むしろ体が疲れてしまいます。
また、スマホやゲームに夢中になってしまい、次の勉強になかなか取り掛かれないといったことにもなりかねません。
そのため、一日の勉強が終わるまではスマホやゲームなどを控えるようにしましょう。(読書も同様の理由で勉強が終わるまではできるだけ控えた方がいいです。)
また、音楽を聴くことでドーパミンが分泌されやる気が高まったり、リラックスできたりといった効果があります。
ただし、休憩中に音楽を聴くのはいいですが、勉強をしながら音楽を聴く、いわゆる「ながら勉強」はしないようにしましょう。
それは、音楽のほうに意識が行ってしまい、勉強に集中できなくなるからです。