と思っている中学生のみなさん!
今回は「高校入試 国語のおすすめ問題集と参考書ルート」についてみていきますよ。
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✓対象となる人
✓記事を書いた人
【高校入試】国語のおすすめ参考書・問題集ルートは?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!高校入試国語のおすすめ勉強法は?
高校入試の国語の勉強をする上で、必要な参考書や問題集は、
・文法の参考書や問題集
・文章問題、古文・漢文の対策ができる問題集
・応用問題集
・過去問
になります。
今回は、高校入試の国語で高得点を取ることができるおすすめの参考書や問題集について紹介していきます。
ア 漢字問題集
→できれば中1・2のうちに終わらせておきたい
漢字問題集のおすすめ問題集は、「高校入試漢字・語句3000(受験研究社)」です。
この問題集は、漢字の読み書きや四字熟語などが重要度順に載っている問題集です。
この一冊をやりきることで漢字の力は相当ついていきます。
しかし、問題量が多いので、できれば中1・2のうちから取り組みたい問題集です。
イ 語句の意味を覚える問題集
→言葉の意味を覚えることで文章が読めるようになる
言葉の意味を覚えるためのおすすめ問題集は、「中学生の語彙力アップ 実践ドリル850(学習国語研究会)」です。
国語の文章問題では、ときに難しい意味の言葉が出ることがあります。
例えば、「日本人としてのアイデンティティは、寿司やみそ汁などの和食である。」という文の中には「アイデンティティ」という言葉があります。
そして、「アイデンティティ」の意味を知らないと、文章全体の意味も分からなくなってしまいかねません。
そのため、「中学生の語彙力アップ 実践ドリル850」などの問題集を使って言葉の意味を覚えるようにしましょう。
そうすることで、説明文や小説の内容が分かりやすくなります。
ウ よく出るテーマのあらすじをつかむ問題集
→科学技術、情報、心理など説明文によく出るテーマのあらすじは知っておきたい
文章問題を解く前にやっておくべきおすすめの問題集は、「高校入試のわからないところ検索ブック国語(旺文社)」です。
この本は、説明文でよく出るテーマ(科学・環境・心理など)などの話の流れが書かれています。
そのため「高校入試のわからないところ検索ブック国語」を読むことで、多少言葉の意味が分からなくても文章全体の意味が分かるようになってきます。
ですので、文章問題が苦手な人はこの本を先に読んでおくことをおすすめします。そ
エ 文法問題集
→文法が苦手な人は、「やさしくまるごと中学国語」がおすすめ
文法のおすすめ問題集は、「中学国語文法 全問ヒントつきでニガテでも解ける(学研)」です。
この本は、問題ごとに解き方のヒントが書かれているため非常に使いやすいです。
高校入試で文法問題が多く出題される場合はぜひやっておきたい一冊です。(定期テスト対策としても使えます。)
また、文法が全くできない人は、「やさしくまるごと中学国語(学研)」を使っていくことをおすすめします。
この本は、各単元の内容や練習問題の解き方を動画で説明している参考書です。
そのため国語の文法問題が苦手な人は、「やさしくまるごと中学国語」を使って、分からない分野の動画授業を見て理解を深めるようにしましょう。
オ 文章読解用の問題集
→問題の解き方が漫画で説明されているため理解しやすい
文章読解の対策ができるおすすめ問題集は、「くもんの高校入試スタートドリルこわくない国語文章の読解(くもん出版)」です。
この本は指示語を答える問題、内容説明問題といった国語の文章問題でよく出る問題について、その解き方を漫画で説明している本です。
そのため、最初にそれぞれの問題パターンの解き方を理解し、その後は練習問題で解き方を使いこなせるように練習していくようにしましょう。
カ 古文・漢文の問題集
→古文・漢文の問題に特化した問題集
古文・漢文の対策ができるおすすめ古文問題集は、「くもんの高校入試スタートドリルこわくない国語古文・漢文(くもん出版)」です。
この本は現代語訳で答える問題、主語を見抜く問題、理由を答える問題といった古文・漢文でよく出る問題について、その解き方を漫画で説明している本です。
そのため、最初にそれぞれの問題パターンの解き方を理解し、その後は練習問題で解き方を使いこなせるように練習していきましょう。
キ 応用問題集
→入試問題を解く前にやっておきたい
過去問を解く前に、入試レベルの問題が載っている問題集をおすすめします。
まずは、「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集 国語(旺文社)」です。
この問題集は、高校入試でよく出る問題でかつ標準レベルの問題集が載っている問題集です。
そのため、基礎固めを終えた生徒が次に取り組むべきおすすめの問題集といえます。
また、一つ上のレベルの問題集としては、「高校入試「解き方」が身につく問題集 国語(旺文社)」があります。
この問題集は、問題形式ごとに解き方が詳しく書かれている問題集です。
ただし、やや難易度が高いので、基礎をしっかりと固めた人向けの問題集といえます。
これらの問題集を使って入試問題に慣れるようにしましょう。
ク 過去問題集
→過去問演習と苦手分野の復習を繰り返そう
応用問題集をスラスラと解けるようになったら最後の仕上げとして過去問を解いていきます。
まずは、「公立高等学校過去入試問題集(教英出版)」で、志望する高校の過去問を解くようにしましょう。
そして、できなかった問題は参考書や問題集に戻り、復習します。
過去問演習とできなかった問題の復習を繰り返すことで、徐々に合格点に近づくことができます。
また、過去問を解くときには、
・難しい問題にも取り組む(時間がかかりすぎる場合は一旦飛ばす)
といったことを意識しながら取り組むようにしましょう。
なお、過去問を全て解き終えた人は、「全国高校入試問題正解国語(旺文社)」で他の都道府県の問題や難関私立・国立高校の過去問を解いていきましょう。
この問題集に出てくるさまざまな都道府県の入試問題を解くことで、いろいろな問題パターンに慣れることができます。
そのため、入試本番で急に問題傾向がガラッと変わったとしても、それに対応できる力がつくのでおすすめです。