と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「漢文読解完全ガイド|短期間で得点を上げる勉強法とおすすめ問題集」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【大学入試】漢文読解の参考書・問題集のおすすめは?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!【大学入試】漢文読解の参考書・問題集のおすすめは?
ア 定期テスト対策用は「教科書ガイド」がおすすめ
→書き下し文や現代語訳が詳しく書かれている参考書
定期テストでは教科書の内容から出題されます。
そこでおすすめなのが、「教科書ガイド(あすとろ出版)」です。
*教科書は高校によって違いますので、今学校で使っている教科書のガイドを買うようにしてください。
教科書ガイドは、みなさんが高校で習っている漢文について、
・現代語訳
・重要単語や句法の説明
などが載っている参考書です。
そのため、教科書ガイドを読むことで、文章の内容の理解度が格段に上がっていきます。
また、教科書ガイドの使い方としては、
②現代語訳と本文をカタマリごとに交互に読む
③重要単語や句法の確認をする
④声に出して何度も音読をする
がおすすめです。
内容を先に理解し、その上で何度も音読することで、漢文の土台が固まっていきます。
イ「岡本梨奈の1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほどわかる本」で漢文の解き方を学ぼう
→句法と漢文読解について学べる参考書
教科書ガイドを読みこんで漢文の基礎を固めたら、本格的に漢文の問題演習に入っていきます。
まずは、学校で使っている補助教材です。
補助教材は定期テストの範囲になるため、しっかりとやりこむ必要があります。
ですので、ただ問題を解いて終わりではなく、
②重要な単語の意味、句法などをおさえる
③原文と現代語訳を照らし合わせて文の意味を確認する
④繰り返し音読する
といった流れで取り組むようにしましょう。
また、漢文の点数が伸び悩んでいる人で、漢文の読み方を知りたい人は、「岡本梨奈の1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほどわかる本(KADOKAWA)」がおすすめです。
この本の特徴は、
・会話調で書かれており読みやすい
・問題を解きながら読み方や解き方のテクニックなどを学ぶことができる
となっています。
そのため、本格的に漢文の問題を解く前に、まずは、「岡本梨奈の1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほどわかる本」を読んで、漢文の読み方や解き方を学ぶようにしましょう。
ウ「全レベル問題集漢文2」で共通テストレベルの問題に慣れよう
→共テで高得点が取れるための読解テクニックを学ぼう
「岡本梨奈の1冊読むだけで漢文の読み方&解き方が面白いほどわかる本」で漢文の読解法を学んだあとは、本格的に問題演習に入っていきます。
そして、最初に取り組む問題集でおすすめなのは、「全レベル別問題集漢文2・共通テストレベル(旺文社)」です。(全部で3冊あります)
この問題集の特徴としては、
・選択肢ごとにどこが間違っているか詳しく書かれている
といったものがあり、非常に取り組みやすい問題集といえます。
そして、全レベル別問題集の進め方としては、
②解説を読む
③重要な単語の意味、句法などをおさえる
④原文と現代語訳を照らし合わせて文の意味を確認する
⑤繰り返し音読する
といった流れでやっていくのがおすすめです。
エ「得点奪取漢文」で記述問題の解き方を学ぼう
→採点基準が詳しく書かれている問題集
二次試験や私立入試などで漢文がある場合には、記述問題の対策も必要になってきます。
そこで、記述対策ができるおすすめの問題集は、「得点奪取漢文(河合出版)」です。
この問題集は、
・漢文の記述問題の採点基準が詳しく書かれている
となっています。
そのため、独学でも使いやすい問題集といえます。
まずは、自力で問題を解き、その後は解説をしっかりと読んで、記述の解き方を学ぶようにしましょう。
ただし、「得点奪取漢文」は難易度が高めの問題集です。
そのため、もう少し易しめの問題を解きたい場合は、先ほど紹介した、「全レベル別問題集漢文」の3(私立・国公立大レベル)などを使っていくようにしましょう。
そして、「得点奪取漢文」を終えた後は、過去問演習に進めるようにしてください。