浜松医科大物理(2024)の入試難易度、過去問の傾向や対策は?

 

 

たま吉
浜松医科大学の物理のおすすめ勉強法について知りたいニャー

 

と思っている高校生や浪人生のみなさん!

今回は「浜松医科大物理(2024)の入試難易度、過去問の傾向や対策は?」についてみていきますよ。

 

 

浜松医科大学物理おすすめ勉強法

 

 

✓内容

「浜松医科大学の物理の傾向と過去問分析、おすすめ勉強法」について知りたい高校生や浪人生向けの記事です。

 

✓対象となる人

浜松医科大学の物理の問題傾向やおすすめ勉強法を知りたい高校生や浪人生

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

スポンサーリンク

浜松医科大学の物理(2023)の問題傾向・難易度・解答速報は?

 

 

たま吉
浜松医科大学の物理はどんな問題が出やすいのかニャー?
モモ先生
どの分野も満遍なく出題されていますよ。

 

 

ここでは、「全国大学入試問題正解(物理)」に掲載されている学部について問題を分析しています。

 

 

A 全体の講評

 

浜松医科大学の物理は、大問が4問構成で解答時間が2科目で120分となっています。

問題量が多いため、テンポよく解く必要があります。

また、出題内容はどの分野からも満遍なく出題されており、難易度は標準レベルです。(化学と比べると高得点を取りやすいです。)

そのため、良問の風物理、名問の森物理で解法暗記をしたら、できるだけ多くの過去問を解いていくといいでしょう。

そうすることによって思考力が身に付き、浜松医科大の問題に対応できるようになります。

 

「浜松医科大学入試問題(物理)解答速報」はこちら(2023年)

 

モモ先生
早めに基本問題のマスターをするようにしましょう。

 

 

B 第1問(電磁気)

 

第1問は電磁気の問題です。

問1 電流の向きと電子の向きは逆になります。またF=qEの式を使って求めていきます。

問2 平均の速さは最大の速さの半分になることが分かればできます。

問3 運動エネルギーの差の計算をします。

問4 問3は1個の電子分です。それを体積abc倍して考えていきます。

問5 I=enSvの式に代入して考えます。なお、ここではS=acとなります。

問6 フレミング左手の法則を使ってローレンツ力の向きを考えます。

電流の向きと電子の向きは逆なので気を付けましょう。

問7 クーロン力=ローレンツ力で考えます。

【問題講評】問2ができるかどうかで得点に大きな差が出る問題であった。

 

 

C 第2問(力学)

 

第2問は力学の問題です。

問1 力のつり合いの式および力のモーメントの式を使って求めていきます。

問2 f≦μNに代入して求めていきます。

問3 問1の式を元におもり分を考慮して求めていきます。

 

問4 重力=万有引力の式からg=GM/R2の式をつくり、そこから万有引力の大きさを求めていきます。

問5 向心力=万有引力の式から速さを求めていきます。

また、その式にh=0を代入すると地表すれすれを飛ぶ場合の速さを出すことができます。

問6 力学的エネルギー保存則の関係を使って求めます。

ただし、地表すれすれ時の位置エネルギー、運動エネルギーに加えるエネルギーを等式に入れて考えるようにしましょう。

【問題講評】どちらも典型問題。標準レベルの問題集を解いて仕上げるようにしたい。

 

 

 

 

D 第3問(熱)

 

第3問は熱の問題です。

問1・2 熱量の式を使って答える問題です。

問3 気体の状態方程式を使って水蒸気の体積を求める問題です。

問4 定圧変化と考えて、W=PΔVの式に代入して求めます。

問5・6 熱量の式に代入して求めます。問6は氷の上昇温度分の熱量+氷の融解熱として考えるようにしましょう。

【問題講評】解きやすい問題が中心。できれば完答したい。

 

 

E 第4問(波動・原子)

 

第4問は波動、原子の問題です。

空欄に数式や数字を埋める問題となっています。

Ⅰ 半減期に関する問題です。

Ⅱ ブラッグ反射、ドブロイ波長に関する問題です。

Ⅲ 正弦波の式に関する問題です。三角関数の和積の公式を使って求めていきます。

【問題講評】ⅠとⅡは基本レベル。Ⅲは和積の公式が問題文に載っているので解きやすかった。

 

モモ先生
標準レベルの問題が中心に出題されていますよ。

 

 

浜松医科大学物理(2024)の入試対策、おすすめ参考書は?

 

 

たま吉
浜松医科大学の物理で高得点を取るためのおすすめ勉強法を知りたいニャー
モモ先生
夏休みからは問題演習をメインの勉強ができるようにしましょう。

 

 

浜松医科大学物理の入試対策の基本的な流れとしては以下の通りです。

 

 

A 高1・2

 

①定期テストに向けて勉強をして、物理の基礎固めをする

ここでしっかりと勉強をしておかないと、高3になってからが大変になってきます。テストで最低でも80点以上は取れるように学校教材の内容を完璧に仕上げるようにしましょう。

 

 

 

②分からない内容は「宇宙一わかりやすい高校物理などの参考書を読んで理解を深める

 

③「リードLightノート物理基礎・物理」の問題が完璧に解けるようにする

物理は基礎が大事ですので、まずは易しめの問題集をしっかりとこなすことから始めましょう。

また高2の秋以降の模試では理科・社会も範囲になりますので、そこに向けて苦手単元を克服するようにして下さい。

 

 

 

 

B 高3(基礎固め期)

 

「宇宙一わかりやすい高校物理などの参考書を読んで理解を深める(+練習問題も解く)

物理が苦手な人は、「大学入試坂田アキラの物理基礎・物理の解法が面白いほどわかる本」がおすすめです。

 

「良問の風物理」を解いて入試標準レベルの問題に慣れる

 

 

【大学入試】良問の風物理を使った勉強法を知りたい人は

良問の風物理のレベルと問題数、おすすめの使い方は?

 

 

 

 

C 高3(問題演習期)

 

「名問の森物理」「物理重要問題集」などの入試発展レベルの問題に慣れる

 

【大学入試】名問の森物理を使った勉強法を知りたい人は

名問の森物理のレベルと問題数、解説が難しいと感じたときは?

 

 

②共通テストの過去問、予想問題集を解く

 

③浜松医科大学の過去問を解く(最新版の赤本は毎年10月に発売されます。)

 

 

 

 

 

 

【まとめ】浜松医科大物理の難易度や問題傾向、勉強法のポイントとアドバイス

 

今回の「浜松医科大物理(2024)の入試難易度、過去問の傾向や対策は?」についてのまとめです。

 

【浜松医科大物理の問題傾向や難易度、おすすめ勉強法は?】
・まずは「良問の風物理」などの基本レベルの問題集をマスターするようにしよう
・次に「名問の森物理」や「物理重要問題集」などの問題集をマスターしよう
・最後は過去問を解いて問題形式に慣れよう

 

浜松医科大の物理は標準~やや難レベルの問題が中心です。

そのため、まずは「良問の風物理」を完璧に仕上げるようにしよう。

 

モモ先生
標準レベルの問題を完璧にできるようにしましょう。

 

 

 

スポンサーリンク