と思っている高校生のみなさん!
今回は「【2025年版】法学部・経済学部小論文の頻出テーマと合格例文ガイド」についてみていきますよ。

✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
- 1 【法学部・経済学部】小論文の定番テーマの書き方と解答例は?
- 1.1 ア 法学部・経済学部の小論文でよく出るテーマは?
- 1.2 イ 法とは何か
- 1.3 ウ 法と道徳
- 1.4 エ 差別や偏見のない世界
- 1.5 オ 公共の福祉
- 1.6 カ 憲法9条改正
- 1.7 キ 死刑制度
- 1.8 ク 裁判員制度
- 1.9 ケ 安楽死
- 1.10 コ 選択的夫婦別姓
- 1.11 サ マイナンバー制度
- 1.12 シ AI規制法
- 1.13 ス 民主主義
- 1.14 セ 移民・難民問題
- 1.15 ソ 18歳選挙権
- 1.16 タ 一票の格差
- 1.17 チ 女性の政治参加
- 1.18 ツ 地方自治
- 1.19 テ グローバリゼーション
- 1.20 ト 資本主義の将来
- 1.21 ナ 日本の財政危機
- 1.22 ニ 消費税増税
- 1.23 ヌ キャッシュレス社会
- 1.24 ネ 電子商取引
- 1.25 ノ 格差社会
- 1.26 ハ 最低賃金の引き上げ
- 1.27 ヒ 働き方改革
- 1.28 フ 外国人観光客
- 1.29 ヘ 円安
- 1.30 ホ TPP
- 1.31 マ 生成AI
- 1.32 ミ 規制緩和
- 2 大学・短大・専門学校入試対策コースについて
【法学部・経済学部】小論文の定番テーマの書き方と解答例は?
ここでは、法学部、経済学部の小論文でよく出るテーマとおすすめの例文について紹介をしていきます。
ア 法学部・経済学部の小論文でよく出るテーマは?
【法学部、政治学部】
・法とは何か
・法と道徳
・差別や偏見のない世界
・公共の福祉
・憲法9条改正
・死刑制度
・裁判員制度
・安楽死
・選択的夫婦別姓
・マイナンバー制度
・AI規制法
・民主主義
・移民、難民問題
・18歳選挙権
・一票の格差
・女性の政治参加
・地方自治
・グローバリゼーション
【経済学部】
・資本主義の将来
・日本の財政危機
・消費税増税
・キャッシュレス社会
・電子商取引
・格差社会
・最低賃金の引き上げ
・働き方改革
・外国人観光客
・円安
・TPP
・生成AI
・規制緩和
イ 法とは何か
・問題 法とは何かについて述べなさい。
・構成 導入→法の役割→法と倫理との違い→法の変化と社会の影響→まとめ
・解答例
法は、学校の校則や道路の交通標識など、社会で秩序を保つために必要な決まりごとであり、私たちの日常生活に深く関わっている。そして、この法にはさまざまな役割や特徴がある。(導入)
まず、法の役割としては、個人同士のトラブルを解決する役割がある。例えば、親の遺産を誰が受け取るかで家族間に争いが起きた場合、相続のルールに基づいて、遺産をどのように分けるかを決めることができる。これにより、遺産について揉めることなくスムーズに相続をすることができる。(法の役割)
また、法は倫理とは異なる面がある。例えば、学校で「友達を助ける」という行動は倫理的な判断であり、法律によって強制されるものではない。しかし、暴力行為に関しては法律で禁止されており、犯罪者には罰が与えられる。このように、法は倫理とは違って強制力があり、私たちの暮らしの安全を守る役割を果たしている。(法と倫理の違い)
そして、法は時代や社会の変化に応じて改正されることがある。例えば、インターネットやSNSが広まったことで、誹謗中傷や個人情報の漏洩を防ぐ法律が作られた。このように、法が社会の変化に対応することで、新たな問題を解決し、社会の秩序を維持する役割を果たしている。(法の変化と社会の影響)
このように、法は社会の秩序や個人の権利を守るために必要不可欠なものである。だからこそ、私たちが安心して暮らすためには、その内容を正しく理解することが大切だ。(まとめ)
ウ 法と道徳
・問題 法と道徳の特徴について述べなさい。
・構成 導入→法の特徴と役割→道徳の特徴と役割→まとめ
・解答例
私たちが生活する上で、法や道徳はともに社会の秩序を維持する役割を果たしている。しかし、法と道徳は全く同じものではなく、異なる面もある。(導入)
まず、法とは社会がうまく回るために必要なルールのことだ。例えば、飲酒運転は道路交通法で禁止されており、違反すれば罰金や免許停止などの罰を受ける。法は個人の自分勝手な行動を制限することで、社会全体へ悪影響が及ばないようにしている。また、法は、みんなが安心して暮らせる社会を作るための基盤となる。例えば、交通ルールがなければ、事故が増え、車や徒歩での移動が危険になってしまう。逆にルールがあることで事故のリスクが減り、安心して移動できるようになる。(法の特徴と役割)
一方で、道徳は物事の良し悪しを判断する基準となる。例えば、約束を守ることや挨拶をすることがその例である。道徳には法のような強制力はないが、他人との信頼関係や人間関係に大きな影響を与える。友達との約束を守らなかった場合、法律に違反しないが、信用を失ったり、関係が悪化したりすることがある。また、道徳は時代や地域、文化によって変わることがある。例えば、かつては電話で返事をすることが礼儀とされていたが、最近ではLINEやメールで返すことが一般的になってきた。このように、道徳は時代の変化に応じて柔軟に変化している。(道徳の特徴と役割)
このように、私たちは法を守ることはもちろん、道徳にも配慮した行動をすることが大切だ。そうすることで、社会の秩序が保たれ、互いに信頼し合える人間関係が築かれるだろう。(まとめ)
エ 差別や偏見のない世界
・問題 差別や偏見のない世界にするためにすべきことについて述べなさい。
・構成 導入→意見→まとめ
・解答例
私たちは相手についてよく知らないとき、差別感情や偏見を持つことがある。このような誤解をなくすためには、何をすべきだろうか。(導入)
まず、学校で「平等」や「人権」についての教育を充実させることが大切だ。過去の歴史を学び、差別がなぜ起こったのかを理解することで、相手を尊重する心が育まれる。また、外国の人や障碍を持っている人との交流を通じて、自分とは異なる立場の人々への理解が深まり、偏見をなくすことができる。さらに、地域のボランティア活動に参加することで、困っている人を助ける大切さを実感できるようになるため、平等の意識が高まるだろう。(意見①)
また、差別した人に対しては毅然とした対応をすることが求められる。まず、子どもに対しては、差別的な言動があった場合、先生や大人は、なぜそれが間違っているのかを教えることが重要だ。これによって、子どもたちは差別をしてはいけない理由を理解できるようになる。一方、大人に対しては、悪質な差別行為をした場合には厳しい罰を科すとともに、警察や行政がすぐに対応できる体制を整えることが大切だ。これらの取り組みを行うことで、社会全体で差別がいけないという意識が高まり、平等な社会の実現につながるだろう。(意見②)
このように、差別や偏見をなくすためには、相手の立場に立って考えることが大切だ。また、周りの人にもその大切さを伝え、意識を変えるきっかけを作れれば、公平な社会に一歩近づくだろう。(まとめ)
オ 公共の福祉
・問題 公共の福祉の課題と解決策について述べなさい。
・構成 定義→課題→解決策→まとめ
・解答例
公共の福祉とは、社会全体の利益を守るために、個人の権利が一定の範囲で調整される考え方である。しかし、個人の権利を制限しすぎると問題が生じることがあるため、どこまで制限するかは慎重に判断する必要がある。(定義)
公共の福祉に関わる事例として、まず土地の収用時のトラブルが挙げられる。大きな道路やダムを作るために、住民の土地が市町村などに強制的に買い上げられると、住民は立ち退かなければならなくなる。この場合、十分な補償がなければ不満が溜まり、トラブルが起こることがある。また、公務員のストライキ禁止も問題となる。警察や消防などの公務員がストライキを行うと社会が混乱するため、多くの国では禁止されている。しかし、ストライキができないことで、給料や労働条件の改善を訴える手段が限られ、悪条件の中で働き続けなければならないことがある。(課題)
これらの課題への解決策として、まず土地の収用に関しては、住民が納得できる説明と手続きを行い、十分な補償を提供することが重要だ。これにより、住民は現在の場所から引っ越すことに対して理解を示しやすくなるだろう。また、公務員のストライキ禁止に関しては、ストライキの代わりになる方法を考える必要がある。例えば、公務員が給料や働く環境に不満を持ったときには、労働組合と政府が話し合い、外部の専門家も交えて解決策を見つけることで、待遇が改善されることが期待できる。(解決策)
このように、公共の福祉を実現するためには、個人の権利と社会全体の利益をうまく調整することが大切だ。そのためには、どちらの立場にも考慮して解決策を見つけていく姿勢を持つことが大切だ。(まとめ)
カ 憲法9条改正
・問題 憲法9条改正のメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 導入→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
日本国憲法第9条は「戦争を放棄し、戦力を持たない」ことを定めている。そのため、日本は自衛のための最小限の武力のみを保持し、他国の戦争には参加しない立場を取ってきた。最近では憲法9条の改正を求める声が高まっているが、それにはメリットとデメリットがある。(まとめ)
憲法9条改正のメリットとしては、まず日本の安全保障が強化される点だ。憲法改正により、同盟国が攻撃を受けた場合、自衛隊は協力して防衛活動にあたることができる。これにより、日本が攻撃を受けた際にも同盟国からの軍事的支援を得やすくなり、結果として防衛力が向上する。また、憲法改正により、紛争地域や災害現場での支援活動に積極的に関わることができるのもメリットだ。これによって、日本が国際的な問題解決に貢献する姿勢をアピールできるため、他国からの信頼が深まり、国際社会での立場が上がっていくはずだ。(メリット)
一方、憲法9条改正のデメリットとして、まず戦争に巻き込まれる可能性が高くなる点が挙げられる。現行憲法では、日本は基本的に他国の戦争に参加しない立場を取っている。しかし、改正後は集団的自衛権が認められ、同盟国が攻撃を受けた場合、日本も支援することになる。このため、意図せず他国の戦争に巻き込まれるリスクが高まる。また、改正により日本の平和主義の立場が弱まる恐れもある。現行の憲法9条は日本が「戦争をしない国」として世界にアピールしている。しかし、改正により軍事活動が可能となると、その立場に対する国際的な信頼が揺らぐことになってしまう。(デメリット)
このように、憲法9条改正にはメリットとデメリットがある。そのため、憲法改正を進めるかどうかは今後も慎重に議論を重ねるべきだ。(まとめ)
キ 死刑制度
・問題 死刑制度の是非について述べなさい。
・構成 導入→賛成意見→反対意見→まとめ
・解答例
日本では現在、死刑制度が存続しているが、世界の多くの国ではすでに廃止されている。そのため、日本でもこの制度を続けるべきかどうかの議論がなされている。(導入)
そして、死刑制度に賛成する立場としては、まず、犯罪を抑止する効果があると考えられている点が挙げられる。例えば、殺人などの重大な犯罪に手を染めようと思ったとき、死刑があることで思いとどまる可能性がある。そのため、死刑が重大な犯罪の抑止につながるという見方がある。また、犯した罪に対する正当な報いとして死刑が必要だと考える人もいる。例えば、被害者は命を奪われてしまうのに対し、加害者が生き続けるのは不公平だと感じる人は多い。そのため、加害者も命をもって償うのが当然だという意見が生まれる。(賛成意見)
一方で、死刑に反対する立場としては、まず無実の人が誤って処罰される危険性があることが挙げられる。裁判の判断は完璧ではないため、万が一、死刑判決を受けた人が後に無実と判明した場合には、その命を取り戻すことはできずに、取り返しのつかない事態になってしまう。また、更生の機会を奪うという点も問題視されている。罪を犯した人でも、刑務所で反省し、教育を受けることで社会復帰できる可能性がある。しかし、死刑ではその機会が与えられず、罪を償うこともできないまま命を終えることになってしまう。(反対意見)
このように、死刑制度には賛成と反対の意見が存在する。したがって、この制度を今後も続けるべきかどうかは、十分な議論と慎重な判断が求められる。(まとめ)
ク 裁判員制度
・問題 裁判員制度の課題と解決策について述べなさい。
・構成 定義→課題→解決策→まとめ
・解答例
裁判員制度は、一般の市民が刑事裁判に参加し、裁判官と一緒に判決を決める制度だ。この制度は、市民が裁判に直接関わることで、公正さや信頼性を高めることを目指している。しかし、裁判員制度にはいくつかの問題がある。(定義)
裁判員制度の課題として、まず裁判員としての負担が大きいことが挙げられる。裁判に参加するには、普段の仕事や学校を休まなければならない。そのため、裁判が長引くと、仕事の進み具合や学校生活に影響が出てしまうことがある。また、裁判員の法律の知識不足も問題だ。裁判員は法律の専門家ではないため、裁判で出てくる証拠や証言、難しい法律用語などを理解するのが大変になる。そのため、判断を間違えてしまう可能性があり、裁判の結果に影響が出ることがある。(課題)
これらの課題を解決するためには、まず裁判員の経済的・時間的負担を減らす工夫が必要だ。例えば、裁判員として務める間、仕事を休んだ場合に給料を補償する制度を設けることが挙げられる。そうすることで、収入面の不安が解消され、より多くの市民が司法に関わることができるようになるだろう。また、裁判員に向けた研修の充実が大切だ。裁判の流れや役割については説明されているが、証言の信憑性を判断する方法など、実践的な練習が不足しているまま裁判に臨んでいる。そのため、これらの研修を充実させれば、参加者の不安が減り、自信を持って裁判に臨むことができるはずだ。(解決策)
裁判員制度は、市民が司法に参加する貴重な機会であるが、いくつかの課題も抱えている。そのため、司法は市民が安心して参加できるよう、制度の改善が求められる。(まとめ)
ケ 安楽死
・問題 安楽死の是非について述べなさい。
・構成 定義→賛成意見→反対意見→まとめ
・解答例
安楽死とは、病気やけがでひどく苦しんでいる人が、自分の命を終わらせることを選ぶことである。そして、この問題については、賛成の意見と反対の意見がある。(定義)
そして、安楽死に賛成する立場として、まず「苦しみからの解放」という点が挙げられる。病気やけがの回復の見込みがない場合、患者は耐えがたい痛みに苦しみ続ける。その際、安楽死を選ぶことで苦しみから解放され、穏やかな最期を迎えることができる。また、「自己決定権の尊重」という考え方もある。これは、患者が自分の最期をどうするかを決めるべきであり、周囲が勝手に決めるべきではないという考え方で、これにより安楽死を支持する人々もいる。(賛成意見)
一方で、反対の立場として「命はどんな時でも大切にすべきだ」という意見がある。これは、たとえ助かる見込みがなくても、命は尊いものであり、安易に安楽死を選ぶべきではないという考え方だ。命を大切にすることで、苦しみの中でも生きる力を見出し、周囲との絆や支え合いの中で新たな希望を見つけることができるだろう。また、安楽死が社会に与える影響について懸念する声もある。安楽死が広く認められると、命を簡単に終わらせることができるようになると考えられ、命の重さを軽視する考え方が広まる可能性がある。その結果、他人の命を尊重する気持ちが薄れてしまうかもしれない。(反対意見)
結論として、安楽死は簡単に決めるべき問題ではない。命に関わる大切な決断をするには、慎重に考える必要があり、患者が安楽死を選ばなくても良い方法を探すことが大切だ。(まとめ)
コ 選択的夫婦別姓
・問題 選択的夫婦別姓制度のメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 定義→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
現在の日本では、結婚すると夫婦のどちらかの姓に統一しなければならない。しかし、選択的夫婦別姓が導入されると、結婚しても夫婦がそれぞれの姓を名乗ることができるようになる。ただし、この制度には、メリットとデメリットがある。(定義)
選択的夫婦別姓のメリットの一つは、自分の苗字を変えなくて済む点だ。長年その苗字で過ごしてきた人にとって、結婚して苗字を変えることは、使い慣れた名前を捨てるような気持ちになることがある。そのため、選択的夫婦別姓が導入されれば、名前を変えずに済むため、その不安を感じることがなくなる。また、業務上の負担を減らせる点もメリットだ。例えば、営業職などで長年顧客とやり取りしていると、苗字で顔を覚えられていることが多いが、結婚を機に苗字を変えると、顧客に改めて自分の苗字を伝える必要がある。しかし、この制度が導入されれば、苗字を変えずに済むため、顧客に伝え直す手間を省ける。(メリット)
一方で、選択的夫婦別姓のデメリットとして、まず子どもの姓をどちらにするかで意見が分かれる点が挙げられる。例えば、子どもの姓を父親と同じにすると、母親だけが異なる姓となり、母親が疎外感を抱く可能性がある。そうなると、家族内に距離感が生まれ、家族としての一体感が弱まる恐れがある。また、各種手続きが複雑になるという問題もある。例えば、病院で子どもが治療を受ける際、保護者の同意書を提出する必要がある場合がある。そのとき、父母の姓が異なると親子関係を証明するのに時間や手間がかかり、急を要する場合には治療がスムーズに進まなくなる可能性がある。(デメリット)
このように、選択的夫婦別姓にはメリットもあればデメリットもある。そのため、国はこの制度を導入すべきかどうかを慎重に検討することが求められる。(まとめ)
サ マイナンバー制度
・問題 マイナンバー制度のメリット・デメリットについて述べなさい。
・構成 定義→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
マイナンバー制度は、国民一人ひとりに個人番号を割り当て、役所の手続きや税金の管理を簡単にする仕組みを指す。この制度にはメリットもあればデメリットもある。(定義)
マイナンバー制度のメリットとして、まず役所での手続きが簡単になる点が挙げられる。例えば、マイナンバーを使うことで、税金の支払いや保険の手続きで提出に必要な書類を減らせるため、処理がスムーズに進む。また、不正を防ぎやすくなる点もメリットだ。従来、個人情報が別々の機関で管理されていたため、他人になりすまして申請することが可能だった。しかし、マイナンバー制度では、全ての情報が一つの番号で管理されるため、本人確認が容易になり、不正が難しくなった。(メリット)
一方で、マイナンバー制度のデメリットとしては、まず個人情報が漏れるリスクがある点だ。例えば、マイナンバーカードが盗まれてしまうと、他人になりすまして税金を申告したり、銀行口座を不正に作ったりすることができてしまう。その結果、詐欺や不正受給などの犯罪が起きる可能性がある。また、自治体によっては、マイナンバーの運用費用が大きな負担となっていることが問題だ。マイナンバーの管理には、システム管理やセキュリティ対策、職員の研修などの費用がかかる。そのため、特に人口が少ない自治体では、この負担が一層大きくなることがある。(デメリット)
このように、マイナンバー制度にはメリットもあればデメリットもある。したがって、政府や自治体は、住民がこの制度を安全に活用できる環境を整備し続けることが重要だ。(まとめ)
シ AI規制法
・問題 AI規制法を導入することのメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 導入→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
AIは現在、私たちの生活に欠かせない存在となっているが、暴走するリスクも秘めている。そのため、ヨーロッパ諸国ではAI規制法の導入が進んでいる。一方、日本では包括的な規制は整備されていないが、規制導入にはメリットとデメリットがある。(導入)
AI規制法のメリットとして、まず安全性の向上が挙げられる。例えば、自動運転車では、規制法により高い安全基準が定められるため、車間距離の維持を正確に判断できる高精度なAIを搭載していない車は販売できない可能性がある。これにより、自動運転車の安全性が高まり、事故のリスクを減らすことができる。また、規制により倫理的な問題を解決できる点も大きなメリットだ。例えば、企業の採用試験でAIを活用する場合、AIが人種や性別、年齢に偏った判断をすることがある。そこで、法律でデータの偏りを修正する義務を課す規制を設けることで、誤った判断を防ぎ、より中立的な採用が行えるようになる。(メリット)
一方、AI規制法のデメリットとして、まず過度な規制が新しい技術の発展を遅らせる可能性があることが挙げられる。AI技術は日々進化しており、それに伴い新しいアイデアや技術も次々に生まれている。しかし、規制が厳しすぎると、開発者や企業が新しい技術を試しづらくなり、結果的に技術の進歩が遅れる恐れがある。また、規制がAIの進化に追いつかないことも問題だ。AIは急速に進化しているため、現行の規制では新たに発生する問題に対応できなくなる可能性がある。そうなると、現場で問題が発生しても迅速に対処できず、大きな損害を招くリスクが高まる。(デメリット)
このように、AI規制法にはメリットとデメリットがある。そのため、日本がこの法律を導入するかどうかは、今後慎重な議論を重ねることが重要だ。(まとめ)
ス 民主主義
・問題 民主主義の課題と解決策について述べなさい。
・構成 定義→課題→解決策→まとめ
・解答例
日本の民主主義では、選挙を通じて代表を選び、その代表が政治を行う。しかし、近年、選挙や政治に関する問題が指摘されている。(定義)
民主主義の課題として、まず国民の政治への関心の低さが挙げられる。特に若者の中には、選挙に行かない人が多い。その理由は、投票が自分の生活に直接関わる政策や法律にどれほど影響するのかを実感できていないため、選挙に行く意味を感じていないことにある。また、メディアの情報が偏っている点も問題視されている。SNSやテレビでは、特定の考えや思想に基づいた情報が流れることがある。そのため、視聴者がその分野に十分な知識を持っていない場合、メディアの意見を正しいものとして受け入れてしまう危険性がある。(課題)
これらの課題を解決するためには、まず政治についての理解を深める教育を充実させることが重要だ。例えば、学校で模擬選挙を行ったり、実際の政策について議論をしたりすることで、若者が政治に関心を持つきっかけになるだろう。また、政治が自分の生活にどれほど影響するかを実感できれば、投票への意欲が高まるはずだ。次に、情報を正しく読み取る力を高めることも必要だ。例えば、ニュースやSNSの情報源を確認したり、同じ内容の複数の記事を読み比べたりすることが挙げられる。こうした習慣を身につけることで、誤った情報に惑わされることなく、冷静に物事を判断できるようになるだろう。(解決策)
このように、民主主義にはさまざまな課題がある。だからこそ、私たちは政治への関心を高め、正しい情報をもとに判断する力を身につけることが重要だ。(まとめ)
セ 移民・難民問題
・問題 移民・難民問題の課題と解決策について述べなさい。
・構成 定義→課題→解決策→まとめ
・解答例
移民はより良い生活を求めて自分の国を離れ、他の国に住む人々を指す。一方、難民は戦争や迫害から逃れてきた人々である。そして、移民や難民に関する問題は、現在、世界各地で大きな課題となっている。(定義)
移民や難民に関する課題の一つは、社会での受け入れの難しさだ。彼らは受け入れ国の人々と文化や価値観が異なるため、衝突が起こることがある。そのため、移民や難民を受け入れることは簡単ではない。また、失業者が増加する恐れがある点も問題だ。移民や難民を受け入れることで、地元の人々と仕事を巡る競争が生まれることがある。特に、賃金の低い職場に移民が増えると、地元の人々はその職場で働きづらくなり、結果として失業者が増える可能性がある。(課題)
一方で、これらの課題に対する解決策としては、まず移民や難民への教育を強化することが重要だ。例えば、移民や難民向けに言語や生活習慣を教える講座を開くことで、彼らは現地の文化を理解し、よりスムーズに社会に溶け込むことができるだろう。また、移民や難民が安定して生活できるように、仕事を見つけやすくするための政策も必要だ。例えば、政府や支援団体が移民や難民の技術や経験を活かせる仕事を提供したり、就職や生活のサポートを行ったりすることで、彼らが自立した生活を送れるようになるだろう。(解決策)
このように、移民や難民の受け入れにはさまざまな問題がある。しかし、彼らが新しい社会で自立できる環境を整えることで、受け入れ国の成長にもつながるだろう。(まとめ)
ソ 18歳選挙権
・問題 18歳に選挙権を引き下げることのメリット・デメリットについて述べなさい。
・構成 導入→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
日本では、選挙権はこれまで20歳以上に与えられていたが、最近18歳に引き下げられた。しかし、選挙権の引き下げにはメリットとデメリットの両方がある。(導入)
選挙権を18歳に引き下げるメリットとして、まず若者の意見が政治に反映されやすくなる点が挙げられる。投票する若者が増えることで、政治家は教育や就職、環境問題など、若者が関心を持つテーマにも取り組まざるを得なくなる。その結果、高齢者層を重視した政策に加え、若者の視点を取り入れた政策も実現しやすくなるだろう。また、選挙権を18歳に引き下げることで、国際的な信頼が高まるというメリットもある。多くの先進国ではすでに18歳で選挙権が与えられているため、日本もこれに合わせることで、より民主的な国として評価されやすくなるはずだ。(メリット)
一方で、選挙権の引き下げにはデメリットもある。まず、若者が誤った判断で投票してしまう危険性があることだ。若者は政治に関する知識が不足しているため、政策を正しく理解せずに投票する可能性が高い。その結果、人気や一時的な感情に流されて誤った判断をしてしまうことがある。また、投票に対する関心が薄い若者が増える恐れがあることも問題だ。高校生などは学校生活や部活動で忙しく、投票する時間が取れないことが多い。そのため、選挙権の年齢を下げるだけでは、若者の投票率向上にはつながらず、引き続き高齢者中心の政策が重視される可能性がある。(デメリット)
18歳に選挙権を引き下げることには、メリットもデメリットもある。そのため、若者が政治に関心を持ち、積極的に選挙に参加することが重要だ。(まとめ)
タ 一票の格差
・問題 一票の格差の課題と解決策について述べなさい。
・構成 定義→課題→解決策→まとめ
・解答例
一票の格差とは、選挙の際に地域ごとの人口や有権者数が異なるため、同じ「一票」でも地域によってその重みが変わってしまうことを指す。この格差があると、選挙が不公平になるため、早急に改善する必要がある。(定義)
そして、一票の格差が引き起こす問題として、地域ごとに一票の価値が異なることが挙げられる。東京や大阪などの都市部では人口が多いため、同じ数の有権者でも一票が選挙結果に与える影響が少なくなりがちだ。一方、人口の少ない地方では、一票の影響が大きくなる。このような格差があると、都市部の意見が十分に反映されにくく、地方の意見が過剰に影響を与えることがある。一票の格差は、憲法で保障されている平等権に反するため、早急に改善する必要がある。(課題)
この一票の格差を解決するための方法として、選挙区ごとの定数を見直すことが挙げられる。都市部では人口が多いため、選挙区の定数を増やし、一票の価値がより公平に反映されるようにすべきだ。逆に、人口が少ない地方では定数を減らすことで、都市部と同じ価値の一票を実現できるだろう。また、過疎化が進んでいる地域では、隣接する選挙区を統合することも効果的な手段だ。このような変更を行うことで、地域ごとの格差が縮小し、公平な選挙を行うことができるはずだ。(解決策)
このように、現在の選挙制度には一票の格差という問題がある。だからこそ、民主主義を守るためには、全ての有権者の意見が平等に反映できる社会を作ることが大切だ。(まとめ)
チ 女性の政治参加
・問題 女性の政治参加への課題と解決策について述べなさい。
・構成 導入→課題→解決策→まとめ
・解答例
現代では、さまざまな面で男女平等が進んでいる。しかし、政治の場では女性が議員や閣僚として活躍する機会が依然として限られているため、この問題を早急に解決する必要がある。(導入)
女性の政治参加を妨げる理由の一つは、政治が男性中心であるという先入観が根強いことだ。多くの人が「政治は男性がするものだ」と考えており、この考えが女性の政治への参加を妨げる大きな障壁になっている。また、仕事と家庭の両立が難しい点も問題だ。政治家は選挙活動や議会での仕事に多くの時間を費やさなければならず、そのため育児や家事に十分な時間を割くことが難しくなる。結果として、政治家になりたくても、現在の家庭状況を考慮すると立候補をためらうことになる。(課題)
これらの課題を解決するためには、まず偏見をなくすための教育が必要だ。例えば、女性政治家の歴史や現在活躍している女性リーダーについて学び、女性が政治に参加する重要性やその影響について議論する授業が効果的だ。このような授業を通じて、学生たちの女性の政治参加に対する意識が高まり、より多くの女性が政治の場に参加することが期待できるだろう。また、政治家が仕事と家庭をうまく両立できる環境を整えることも重要だ。育児休暇やフレックスタイム制度など、柔軟に働ける仕組みを導入することで、家庭とのバランスが取りやすくなる。その結果、政治に関わる女性が増え、女性の視点を反映した政策を進めることができるだろう。(解決策)
このように、女性の政治参加にはさまざまな課題がある。しかし、これらの課題を解決することで、政治に多様な視点が取り入れられ、社会全体がより豊かになるだろう。(まとめ)
ツ 地方自治
・問題 地方自治の課題と解決策について述べなさい。
・構成 定義→課題→解決策→まとめ
・解答例
地方自治は、都道府県や市町村が地域の人たちのために、それぞれの地域に合った行政を行う仕組みだ。これによって、住民のニーズに合わせたサービスが提供されているが、一方でいくつかの問題もある。(定義)
地方自治の課題の一つは、財源不足だ。特に人口減少が進む地域では、税収が減少し、学校や医療機関の閉鎖、さらにはバスや鉄道の路線廃止が進んでいる。その結果、住民、特に高齢者にとっては、買い物や病院への通院など、日常生活に必要な移動が困難になり、生活の質が大きく低下する。また、地元から人がいなくなっていることも大きな問題だ。地方には働く場所が少ないため、若者は仕事を求めて都市部に移る。その結果、若者が減り、商店街がさびれたり、地元の産業が衰退したりしてしまう。(課題)
これらの課題を解決するためには、まず地方自治体への財政支援を強化することが必要だ。具体的には、地方交付税の見直しや、教育、医療、交通の整備に必要な費用の支援を行うことが挙げられる。これにより、学校や病院の設備が整い、バスや電車の便数が増加すれば、住民は日常生活で困ることなく暮らせるようになるだろう。また、地方での就業機会を増やす取り組みも重要だ。例えば、テレワークを推進することで、地方でも都市部と同様に働ける環境を整えることができる。また、地元での起業支援を強化することで、若者が地元で働きやすくなり、都市部への流出を防ぐことができるようになるはずだ。(解決策)
このように、地方自治にはさまざまな課題がある。だからこそ、地方を活性化するためには、国や自治体が協力して諸問題に取り組むことが重要だ。(まとめ)
テ グローバリゼーション
・問題 グローバリゼーションのメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 定義→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
グローバリゼーションは、科学技術やインターネットの発展によって、世界中の政治、経済、文化が互いに影響を与え合う現象だ。そして、この現象には、メリットもあればデメリットもある。(導入)
グローバリゼーションのメリットとして、まず発展途上国の経済成長が促進される点が挙げられる。自由貿易が進むことで、発展途上国の企業は自国の製品を他国に売りやすくなる。これにより、売上や所得が増え、消費が活発になり、経済成長につながることが多い。また、先進国の知識や技術が世界中に広がりやすくなることもメリットだ。インターネットを通じて、先進国で開発された新しい技術が他国にも普及するようになった。これにより、発展途上国でも病気の治療方法や環境保護技術を活用できる可能性が高まり、生活の質や医療環境の改善が期待されている。(メリット)
一方で、グローバリゼーションのデメリットとして、まず貧富の差が広がる可能性が挙げられる。先進国は市場を広げ、製品を安く大量に生産することで利益を増やす一方、発展途上国では低賃金で働く人が多く、十分な収入を得られない場合がある。そのため、貧富の差が拡大する恐れがある。また、文化が画一的になることも問題だ。アメリカの映画や音楽、ファストフードが世界中で広がる一方で、地域ごとの伝統的な食文化や風習、生活様式が影響を受け、次第に衰退していくことが懸念される。(デメリット)
このように、グローバリゼーションにはメリットもデメリットも存在する。そのため、今後は先進国と発展途上国が協力し、さまざまな課題に取り組んでいくことが重要だ。(まとめ)
ト 資本主義の将来
・問題 現代資本主義の課題と将来の可能性について述べなさい。
・構成 定義→課題→将来の可能性→まとめ
・解答例
資本主義とは、企業が利益を追求するために商品やサービスを生産・販売する仕組みである。この仕組みにより、私たちの生活は便利になり、経済的な豊かさがもたらされてきた。しかし、その一方で、さまざまな問題も生じている。(定義)
資本主義の課題として、まず経済格差の拡大が挙げられる。企業は利益を追求し競争を繰り広げる中で、大企業は大量生産により安価で商品を提供できるため競争に勝ちやすい。しかし、中小企業はそのような大量生産が難しく、結果的に市場で生き残れなくなる。このため、大企業が市場で圧倒的な力を持つようになり、中小企業との格差が一層広がってしまう。また、環境問題の悪化も深刻な課題だ。例えば、ファストファッションの流行により、消費者は安価な服を短期間で買い替えるようになった。その結果、大量の服が廃棄され、焼却や埋め立てによる環境問題を引き起こしている。(課題)
これらの問題を解決するには、まず中小企業への支援を強化することが重要だ。例えば、低金利の融資や税制優遇により、資金を調達しやすくすれば、新しい設備の導入や人材の確保が進み、大企業との経済格差も縮まっていくはずだ。また、環境への配慮も欠かせない。政府は消費者にリサイクルを奨励するとともに、企業には環境に優しい素材の使用を指導すべきだ。こうした働きかけにより、ゴミの削減や資源の有効活用が進み、持続可能な社会の実現に近づくだろう。(将来の可能性)
このように、現在の資本主義は私たちに豊かさをもたらす一方で、多くの課題も抱えている。だからこそ、一人ひとりが問題を意識し、解決に向けて行動することが重要だ。(まとめ)
ナ 日本の財政危機
・問題 日本の財政危機に関する課題と解決策について述べなさい。
・構成 導入→課題→解決策→まとめ
・解答例
日本は、バブル崩壊後の経済停滞と急速な少子高齢化により、財政危機に直面している。この状況が続けば、日本の将来に大きな影響を与えるため、政府には早急な対応が求められている。(導入)
財政危機に関する課題として、まず高齢化による社会保障費の増加が挙げられる。日本は年々高齢化が進み、それに伴い年金や医療、介護などの社会保障費が増加している。この状況が続くと、他の分野に予算を充てることが難しくなるため、国全体の経済が停滞する恐れがある。また、国債残高が増加している点も問題だ。近年、税収だけでは財政を賄いきれなくなっている。そのため、政府は景気対策や社会保障の費用を賄うために国債を発行し続けている。しかし、国債は借金であるため、発行額が増え続けると返済が困難になり、将来の世代に大きな負担をかけてしまう。(課題)
このような課題に対する解決策としては、まず税制改革を行い、税収を増やすことが重要だ。消費税の引き上げや所得税の見直しを通じて、税金を適切に徴収することで、政府の収入を増やすことができる。そして、税収が増えれば、社会保障費などに充てることができるため、高齢化社会に必要な財源を確保することができる。また、国の無駄な支出を減らすことも重要だ。人口が減っている地域で必要以上に道路や橋を作っていたり、複数の役所が同じ仕事をしていたりする場合、それはお金を無駄に使っていることになる。そのため、このような無駄を削減し、医療や教育、福祉などの重要な分野にお金をかけることで、国民の生活向上につながる。(解決策)
このように、日本の財政危機はさまざまな要因が絡み合っている。しかし、税制改革や支出の見直しを進めることで、状況は改善し、危機を乗り越えられるはずだ。(まとめ)
ニ 消費税増税
・問題 消費税増税のメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 導入→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
近年、少子高齢化が進む中で、医療や年金、介護などの社会保障費が急激に増えている。こうした費用を賄(うために、安定した財源である消費税を増税すべきだという声が上がっている。しかし、消費税の増税にはメリットとデメリットが存在する。(導入)
消費税増税のメリットとして、まず国の財政状況が改善されることが挙げられる。近年、国の歳出が増えており、それに見合った税収が必要となっている。そのため、消費税を増やすことで税収が増え、社会保障費や国債費などの支出に充てることができ、国債への依存を減らすことができる。また、税負担が公平になる点もメリットだ。消費税は所得税とは異なり、全ての人に一律で課されるため、収入に関係なく平等に負担することができる。これにより、特定の人に税負担が極端に重くなることがなくなるため、不満が生じにくい。(メリット)
一方で、消費税増税のデメリットとして、低所得者層の負担が増加することが挙げられる。消費税は所得に関係なく一律で課される。そのため、消費税が上がると、商品価格が上がり、特に低所得者層にとっては、生活費の中で食料品や日用品の支出割合が大きいため、価格上昇の影響を受けやすく、負担が一層重くなる。その結果、生活費を抑えるために安価な商品に切り替えたり、必要最低限の消費にとどめたりするようになり、生活が厳しくなってしまう。(デメリット)
このように、消費税増税にはメリットとデメリットがある。そのため、増税による社会への影響をしっかりと分析した上で、慎重に増税の是非を判断することが重要だ。(まとめ)
ヌ キャッシュレス社会
・問題 キャッシュレス社会のメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 定義→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
キャッシュレス社会とは、「PayPay(ペイペイ)」のように現金を使わず、電子マネーやスマートフォンアプリなどで支払いが行われる社会のことを指す。この仕組みには、メリットとデメリットが存在する。(定義)
キャッシュレス社会のメリットとしては、まず買い物がスムーズにできる点が挙げられる。現金で支払う場合、財布からお金を取り出したり、お釣りを受け取ったりする手間がかかる。しかし、キャッシュレス決済では、スマホやカードを端末に近づけるだけで瞬時に支払いが完了するため、簡単な手続きで終わる。また、セキュリティ面の向上も大きなメリットだ。現金の場合、もし財布を盗まれたらそのお金は戻ってこないが、クレジットカードやスマホ決済は暗証番号や指紋認証で守られているため、不正利用される可能性が低い。そのため利用者は安心して使うことができる。(メリット)
一方で、キャッシュレス社会のデメリットとしては、まず個人情報が漏洩する可能性がある点だ。電子マネーやクレジットカードを使うと、支払い履歴や個人情報がインターネット上で保存されることになる。もし、これらのデータが漏れてしまうと、住所や電話番号などの情報が不正に使われてしまう恐れがある。また、キャッシュレス決済は人によっては使いづらいシステムであることもデメリットだ。例えば、スマートフォンを使いこなせない人にとって、PayPayなどのアプリで買い物をするのは難しいことだ。そのため、今後キャッシュレス社会が進んでいくと、一部の人々が取り残されてしまう可能性がある。(デメリット)
このように、キャッシュレス社会にはメリットもデメリットもある。そのため、政府や企業などはさまざまな立場の人々に配慮しながら、キャッシュレス化を進めることが重要だ。(まとめ)
ネ 電子商取引
・問題 電子商取引のメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 定義→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
電子商取引とは、インターネットを利用して商品やサービスを売買する取引のことで、代表的なものにAmazonや楽天などがある。このような取引は便利で、私たちの生活に欠かせないものとなっているが、一方で問題点も存在する。(定義)
電子商取引のメリットとして、まず、いつでも買い物ができることが挙げられる。これまでは店に行かなければ商品を購入できなかったが、インターネットの発達により、自宅にいながら欲しい物を手に入れることができるようになった。また、店の営業時間を気にすることなく、24時間いつでも注文できる点も大きな利点だ。次に、価格の比較が簡単にできることもメリットの一つだ。オンラインで買い物をする際、複数のサイトを比較することで、より安い商品を見つけることができる。これにより、消費者は無駄な支出を抑え、より賢く買い物をすることができる。(メリット)
一方、電子商取引のデメリットとして、実際に商品を手に取って確認できない点が挙げられる。オンラインで買い物をする際、商品の写真を頼りに購入することになるが、それが実物と全く同じである保証はない。そのため、商品が届いた際、写真で見たデザインやサイズと異なることがある。また、詐欺や個人情報の漏洩といったリスクも存在する。インターネット上には信頼性の低い通販サイトも存在する。こうしたサイトで買い物をすると、商品が届かなかったり、クレジットカード情報が盗まれて悪用されたりする危険性がある。(デメリット)
このように、電子商取引にはメリットもデメリットもある。これらの点を理解し、安全かつ適切に利用することが大切だ。(まとめ)
ノ 格差社会
・問題 格差社会の問題点と解決策について述べなさい。
・構成 導入→問題点→解決策→まとめ
・解答例
日本では経済的な格差が生じており、豊かに暮らす人がいる一方で、生活が苦しい人もいる。この格差は年々広がっているため、早急に解決策を見つけることが大切だ。(導入)
そして、格差社会の問題点としては、まず収入の差が挙げられる。正社員は給料が安定しているが、契約社員やアルバイトの収入は少なく、生活が厳しいことが多い。そのため、食費や家賃に十分なお金をかけられず、貯金もできない状態が続けば、貧しい生活から抜け出すのは難しくなる。また、教育の格差も問題である。収入が多い家庭は、塾や予備校に通って質の高い指導を受けられるが、収入が少ない家庭では生活に余裕がなく、そうした支援を受けることが難しい。その結果、成績に差が生まれ、進学や将来の仕事の選択肢が限られてしまう。(問題点)
このような問題を解決するには、まず低所得者が安定した生活を送れるように支えることが重要だ。例えば、最低賃金を上げたり、正社員との格差を減らしたりすることで、彼らの生活環境は大きく改善される。そうなれば、生活に余裕が生まれ、教育や医療、住まいにお金をかけることができるため、生活の質が向上するだろう。また、学ぶ機会を平等にすることも大切だ。家庭の収入に関係なく進学できるようにするためには、奨学金の充実や授業料の補助が必要だ。こうした支援が整えば、経済的に厳しい人でも、自分の進みたい道を選びやすくなるはずだ。(解決策)
格差社会にはさまざまな問題があり、すぐに解決できるものではない。そのため、政府や企業が積極的にこの問題に取り組むことが大切だ。(まとめ)
ハ 最低賃金の引き上げ
・問題 最低賃金を引き上げることのメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 定義→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
最低賃金とは、働く人が受け取ることができる最低限の賃金額で、この額は政府が決めるものである。そして、政府が最低賃金の額を引き上げることは、メリットがある一方でデメリットも存在する。(定義)
最低賃金の引き上げのメリットとしては、まず労働者の生活向上につながる点が挙げられる。特に低所得者にとっては、賃金が上がると食費や家賃などの生活費にお金をより回せるため、余裕を持った生活が送れるようになるだろう。また、最低賃金の引き上げは地域の発展を促す効果もある。賃金が増えることで、労働者はより多くの買い物ができるようになる。こうしたことが、地元の店舗や企業の売上増加に結びつき、最終的には地域経済の発展を促すだろう。(メリット)
一方で、最低賃金の引き上げのデメリットとして、まず企業のコストが増える点が挙げられる。特に、経営が厳しい小規模な企業にとっては、賃金引き上げによって人件費が増えるため、経営が厳しくなる可能性がある。その結果、コスト削減をするために、従業員の削減や営業時間の短縮を余儀なくされる場合がある。また、商品やサービスの価格が上がることもデメリットである。例えば、飲食店や小売店では、従業員の賃金が引き上げられると、商品価格を上げざるを得なくなる。その結果、たとえ賃金が増えても商品の価格も上がっているため、結局変化がないように感じてしまう。(デメリット)
このように、最低賃金を引き上げることにはメリットとデメリットが存在する。そのため、政府は賃金の引き上げを決める際には、慎重に検討することが求められる。(まとめ)
ヒ 働き方改革
・問題 働き方改革の課題と解決策について述べなさい。
・構成 導入→課題→解決策→まとめ
・解答例
日本では長年、長時間労働が問題となってきた。そこで、働く環境を改善し、より働きやすい社会を目指すために働き方改革が導入された。しかし、この改革を進める上では、いくつかの課題が残っている。(導入)
働き方改革の課題としては、まず長時間労働が美徳とされる企業文化が根強くあることが挙げられる。日本の多くの企業では、長時間働くことが評価される傾向があり、そのため残業が当たり前という雰囲気がある。このような考え方が根強く残っているため、長時間労働を是正することは簡単なことではない。また、リモートワークやフレックスタイムなど、働く場所や時間を柔軟に調整できる働き方が広がりにくいことも問題だ。これらの制度を導入するためには、経営陣の理解と協力が必要だが、上層部が否定的だと導入が進まない。そのため、社員は従来通りの勤務状態で働かざるを得なくなる。(課題)
これらの課題を解決するためには、まず過度な残業を防ぐためのルールを設けることが重要だ。例えば、企業が従業員に対して残業時間の上限を設けたり、休暇の取得を推奨する仕組みを導入したりすることで、働き過ぎを防ぐことができる。それにより、疲労やストレスが溜まりにくくなり、より働きやすくなるだろう。また、デジタル技術の研修を充実させることも必要だ。例えば、従業員や経営陣にZoomなどのオンライン会議ツールの使い方を学ぶ研修を行う。それによって、上層部がリモートワークの利点を実感し、在宅勤務への理解が深まるため、働き方改革が進展するだろう。(解決策)
このように、働き方改革にはさまざまな課題が残っている。しかし、今後も政府や企業は、労働者の生活の質を向上させるためにも、積極的にこの改革を進めていく必要がある。(まとめ)
フ 外国人観光客
・問題 インバウンドの増加によるメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 導入→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
近年、外国から日本に旅行に来る人々(インバウンド)が増えている。これにより、日本の観光業が活性化し、経済が良くなる一方で、いくつかの問題が浮かび上がっている。(導入)
インバウンドのメリットとして、まず観光業を中心に地域経済が活性化することが挙げられる。観光客が増えることで、地元のレストランやホテルに人が集まるため、売上が増える。また、観光ガイドや通訳、ホテルの受付など、観光業に携わる仕事が増えることで、地域の雇用が広がり、経済の成長にもつながっていくだろう。次に、インバウンドによって地元の魅力が外国に伝わりやすくなる点もメリットだ。観光客が地元の観光地や文化に触れることで、その経験がSNSや口コミで広まり、外国の人々に地元の魅力が伝わる。その結果、日本を訪れたいと思う外国人が増え、観光業がますます盛り上がっていくはずだ。(メリット)
一方で、インバウンドのデメリットとして、観光地や交通機関が混雑し、地元住民の生活に影響が出ることが挙げられる。観光客が増えることで、バスや鉄道などに人が混むようになるため、通勤や通学に支障をきたすことがある。そうなると、住民たちはそこに住み続けることが苦痛になってしまうだろう。また、自然環境にも影響を与えることがある。例えば、観光地に人がいすぎると、山道が荒れたり、ビーチがゴミで汚れたりすることがある。そのような影響が続くと、地域の動物や自然にも悪影響を及ぼしてしまうため、環境が損なわれてしまう。(デメリット)
このように、インバウンドの増加にはメリットもデメリットもある。そのため、観光業の成長だけに目を向けるのではなく、地域住民の生活にも十分に配慮することが大切だ。(まとめ)
ヘ 円安
・問題 円安が進むことのメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 定義→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
円安とは、例えば1ドル100円だった為替レートが150円になるように、日本円の価値が他国の通貨に対して低くなることを指す。そして円安が進むことには、日本にとって良い面もあれば悪い面もある。(定義)
円安のメリットとして、まず輸出企業の売り上げが増える点が挙げられる。日本の自動車や電化製品は海外で人気があり、円安により価格が相対的に安くなるため、外国の消費者にとっては購入しやすくなる。その結果、企業の売り上げが増加し、ひいては日本経済にも良い影響を与えることになる。また、外国からの観光客が増えることも大きなメリットだ。円安によって日本での買い物や旅行の費用が安くなるため、海外から多くの人々が日本を訪れるようになる。その結果、外国人観光客が日本のホテルに宿泊したり、お土産を購入したりする機会が増え、観光業が活性化するだろう。(メリット)
一方、円安のデメリットとして、まず輸入品の価格が上がる点が挙げられる。日本は食料品やエネルギーの多くを輸入に頼っているため、円安が進むと、食料品やガソリンなどの価格が上昇する。その結果、生活に必要な費用が増加し、消費者の生活が圧迫されることになる。また、海外旅行や留学費用が高くなることも問題だ。円安が進行すると、アメリカやヨーロッパなどへの旅行時に、ホテル代や食事代が日本と比べてかなり高く感じられるようになる。そのため、旅行を計画している人々にとって、予想以上の出費となり、経済的な負担が増してしまう。(デメリット)
このように、円安にはメリットもあればデメリットもある。そのため、政府や日銀などは、円安が過度に進まないように為替相場を適切に調整していくことが重要だ。(まとめ)
ホ TPP
・問題 日本のTPP加盟による課題と解決策について述べなさい。
・構成 定義→課題→解決策→まとめ
・解答例
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)とは、アジア太平洋地域の自由貿易を目指す国際的な協定であり、日本を含む12か国(現在は11か国)が参加している。日本にとって、TPPに加盟することで海外市場への進出などのメリットがある一方で、さまざまな問題点も抱えている。(定義)
そして、日本がTPPに加入したことによる課題の一つは、農業への影響である。米や野菜、肉などの農産物は、外国産の方が安価であることが多い。これまでは、政府が外国からの農産物に関税をかけることで、日本の農家を保護してきた。しかし、TPP加盟により、日本は自由に関税をかけることができなくなるため、安価な外国産農産物の輸入が増加し、国産品の売れ行きが落ち込む恐れがある。その結果、農家の収益が減少し、経営が厳しくなる可能性がある。また、収入の不安定さから、若い世代が農業を選ばなくなり、後継者不足がさらに深刻化する懸念もある。(課題)
これらの課題を解決するためには、まず農業の競争力を高めるための支援が重要だ。例えば、IoTやAIを活用した農業技術を導入すれば、作物の生育状況をリアルタイムで監視し、効率的に水や肥料を使用できるようになる。これにより、収穫量を増やしつつコストを抑えることができ、外国産の農産物と十分に競争できるようになるだろう。また、若者の農業参入を促す支援も欠かせない。例えば、若者が農業に興味を持つ職業訓練プログラムや農業研修制度を充実させることで、若い世代が農業に参加しやすくなる。その結果、次世代の農業従事者を増やすことができるだろう。(解決策)
このように、日本がTPPに加入することにはメリットもあれば、課題も存在する。そのため、政府はこれらの課題に迅速に対処し、他国との貿易を活発に進めていくことが大切だ。(まとめ)
マ 生成AI
・問題 生成AIのメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 定義→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
生成AIは、コンピュータープログラムを使って画像や文章、音楽を瞬時に作り出すことができる技術で、ChatGPTやDALL·E(ダリー)といったものがある。しかし、この生成AIにはメリットもあればデメリットもある。(定義)
生成AIのメリットとして、まず生産性の高い業務に専念できることが挙げられる。例えば、AIが自動で文章を作成すれば、これまで時間がかかっていた書類作成が短時間で終わる。そのため、事務作業にかける時間が減り、その分、他の重要な仕事に集中できるようになる。また、生成AIは新しいアイデアを考える力も持っている。AIは過去の膨大なデータを分析し、その情報を基に新しいアイデアや戦略を生み出すことができる。このアイデアをうまく活用することで、企業は商品を効果的に宣伝したり、新しい製品を開発したりすることが可能になる。(メリット)
一方で、生成AIにはデメリットもある。まず、生成AIに仕事が奪われる可能性があることだ。例えば、イラストやデザインをAIで作成するとコストが安く済むため、わざわざイラストレーターに頼む必要がなくなる。その結果、イラストレーターたちは仕事の依頼が減り、収入が減少する可能性がある。また、責任の所在が不明確になる問題もある。例えば、AIが作ったものが他人の著作権を侵害した場合、誰が責任を取るのかが不明確で、問題がこじれる恐れがある。しかし、現在その解決策が整っていないため、政府や企業は早急に法律やルールを整備する必要がある。(デメリット)
このように、生成AIには便利な面がたくさんあるが、同時に課題も存在する。そのため、生成AIを適切に利用しつつも、起こりうる問題に迅速に対処することが大切だ。(まとめ)
ミ 規制緩和
・問題 規制緩和をすることのメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 定義→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
規制緩和は、国が定めたルールを緩めて、企業や個人が自由に活動できるようにすることだ。近年、日本でも多くの規制が見直され、その影響が私たちの生活にも広がっている。一方で、規制緩和にはメリットとデメリットがある。(定義)
規制緩和のメリットとしては、まず競争が活発になることが挙げられる。例えば、以前は飛行機の運賃が高く、限られた人しか利用できなかった。しかし、規制緩和により格安航空会社が登場し、航空会社間で運賃を引き下げる競争が始まった。その結果、運賃が大幅に安くなり、多くの人が飛行機を利用できるようになった。また、規制緩和は技術革新を促進するメリットもある。例えば、自動運転車の開発では、厳しい規制があると企業が実際に道路でテストを行うことが難しい。しかし、規制を緩和することで、より多くのテスト走行が可能になるため、その結果、自動運転技術が大きく発展するだろう。(メリット)
一方で、規制緩和のデメリットとして、まず安全性や品質が低下する点が挙げられる。規制が緩和されると、企業が新たに市場に参入しやすくなり、競争が激化する。その結果、企業は価格を下げざるを得なくなり、品質が低下したり、安全管理が不十分な商品が市場に出回ったりする恐れがある。また、大企業が有利になりすぎることも問題だ。競争が激化する中で、資金力のある大企業は広告や設備投資などで優位に立ちやすい。一方で、設備や資金面で制約がある中小企業は競争に勝つのが難しくなり、経営が厳しくなる場合がある。(デメリット)
このように、規制緩和にはメリットとデメリットがある。だからこそ、政府はその影響を慎重に考慮し、バランスを取った対応をすることが重要だ。(まとめ)
大学・短大・専門学校入試対策コースについて
当塾では、志望校に応じたコースを揃えています。
【①大学入試対策コース(国・数・英対応)】
【対象者】国公立大学・私立大学を一般受験で志望する高校生
【指導科目】英語・数学・国語
大学入試対策コースの詳細はこちら
【②推薦入試対策コース(国・数・英対応)】
【対象者】国公立大学・私立大学・短大・専門学校を推薦入試で志望する高校生
【指導科目】英語・数学・国語・面接・小論文・志望理由書
推薦入試対策コースの詳細はこちら
【③国語・小論文対策コース】
【対象者】国語の力を伸ばしたい高校生、小論文の対策をしたい高校生
【指導科目】国語(現代文中心)・面接・小論文・志望理由書
国語・小論文対策コースの詳細はこちら
【入塾条件】
②規則正しい生活をし、勉強習慣がついていること(宿題の量は多めです)
③通知表で各教科の判定が「3以上」であること
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00