と思っている高校生のみなさん!
今回は「大学入試面接での志望動機:答え方と内容の構成・長さガイド」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【大学入試】面接で志望動機が最も重要である理由は?
志望動機とは大学に入りたい理由や大学の魅力について話すことです。
そこでは、
・大学で何を学びたいのか
・将来どのようなことに取り組みたいのか
といったことを絡めて話をします。
また、面接において志望動機が大切な理由は、筆記試験では測れない受験生の人物像や熱意を知りたいからです。
受験生は大学で何を学びたいのか、自分自身の将来の進路や目標などを話すことで、面接官に熱意や意欲などをアピールすることができます。
そして面接は志望動機がしっかりと言えたかどうかで合否が決まるといっても過言ではありません。
そのためには、
・大学の特徴やカリキュラムについてよく知っている
・大学で学びたいことや将来の夢などのプランがしっかりしている
・パンフレットやHPに書いてある文言をそのまま使っていない
といったことを意識して話すようにしましょう。
また、面接は練習量がものをいいますので、まずは話す内容をしっかりと考え、その後は学校で面接の練習をし、先生からアドバイスをもらうようにしましょう。
それを繰り返すことでだんだんといい内容を話すことができるようになります。
【大学入試】志望動機の内容はどうやって考えたらいいか?
いい志望動機を話すためには、大学のことはもちろん自分自身のこともよく知っておく必要があります。
そのために必要なこととして、
・大学に関する情報を集め、志望する大学の魅力や他の大学との違いなどを探す
といったことを行っていくといいでしょう。
A 自己分析
自己分析とは、自分自身の性格や能力、興味・関心、価値観などを客観的に把握し、自分の強みや弱みを見つけ出すことです。
自己分析をする上でいくつかのポイントがあります。
・自分の長所や短所を挙げる
自分自身を客観的に見るために、まずは自分の長所や短所を挙げてみましょう。
例えば、「コミュニケーション能力が高い」「時間にルーズだ」といった具体的な項目を挙げます。
自分の長所や短所を挙げることで、自分自身を客観的に見ることができます。
・自分の興味や関心分野を洗い出す
自分が興味を持っていることや、関心がある分野を洗い出すことも大切です。
例えば、好きな教科や趣味、芸術、スポーツ、社会問題など、自分が関心を持っている分野をリストアップしてみましょう。
自分の興味や関心分野を洗い出すことで、自分が何に興味を持っているかを明確にすることができます。
・自分の人生設計を考える
自己分析をするうえで、自分の人生設計を考えることも重要です。
例えば、「自分は将来どのような仕事に就きたいのか」「自分にとって幸せとは何か」といったことを考えます。
自分の人生設計を考えることで、自分自身が目指すべき方向性を明確にすることができます。
このような自己分析を行うことで、自分に合った大学や学部・学科、将来の進路や職種を見つけることができるので必ずするようにしましょう。
B 大学について調べる
また、大学の特徴やカリキュラム、社会情勢などを調べることも必要です。
・大学の公式ウェブサイトを確認する
大学の公式ウェブサイトには、入試情報や学部・学科の特徴、カリキュラム、施設などが詳細に掲載されています。
入試に関する情報だけでなく、学生生活や就職活動に関する情報も掲載されていることがあります。
・大学のオープンキャンパスに参加する
大学のオープンキャンパスに参加することで、学部・学科の特徴やカリキュラム、施設などを実際に見て、学生や教員と話をすることができます。
また、学生生活や就職活動についても、学生やOB・OGから直接聞くことができます。
・パンフレットを読む
パンフレットには、入試情報や学部・学科の特徴、カリキュラム、施設などが掲載されています。
パンフレットは、大学の公式ウェブサイトなどから請求することができます。
・大学生やOB・OGに話を聞く
自分の知人や親戚、友人、先輩などが大学生やOB・OGであれば、実際の学生生活や就職活動について話を聞くことができます。
また、インターネット上には、大学生やOB・OGが投稿したブログやSNSなどもありますので、参考にすることができます。
以上のような方法で、大学の特徴やカリキュラム、社会情勢などを調べることができます。
しっかりと調べて、自分に合った大学を選びましょう。
そして、自己分析や大学の特徴やカリキュラムなどを調べることで、自分自身の志望動機を作り上げることができます。
また、これらの情報は、大学入試の面接だけでなく、志望理由書や面接の自己PRでも役立つため、しっかりと準備しておきましょう。
【大学入試】志望理由のおすすめ回答例は?
多くの人にとってやっかいなのが、「志望動機が思いつかない」といったことではないでしょうか?
そろそろ面接の準備をしなきゃ・・・、でも何を話したらいいかが分からないという悩みを持っている人も多いでしょう。
ここでは志望動機を話す際のポイントとおすすめ回答例について書いていきます。
ア【大学入試面接】志望動機の答えるときのポイントは?
→先に結論から話すことで面接官に伝わりやすくなる
A 結論を先に話す
志望動機の基本的な流れは、「結論→理由」の順で書くことです。
最初に大学などに志望する理由を一言でまとめ、その後その理由を話していきます。
そうすることで面接官に伝えやすくなります。
B 適度な長さで話す
大学の志望理由を話す時間は、長すぎても面接官は飽きてしまいますし、短すぎてもやる気がないように感じられます。
ですので、大体の目安として、30秒~1分程度で志望理由を話すといいでしょう。
C 具体的な内容を話す
話をする際には具体的な話を織り込むことで相手に伝えやすくなります。
例えば、「貴学の授業が魅力的だと感じました。」で終わってしまうと、面接官には伝わりにくいです。
そうではなく、
「私は貴学のオープンキャンパンに参加した際に、〇〇という授業を体験しました。そこでは、今まで知りえなかったことを分かりやすく学ぶことができました。そしてこの授業をきっかけに〇〇を始めとする内容について深く学びたいと思うようになりました。」といったように具体的に話ができるようにしましょう。
D パンフレットに書かれている言葉をそのまま使わない
大学のパンフレットに書かれている言葉をそのまま話す人がいます。
基本的にはパンフレットに書かれている内容は難しい表現で書かれています。
それをそのまま話すと、面接官側からしたら違和感しかありません。
「この受験生はパンフレットに書かれている内容をそのまま覚えてきたな。」
「本当に大学の良さを知っているんだろうか?」
と思われてしまいます。
ですので、パンフレットに書かれている内容をそのまま話すのではなく、皆さんなりに解釈をして自分の言葉で話すようにしましょう。
イ 志望動機のおすすめ例文は?
→どの観点から話すかをあらかじめ決めておこう
ここからは志望動機の例文についていくつかみていきます。
A 高校時代に学んだことを志望動機に絡める方法
私は小学生のころから英語を学んでおり、そのため英語を話すことが好きです。高校生になっても英語の授業を重点的に受けていました。また、日本史や地理などの社会科目も好きで、これらの授業を通して日本の歴史や文化、世界の情勢などに興味を持ちました。
これらの経験から、私は文系の大学で英語や社会科目を学びたいと考えています。貴学で英語を学ぶことで、将来的には海外での就職や留学など、国際的な活躍ができるようになりたいと思っています。また、社会科目を学ぶことで、日本の歴史や文化、世界の情勢などをより深く理解し、社会人として必要な知識を身につけたいと思っています。
私は高校で文系の科目を重点的に学び、これらの科目を通して自分自身の特性を発見することができました。大学でも同じように、自分自身の興味や特性に合った学問を深め、自分自身をより成長させたいと思っています。
以上のように、私は自分自身の経験や特性を活かし、文系の大学で学びを深め、国際的な活躍や社会人として必要な知識を身につけることを目指しています。貴学で学びを深めることで、自分自身をより成長させ、社会に貢献することができると確信しています。
B 大学のカリキュラムや研究分野を絡めた志望動機
私は将来的には医療従事者として活躍することを目指しており、そのためには医療に必要な知識や技術を身につけることが必要だと考えています。貴学のカリキュラムには、解剖学や生理学、医療倫理などの科目が含まれており、これらの科目を学ぶことで医療に必要な知識や技術を習得することができます。
私はこれらの科目に興味を持っており、将来的には医療従事者として、患者様の命を守るために必要な知識や技術を習得し、患者さんの健康に貢献することを目指しています。
また、私は研究にも興味があります。貴学で行われる医療分野の研究に参加することで、将来的には医療現場で必要な新しい技術や治療法を開発することができます。私は貴学で研究を行い、医療分野に貢献することを目指しています。
以上のように、私は自分の目標に合った大学で学びを深め、医療現場での活躍や研究に貢献することを目指しています。貴学のカリキュラムや研究分野が自分の目標と合致しており、この大学で学びを深めることで、自分の目標を実現することができると確信しています。
C 海外留学や国際交流を絡めた志望動機
私は海外留学や国際交流に興味を持っています。私は高校で英語を学び、留学先で英語を使うことで、自分の英語力を向上させたいと思っています。
また、私は異文化や多様性に興味があります。海外留学や国際交流を通じて、異なる文化や価値観を理解することができ、自分自身の視野を広げることができると思っています。
さらに、私は将来的に国際的な職業に就きたいと考えています。大学で学ぶことや国際交流を通じて、自分のキャリアパスを広げ、グローバルに活躍するための力を身につけたいと思っています。
この大学は、海外留学や国際交流に積極的に取り組んでいることが知られており、私が希望する環境に近いです。大学で学ぶことや国際交流を通じて、異文化に触れることができ、自分自身の成長につながると考えています。この大学で学ぶことで、グローバルな視野を持った人材になることができるように努力したいと思っています。
D 就職や将来のキャリアを絡めた志望動機
私は将来的には自分の専門分野で活躍し、社会に貢献できるような人材になりたいと考えています。そのために、大学で学ぶことや、将来のキャリアパスについて考えることが大切だと思っています。
私は、大学で学ぶことを通じて、自分自身の専門分野を深めると同時に、就職活動に向けたスキルや知識を身につけたいと思っています。この大学には、業界に精通した教授陣や就職支援のサポートが充実していることが知られており、自分のキャリアパスを考える上で大きな魅力となっています。
将来的には、自分自身が持つ専門的な知識やスキルを活かし、社会に貢献できるような仕事に就きたいと考えています。また、自分自身が成長し続け、常に新しいことにチャレンジできるような環境で働きたいとも思っています。この大学で学ぶことや、就職活動に向けた取り組みを通じて、自分自身が持つポテンシャルを最大限に引き出し、将来的には自分が目指すキャリアを実現できるように努力していきたいと思っています。
これらの内容をベースに、より具体的に話していけるようになるようにしていきましょう。
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