と思っている高校生のみなさん!
今回は「歴史総合・地理総合で高得点を狙う!高校生のための定期テスト勉強法とテクニック」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
定期テストの歴史総合・地理総合では何が出る?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!定期テスト歴史総合のおすすめの勉強法は?
A 歴史総合・地理総合の問題形式
歴史総合・地理総合の学習内容は、
②地理総合 地形・気候・人口・資源とエネルギー、地誌
となっており、それぞれが「日本史探究」・「世界史探究」・「地理探究」の土台となる教科となっています。
また、問題形式は、
・正誤問題、記述問題
・史料やグラフ、地図などを読み解く問題
などがメインとなっています。
歴史総合や地理総合は高2以降で習う社会の基礎となる科目ですので、ここでしっかりと内容をマスターするようにしましょう。
B 定期テストの勉強をしっかりとやろう
先ほども言いましたが、歴史総合と地理総合はそれぞれ「日本史探究」・「世界史探究」・「地理探究」の基礎となる科目です。
そして一般的に高2以降では、
・理系 地理探究を学ぶ
ようになっています。
そのため、高1の歴史総合・地理総合をしっかりと勉強をしておくと高2以降の内容を理解しやすくなります。
また、共通テストでは、「公共+歴史総合+地理総合」で受験できるすることもできますので、歴史と地理の基礎があれば、あとは公共の内容を勉強すればいいことになります。
定期テスト歴史総合・地理総合のおすすめ勉強法は?
ア 教科書を読んで内容を思い出す
→教科書を読んで習った内容を思い出そう
定期テストの歴史総合・地理総合のおすすめ勉強法の一つ目は、「教科書を読んで内容を思い出す」ことです。
最初から一問一答の暗記や問題集を覚えようとすると、歴史の流れが分からないまま勉強を進めることになってしまいます。
そうなると、定期テストではなかなか点数を取ることはできません。
そのため、まずは、教科書やノート、資料集、参考書などを読み、授業で習った内容を思い出して内容を理解するようにしていきましょう。
教科書の文章を読んで、ざっと歴史の流れをつかむようにして下さい。(この段階までは細かい内容を暗記する必要はありません。)
そして、教科書を読む際には本文だけでなく、
・写真(像・建物・人物など)
・注釈
などもしっかりと目を通すようにしましょう。
また、授業のプリントが穴埋め問題形式のものであれば、そのプリントを使って語句を覚えていくのも効果的です。
なお、教科書の内容がよく分からない場合は、参考書などを読むと理解が深まります。
個人的におすすめする参考書は、学研から出版されている「高校歴史総合をひとつひとつわかりやすく」・「高校地理総合をひとつひとつわかりやすく」です。
この本を薦める理由としては、
・左ページにまとめ、右ページに問題が載っていて使いやすい
・一冊のページ数が少なめに簡潔にまとめられている
といった特徴があるからです。
そのため、教科書の内容がよく分からない人は、これらの参考書を使って理解を深めるようにしましょう。
イ 学校の問題集を完璧にする
→まずは太字の用語を完璧に覚える
定期テストの歴史総合・地理総合のおすすめ勉強法の二つ目は、「学校の問題集を完璧にする」ことです。
A 語句と説明をリンクして覚える
問題集を解く際のおすすめは、最初から答えを全てワークに書きこんでしまうことです。
答えを赤ペンで書き、それを赤シートで隠して覚えると効果的です。
また、用語の暗記をする際の注意点としては、丸暗記をしないことです。
何回も暗記をしていると、出てくる順番や何となくの場所で語句を覚えてしまいます。
しかし、定期テストでは問題集からそのまま出るわけではないので、そのやり方では効果がありません。
そのため、丸暗記をせずに語句と説明をリンクして覚えるようにしましょう。
例えば、
であれば、
といったように、富岡製糸場の説明にあたる部分に線を引き、「富岡製糸場<語句>=群馬県に建てられた官営模範工場<語句の説明>」をリンクして覚えるようにしましょう。
そうすることで、問題の形式が変わっても対応することができます。
B まずは太字から覚えよう
歴史総合や地理総合は範囲がそこまで広くはありませんが、テスト週間中は英語や数学といった教科に力を入れる人が多いですので、どうしても歴史・地理総合にかけられる時間は少なくなってしまいます。
そのため、短い時間で効率よく勉強をすることが大切になってきます。
そこで最初は教科書の太字の用語の問題から覚えていくことをおすすめします。
それは太字の用語は重要度が高いため、定期テストで出る可能性は非常に高いからです。
ですので、まずは太字の用語を完璧に覚えていきましょう。
教科書で太字で書かれている語句を問題集の問題に○印などをつけておくと、どの用語が太字の語句なのかが一目で分かるようになります。
そして太字の語句を完璧にマスターしたら、太字以外の用語を覚えていくようにすると、満遍なくテスト範囲の内容を暗記をすることができます。
また、問題集の復習をする際には、
②問題の答えの語句が漢字で書けるようにする
の2段階で進めるといいでしょう。
最初から漢字で書けるようにするところまでをやろうとすると時間がかかってしまいます。
そのため、まずは答えが言えるようにし、その後に漢字で書けるようにしましょう。
C 場所を確認する
歴史総合や地理総合の問題は地図が絡んだ問題が出てきます。
具体的には、
・日米和親条約で下田・函館の2港が開港された
というような問題が出てきたときにその場所が分かっていないと点に結びつきません。
そのため、問題に出てくる地名や国名の場所が分からなくなったときは、すぐに地図帳で調べる癖をつけるようにしましょう。
また、主な国や都市の場所をあらかじめ覚えておくことをおすすめします。
ウ テスト前日・当日の勉強法
→忘れていないかどうか再度確認をしよう
高校生が定期テストの歴史総合・地理総合で9割以上取るための勉強法の三つ目は、「テスト前日・当日に再度復習をする」ことです。
歴史総合・地理総合は暗記科目であるため、一度できたと思った内容もしばらくすると忘れてしまいます。
そのため、テスト前日や当日も再度見直しをするようにしましょう。
ただ、前日や当日は他の教科の見直しもあるため、歴史総合・地理総合に関しては、
・知識があいまいな問題
を中心に短時間で見直すといいでしょう。
定期テスト歴史総合・地理総合で高得点を取るための勉強スケジュールは?
定期テスト歴史総合・地理総合のおすすめの学習スケジュールは以下の通りです。
A テスト週間前
テスト週間前には教科書やプリントを読んで、今まで習った内容を思い出すことをしていきましょう。
その際には教科書やプリントの文章だけを読むのではなく、史料やグラフなどもしっかりと読む込むようにして下さい。(資料集も読むことをおすすめします。)
また、プリントの中の重要語句の暗記や問題集の答えを全て赤ペンで書き込むことも事前にやっておきましょう。
ここまでをテスト週間に入る前にやっておくと、テスト週間中にスムーズに勉強をすることができます。
B テスト週間
テスト週間に入ったらやるべきことは、問題集の内容を完璧にすることです。
ここでは丸暗記をせずに、語句と語句の説明をリンクして覚えるようにしましょう。
また暗記する際には、全ての問題の答えが言えるようにし、その後語句を漢字で書けるかどうかを確かめていくといったように2段階に分けて取り組むことをおすすめします。
最初から語句を漢字で書くところまで仕上げようとすると、テスト本番までに全ての内容が仕上がらなくなる可能性もあるため、
②漢字で書けるかどうかの確認
という順番で進めるようにしましょう。
C テスト前日・当日
テスト前日や当日にやることは、覚えているかどうかの最終確認です。
歴史総合や地理総合は暗記要素が強い科目であるため、何度もやらないと忘れてしまいます。
そこで、テスト前日と当日にもう一度解き方を確認するようにしましょう。