と思っている中学生のみなさん!
今回は「【愛知県高校入試】内申点はいつのが評価される?計算方法は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
愛知県高校入試で内申点はいつのものが評価されるか?
【動画】内申点はいつの時期のが評価される?内申点の計算方法は?
①一般入試
一般入試の場合は中3の内申点が評価されます。
ですが、中3のどこまでのテストの結果が評価されるかは、2学期制の中学校か3学期制の中学校かによって異なります。
・3学期制 1学期中間・期末+2学期中間・期末の4回のテストで評価
なお、学年末テストの結果は考慮しない場合が多いです。
そのため、基本的には中3の11~12月までのテストの結果や授業態度、提出物などで内申点が決まります。
このように内申点は中3の結果のみ採用されます。
そうなると、「中3から勉強を頑張ればいいや」と思う人がいるかもしれません。
しかし、中1・2で勉強習慣のなかった人が、中3になって急に勉強するようにはなれません。
また、英語や数学といった科目は積み重ね教科であるため、中1・2の内容が分かっていないと中3のテストで点数が取ることが難しくなってしまいます。
ですので、中1・2のうちからコツコツとテスト勉強などに取り組むようにして、内申点を上げるようにしましょう。
②推薦入試
推薦入試の場合は、中2・3の内申点が評価されます。
それは中学校が高校に送る推薦書の中に「中2の学習成績」を記入する欄があるからです。
そのため、推薦入試での合格を目指している場合は、中2からしっかりと勉強をするようにしましょう。
なお、私立高校の場合は、高校によって内申点の評価方法が異なるため、一概にどこかというのは分かりません。
愛知県高校入試で内申点の計算方法は?
A 校内順位の決定方法
愛知県公立高校入試は、内申点+当日点の合計で合否が決まります。
そして基本的には、配点は内申点(45点×2)+当日点(各教科22点満点×5教科)の合計200点満点となります。
ただ、高校によって内申点の倍率を上げたり、逆に当日点の点数を加算したりしているため、校内順位の決定方法は大きく異なります。
従来は、
Ⅱ 内申重視型(「内申点(45点×2倍×1.5倍)+当日点(110点)」)
Ⅲ 実力重視型(「内申点(45点×2倍)+当日点(110点×1.5)」)
の3通りの方式から、各高校があらかじめ選ぶことになっていました。
それが、令和5年度(2023)からは、これに加えて、
Ⅴ 実力超重視型(「内申点(45点×2倍)+当日点(110点×2倍)」)
の2つが加わります。
一般的には進学校は実力を重視する型(上のⅢ型かⅤ型)が多いです。(専門学科はⅠ型が中心です。)
ですが、高校によって型が異なるため、まずはみなさんが受けたい高校がどの方式で合否判定をしているのかを調べてください。(愛知県の教育委員会HPで確認することができます。)
B 合否の決まり方
高校入試の合否の決まり方は少し複雑です。
まずは、受験生を「A(内申点・当日点がともに定員内にいる)」と「B(内申点・当日点のいずれか<両方>が定員内にいない」に分けます。
例えば、
・太郎君 内申点100位+当日点80位→A
・花子さん 内申点230位+当日点100位→B
・次郎君 内申点50位+当日点290位→B
となります。
その後は、A評価の生徒でまずは順位付けをし、それでもまで定員を満たさない場合にB評価の生徒を順位付けします。
そのときに初めて上で紹介したⅠ型からⅤ型の校内順位の決定方法を採用します。
ですので、Ⅰ型からⅤ型で採点されるのはB評価の受験生のみとなります。
C 傾斜配点とは?
一部の専門学科では,特定教科の傾斜配点を行い教科評定が1.5倍されます。
・音楽科(音楽)
・スポーツ科学科(保健体育)
・国際英語科、国際教養科(外国語)
例えば、旭丘高校の美術科(Ⅰ型・均等型)に進学したいと思っている場合は、
・美術の内申が5→内申5×1.5倍×2倍で「15」
といったように結構な差がついてしまうことになります。
そのため、傾斜される科目には特に力を入れるようにしましょう。
愛知県高校入試で内申点を上げるには?
最後に、愛知県高校入試に向けて内申点を上げるための方法についてみていきます。
内申点は、
②計算コンクールなどの小テストの結果
③授業態度
④レポート・ワークなどの取り組み具合
など、総合的に決まります。
まずは、定期テストの勉強が大事です。
ただし、内申点は5教科だけでなく実技教科も関わってきますので、保体や音楽といった実技教科の勉強もしっかりとやるようにしましょう。
また、テストの点数だけでなく授業態度やレポートの出来なども評価の対象となります。
そのため、積極的に手を上げる、レポートや提出物は丁寧に取り組む(締め切りは絶対に守ること)といったように普段から一生懸命取り組むようにしましょう。
さらに、実技教科では、実技の技術だけでなく取り組み具合(積極性)も求められます。
例えば、サッカーなどの運動が苦手でも積極的にプレーをしていれば評価はされます。
そのため、運動が苦手だから、歌を歌うことが苦手だからといって引っ込み思案にならないようにしましょう。
なお、内申点が志望校のボーダーラインに届いていないと、志望校を下げることになってしまったり、入試前に過度の不安やプレッシャーを感じてしまいがちです。
そうならないように、内申点は一つでも上げていけるように日々努力していきましょう。
【まとめ】愛知県高校入試の内申点の計算方法のポイントとアドバイス
今回の「【愛知県高校入試】内申点はいつの時期のが評価される?計算方法は?」についてのまとめです。
①公立の一般入試は中3の2学期までの内申点で評価される
②公立の推薦入試は中2のときの内申点も評価される
③私立は高校によって異なる
・まずは定期テストで結果を出す
・授業態度や提出物、実技の取り組み具合も大事
・実技教科や理科・社会は割と上げやすい
内申点を上げることで受験できる高校の選択肢が増えます。
そのため、普段からコツコツと勉強をするようにしよう。
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