と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「愛知教育大学(生活・総合)合格体験記<共通テスト対策に力を入れたAさん>」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
愛知教育大学とはどのような大学か?
ア 愛知教育大学とは?
→愛知県にある国公立大学で教育学部のみの単科大学
愛知教育大学は愛知県刈谷市にある国立大学です。
学部は教育学部のみの単科大学で、「学校教員養成課程」と「教育支援専門職養成課程」の2つのコースに分かれています。
そして、学校教員養成課程は、幼児教育専攻、義務教育専攻(小・中学校の教員)、高等学校教育専攻、特別支援教育専攻、養護教育専攻の5つに分かれ、教育支援専門職養成課程は心理コース、福祉コース、教育ガバナンスコースの3つに分かれています。
卒業先の進路は、学校の先生や市役所などの官公庁がメインですが、民間企業に就職する人もいます。
イ 愛知教育大学の入試形態は?
→大きく一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜の3つある
愛知教育大学の入試形態は大きく、一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜の3つがあります。
そしてそれぞれの入試形態は、
となっています。
多くの人は一般選抜で受験しようと考えていると思いますが、実は学校推薦型選抜を狙うのがおすすめです。
それは、学校推薦型選抜は、
・一般選抜よりも早く合格できる
・受験のチャンスが増え、合格できる可能性が増える
といったメリットがあるからです。
ただ、学校推薦型選抜を出願できる条件として、一定以上の内申点が必要になります。
これはつまり、高1~高3の1学期までの定期テストで高得点を取ることが求められますので、普段からコツコツと勉強するようにしましょう。
愛知教育大学の一般入試の科目や配点は?
ア 愛知教育大学の一般選抜の配点は?
→英語・国語・社会の受験でも可能!
愛知教育大学は国立大学であるため、共通テストの受験が必須になります。
前期日程でいえば全ての専攻で900点満点となっており、英語のリーディングとリスニングの配点比は4:1となっています。
また、二次試験はどの専攻も510点満点となっています。
そのため、共通テストの配点が高い大学であるといえます。
文系の人は数学・理科、理系の人は国語・社会の勉強もしっかりと行うようにしましょう。
イ 愛知教育大学の二次試験の教科は?
→国語+英語の2科目
次に二次試験の試験科目についてみていきます。
基本的には専攻する教科がそのまま二次試験の科目になります。
例えば、国語を専攻する場合は、二次試験で国語が試験科目になります。
ただ、一部の専攻では総合問題、実技などが試験科目になることもあります。
配点としては、専攻科目の教科400点+小論文100点+調査書10点=合計510点となります。
数学や理科の教科は差がつきやすいですが、それ以外の教科や総合問題の場合は二次で差がつきにくいですので、共通テストの出来が合否に左右するといえます。
愛知教育大学(生活・総合)一般入試合格に向けた指導内容、勉強法は?
ア 愛知教育大学一般入試合格に向けた対策、勉強法①(Aさんの開始状況)
Aさんは高2の秋からとよはし練成塾に入塾しました。
当初は国語や日本史は得意でしたが、英語や数学が苦手という状況でした。
また、愛知教育大学の場合は共通テストの配点が高めです。
そのため、当塾では共通テスト対策に特化した授業を行いました。
まずは、英語や数学の基礎を固め、その後は理科や社会、国語をメインとした対策をしていく方針をとりました。
イ 愛知教育大学一般入試合格に向けた対策、勉強法②(英語の指導方法)
共通テストの英語は全て長文問題です。
また解答時間が80分と短い割に読む量が多いため、短い時間で文章を読み切る必要があります。
そのためにやったこととしては、
です。
これらの教材を使って基礎固めをした後は、センター試験や共通テストの過去問を解いていきました。
最初は時間内に全ての文章を読み切れませんでしたが、練習を重ねることで少しずつ読むスピードが上がっていきました。
そして模試でも80点台をとることができるようになり、安定した成績を残すことができました。
ウ 愛知教育大学一般入試合格に向けた対策、勉強法③(基礎を重視した指導)
また英語以外の教科も基礎を重視した指導を行いました。
Aさんの場合、共通テストは英語リーディング・英語リスニング・数学ⅠA・数学ⅡB・化学基礎・生物基礎・日本史B・現代社会・国語と非常に多くの科目を勉強する必要がありました。
そのため、基本的な内容をしっかりと固めないと安定した結果を残すことができません。
ですので、難しいことはあまりやらず、
といったことを重点的に行いました。
ただ、基礎を完璧にするだけでも結構な時間がかかります。
ですので、下手に難しい問題集を使って勉強するよりも、まずは基本的な内容を完璧にした方が結果が出やすいです。
エ 愛知教育大学一般入試合格に向けた対策、勉強法④(二次試験対策)
1月の共通テストを終え、よい結果を出すことができたAさんは余裕をもって二次試験の対策に臨むことができました。
Aさんの目指す、愛知教育大学生活・総合は二次試験が小論文と総合問題です。
総合問題とは小学生が学ぶ「生活」に関連した内容を文章で書く形式の問題です。
そのため他の専攻に比べ、二次で差がつきにくいといえます。
そして、総合問題対策としては教員採用試験の面接対策の参考書を使いました。
この本は本来は高校生ではなく教員採用試験を受ける大学生・社会人向けの本です。
しかし、「いじめ」「学級崩壊」といった教員系の小論文などでよく出るテーマがたくさん載っているため、あえてこの本を使いました。
まずは本を読んで知識を深め、その後は過去問を解き文章を書く練習を行っていきました。
オ 愛知教育大学一般入試合格に向けた対策、勉強法⑤(合格発表後)
しばらくして合格発表があり、無事に合格をすることができたAさん。
本人は将来、小学校の先生になりたいようですので、次は教員採用試験に向けて勉強していくことになります。
4月からは大学生として新しい人生が始まりました。
大学で4年間しっかりと学び、立派な社会人になってほしいと思います。