と思っている小学生や保護者のみなさん!
今回は「金沢錦丘中の偏差値と入試倍率完全ガイド【石川県公立中高一貫校】」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
金沢錦丘中の偏差値や入試制度、倍率は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!金沢錦丘中の問題分析は?
ア 金沢錦丘中の入試情報
→適性検査、面接、報告書の合計で合否が決まる
A 入試時期
【高校偏差値】63
【定員】120名
【倍率(令和6年度)】2.1倍
【入試時期】例年1月下旬
【合格発表日】例年2月上旬
B 入試の内容
【時間割】
午前:適性検査Ⅰおよび適性検査Ⅱ
午後:面接
【試験内容および配点】
*配点は不明であったため省略します。
①適性検査Ⅰ<作文>
・国語+作文の問題
・他の都道府県に比べて国語の読解問題の数が多い
・作文は160~200字で書くようになっている
②適性検査Ⅱ<算数・理科・社会>
・標準レベルの問題が多い
・短い時間の中でテンポよく解く必要がある
・他の都道府県と比べると知識があると解ける問題が比較的多い
③面接
・個人面接
金沢錦丘中の適性検査の問題分析は?(2024)
ア 全体的な難易度(2024年)
→解きやすい問題が多いが、時間的に解き切るのは厳しい
金沢錦丘中の適性検査の問題は、
・適性検査Ⅱ・算数、理科、社会(55分)
で構成されています。
また、他の都道府県と比べると問題文がそこまで長くなく、解きやすい問題が多いのが特徴です。
ですが、全ての問題を解き切るには時間が短めですので、テンポよく問題を解く必要があります。
そのため、できるだけ早く基礎固めを終え、適性検査の問題に数多く解いていく必要があります。
イ 適性検査Ⅰ(作文)の問題分析
→読解の問題が比較的多い
・2つの文章を比較して答える問題。
・漢字、文法問題、空欄補充、内容説明など国語の読解問題が比較的多い。
【作文】
・160~200字程度の分量なので、比較的時間に余裕がある。
・テーマは「言葉を使う上であなたが大切に思うこと」についてで、2段落構成で書くようになっている。
・1段落目:言葉を使う上であなたが大切だと思うことを2つの文章で述べられている筆者の考えと関係づけて書く。
・2段落目:なぜ大切だと思うのかを具体例を挙げて書く。
ウ 適性検査Ⅱ(算数・理科・社会)の問題分析
→解きやすい問題が多い
A 問2(算数)
問題1 割合の問題
・割合の公式を知っていればできる問題であった。
問題2 整数、展開図の問題
・(1) 1~100までの整数の中で7でわると3余り、6でわると4余る数を求める問題。それぞれの数を実際に書き出したほうが速い。
7でわると3余る数 3,10,17・・・、6でわると4余る数 4,10,16・・・
・(2) 立方体の展開図に答える問題。正しい選択肢を全て選べなのでやや難しい。
問題3 記述問題
・問題文に書かれているルールを元に表をつくって説明すること。言葉だけで説明するのは難しい。
問題4 記述問題(円周、縮尺)
(1) 円周+線の長さの合計を求める問題
(2) 図2は元の長さから500分の1に縮めた図であることが分かる。すると、図2の黒い部分の実際の長さは縦、横ともに11.5mであることが分かる。一方で、図1の円は直径が12mであるために黒い部分におさまりきらない。
問題5 仕事算
1日目は全体の3/8,2日目は(1-3/8)×6/10=3/8となるので、3日目は2/8となる。
B 問3(社会)
問題1 雨温図を読み取る問題
・石川県は日本海側の気候、静岡県は太平洋側の気候です。
問題2 グラフを読み取る問題(日本の漁業)
問題3 記述問題
・カニをとる時期を制限する、小さなカニを取らないようにするといったことを書くこと。
問題4 歴史(江戸時代)
・(3)は記述問題。資料5の「おもな大名の配置」、資料6の「武家諸法度」から大名の経済力を弱めることが目的としてあったことが読み取れる。
問題5 日本の政治(裁判)
・三審制について問われた。
C 問4(理科)
問題1 空気の成分を答える問題
問題2 顕微鏡の使う順番について答える問題
問題3 顕微鏡の倍率について答える問題
問題4 記述問題
・2つのホウセンカを比べないといけない理由について答える問題。対照実験についての理解が求められた。
問題5 方位磁針に関する問題
問題6 記述問題
・方位磁針の赤い針は北を示すので、「手元を大きくした図」の場合、太陽は北東にあることになる。一方で午後3時の太陽の位置は南西になるので方位磁針の向きはあっていないことになる。
問題7 記述問題(北極星が方角を知る目印となった理由を答える問題)
・記述問題であるが、典型問題であるので解きやすい。