と思っている中学生のみなさん!
今回は「時習館高校と豊橋東高校、志望校はどちらにすべきか?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
時習館高校か豊橋東高校で進路を悩む生徒は?
時習館高校か豊橋東高校で進路を迷っている生徒は、基本的に
・内申が37以上
・時習館高校に受かる自信がない生徒
の場合であることが多いです。
どちらも進学校であることは間違いありませんが、その校風は全く異なります。
今回はどちらの高校が合っているのかをまとめていきます。
なお、この記事は私の完全な主観となりますのでご承知ください。
時習館高校を志望校にすべき生徒は?
まず時習館高校を選んだ方がいい生徒についてです。
それは、
・旧帝大(東大・京大・名大など)、医学部の大学などの難関大学に進みたい
場合です。以下順番にみていきましょう。
ア 時習館高校に行くべき生徒①(理数系の授業を学びたい生徒)
→数学や理科の授業が手厚い
時習館高校は、「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」に指定されており、理科・数学の授業に特に力を入れています。
加えて、東大・京大などの難関大学へ対応したカリキュラムをとっているため、他の高校よりも速い授業進度で授業が進んでいきます。
そのため、理数系の大学に進学したい生徒は時習館の授業内容は向いていると言えます。
一方で、理科・数学が苦手な人は、高校に入学するまでにそれらの科目をある程度克服しないと入学してから大変になりますので気を付けましょう。
イ 時習館高校に行くべき生徒②(旧帝大・医大志望者)
→東大などに対応した授業カリキュラムをとっている
理系は先ほど見た通りですが、文系でも旧帝大に対応したカリキュラムをとっています。(旧帝大とは東大・京大・名大・北大・東北大・阪大・九大のことです。)
時習館高校では2・3年次に「日本史探究+世界史探究」といったようにB科目を2科目習います。
これは、東大は二次試験で日本史・世界史・地理から2科目が受験科目になっているため、東大を受験するには探究科目が2科目必要だからなのです。
そのため、時習館高校のカリキュラムは東大などの大学に対応したカリキュラムといえます。
一方で、他の高校は日本史探究か世界史探究のどちらかしか学びません。
ですので、仮に東大を受験したい場合は、独学でもう一つの科目を勉強しないといけなくなります。
また、時習館では毎年のように東大合格する人や、東大に受験する人がいるため、「俺、東大に行くんだ」と言っても不思議ではない環境にあると言えるでしょう。(私がいた当時は東大・京大・名大に行くように指導がされていたような気がします。)
そのため、自分の身の回りにライバルがいることになり、切磋琢磨して勉強ができます。
豊橋東高校を志望校にすべき生徒は?
次に豊橋東高校を選んだ方がいい生徒についてです。
それは、
・英語に力を入れたい
・地元の大学に合格したい
場合です。以下順番にみていきましょう。
ア 豊橋東高校に行くべき生徒①(確実に進学校に合格したい生徒)
→時習館よりも豊橋東の方が若干ボーダーラインは低い
時習館高校のボーダーラインは内申点が41、当日点が85とされています。
一方で豊橋東高校のボーダーラインは、内申点が37、当日点が80です。
こうみると、例えば、
・内申点はあるが模試などで結果が出せない生徒
といった人は、なかなか強気に時習館高校を第一希望にしにくいと思います。
そのため、危ない橋を渡りたくない、より確実に合格したいと考えている場合は豊橋東高校を志望校とするといいでしょう。
イ 豊橋東高校に行くべき生徒②(英語の授業を重点的に学びたい)
→文系志望の割合が時習館よりも多い
先ほど見たように時習館高校はどちらかといえば理数系の授業に力を入れています。
生徒の割合も5:3で理系志望の生徒が多いです。
一方、豊橋東高校は文系志望の生徒が時習館よりも多いです。
また、豊橋東高校には、「国際理解コース」というコースがあり、ここでは英語を中心とした授業を受けることができます。(またこのコースの場合は、社会は世界史Bが必須科目になります。)
ウ 豊橋東高校に行くべき生徒③(地元の大学に合格したい生徒)
→名大、名市大、名工大、南山大、愛大などが中心
時習館高校の生徒の主な進学先は東大・京大・名大など全国の難関大学がメインです。
一方で、豊橋東高校の生徒の主な進学先は、
・愛知教育大学
・愛知県立大学
・名古屋市立大学
・名古屋工業大学
といった地元の国公立大学や南山・中京・愛知・名城といった私立大学が中心となります。
そのため、地元の大学に進学したい場合には豊橋東高校がおすすめです。
進学校は昔と今とでどう違う?
最後に昔(私が高校生だった20年以上前)と今とでは進学校はどのように違っているのかをみていきます。
一番の違いは宿題の量です。
私が高校生の頃は宿題はほぼありませんでした。
またテスト前の提出物もなかった気がします。
つまり、当時の進学校は自主性を重んじ、勉強したい人が勉強する環境にあったといえます。
しかし、いつからかその風潮が変わりました。(きっかけはゆとり教育だと思います。)
ある時期から、進学校は宿題を多く出すようになりました。
英語や数学を始め、あらゆる教科でかなりの量の宿題が出るようになったのです。
これは、時習館・豊橋東に限らずこの辺りの進学校では当てはまる傾向です。
そのため、保護者の方に知っていただきたいことは、昔のような感覚でいるとお子様がパンクしてしまう可能性が出てきてしまうということです。
学校だけでも勉強量は相当多いです。
それに加えて塾や予備校に通う場合は、事前に学校と部活、塾がうまく両立できるのかを検討するといいでしょう。
【時習館・豊橋東高校合格】中1~中3高校入試対策個別指導コース
当塾では時習館・豊橋東高校合格を目標とした「中1~中3高校入試対策個別指導コース」がございます。
このコースの対象となる人は、
・推薦入試や特色選抜で合格したい人
・どうやって勉強をしたらいいかが分からない人
・苦手科目を克服したい人
となっています。
また、当塾の特徴としては、
②勉強のしかた、暗記方法などを徹底指導!
③定期テスト、高校入試対策や志望理由書・面接指導などが可能!
④自習室完備でいつでも使用可能!
となっています。
興味のある方は下のボタンからお申し込みください。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00