と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「愛知県立大学英語の問題傾向と難易度を徹底解説!選ぶべき問題集とは?【2025年】」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
愛知県立大学英語の問題傾向(2024年)・難易度・解答速報は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!2025年愛知県立大学英語入試の問題傾向や難易度は?
ア 出題形式・難易度(2024年)
→長文読解がメイン
愛知県立大学の英語は外国語学部とそれ以外の学部とで問題形式が若干異なります。
A 日本文化・教育福祉・看護
【問題数】3問
【解答時間】90分
【出題範囲】長文読解+英作文
【難易度】標準~やや難レベル
B 外国語
【問題数】3問
【解答時間】90分
【出題範囲】長文読解+英作文
【難易度】標準~やや難レベル
愛知県立大学の英語の特徴としては、
・記述問題はほぼなく、共通テストに問題形式が近い
といった特徴があります。
そのため、まずは共通テストに向けて英文を速く読める練習をしていきましょう。
そうすることで、愛知県立大学の問題が解ける力もついていきます。
また、愛知県立大学では自由英作文も出るため、高3の秋以降は時間をかけてじっくりと対策をするようにしましょう。
2025年愛知県立大学入試英語で高得点を取るための勉強法やおすすめ問題集は?
愛知県立大学英語の入試対策の基本的な流れとしては以下の通りです。
ア 基礎固め
→英単語・英熟語・英文法・英文解釈を高2の終わりまでに終わらせよう
愛知県立大の英語の問題は標準レベルの問題で構成されています。
加えて、近年の共通テストでは、難易度が上がり、かつ試験科目も増えています。
そのため、高2の終わりまでに英単語・英熟語・英文法・英文解釈の基礎固めを終えるようにしましょう。(遅くとも高3の夏休みに入る前には終わらせるようにして下さい。)
それは、英単語や英熟語、英文法の知識がないと、文章問題を解いてもなかなか点数が伸びるようにはならないからです。
ですので、高3になってから受験勉強を始めるのではなく、高1・高2のうちから少しずつ英語の勉強に取り組むようにしましょう。
なお、おすすめの問題集としては、
②英熟語:英熟語ターゲット1000
③英文法(基礎):学校で使っている問題集or「基礎からのジャンプアップノート英文法演習ドリル(旺文社)」
④英文法(発展):学校で使っている問題集or「UPGRADE英文法・語法問題(数研出版)
⑤英文解釈:「大学入試読むための英文法標準編(アルク)」
です。
これらの問題集を使って、まずは英語の基礎固めをしっかりと行うようにしましょう。
また、時間に余裕があれば、長文読解の対策もやるようにして下さい。
それは、大学入試では長文読解の配点が非常に高いため、長文読解ができるようになると英語の点数が安定してくるからです。
最初は英文解釈(精読)から始め、その後は速読(英文を速く読めるようにするための練習)→多読(英文をたくさん読む)の流れで長文読解が得意になるようにしましょう。
そして、おすすめの問題集は、
②速読:「大学入試ハイパートレーニング1・2(桐原書店)」
③多読:学校で使っている問題集or「英検2級文で覚える単熟語(旺文社)」、「共通テスト英語リーディングレベル別問題集0~3(東進ブックス)」、「速読英単語(Z会)」、「速読英熟語(Z会)」、「関正生のThe Rules英語長文問題集(旺文社)」、「大学入試レベル別英語長文問題Solution最新テーマ編(かんき出版)」など
です。
これらの問題集をできるだけこなしていくことで、英文の構造が分かったり、話の展開などが分かるようになったりするため、ぜひできるだけ多くの英文に触れるようにしましょう。
イ 分野別学習+共通テスト対策
→できるだけ多くの問題を解いて実践力をつけていこう
基礎固めを終えたら、ここからは分野別学習(長文読解・リスニング・英作文)を進めていきます。
その時には、いきなり入試レベルの問題を解くのではなく、最初は基本的なレベルのものからやっていくといいでしょう。
また、高3の5月以降は共通テスト模試の回数が多くなりますので、1学期のうちに一度共通テスト対策をすることをおすすめします。
①長文読解
・共通テスト過去問および予想問題集を解く
・速読および多読の練習をして、英語を短い時間で読み切れるようにする。
②リスニング
・ディクテーションの練習をする(英語が苦手な人向け):「ゼロからスタート英語を聞き取るトレーニングブック(Jリサーチ出版)」で音を正確に聞き取れるようにする
・共通テスト対策をする:「共通テスト英語リスニング満点のコツ(教学社)」を解いて、共通テストの問題に慣れる
・共通テスト過去問および予想問題集を解く
③英作文
・例文暗記をする:学校で使っている問題集や「英文法の知識ゼロからはじめられる暗唱例文Props150(学研)」で基本例文を暗唱する
・和文英訳の問題集を解く:「大学入試 肘井学の作文のための英文法が面白いほどわかる本(KADOKAWA)」で英作文の書き方を学ぶ
・自由英作文の問題集を解く:「関正生の英作文ポラリス[2 自由英作文編](KADOKAWA)」で自由英作文の書き方を学ぶ。
④ 過去問演習
最後に過去問を解いていきます。
なお、過去問を解き始める時期は、
・共通テスト明け
がおすすめです。
愛知県立大の赤本は過去4年分の問題が載っていますので、まずは4年分を解いていきましょう。
そして、それが終わったら、さらに古い年度の問題を解くか、他大学の問題を解くことをおすすめします。(学校の進路指導室にはさまざまな大学の赤本が置いてあるため、それを上手に使うようにしてください。)
また、過去問を解いてできなかった問題は必ず復習するようにして下さい。
過去問演習と復習を繰り返すことで、徐々に得点力が上がっていきます。