と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「リードLightノート化学の使い方とレベルを解説!効果的な学習法」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【大学入試】化学の基礎固めができるおすすめの問題集は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!リードLightノート化学の使い方とレベルを解説!効果的な学習法
化学は大きく、理論化学・無機化学・有機化学の3つの分野に分かれます。
そして、化学の勉強をする上で最も大事なことは、基礎を完璧にすることです。
基礎力がないのに「化学重要問題集」などの難易度が高い問題集を解いても、なかなか力をつけることはできません。
そのために大事なことは、最初の1冊目の問題集はできるだけ分かりやすい、易しめの内容の問題集を使うことをおすすめします。
また、化学の基礎固めができる定番の問題集というと、
・化学入門問題精講(旺文社)
・セミナー、アクセスなど学校で使っている問題集
などがあります。
これらの中で特におすすめなのが、数研出版の「リードLightノート化学基礎」・「リードLightノート化学」です。
この問題集は、
・「基礎CHECK→Let`s Try→編末問題」と段階的にレベルが上がる問題構成となっている
・解説が非常に詳しい(例題には解説動画もある)
といった特徴があり、非常に使いやすい問題集と言えます。
また、「リードLightノート化学基礎・化学」は教科書~共通テストレベルの問題集となっているため、まずはこの問題集を完璧にマスターするところから始めるといいでしょう。(定期テスト対策としても使える問題集です。)
そして、「リードLightノート化学基礎・化学」をマスターしたら、「化学重要問題集」などのやや難しめの問題に取り組むと効果的です。
イ リードLightノート化学基礎・化学のレイアウトは?
→例題とそれに関する練習問題が載っている
リードLightノート化学基礎・化学のレイアウトは、
②基礎CHECK:公式や用語の意味を問う簡単な問題が載っている
③Let`s Try:この問題集のメインとなる部分で「例題+練習問題」で構成されている
④編末問題:各分野の最後にある問題でやや難易度が高め
となっています。
この中でまずは③のLet`s Tryまでを完璧にするようにしましょう。
そして、それが完璧になったら④の編末問題を解くようにして下さい。(時間に余裕がない場合は編末問題は飛ばしてもOKです。)
【大学入試】リードLightノート化学基礎・化学の使い方は?
ア まずは参考書を読んで内容を理解する
→化学は理解が全て!参考書を読んで内容をしっかりと理解しよう!
化学は理解がかなり必要となる科目になります。
そのため、問題集を解く前に、まずは「大学入試坂田アキラの化学の解法が面白いほどわかる本(中経出版)」や「橋爪のゼロから劇的!にわかる化学の授業(旺文社)」といった分かりやすい参考書を使って、これから解く単元の内容をしっかりと理解するようにしましょう。
そして、参考書を読む際に特に意識すべきことは、
・用語の意味(モル濃度・蒸気圧効果・金属のイオン化傾向など)
といったことです。
これらに注意してしっかりと参考書を読むようにしましょう。
イ「基礎からのジャンプアップノート化学暗記ドリル」で基本的な内容をマスターする
→「リードLightノート化学」の前にやっておくとよい
参考書を読んで基本的な内容を理解した後は、「基礎からのジャンプアップノート 理論化学 計算&暗記ドリル (旺文社)」と「基礎からのジャンプアップノート 無機・有機化学 暗記ドリル(旺文社)」を使って基礎固めをしていきます。
これらの本は、
・計算のやり方がドリル形式で簡単にマスターできる
といった特徴があります。
そのため、「リードLightノート化学」に入る前に先にやっておくことをおすすめします。
ウ 例題とLet`s Tryを完璧にする
→できなかった問題を中心に何度も繰り返し解いていこう
「リードLightノート化学」に取り組む前に「基礎からのジャンプアップノート化学暗記ドリル」を解いた人は、リードLightノートの要項と基礎CHECKは飛ばして、Let`sTryから取り組むようにしましょう。
なお、「基礎からのジャンプアップノート化学暗記ドリル」をやっていない人は、要項から必ず取り組むようにしましょう。
A 化学が得意な人向けの解き方
化学が得意な人であれば、Let`s Tryの問題をいきなり解いてもある程度はできるはずです。
そのため、化学が得意な人向けのおすすめな解き方としては、
②できなかった問題に〇をつける
③解説を読んで理解する
④後日できなかった問題を解き直す(できた問題は〇を消す)
がいいでしょう。
①~④を繰り返し、最終的に全ての問題ができるようになればOKです。
B 化学が苦手な人向けの解き方
一方で化学が苦手な人が、いきなり問題を解いてもほとんどの問題ができないはずです。
そういう人におすすめの解き方は、
②答えを隠して自力で解けるかどうかを確認する
③引き続き例題以外のLet‘sTryの問題を解く
④後日改めて解けるかどうかを確認する
がいいでしょう。
ここでのポイントは、最初から答えを見て解き方を覚えることです。
これをやることで、考える時間を短縮することができます。
ただし、答えを丸暗記していたのでは実力がつきません。
そのため、解法暗記をする際には問題文を見て、解く上で必要なキーワードを見つけられるようにしましょう。
例えば、問題文に、
とあれば、「気体の全圧→分圧の和」が瞬間的に思いつくようにしてください
これを問題ごとにやることで、スムーズに問題が解けるようになります。
そして、解法暗記をした後には必ず自力で解けるかどうかを確認してください。
そこでスラスラと解けるようになれば解き方をマスターしたことになります。
エ いつまでに「リードLightノート化学」を仕上げるか?
→二次で化学がある場合は高3の1学期までには終わらせたい
「リードLightノート化学基礎・化学」をいつまでに完成させたらいいかというと、みなさんが受験する大学によって変わります。
基本的には、
・準難関大学を志望→高3の1学期までに習ったところを完成させる
・共通テストのみ、化学が易しめの大学を志望→高3の夏休みが終わるまでに習ったところを完成させる
となります。
「リードLightノート化学」が終わった後は、化学重要問題集や化学の新演習などの問題集および過去問を解く必要があるため、できるだけ早めに終わらせるようにしましょう。
ただし、受験勉強は英語・数学の勉強が優先することになりますので、その2教科がある程度仕上がってきたら化学の勉強を始めるようにして下さい。