と思っている中学生のみなさん!
今回は「【愛知県高校入試2025完全攻略】日程・仕組みと科目別勉強法を徹底解説」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【愛知県高校入試】公立と私立の違いは?
愛知県にある高校は大きく、
・私立高校
・国立高校(愛教大付属、名大付属)
の3つがあります。
その中で、多くの人は公立か私立の高校を選んでいきます。
ここでは、公立と私立の違いについてみていきます。
ア 公立と私立の違い
公立 | 私立 | |
メリット | ・学費が安い ・校則は割と自由 ・さまざまな境遇の人と出会える | ・設備が新しく充実している ・部活動が盛んで全国レベルの部もある ・同じ教師が長く教えていることが多い |
デメリット | ・設備が古い ・教師の移動がある ・特別な指導はあまり期待できない | ・学費が高い(近年は国・県からの補助あり) ・校則が厳しいこともある ・早く合格するので、その後勉強へのモチベーションが保ちにくい |
これらのメリット・デメリットをよく考慮したうえで、志望校を決めるようにしましょう。
イ 東三河にある主な公立高校と私立高校
豊橋市を始めとする東三河地区には、さまざまな高校があります。
公立高校【普通科】 | 時習館、豊橋東、国府、豊丘、豊橋南、小坂井、成章、蒲郡東、福江、御津あおば |
公立高校【専門学科】 | 豊橋商業、豊橋工科、豊丘、豊橋南、国府、豊川工科、宝陵、三谷水産、成章、渥美農業 |
公立高校【総合学科】 | 豊橋西、蒲郡、新城有教館 |
私立高校 | 桜丘、豊橋中央、藤ノ花、豊川 |
あとで見ていきますが、公立高校では、さらに普通科・専門学科・総合学科に分かれています。
ですので、公立か私立かを決めた後に、どの科に進みたいのかも考えるようにしましょう。
愛知県の公立・私立高校一覧はこちら
ウ 愛知県高校入試のスケジュール
下は愛知県高校入試のスケジュールです。
12月中旬 保護者会(私立高校の志望校決定、公立推薦の話も出る)
1月中旬 私立高校推薦入試
1月中旬 保護者会(公立高校の受験校決定)
1月下旬 私立高校一般入試
2月上旬 公立高校推薦・特色選抜
2月下旬 公立高校一般入試
3月中旬 公立高校合格発表
このように、年明けから本格的に入試が始まっていきます。
また、受験の流れとしては、
②私立一般選抜→公立推薦選抜・特色選抜(→公立一般)
③私立一般選抜→公立一般選抜
などがあります。
あらかじめ、いつどの試験があるかを把握することで落ち着いて受験をすることができます。
【愛知県高校入試】志望校の選び方は?
愛知県内には高校が数多くあります。
ここでは、自分にあう志望校をどうやって選べばいいのかを見ていきます。
ア 共学か男子別学か?
愛知県の高校で男子校・女子高は以下の高校があります。
男子校 | 【私立】海陽学園・東海・名古屋・名古屋工業・南山男子 |
女子校 | 【私立】愛知淑徳・桜花学園・金城学院・啓明学園・椙山女学園・聖カピタニオ・聖霊・南山女子・名古屋女子・光ケ丘・藤の花 |
一方で、公立高校は全て共学です。
ただし、工業科は男子の割合が極めて多く、生活文化科や看護科などは女子の割合が極めて多くなります。
そして、男子校・女子高のメリット・デメリットは、
・男女の違いを念頭にした授業内容で、効率的な学習ができる<メリット>
・異性との適度な距離感が身につかない<デメリット>
などがあります。
そのため、これらを踏まえた上で共学か男女別学かを決めるといいでしょう。
イ 普通科・専門学科・総合学科の違い
公立高校には、普通科と専門学科、総合学科があります。
そして、これらの科の違いとしては、
・専門学科:機械やファッション、看護など専門的な内容を学ぶ。検定試験を高校在学中に多く受ける。進路はかなり限られる。
・総合学科:自分にあった授業を選ぶことができる。進路は自由に選ぶことができる。
となっています。
普通科や総合学科は入学してからでも進路の変更ができますが、専門学科の場合は入学後の進路変更がとても難しくなってしまいます。
例えば、工業科に入学した場合、進学先は工学部や情報学部などの大学や専門学校、就職先は製造業がメインとなります。
ですので、特に専門学科への進学を考えている人は慎重に考えるようにしましょう。
ウ 進学実績、部活動、通学時間など
高校を選ぶ基準は他にも、
②部活動が盛んか
③図書室、運動場などの施設の充実度
④通学時間
⑤校風、制服
といったこともあります。
中学校までは多くの人は家の近くの学校に通っていました。
しかし、高校からは「自分で」行きたい高校を選ぶ必要が出てきます。
そのため、自分に合う高校が選べるように志望校選びはじっくりと行うようにして下さい。
高校の体験入学には積極的に参加しよう!
ア 体験入学とは?
愛知県に住む中学生向けに毎年夏~秋にかけて各高校で体験入学を行っています。
これは実際に高校の中を見学することで、高校の雰囲気や在校生の勉強や部活の様子を感じることができるイベントです。
そして、体験入学で行われるイベントは高校によって異なりますが、
②オリエンテーション(学校・学科紹介等)
③校内見学(施設見学、授業見学)
④部活動見学・参加
⑤学校紹介ビデオ
⑥在校生との交流(懇談会,体験発表等)
などが行われます。
このように、体験入学に行くことで、高校の雰囲気や何を学ぶのかが分かるようになります。
そのため、気になる高校の体験入学に積極的に参加するようにしましょう。
イ 体験入学はいくつ参加すべきか?
体験入学は愛知県の公立高校、私立高校で行われます。
そのため、どれだけの高校の体験入学に参加すればいいのか悩む人もいるでしょう。
個人的におすすめなのが、
・私立は受験を考えている全ての高校
であるため、3~4校の高校の体験入学に参加するといいでしょう。
ただし、注意点としては、
・塾に通っている人は夏期講習や秋期講習とかぶる場合がある
ということです。
そのため、参加を考えている高校の日程をあらかじめ確認するようにしましょう。
ウ 公立高校の体験入学の日程(2024)
2024年度の愛知県公立高校の体験入学の日程は以下の通りです。
夏休みの時期か秋ごろに行われるところが多いです。
東三河の高校の体験入学は以下の日程で実際される予定です。
A 普通科
高校名 | 実施期日 | 実施時間帯 | 体験内容 |
時習館 | 7月31日(水) 9月14日(土) | 午前・午後 全日 | ①②③ ⑦(学校祭見学) |
豊橋東 | 8月7日(水) 10月12日(土) | 全日 午後 | ②③④⑤⑥ ①②③④⑤ |
豊丘 | 8月1日(木) | 午前・午後 | ②③④⑤⑥ |
豊橋南 | 8月6日(火) | 午前 | ①②③④⑤⑥ |
豊橋南(教育コース) | 8月6日(火)、10月26日(土) | 午前 | ①②④⑥ |
国府 | 8月8日(木) | 午前 | ②③④⑤ |
御津あおば | 9月7日(土) | 全日 | ②③⑥⑦(学校祭見学) |
小坂井 | 8月7日(水) | 午前 | ①②③④⑥ |
成章 | 8月8日(木) | 午後 | ②⑤⑥ |
福江 | 10月26日(土) | 午後 | ②③④⑤ |
蒲郡東 | 8月20日(火) | 午後 | ②③④⑤ |
*①体験学習(実験、実習)、②オリエンテーション(学校・学科紹介等)、③校内見学(施設見学、授業見学)、④部活動見学・参加、⑤学校紹介ビデオ、⑥在校生との交流(懇談会,体験発表等)、⑦その他
B 専門学科・総合学科
高校名 | 実施期日 | 実施時間帯 | 体験内容 |
豊丘(生文) | 8月8日(木) | 午前・午後 | ①②③④⑤⑥ |
豊橋南(生デ) | 8月6日(火) | 午前 | ①②③④⑤⑥ |
豊橋西 | 8月21日(水) 9月28日(土) | 午前 午前 | ②⑤⑥ ①③④⑥ |
豊橋工科 | 8月24日(土) 10月19日(土) | 午前 午前 | ② ②③ |
豊橋商業 | 8月6日(火) 8月23日(金) 10月12日(土) | 全日 全日 午前 | ①②④⑤ ①②④⑤ ②③④⑤ |
国府(総ビ) | 8月8日(木) | 午前 | ①②③④⑤ |
豊川工科 | 8月5日(月) 11月2日(土) 12月24日(火) | 全日 全日 午前 | ②③⑤⑥⑦ 文化祭一般公開 ②③ |
宝陵 | 8月9日(金) | 午前 | ①②③④ |
成章(総ビ・生文) | 8月8日(木) | 午後 | ②⑤⑥ |
渥美農業 | 8月23日(金) 10月19日(土) | 午前 午後 | ①②④⑤⑥ ①②④⑤⑥ |
蒲郡 | 8月22日(木) 8月23日(金) | 午前 午前 | ①②③④ ①②③④ |
三谷水産 | 7月31日(木) 8月1日(木) 10月5日(土) 11月2日(土) | 午前・午後 午前・午後 午前 午前 | ①②③⑤ ①②③⑤ ②③ ②③ |
新城有教館 | 6月1日(土) 8月22日(木) | 午後 午前・午後 | ② ①②⑤ |
*①体験学習(実験、実習)、②オリエンテーション(学校・学科紹介等)、③校内見学(施設見学、授業見学)、④部活動見学・参加、⑤学校紹介ビデオ、⑥在校生との交流(懇談会,体験発表等)、⑦その他
エ 私立高校の体験入学の日程(2024)
2024年度の愛知県私立高校の体験入学の日程は以下の通りです。
②豊川 8月23日(金)・24日(土)、11月2日(土)
③豊橋中央 8月3日(土)、10月26日(土)
④藤ノ花 8月6日(火)・7日(水)・8日(木)、10月26日(土)、11月2日(土)
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00
愛知県公立高校入試(2025)の仕組みやグループ分け、倍率は?
ア 愛知県公立高校入試の仕組みは?
愛知県公立高校入試は、大きく
・推薦選抜
・特色選抜
があります。
また、入試で必要な科目としては、
内申点 | 学力検査 | 面接 | その他 | |
一般選抜 | 〇 | 〇 | △ | ー |
推薦選抜 | 〇 | ー | 〇 | 部活動などの実績 |
特色選抜 | ー | ー | 〇 | 基礎学力検査 作文 プレゼンテーション 実技試験 |
*一般選抜の面接は一部の高校で実施されます
となっているため、それぞれの試験に合わせた対策が必要になってきます。
イ それぞれの入試の特徴
A 一般選抜
最も多くの生徒が受験するタイプの入試です。
内申点(中3の2学期)と学力検査(1教科22点×5教科)の合計で決まります。
学校ごとに内申点の比重を高くしているところ、当日点の比重を高くしているところがあります。
なお、学力検査は中学校3年間の内容から出題され、かつ読解力や思考力が必要な問題が多いため、難易度は高めです。
早い時期から入試勉強に取り組む必要があります。
B 推薦選抜
推薦選抜は一定以上の内申点に加え、
・英検3級・準2級を取得
・級長・生徒会活動をしていた
・一定期間ボランティア活動をしていた
などの条件があれば受験できる試験です。
ただし、各中学校ごとに推薦できる人数の枠があるため、まずは校内推薦を突破する必要があります。
そして、校内推薦を突破すると志望する高校で面接があります。
そこでは中学校時代に取り組んだこと(部活動や英検、ボランティアなど)を元にした質問が中心にされます。
なお、推薦枠は普通科が定員の10~15%、専門学科・総合学科が定員の30~45%となっています。
そのため、特に専門学科を志望する場合は、一般枠が少ない分、推薦入試受験もできるように部活動で実績を出すことや英検取得などにも力を入れるようにしましょう。
C 特色選抜
2023年度からは特色入試も始まりました。(募集人員の20%が上限)
特色入試とは専門学科や総合学科がメインで行われる入試で、将来の進路目標やその高校・学科で学ぼうとする意欲、学科やコースに関連する分野での能力・実績などを重視する選抜方法です。
推薦選抜のように内申条件はありませんが、代わりに基礎学力検査(英語・数学・国語)・作文・プレゼンテーション・実技検査などがあります。
その高校にどうしても入りたい人にとってはおすすめの入試といえます。
イ 時間割
愛知県高校入試の時間割は以下の通りです。
【1時間目】国語(45分) 9:10~9:55
【2時間目】数学(45分) 10:15~11:00
【3時間目】社会(45分) 11:20~12:05
【4時間目】理科(45分) 13:05~13:50
【5時間目】英語(40分+10分) 14:10~15:15
*リスニングが10分程度、筆記試験が40分です。
一時間目の国語は朝9時から始まります。
また、人間の脳は起きてから約3時間経ってから活性化します。
そのため、入試当日は朝6時までには起きるようにしましょう。
ウ 受験校の決め方
ここでは東三河地区の高校の受験校の組み合わせパターンについてみていきます。
なお、名古屋や尾張地区のグループを知りたい方は、下のサイトで確認してください。
A 受験校の決め方
愛知県公立高校の受験校の決め方は全部で3段階あります。(普通科の場合)
②「群」→第1群にある高校か第2郡にある高校を選びます(尾張地区のみ)
③「グループ」→Aグループから1校+Bグループから1校の最大2校までを選択することができます。(1校のみの受験も可能)
*専門学科・総合学科の高校は学区および群はなく、県内にある全ての高校を受験することができます。
*学区の境界に近い地域では、特例として学区をまたがった受験校を選ぶことができます。
B 受験校の組み合わせ方
受験校の組み合わせ方は、
②【公立】チャレンジ校+【公立】安全校+【私立】安全校
③【公立】安全校+【公立】安全校+【私立】安全校
とありますが、おすすめは上の②です。
まず、私立の一般入試は公立の入試よりも先にあります。
そのため、ここで私立高校に合格をしておけば一安心という状態になります。
次に公立高校の受験ですが、入試は競争であるため第1希望の高校に必ずしも全員が合格できるとは限りません。
そのために、あらかじめ考えておくべきことは、
ということです。
公立に絶対に合格したい場合は、第2希望の高校は確実に合格できるラインの高校を受験したほうがいいでしょう。
そうでないと公立2校ダブル落ちということも出てきてしまいます。
一方で第1希望の高校に合格できなかったら私立の高校に進学するという場合は、第2希望の高校もチャレンジ校でもいいかもしれません。
そのため、第2希望の高校をどうするかをよく考えるようにしましょう。
C 合格した時の注意点
最後に合格した時の注意点についてです。
・公立高校の一般入試では合格後に辞退をすることができない
もう少し正確に言えば、「辞退できないことはないが、辞退をすると高校と中学校、後輩に非常に迷惑がかかる」です。
そのために志望校は慎重に選ぶようにしましょう。
エ 高校のおすすめの組み合わせ方
A 東三河地区の高校のグループ分け
東三河地区(豊橋・豊川・蒲郡・田原・新城など)の高校は以下のようにグループ分けされています。
Aグループ普通科 | 豊丘・豊橋南・福江・国府・御津あおば |
Bグループ普通科 | 時習館・豊橋東・小坂井・成章・蒲郡東 |
Aグループ専門・総合学科 | 豊丘・豊橋南・豊橋工科・豊橋商業・国府・宝陵・蒲郡 |
Bグループ専門・総合学科 | 豊橋西・豊川工科・成章・渥美農業・三谷水産・新城有教館 |
また、「普通科+普通科」・「専門学科+専門学科」の組み合わせだけでなく、「普通科+専門学科」といった組み合わせも可能です。
B おすすめの受験校の組み合わせ
ここでは、愛知県公立高校のおすすめ組み合わせ、併願パターンについてみていきます。
なお、愛知県高校入試の合否は内申点+当日点の合計で決まります。
また、倍率も年によって大きく異なりますので、その辺りを考慮して志望校を選ぶようにしましょう。
【進学校を受験する場合】
豊橋東(B)+豊丘・国府(A)
豊橋東(B)+豊橋南・豊橋商業(A)
豊丘(A)+小坂井(B)
国府(A)+小坂井(B)
*( )内のアルファベットはグループ名です。
なお、時習館・豊橋東などの高校を受験する場合は、私立高校は桜丘高校(英数)や豊川高校(特進)を受験する生徒が多いです。
【普通科の高校を受験する場合】
小坂井(B)+豊橋南・豊橋工科・豊橋商業・御津(A)
成章(B)+福江(A)
蒲郡東(B)+御津あおば(A)
*( )内のアルファベットはグループ名です。
なお、豊橋南・小坂井などの高校を受験する場合は、私立高校は桜丘高校や豊川高校を受験する生徒が多いです。
【専門学科の高校を第1希望とする場合】
豊橋工科(A)+豊川工科(A)
豊橋西(B)+蒲郡(A)
成章(B)+福江(A)
渥美農業(B)+福江(A)
蒲郡(A)+三谷水産(B)
*( )内のアルファベットはグループ名です。
なお、専門学科の高校を受験する場合は、私立高校は桜丘高校や豊川高校、豊橋中央高校、藤ノ花女子高校を受験する生徒が多いです。
オ 倍率(2024)
A 倍率の見方に注意
愛知県公立高校入試の最終的な倍率は2月の中旬に愛知県教育委員会HPで発表されます。
愛知県公立高校は2校まで受験できるため、見た目の倍率は高くなりますが、実際の倍率はかなり低くなります。
例えば、東三河地区の高校である豊丘高校でみていくと、2024年の入試では、
・志願者総数:490人(第1希望122人+第2志望368人)
・倍率:2.88倍
となっています。
この場合、第2希望で豊丘高校を受験した人は、第1希望の高校に合格すると豊丘高校の受験者(合格者)には換算されなくなります。
そうなると、仮に第1希望の高校に300人が合格したとすると、
の中での戦いになり、実質の倍率は1.11倍とかなり低くなります。
そのため倍率が高くみえても、実際の倍率はかなり低くなりますので安心して受験をするようにしましょう。
B 愛知県公立高校入試最終倍率一覧(2024)
・Aグループ普通科
高校名 | 学科名 | 昨年度定員 | 昨年度倍率 | 今年度定員 | 今年度倍率 |
豊丘 | 普通 | 170 | 3.05 | 170 | 2.88 |
豊橋南 | 普通 | 182 | 1.94 | 180 | 1.84 |
福江 | 普通 | 44 | 1.66 | 50 | 1.60 |
国府 | 普通 | 238 | 2.13 | 238 | 2.32 |
御津あおば | 普通 | 21 | 7.52 | 38 | 1.55 |
*募集人員は一学年の定数から推薦選抜と特色選抜で合格した人数を除いたものとなっています。
・Bグループ普通科
高校名 | 学科名 | 昨年度定員 | 昨年度倍率 | 今年度定員 | 今年度倍率 |
時習館 | 普通 | 284 | 1.66 | 280 | 1.73 |
豊橋東 | 普通 | 272 | 1.31 | 272 | 1.45 |
成章 | 普通 | 132 | 1.47 | 136 | 1.41 |
小坂井 | 普通 | 227 | 2.37 | 224 | 1.89 |
蒲郡東 | 普通 | 128 | 1.53 | 128 | 1.41 |
・Aグループ専門学科、総合学科
高校名 | 学科名 | 昨年度定員 | 昨年度倍率 | 今年度定員 | 今年度倍率 |
豊丘 | 生活文化 | 40 | 1.08 | 40 | 1.58 |
豊橋南 | 生活デザイン | 23 | 1.35 | 20 | 1.55 |
豊橋工科 | ロボット 機械 電気 | 100 | 1.93 | 100 | 1.91 |
豊橋工科 | 建築 土木 | 40 | 2.13 | 42 | 1.19 |
豊橋商業 | グローバルビジネス 会計ビジネス ITビジネス | 112 | 2.22 | 113 | 2.18 |
国府 | 総合ビジネス | 24 | 0.88 | 24 | 2.04 |
宝陵 | 衛生看護 | 22 | 1.82 | 21 | 1.14 |
宝陵 | 福祉 | 29 | 0.83 | 26 | 0.96 |
蒲郡 | 総合 | 120 | 1.78 | 120 | 2.19 |
*募集人員は一学年の定数から推薦選抜と特色選抜で合格した人数を除いたものとなっています。
・Bグループ専門学科
高校名 | 学科名 | 昨年度定員 | 昨年度倍率 | 今年度定員 | 今年度倍率 |
豊橋西 | 総合 | 114 | 2.47 | 118 | 2.03 |
成章 | 総合ビジネス | 14 | 2.21 | 20 | 1.70 |
成章 | 生活文化 | 18 | 1.00 | 21 | 1.19 |
渥美農業 | 農業・施設園芸 | 33 | 1.52 | 32 | 1.50 |
渥美農業 | 食品科学 | 25 | 1.16 | 11 | 2.00 |
渥美農業 | 生活科学 | 34 | 0.44 | 26 | 0.85 |
豊川工科 | 全科 | 160 | 1.44 | 149 | 1.41 |
三谷水産 | 海洋科学 | 20 | 1.05 | 20 | 1.80 |
三谷水産 | 情報通信 | 20 | 1.30 | 21 | 1.19 |
三谷水産 | 海洋資源 | 20 | 2.20 | 20 | 1.95 |
三谷水産 | 水産食品 | 19 | 1.58 | 17 | 1.18 |
新城有教館 | 文理系 | 76 | 0.95 | 60 | 0.98 |
新城有教館 | 専門系 | 48 | 1.88 | 30 | 1.93 |
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00
愛知県高校入試で内申点を上げるためのコツ
愛知県公立高校入試では、筆記試験と内申点の合計で決まります。
高校によっては、内申点の点数の割合が非常に高いところもあるので、まずは内申点を上げることに力を入れていきましょう。
ア いつの内申点が評価対象になるのか?
A 一般入試
一般入試の場合は中3の内申点が評価されます。
ですが、中3のどこまでのテストの結果が評価されるかは、2学期制の中学校か3学期制の中学校かによって異なります。
・3学期制 1学期中間・期末+2学期中間・期末の4回のテストで評価
なお、学年末テストの結果は考慮しない場合が多いです。
そのため、基本的には中3の11~12月までのテストの結果や授業態度、提出物などで内申点が決まります。
このように内申点は中3の結果のみ採用されます。
そうなると、「中3から勉強を頑張ればいいや」と思う人がいるかもしれません。
しかし、中1・2で勉強習慣のなかった人が、中3になって急に勉強するようにはなれません。
また、英語や数学といった科目は積み重ね教科であるため、中1・2の内容が分かっていないと中3のテストで点数が取ることが難しくなってしまいます。
ですので、中1・2のうちからコツコツとテスト勉強などに取り組むようにして、内申点を上げるようにしましょう。
B 推薦入試
推薦入試の場合は、中2・3の内申点が評価されます。
それは中学校が高校に送る推薦書の中に「中2の学習成績」を記入する欄があるからです。
そのため、推薦入試での合格を目指している場合は、中2からしっかりと勉強をするようにしましょう。
なお、私立高校の場合は、高校によって内申点の評価方法が異なるため、一概にどこかというのは分かりません。
イ 内申点の計算方法
A 校内順位の決定方法
愛知県公立高校入試は、内申点+当日点の合計で合否が決まります。
そして基本的には、配点は内申点(45点×2)+当日点(各教科22点満点×5教科)の合計200点満点となります。
ただ、高校によって内申点の倍率を上げたり、逆に当日点の点数を加算したりしているため、校内順位の決定方法は大きく異なります。
今ある校内順位の決定方法は、
Ⅱ 内申重視型(「内申点(45点×2倍×1.5倍)+当日点(110点)」)
Ⅲ 実力重視型(「内申点(45点×2倍)+当日点(110点×1.5)」)
Ⅳ 内申超重視型(「内申点(45点×2倍×2倍)+当日点(110点)」)
Ⅴ 実力超重視型(「内申点(45点×2倍)+当日点(110点×2倍)」)
の5つがあります。
また、東三河地区では以下のようになっています。
型 | 高校 |
Ⅰ型 | 福江・御津あおば・蒲郡東・豊橋南(生デ)・豊橋西・蒲郡・宝陵・成章(総ビ・生文)・渥美農業・新城有教館(専門) |
Ⅱ型 | 豊橋商業・国府(総ビ) |
Ⅲ型 | 豊橋南(普通)・小坂井・成章(普通)・豊丘(生活文化)・新城有教館(文理) |
Ⅳ型 | 豊橋工科・豊川工科・三谷水産 |
Ⅴ型 | 時習館・豊橋東・豊丘(普通)・国府(普通) |
上の表を見ると、進学校は実力を重視する型(上のⅢ型かⅤ型)が多いです。(専門学科はⅠ型が中心です。)
ですが、高校によって型が異なるため、まずはみなさんが受けたい高校がどの方式で合否判定をしているのかを調べてください。
愛知県の教育委員会HPこちら
ウ 内申点を上げる方法
内申点は、
②計算コンクールなどの小テストの結果
③授業態度
④レポート・ワークなどの取り組み具合
などを元に総合的に決まります。
その中で一番大事なのは定期テストの結果です。
そのため、高校入試の勉強だけでなく、定期テストの勉強にも力を入れるようにしましょう。
そして、内申点は5教科だけでなく実技教科も関わってきますので、保体や音楽といった実技教科の勉強もしっかりとやるようにしてください。
また、テストの点数だけでなく授業態度やレポートの出来なども評価の対象となります。
そのため、積極的に手を上げる、レポートや提出物は丁寧に取り組む(締め切りは絶対に守ること)といったようなことにも力を入れるようにしましょう。
さらに、実技教科では、実技の技術だけでなく取り組み具合(積極性)も求められます。
例えば、サッカーなどの運動が苦手でも積極的にプレーをしていれば評価はされます。
そのため、運動が苦手だから、歌を歌うことが苦手だからといって引っ込み思案にならないようにしましょう。
なお、内申点が志望校のボーダーラインに届いていないと、志望校を下げることになってしまったり、入試前に過度の不安やプレッシャーを感じてしまいがちです。
そうならないように、内申点は一つでも上げていけるように日々努力していきましょう。
【愛知県高校入試】教科別おすすめ勉強法
ア 学力検査の特徴
一般選抜では内申点+学力検査の合計で合否が決まります。
そして、学力検査は、
・全てマークシート方式
・解答時間は45分(英語はリスニングと合わせて50分)
・1問1~2点で各教科22点満点(5教科合計で110点満点)
となっています。
また、教科の難易度としては、理科が一番難しく、国語・社会が易しめの難易度となっています。
また、学力検査は年々難しくなっています。
そのため、早い時期から入試勉強に取り組む必要があります。
そして、入試に向けたおすすめスケジュールは、
・中3の2学期 応用問題を解く+苦手な単元の克服
・中3の冬休み以降 過去問演習
です。
夏休みが終わるまでに基礎固めを終えられるようにしていきましょう。
イ 国語
A 問題形式・難易度
時間割 | 9:10~9:55(1時間目) |
問題形式 | 【大問1】 説明文(9点) *大問3と合わせて11問 【大問2】 漢字・語句(3点) 【大問3】 現代文(6点) 【大問4】 古文・漢文(4点) |
平均点 | 11.2点(22点満点・2024年) |
難易度 | やや難 |
国語は入試の1時間目に始まる教科です・
そのため、多くの人は緊張しながら国語の問題を解くことになります。
ただし、平均点は5教科の中で一番高い傾向にあるので、落ち着いて取り組めば解ける問題が多いでしょう。
B 問題傾向(2024)
国語は大問が4問で、
・第2問が漢字・語句
・第3問が現代文
・第4問が古文・漢文
で構成されています。
ここでは前年度(2024)の国語の入試問題を分析していきます。
・第1問・説明文
・説明文が出題された。
・3点問題が初めて出題された。(部分点あり)
・適語補充問題、内容説明問題、理由説明問題、内容一致問題は定番の問題形式。
・第2問 漢字・語句
・「収拾」という漢字を「収」・「拾」一文字ずつ答える問題であった。
・「著しい」という語句の意味と同じ熟語を答える問題が出題された。(高3が受験する共通テストを意識した問題)
・四字熟語の問題は2年連続出題された。
・第3問 小説
・小説が出題された。(年によっては2題とも説明文のときもあるので要注意)
・語句の意味(慣用句)を問う問題など知識問題が出題された。
・登場人物の心情を問う問題が複数出題されたが、根拠となる部分を探すのがやや難しかった。
・第4問 漢文
・内容がやや読み取りづらい問題であった。
・内容説明問題、理由説明問題、内容一致問題と定番の問題が出題された。
C 勉強法
近年の高校入試の問題では問題文が長文化しており、かつ表やグラフ、資料を読み取る問題が増えています。
そのため、入試で高得点を取るには国語の力をつけることが不可欠になっています。
【漢字】
・問題集:「高校入試漢字・語句3000(受験研究社)」
・使い方:漢字の読み書きだけでなく、四字熟語や故事成語などもしっかりと覚えること
【語句】
・問題集:「中学生の語彙力アップ徹底学習ドリル1100(メイツ出版)」
・使い方:赤ペンで答えを書く→赤シートで隠して答えが言えるようにする
【小論文・作文の問題集の模範解答の暗記】
・問題集:「公立中高一貫校適性検査対策問題集作文問題 トレーニング編(東京学参)」
・使い方:記述問題の模範解答を暗唱する→時間をおいて作文を書く
*覚える分量が多いため、上級者向け
【古文・漢文の文章に慣れる】
・問題集:「こわくない国語古文・漢文(くもん出版)」
・使い方:問題を解く→解説を読む→原文と日本語訳を交互に読んで内容を理解する→何度か音読する
【長文読解の対策をする】
・問題集:「こわくない国語文章の読解(くもん出版)」
・使い方:問題の解き方を読んで理解する→問題を解く→解説を読む
【愛知県高校入試の過去問や模擬テストを解く】
・問題集:「愛知県公立高等学校 入学試験問題集(教英出版)」
・使い方:問題を解く→解説を読む
過去問を解く際には、
・選択問題はなぜその選択肢を選んだのか、その根拠が言えるようにする
・時間を計って解く(5分短めに解くとよい)
・間違えた問題は解説をしっかりと読む
といったことを心掛けるようにしてください。
ただ解いて、丸付けをして終わりでは国語の力はつきません。
特に国語は入試の1時間目に始まる教科ですので、ここで高得点を取れるようにしっかりと練習しましょう。
ウ 数学
A 問題形式・難易度
時間割 | 10:15~11:10(2時間目) |
問題形式 | 【大問1】 計算問題、文章題、関数、箱ひげ図、相似(10点) 【大問2】 確率、関数、グラフの作図(7点) 【大問3】 角度、相似、三平方の定理(5点) |
平均点 | 12.3点(22点満点・2024年) |
難易度 | やや難 |
数学は2時間目に行われます。
難易度は前年度に比べるとかなり上がりました。
第1問と第2問の難易度はさほど変わっていませんが、第3問(図形分野)の難易度が格段に上がりました。
今後も同じような難易度になる可能性がありますが、まずは第1問・第2問で取りこぼしがないようにしましょう。
B 問題傾向
数学は大問が3問で、
・第2問が確率・資料の整理・証明・関数
・第3問が図形問題(角度・相似・三平方の定理)
で構成されています。
ここでは前年度(2024)の数学の入試問題を分析していきます。
・第1問・小問集合
・計算は因数分解、方程式、平方根など満遍なく出題された(計算問題は5点分出題)
・不等式、反比例の式、平方根の性質、箱ひげ図、相似(教科書レベル)が出題された
・1問1点の10点分出題された
・第2問・確率、関数
・確率→①~⑤まで全て表を描いて考えないといけないため、解くのに時間がかかる
・一次関数と二次関数の融合問題→愛知県高校入試ではよく出るパターンの問題
・グラフの作図の問題とそれを読み取る問題が出題された→x=0,1,2,3・・・のときにyの値がどう変わるかを考えながら解くと解きやすい
・第3問・図形、相似、三平方の定理
・角度の問題が1題出題された
・相似、三平方の定理を絡めた問題が出題された。→2024年の問題は(1)から難易度が高かった
C 勉強法
数学は仕上がるまでに時間のかかる科目であり、かつ点数の差がつきやすい科目です。
そのため、英語と同様、早い時期から受験勉強に取り組んで得意科目になるようにしましょう。
【計算練習】
・問題集:「高校入試計算 全問ヒントつきでニガテでも解ける(学研)」
・使い方:一通り解く→解き方を忘れている問題は、学校の問題集などを使って類似問題を解く
【基本問題を解く】
・問題集:「高校入試絶対合格数学(学研)」
・使い方
① 問題を解く。できなかった問題は問題番号に〇をつける
② できなかった問題は解説を読んで理解する
③ 答えを隠して自力で問題を解く
④ 一通り終わったら、再度チェックテストで〇のついている部分を解き直す。できるようになったら〇を消す
⑤ できなかった問題は再度解き直す
【入試レベルの問題を解く】
・問題集: 「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集数学(旺文社)」、「高校入試「解き方」が身につく問題集数学(旺文社)」」
・使い方
① 問題を解く。できなかった問題は問題番号に〇をつける
② できなかった問題は解説を読んで理解する
③ 答えを隠して自力で問題を解く
④ 一通り終わったら、再度〇のついている部分を解き直す。できるようになったら〇を消す
⑤ できなかった問題は再度解き直す
【愛知県高校入試の過去問や模擬テストを解く】
・問題集:「愛知県公立高等学校 入学試験問題集(教英出版)」
・使い方:問題を解く→解説を読む→教科書や参考書に戻って復習する
*難問対策をやりたい人は、「愛知県公立高入試数学受験生の1/2以上が間違える問題への対策問題集(英俊社)」もおすすめです。
過去問を解く際には、「時間を計って解く」・「間違えた問題は解説をしっかり読む」といったことを心がけるようにしましょう。
また、問題を順番に解く必要はありません。
入試は時間が限られているため、制限時間の中で解ききれるように解く順番を変えるなどの工夫をしていきましょう。
そして、過去問を解くと必ず難しい問題に出くわしてきます。
入試本番ではスパッと捨てることも大切になってきますが、練習の段階では時間を気にせずじっくりと取り組むようにしましょう。
なお、難問を解く際には、
②問題文やグラフ、図からヒントを見つける
③今まで習った内容を思い出す(例「直角三角形」なら三平方の定理が使える)
といったことを意識して解くようにして下さい。
エ 社会
A 問題形式・難易度
時間割 | 11:20~12:05(3時間目) |
問題形式 | 【大問1・2】 歴史的分野 【大問3・4】 地理的分野 【大問5・6】 公民的分野 |
平均点 | 12.9点(22点満点・2024年) |
難易度 | 標準 |
2024年の入試は前年度のものと比べるとやや難易度は下がりました。
ですが、愛知県高校入試の社会は近年グラフや図を読み取る問題が増加しているため、難易度が高くなっています。
B 問題傾向
社会は大問が6問で、第1・2問が歴史、第3・4問が地理、第5・6問が公民となっています。
近年は一問一答問題が減り、資料を読み取る問題が増えています。
そのため、単純に暗記しただけではできないようになっています。
・第1問・歴史
・地図や写真を読み解く問題が出題された(一問一答だけやっても×)
・日本の歴史だけでなく世界の歴史も知っておく必要があった
・政治史だけでなく文化史も出題された
・第2問・歴史
・複数の史料を読み取る問題があった
・主に、江戸・明治時代の内容から出題された
・第3問・日本地理
・歴史と同様、表やグラフを読み取る問題が出題された
・バリアフリーの意味を問う問題が出題された
・(4)の問題は生徒と先生の会話からヒントを見つける必要があった→新傾向の問題
・第4問・世界地理
・地図、雨温図、写真が絡んだ問題が出題された
・(2)の問題は地形断面図の問題が出題された。
・(3)の問題は国のおよその位置を知っていないと解きづらい問題であった。
・第5問・経済分野
・グラフや表を読み解く問題が多数出題された。
・(1)は戦後の歴史についての知識が問われた。
・(4)は表Ⅲ、表Ⅳの数値を正確に読み解く必要があった。
・第6問・日本国憲法
・いずれも解きやすい問題であった。
・2023年以前の問題形式に戻った。
C 勉強法
【教科書を読む】
・教科書を読んで、今まで習ったところを思い出す
・教科書の太字に暗記ペンで線を引き、漢字で書けるようにする
【一問一答の暗記をする】
・問題集:「高校入試入試問題で覚える一問一答社会(旺文社)」
・使い方
①覚えているかどうかをチェックする。覚えていない用語は問題番号に〇をつける
②〇をつけた問題の答えを覚える
③時間を置いて、〇のついた問題ができるかどうかを繰り返す
【基本問題ができるようにする】
・問題集:学校の問題集など
・使い方
① 各章のまとめ問題を解く。できなかった問題は問題番号に〇をつける
② できなかった問題は解説を読んで理解する。(覚えきれていない分野は再度一問一答に戻って復習する)
③ 答えを隠して自力で問題を解く
⑤ 一通り終わったら、〇のついている部分を解き直す。できるようになったら〇を消す
⑥ できなかった問題は再度解き直す
【入試レベルの問題を解く】
・問題集: 「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集社会(旺文社)」、「高校入試「解き方」が身につく問題集社会(旺文社)」
・使い方
① 問題を解く。できなかった問題は問題番号に〇をつける
② できなかった問題は解説を読んで理解する(覚えきれていない分野は再度一問一答に戻って復習する)
③ 答えを隠して自力で問題を解く
④ 一通り終わったら、再度〇のついている部分を解き直す。できるようになったら〇を消す
⑤ できなかった問題は再度解き直す
【愛知県高校入試の過去問や模擬テストを解く】
・問題集:「愛知県公立高等学校 入学試験問題集(教英出版)」
・使い方:問題を解く→解説を読む→教科書や参考書に戻って復習する
過去問を解く際には、「時間を計って解く」「間違えた問題は解説をしっかり読む」といったことを心がけるようにしましょう。
また、問題演習期と同様、間違えた問題や知識があいまいな問題があれば、その分野をしっかりと復習するようにしましょう。
社会は直前期の勉強で一番伸びる教科です。
知識があいまいな分野は何度も復習し、本番までに完璧な状態になるようにしましょう。
オ 理科
A 問題形式・難易度
時間割 | 13:05~13:50(4時間目) |
問題形式 | 【大問1・6】 総合問題(4問) 【大問2】 生物的分野(4問) 【大問3】 化学的分野(4問) 【大問4】 物理的分野(4問) 【大問5】 地学的分野(4問) |
平均点 | 11.3点(22点満点・2024年) |
難易度 | 難 |
理科は生物・地学・物理・化学の4分野が幅広く出題されます。
そのため苦手分野がある場合は、必ず復習をしてできるようにしましょう。
また、近年は問題の文章量が増えていますので、国語の読解力も必要です。
B 問題傾向
理科は大問が6問で、第1・6問が小問集合、第2問が生物、第3問が化学、第4問が物理、第5問が地学となっています。
愛知県の理科は、
②問題の文章量が多い
③複数のグラフを見比べる問題がある
といった傾向になっているため、難易度が非常に高いです。
・第1問・小問集合
・陰極線<物理分野>と物質の性質<化学分野>に関する問題が出題された。
・どちらも解きやすい問題であった。
・第2問・生物
・反射に関する問題が出題された。
・(1)、(2)は知識問題なので確実に正解したい。
・(3)は計算問題であるが、連立方程式を使って解く必要があるため、やや難しい
・(4)は実験をする上での注意点に関する問題→思考力が必要な問題であった。
・第3問・化学
・電気分解に関する問題が出題された。
・(1)は知識問題なので確実に正解したい。
・(2)以降は計算問題であり、難易度は高め。
・計算問題を解くときは化学反応式を書いて考えるとよい。
・第4問・物理
・浮力や水圧に関する問題が出題された。
・(1)は簡単な計算問題なので確実に正解したい。
・(2)以降は計算問題であり、難易度は高め。(特に(4)は非常に難しい)
・物理分野は例年難易度が高い問題が多いので、解くのは後回しでよい。
・第5問・地学
・火山に関する問題が出題された。
・全体的には解きやすい問題が多かった。
・第6問・小問集合
・天体<地学分野>と細胞分裂<生物分野>に関する問題が出題された。
・天体の問題はやや難レベル(思考力が必要)、細胞分裂の問題はやや易レベルであった。
C 勉強法
【教科書を読む】
・教科書を読んで、今まで習ったところを思い出す
・教科書の太字に暗記ペンで線を引き、漢字で書けるようにする
【一問一答の暗記をする】
・問題集:「高校入試入試問題で覚える一問一答理科(旺文社)」
・使い方
①覚えているかどうかをチェックする。覚えていない用語は問題番号に〇をつける
②〇をつけた問題の答えを覚える
③時間を置いて、〇のついた問題ができるかどうかを繰り返す
【基本問題ができるようにする】
・問題集:「やさしくまるごと中学理科(学研)」
・使い方
① 動画で授業内容を見る。その後問題を解き、できなかった問題は問題番号に〇をつける
② できなかった問題は解説を読んで理解する。
③ 答えを隠して自力で問題を解く
⑤ 一通り終わったら、〇のついている部分を解き直す。できるようになったら〇を消す
⑥ できなかった問題は再度解き直す
【入試レベルの問題を解く】
・問題集: 「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集理科(旺文社)」、「高校入試「解き方」が身につく問題集理科(旺文社)」
・使い方
① 問題を解く。できなかった問題は問題番号に〇をつける
② できなかった問題は解説を読んで理解する(内容がよくわかっていない場合は、「やさしくまるごと中学理科」に戻って復習する)
③ 答えを隠して自力で問題を解く
④ 一通り終わったら、再度〇のついている部分を解き直す。できるようになったら〇を消す
⑤ できなかった問題は再度解き直す
【愛知県高校入試の過去問や模擬テストを解く】
・問題集:「愛知県公立高等学校 入学試験問題集(教英出版)」
・使い方:問題を解く→解説を読む→教科書や参考書に戻って復習する
過去問を解く際には、「時間を計って解く」「間違えた問題は解説をしっかり読む」といったことを心がけるようにしましょう。
また、問題を順番に解く必要はありません。
入試は時間が限られているため、制限時間の中で解ききれるように解く順番を変えるなどの工夫をしていきましょう。
そして、過去問を解くと必ず難しい問題に出くわしてきます。
入試本番ではスパッと捨てることも大切になってきますが、練習の段階では時間を気にせずじっくりと取り組むようにしましょう。
なお、難問を解く際には、
②今まで習った内容を思い出し解き方の糸口を見つける
といったことを意識して解くようにして下さい。
カ 英語
A 問題形式・難易度
時間割 | 14:10~15:15(5時間目) |
問題形式 | ・聞き取り検査(5点) ・筆記試験 |
平均点 | 14.8点(22点満点・2024年) |
難易度 | やや易 |
英語は最終時間の5時間目にあります。
この辺りになると疲れがピークになり、集中力が欠けがちです。
しかし、ここでしっかりと音声を聞いたり、長文を読んだりしないと点数を落としてしまいますので、最後まで気を抜かずに取り組むようにしましょう。
B 問題傾向
英語はリスニングと筆記試験に分かれます。
筆記試験は大問が4問で、第1問が適文補充、第2問が適語補充・並び替え問題、第3問が長文読解、第4問が対話文となっています。
本文の量は以前と同じですが、問題文の量が増えています。
そのため、短い時間で文章の意味を読み取れるようにする必要があります。
・リスニング
・例年並みの文章量・難易度で比較的聞き取りやすかった
*進学校を志望する生徒は満点をとっていきたい
・筆記第1問・適文補充
・文章にあった文を選ぶ問題
・空欄部分の前後の内容を読み取って、そこから空欄に当てはまる文章を適切に選ぶ力が求められた
・筆記第2問・適語補充
・表やグラフ、英文を元に正しい語句や文章を選ぶ問題
・並び替え問題は文法の知識が問われた。(比較の知識が必要)また、1つ不要な単語があるため正解を出しにくい。
・筆記第3問・長文読解
・文章量はやや多い。
・(1)~(4)までの問題は過去の問題形式と同じであるため確実に正解したい
・(5)は【メモ】の内容に適する語句を選ぶ問題。選択肢の単語がやや難易度が高いため、難しかった。
・筆記第4問・対話文
・会話文+表の内容を問う問題が出題された
・文章は長くないが、(3)と(4)は問題文中に表が出てくるため、解くのに時間がかかる
英語は近年、問題文の量が多くなっています。
ですので、短い時間で文章の内容を読めるように普段から練習するようにしましょう。
C 勉強法
英語は積み重ね教科であるため、仕上がるのに時間がかかる科目です。
そのため、英語が点が取れるようになるには、早い時期から受験勉強に取り組む必要があります。
【単語を覚える】
・問題集:「キクタン【中学英単語】高校入試レベル(アルク)」
・使い方:中3の夏休みに入る前までに「中2レベル(できれば中3レベル)」まで覚えていきたい。
なお、覚える順番としては、
①発音の確認 例「apple」→「アッポー」
②英語→日本語を言えるようにする 例「apple」→「りんご」
③日本語→英語を言えるようにする 例「りんご」→「apple」
④正しいスペルで書けるかどうかをチェックする
*書けなかった単語は3回書いて覚える(最初の2回は見て書き、3回目は手でかくして何も見ずに書くこと)
【英文法の基礎を固める】
・問題集:「やさしくまるごと中学英語(学研)」
・使い方
① 動画で授業内容を見る。その後問題を解き、できなかった問題は問題番号に〇をつける
② できなかった問題は解説を読んで理解する。
③ 答えを隠して自力で問題を解く
⑤ 一通り終わったら、〇のついている部分を解き直す。できるようになったら〇を消す
⑥ できなかった問題は再度解き直す
【長文を読む練習をする】
・問題集:「英検3級 文で覚える単熟語(旺文社)」・「英検準2級文で覚える単熟語(旺文社)」
・使い方:英単語の暗記→英文にスラッシュを引く→スラッシュごとに日本語訳が言えるようにする→何度か音読する
*時間に余裕があれば、英検3級・準2級を受験することをおすすめします。それは、高校によっては、英検に合格すると推薦入試での受験ができるようになり、志望校に合格する可能性が高まるからです。
【長文読解の対策をする】
・問題集:「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集英語(旺文社)」、「高校入試「解き方」が身につく問題集英語(旺文社)」
・使い方
①問題の解き方を読んで理解する→問題を解く→解説を読む
②文章中に出てくる英単語の暗記→英文にスラッシュを引く→スラッシュごとに日本語訳が言えるようにする→何度か音読する
*なお、リスニングの対策をしたい人は、「英検3級 過去6回全問題集(旺文社)」などがおすすめです。
【愛知県高校入試の過去問や模擬テストを解く】
使い方:問題を解く→解説を読む→英語と日本語訳を一文ずつ読んで内容を理解する
なお、過去問を解く際には、
・選択問題はなぜその選択肢を選んだのか、その根拠が言えるようにする
・時間を計って解く(5分短めに解くとよい)
・間違えた問題は解説をしっかりと読む
といったことを心掛けるようにしてください。
ただ解いて、丸付けをして終わりでは効果がありませんので、過去問を解く際は本番の試験を受けているつもりで真剣に解くようにしましょう。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00
愛知全県模試2024 完全ガイド:日程、範囲、結果、過去問を徹底解説!
ある程度の力がついてきたら、模試を受験することをおすすめします。
それは、模試を受けることで、入試の問題傾向が分かったり、自分の実力が分かったりするからです。
そして、数多くある模試の中でおすすめなのが、愛知全県模試です。
全県模試は、県下最大の受験者数を誇る模試で、最大約30000人が受験します。
ア 受験者数
愛知全県模試は、愛知県にある学習塾に在籍している生徒がメインに受験する模試です。(塾に通っていない人などは会場受験で受けることができます。)
そして問題形式は、中1・2は実力テストのような形で、中3は高校入試に似た問題で出題されます。(難易度は難しめです)
また、模試終了後、約一か月後には結果表が渡されるため、自分の弱点分野などを把握することができます。
なお、愛知全県模試の受験者数は、第3回(夏実施)の模試で見ると
・中2 約13,000人
・中3 約30,000人
となっており、学年が上がるにつれて受験者の数が増えています。
これは中3になると高校入試を意識して塾に入る人が多くなることが一つ要因としてあります。
イ 試験範囲・難易度・問題形式
愛知全県模試の試験範囲は、学校の授業進度に合わせたものとなっています。(問題形式は中3から高校入試に似たものとなります。)
そのため、学校で習っていない内容は基本的には出ないことになっています。
そして、学校の実力テストと同じように、学年が上がると試験の範囲が増えてくるため、普段からしっかりと復習ができていないと、点数が取りにくくなります。
事前に過去問を解きたい人は、「e-challenge」から問題をダウンロードできます。
但し、過去問をダウンロードするにはパスワードが必要で、これは模試の模範解答に書かれているため、少なくとも1回は全県模試を受験する必要があります。
難易度 | 中1・2は実力テストよりも難しめ、中3は高校入試よりも難しめ |
会場 | 塾、公開会場、自宅受験 |
配点 | 中1・2は500点満点、中3は550点満点 |
服装 | 基本は私服で可。 |
ウ 実施日程(2024)
2024年度の全県模試の日程は以下の通りです。(塾内受験の場合)
第2回 5月18日(土)~6月2日(日)【1学期中間テスト前後】
第3回 8月5日(月)~9月1日(日)【夏休み】
第4回 10月12日(土)~11月3日(日)【2学期中間テスト前後】
第5回 11月9日(土)~12月8日(日)【2学期期末テスト前後】 *中3のみ
第6回 12月14日(土)~1月7日(火)【冬休み】
全部で6回ありますが、塾によっては実施しない時もありますので、詳しくは現在通われている塾(模試を受験しようとしている塾)にご確認ください。
また、模試が始まる前に志望校を記入する時間がありますので、事前に志望校(公立4校・私立2校まで判定可能)を決めておくとスムーズに進みます。
なお、模試当日の持ち物は筆記用具(定規がいる)とかばん、教材(休憩時間に見直す用)があれば大丈夫でしょう。
エ 結果
愛知全県模試の結果(個人成績カルテ)は模試実施後約一か月後に返却されます。
そして、成績表には、
・単元別得点率
・志望校別順位、偏差値、合格可能性(合格率)
・問題ごとの正答率
などが表示されます。(内申点と模試の点数の合計で合否判定が出ます。)
みなさんは、志望校の判定が気になると思いますが、大事なのは、「どこができてどこができていなかったのか」を把握することです。
模試を受けることで苦手な分野や知識が十分に定着していない単元が分かります。
その単元を復習し、次回の模試までに克服することが大事です。
それを放置したままではいつまでたってもできるようにはなりません。
苦手科目だから勉強するのは気が進まないかもしれませんが、いつまでもやらないままでは成績が上がりませんので、しっかりと復習をするようにしましょう。
また、模試の判定は多少辛めに出ます。
ですので、合格可能性が低くても逆転合格ができる可能性はありますので、あきらめずに勉強を続けるようにして下さい。
オ 個人成績票の見方
ここでは、個人成績票の見方についてみていきます。
A 偏差値
偏差値は個人成績表の一枚目の左上に載っています。
愛知全県模試の結果で出てくる偏差値は、学校の定期テストよりも低めに出ます。
それは、受験者層が違うからです。
一般的に、公立中学校の場合、受験者層は、
②進学校以外の普通科志望の生徒
③専門学科志望の生徒
④私立推薦、就職志望の生徒
と幅広いです。
しかし、全県模試の場合は、受験者層は上の①か②の生徒が中心となり、レベルが高くなります。
そのために学校のテストよりも偏差値は低めになってしまうのです。
B 平均点
全県模試の平均点は必ずチェックするようにしましょう。
それは、平均点より低い教科があった場合、その教科は優先的に勉強しなければいけないからです。
例えば、A君の点数が
教科 | 英語 | 数学 | 理科 | 社会 | 国語 |
点数 | 70点 | 60点 | 50点 | 70点 | 55点 |
平均点 | 55点 | 60点 | 40点 | 65点 | 65点 |
だったとします。
点数だけ見ると理科が一番悪いですが、ただ理科は平均点を上回っています。
一方で、国語は平均点よりも10点低く、5教科の中では最も平均点から離れています。
そうなると、A君が今後復習をしないといけない教科は理科ではなく国語になります。
ですので、みなさんも点数だけを見るのではなく、平均点も必ず確認するようにして下さい。
C 出題項目別の成績
点数や偏差値、平均点の下には、「出題項目別の成績」が載っています。
ここも非常に大事なところで、単元別に点数と得点率、平均点が載っています。
例えば、先ほどのA君の例でみていくと、A君は社会の点数が70点でした。
そして、70点の内訳は、
・歴史50点中の20点(平均点は35点)
だったとします。
するとA君は、歴史の内容が定着していないことが分かります。
そのため、全体の点数で見ると「70点」とまずまずですが、項目別にみると歴史が苦手であることが分かります。
ですので、みなさんも点数と全県平均点を比較して、平均点より下回っている内容は今後復習をする必要がある単元だということを認識しましょう。
また、成績表の2枚目にはさらに細かく問題ごとの正答率が載っているので、ここもしっかりと確認するようにしましょう。
D 志望校の判定・順位
個人成績表の1枚目の裏には、みなさんが一番気になる志望校の判定が載っています。
ここでは、公立4校、私立2校までのそれぞれの高校の合格可能性が出ます。
ただ、ここでの判定はあくまで「模試を受験した時点での学力」です。
ですので、結果が良かったとしても、そこから勉強をしなくなってしまうと不合格になってしまう可能性も出てきます。
そうならないように、油断せず高校入試本番までコツコツと勉強をするようにしましょう。
愛知県公立高校入試2025:過去問題集と予想問題集のおすすめの使い方
過去問を解くことで入試の問題傾向や自分の実力が分かります。
そのため、夏休みや冬休みなどの長期休暇や入試直前期には必ず過去問や予想問題集を解くようにしましょう。
また、愛知県の高校入試の過去問が載っている問題集はいくつかあります。
最初にその中でおすすめの問題集をいくつか紹介していきます。
ア 過去問題集
過去問題集にはいくつかの種類があります。
その中でおすすめなものは、「愛知県公立高等学校入学試験問題集2025年春受験用(教英出版)」です。
この問題集をすすめる理由は、
②解答も別冊になっており使いやすい
③国語の問題文の非掲載がない
④教科ごとによく出る単元や勉強法などが載っている
です。
特にこの本はプリント形式になっているため、本番に近い感じで問題を解くことができますし、紙に書きこみがしやすいといったところもおすすめポイントです。(本の場合だと、分厚くてページによっては書きづらい場合もあります。)
ただ、人によっては解説が分かりづらいということもあります。
そのため、いくつかの問題集を見比べて使いやすいものを選ぶようにしましょう。
イ 予想問題集
過去問を一通り終えたら、次は予想問題集に取り掛かっていきます。
予想問題集は最新の問題傾向や難易度を反映しているため、過去問よりもより本番のものに近いです。
そして、数多くある予想問題集でおすすめなのは、「愛知県公立高等学校予想テスト2025年度受験用赤本(英俊社)」です。
この問題集は、解説が詳しく使いやすいため、非常におすすめです。
2回分の問題を解くことができますので、十分に力をつけてから取り組むといいでしょう。
ウ 過去問題集や予想問題集の解き方
A できなかった問題をしっかり分析する
まずは、過去問の中で一番古い年度の問題を5教科分解いてみてください。
そして、答え合わせをした後は解説をしっかりと読み、どこができなかったのか、これからどんな勉強をしていけばいいかをしっかりと分析をするようにしてください。
過去問を解く意味は今後の勉強の方向性を決めることにあります。(問題を解いて終わり、ではあまり意味がありません。)
過去問を解き、弱点分野が何なのかを把握することが、受験勉強を効率よく行う上で非常に大切になってきます。
また、入試直前期には過去問演習に加えて、
・数学 基本問題の解き方の確認
・社会 用語の暗記、基本問題の復習
・理科 用語の暗記、基本問題の復習
・英語 英単語の暗記、英文法の復習、長文読解・リスニングの演習
などもやるようにしましょう。
B できなかった問題を復習する
入試の直前期になると、「とにかく問題をたくさん解こう」と思う人が増えてきます。
ただ、そのような人の中には、問題を解くことに意識がいってしまい、解説を読むことや解き直しをすること、問題集に戻って復習をすることがおろそかになってしまいがちです。
高校入試で点が取れるようになるには、知識の穴をなくすことが一番大事です。
つまり、できない単元をできるようにすることが大切なのです。
例えば、理科で電流の単元が苦手だとしたときに、その復習をしない限りはいつまでたってもできるようにはなりません。
そのため、過去問をたくさん解いて満足するのではなく、できなかった問題はしっかりと復習をするようにしましょう。
そうすることで、次に同じような問題が出てきたときにできるようになります。
C 本番に近い環境で解く
予想問題集を解く際には、
②できれば本番と同じ時間帯で解く
③難しい問題があってもあきらめずに粘り強く考える
といったようにして、できるだけ入試本番に近い感じで解くようにして下さい。
そうすることで、入試へのイメージが高まり、本番ではリラックスして受けることができます。
また、愛知全県模試のような校外模試を受験することもおすすめします。
それは、塾や公開会場などで模試を受けることで、入試本番に近い雰囲気を経験することができるからです。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00
入試の前の日をどう過ごすべきか?
高校入試の本番では、慣れない場所で行き、緊張感のある中で試験を受けます。
そのため、一日で相当のエネルギーを使うことになるため、前日はそのことを考えて過ごす必要があります。
ここでは、入試前日のおすすめの過ごし方についてみていきます。
ア 勉強は最後の仕上げをしよう
高校入試前日となると、受験生のみなさんは緊張や不安、焦りの気持ちでいっぱいだと思います。
「まだ仕上がっていない所がある」
「●●ができるかどうかが不安」
という気持ちになって、ふと何時間も勉強しようとする人がいます。
しかし、前日に勉強しすぎても疲れるだけですし、そもそも1日でできる量には限りがあります。(徹夜で復習するなどは絶対にやめましょう。入試本番で体がもちません。)
そのため、入試前日は軽めの勉強で終わらせるようにしましょう。
また、入試前日の勉強のおすすめは、
・四字熟語、慣用句、英単語、慣用表現の確認
・数学、理科の公式の確認
・入試問題の解き方の流れ、時間配分の確認
といったことです。
特に記憶があいまいな単元を優先的にやるようにしましょう。
また、翌日の入試に向けて再度、解く順番や時間配分を確認することも大事です。
「国語は漢字から解こう」
「数学は図形問題が難しいから解くのを後回しにしよう」
「英語は英作文が5分、長文読解が15分・・・」
といったように、入試問題の解く順番や時間配分を頭の中でシミュレーションするようにしましょう。
こうすることで入試本番を焦ることなく問題に取り組むことができます。
また、明日の入試に向けて不安な気持ちになっている人は、
・ひたすら暗記をする
・軽めの運動をして体をほぐす
といったことをして、自信を戻すようにしましょう。
イ 明日の準備をする
入試当日は朝から慌ただしくなります。
そのため、前日にできることはできるだけ前日にやっておくといいでしょう。
持ち物の準備などは前日に一度やることをおすすめします。
A 持ち物の準備をする
また入試当日の持ち物は、
・筆記用具
・時計
・上履き
・弁当、飲み物
・防寒具
などが必要です。
入試前日にしっかりと揃えておき、当日に慌てることがないようにしましょう。
また、筆記用具は、
・消しゴムは複数個あるか(試験中に床に落とした場合などに備えて)
・シャープペンの中に芯が入っているか
・定規は筆箱の中にあるか
といったところまできちんと確認するようにしましょう。
B 当日の流れを確認する
また、入試前日に次の日の流れを確認することをおすすめします。
・受験会場に着いたら試験が始まるまでに何をするか?
・教科ごとに問題をどうやって解いていくか?
・休憩中は何をして過ごすか?
こういったことをあらかじめイメージしておくことで、入試本番で慌てることなく一日を過ごすことができます。
ウ 食事は消化のいいものを取る
入試前日の食事にも気を付ける必要があります。
よく入試前日にゲン担ぎで「トンカツ」(勝つ)を食べる人がいますが、これはNGです。
それはとんかつなどの油物は消化に時間がかかるからです。
そして、消化に時間がかかるということは、その分体に負担がかかってしまうということです。
そのため、入試前日はうどんや雑炊などの消化のよいものを食べるようにしましょう。
また、刺身なども生ものも、万一体にあたると大変なことになりますので、避けた方がいいでしょう。
エ 眠れなくても横になる
入試前日は不安や緊張な気持ちがあるため、あまり寝ることができない人もいるかもしれません。
まして、いつもより早い時間に寝ることになりますので、なかなか寝付くことができないでしょう。
とはいえ、眠れないからといって、起きてスマホやテレビを見るのは避けてください。
それは、スマホなどの画面を見てしまうことで目が冴えてしまい、ますます眠れなくなってしまうからです。
暗闇の中で横になっているだけでも睡眠に近い効果はあります。
ですので、なかなか眠れなくても明かりをつけたりはせず、横になって体の疲れをとるようにしましょう。
また、できるだけ眠ることができるように、
・寝る前にストレッチをして体をほぐす
・寝る前はテレビやスマホを見ない(目が冴えてしまう)
・一週間前から寝る時間を徐々に早くする(寝る時間が遅い人向け)
といったことを行うことで眠りやすくなります。
高校入試当日のスケジュールを確認しよう
いよいよ、愛知県高校入試当日となりました。
みなさんの多くは、緊張や不安な気持ちでいっぱいだと思います。
ここでは、入試当日の流れや注意点などについてみていきます。
ア 起床~家を出るまで
高校入試の前日になると、気持ちが高ぶってなかなか眠れなかった人もいるかもしれません。
ただ、入試は朝早くから始まるため、遅くとも朝6時くらいには起きるようにしましょう。
そして、当日の朝起きたらやってほしいことは、
・ストレッチや散歩などをして体をほぐす
・朝ご飯を食べる
などがあります。
まずは、持ち物の確認です。
前日に準備した持ち物(受験票・筆記用具・上履き)などが再度揃っているかどうか確認しましょう。
なお、試験会場である教室が暑いのか寒いのかは行ってみないとわかりません。
そのため、どちらでも対応できるように防寒具は持っていくようにしましょう。
また、問題集や教科書などは、必要最低限のものだけで大丈夫です。(最後の見直しができるくらいのものでOK)
なお、緊張しやすい人は胃腸薬などの薬を持っていくといいでしょう。
そうすることで万が一腹痛になったときも対応することができます。
また、入試当日の朝は緊張やプレッシャーなどで体が硬くなっていますので、ストレッチや散歩などをして体をほぐすといいでしょう。(深呼吸などもおすすめです。)
そして、朝ご飯を食べます。
なお、朝ご飯は消化のよいものやバナナなどがいいでしょう。(揚げ物などは消化に時間がかかり、体への負担がかかるためあまりおすすめはしません。)
その後、制服などに着替えて身だしなみを整えて、再度持ち物の確認をして家を出るようにしましょう。
イ 高校に到着するまで
高校には早めに着くようにしましょう。(遅くとも30分前には着くようにして下さい。)
それは時間ギリギリに着くように家を出ようとすると、思わぬ渋滞やトラブルなどで遅刻をしてしまう可能性が出てくるからです。
受験会場にはみなさん以外にも多くの受験生が集まります。
また、朝の時間は通勤や通学をしている人がいますので、道路は混んでいることが多いです。
入試本番で慌てないようにするためにも、家を出る時間は少し早めにするようにしましょう。
また、友達と一緒には行かないようにしましょう。
それは、もし友達が遅れてきた場合は、どうしていいか分からずにパニックになってしまうからです。
そのため、受験会場には一人で行くようにしましょう。
ウ 教室に入室後~試験開始
受験会場の教室に入ると緊張感が高まってきます。
そこでまずやってほしいことは、外の景色を見ることです。
景色を見ることで気持ちを落ち着かせることができます。
また、深呼吸をする、肩の上げ下げをするといったことをリラックス効果につながります。
また、あらかじめトイレに行くことをおすすめします。
それは、試験開始前に一度トイレに行っておくことで、トイレの場所を確認できるからです。
試験の間の休憩中に行こうとすると混んでいて用を足すことができない可能性があります。
ですので入試が始まる前に一度トイレで用を済ませるようにしましょう。
後は、筆記用具・受験票を机の上に置くことや、問題集・教科書を取り出し、最終確認をすることなどをしていきましょう。(教室で友達と騒いだりしないようにしましょう。)
そして試験監督の先生が入ると、入試の注意点が伝えられます。
ここはしっかりと聞き、受験をする上で守るべきことは何かを確認するようにしてください。
エ 試験中の注意点
A 全教科共通
試験が始まったらいきなり問題を解くのではなく、まずは問題に一通り目を通すことから始めましょう。
それは、最初に入試問題の全体像をつかんでおくことで、どの問題から解けばいいかが分かるようになるからです。
みなさんは入試本番までに過去問などをたくさん解いてきたかと思いますが、本番の入試問題の形式が過去問と全く同じとは限りません。
そのため、最初にざっと全体を見て、解けそうな問題から解くようにしましょう。
また、他の注意点としては、
・難しい問題に出くわしたら、一旦飛ばして次の問題に取り組む
・問題用紙に答えを書く(後で自己採点できるように)
・見直しを必ずする
といったことです。
これらのことに気を付けて問題を解くようにしましょう。
B 国語
愛知県の高校入試では一時間目に国語があります。
最初の科目で失敗すると、焦ってしまい後の教科に影響が出ますので、しっかりと練習をして本番でミスが出ないようにしましょう。
また、愛知県高校入試の場合は、「①現代文、②漢字・語句、③現代文、④古文・漢文」の問題構成となっています。
そして、おすすめの解く順番は、②漢字・語句→④古文・漢文→①③現代文です。
まずは②漢字・語句から解くようにしましょう。
試験開始後にすぐに解答用紙に答えを書くことで、その後落ち着いて問題に取り組むことができます。
次に、④古文・漢文です。
古文(漢文)は現代文に比べて文章量が少ないため、比較的短い時間で解くことができます。
ここまでを10分以内で解けるようにしましょう。(残り35分です)
残りの2つの現代文は解きやすそうな問題からやるようにしましょう。
なお、答えを出すときは必ず本文から解答の根拠となる部分を探す練習をしていきましょう。
そして、最後の残り5分で見直しをしてミスがないかを確認してください。
C 数学
数学は2時間目にあります。
そのため、数学で点数が取れないと「もうだめだ」という気持ちになり、その後の教科の試験で実力を発揮できずに終わってしまう可能性が高くなってしまいます。(過去、数学で失敗したことで不合格になってしまった生徒もいます。)
ですので、入試当日まで数学の勉強を特にしっかりとやるようにしましょう。
また、数学は、「①小問集合、②確率・関数・資料の整理、③角度・図形」の問題構成となっています。
そのため、易しい問題から始まっていますので、基本的には順番通り解いていけばいいでしょう。
ただ、解いていく途中で難しい問題に出くわしたら、その問題は飛ばして次の問題に取り掛かるようにして下さい。
時間配分としては、①小問集合で10分、②確率・関数・資料の整理で15分、③角度・図形で15分です。
ただ、③の図形の(2)の問題は難しいですので、高得点を狙わない人は最初から捨ててもいいかもしれません。(その分他の問題に時間を回せます。)
D 社会
社会は全部で大問が5問あり、問題構成は「①・②歴史、③・④地理、⑤・⑥公民」となっています。
そして、解く順番としては、「①・②歴史→③・④地理→⑤・⑥公民」と順番通りに解くといいでしょう。
それは、地理と公民は歴史と比べると地図やグラフ・表など読み取るデータが多いため、時間がかかるからです。
ただ、解いていく途中で難しい問題に出くわしたら、その問題は飛ばして次の問題に取り掛かるようにして下さい。
E 理科
理科の入試問題は「①小問集合→②生物→③化学→④物理→⑤地学→⑥小問集合」の問題構成となっています。
まずは①と⑥の小問集合から解いていきましょう。
ここは各分野(物理・化学・生物・地学)から1問ずつ出題されます。
ただ、最近は難易度の高い問題も混ざっていますので、難しいと思ったら飛ばして解くようにしましょう。
次に②生物、③化学です。
この2分野は物理・地学に比べると比較的易しいため、早いうちに解いていきましょう。
後は④物理、⑤地学ですが、この2つはどちらも難しいです。
ただ、少なくとも(3)までは解くようにし、(4)の問題は難しいと思ったら後回しでもいいでしょう。
理科は問題文が長いため、じっくり文章や表、グラフなどを読んで解くようにしましょう。
F 英語
英語は入試の5時間目にあり、リスニングと筆記試験に分かれます。
最初にリスニングが10分程度あります。
近年のリスニングはそんなに難しくありませんので、しっかりと高得点を取るようにしましょう。
その後は筆記試験です。
筆記試験では、「①適文補充、②適語補充・並び替え問題、③長文読解、④対話文」の問題構成となっています。
解く順番としては、①適文補充→②適語補充・並び替え問題→③長文読解→④対話文と順番通り解くのがおすすめです。
ただ、解いていく途中で難しい問題に出くわしたら、その問題は飛ばして次の問題に取り掛かるようにして下さい。
それは最後の④対話文が解くのに時間がかかるため、この問題のために時間を確保しておきたいからです。
オ 休憩中にやってはいけないことは?
試験と試験の間の休憩中にやってはいけないことがあります。
それは、友達と答え合わせをすることです。
みなさんは自分の書いた答えが合っていたかどうか気になるかもしれません。
それを友達と確認して答えが合っていればいいのですが、そうでなかった場合は焦りの気持ちが出てきてしまいます。
そうなると、「あの問題間違っていたのか」という不安の気持ちが募り、次の教科の問題に手がつけられなくなってしまう可能性が出てきます。
そうすると、入試で失敗してしまうことにも成りかねません。
休憩中に答え合わせをしても得をすることは何もありません。
全ての試験が終わるまでは友達と答え合わせをしないようにしてください。
また、休憩中には、
・次の教科の最終確認をする
といったことを行うといいでしょう。
また、入試が終わると今まで溜まっていた疲労がどっと出てくるはずです。
そのため、寄り道をせずに早めに家に帰るようにしましょう。
そして家に帰ったら、
・自己採点をする
・早く寝る
といったことをするといいでしょう。
カ 家に帰ったら自己採点をしよう
入試が終わったらやってほしいことがあります。
それは、自己採点です。
いくつかの塾や予備校では、高校入試の解答速報を発表しています。
ですので、それを見ながら、まずは自己採点をしてください。
また、東三河地区のボーダーラインの目安は以下の通りとなっています。
高校名 | 内申点 | 当日点 | 高校名 | 内申点 | 当日点 |
時習館 | 41 | 90 | 豊丘(生文) | 31 | 55 |
豊橋東 | 37 | 80 | 豊橋南(生文) | 28 | 55 |
豊丘 | 35 | 70 | 国府(総ビ) | 30 | 55 |
国府 | 35 | 70 | 豊橋商業 | 31 | 55 |
豊橋南 | 31 | 60 | 豊橋工科 | 28 | 50 |
小坂井 | 31 | 60 | 豊橋西 | 25 | 50 |
蒲郡東 | 28 | 55 | |||
成章 | 28 | 60 |
ただし、この点数はあくまで目安です。
倍率や難易度によってボーダーラインの上下はありますのでご了承ください。(なお、当塾ではボーダーラインについてのお問い合わせは答えられませんのでご了承ください。)
自己採点をしたら、次の日に面接がある人以外は高校入試が終わりとなります。
しばらくは体を休めて、高校生活に備えるようにしましょう。
【愛知県高校入試】合格発表の日程(2025)
ア 推薦選抜・特色選抜
2025年2月6日(木)に実施された推薦・特色選抜の合格発表時間は以下の通りです。
・2024年2月10日(月) 各高校で掲示
令和7年度 愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜合格者発表はこちら
なお、受験生は学校にいる時間であるため、授業後に担任の先生から合否が伝えられることになっています。
イ 一般選抜
2025年2月26日(水)に実施された一般選抜の合格発表時間は以下の通りです。
・2024年3月11日(火) 各高校で掲示
令和7年度 愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜合格者発表はこちら
なお、この日は卒業式を終えた数日後であるため、春休みの時期にあたります。
そのため、どちらかの高校に一般選抜で合格した場合は、午後中学校に行き書類をもらうことになります。
愛知県の高校入試では、例年午前10時ごろに合格発表がされます。
ですので、高校で合否を確認する人は多少早めに現地に着くといいでしょう。
また、10時ごろは人が多いため、気を付けて自分の受験番号を確認するようにして下さい。
また、ネットで合否を確認したい人は、10時前後は回線が混んでいるため、少し時間を空けてから見るといいでしょう。
ウ 二次募集
一般選抜の合格発表後に二次募集がされます。
二次募集とは、募集している定員の数に達しない高校や学科で再度募集する制度のことです。
そして、二次募集に出願できる生徒は、
②私立高校に合格していない者
です。
私立高校に合格をしていると二次募集の高校を受験することができません。
一方、ほとんどの生徒は私立高校に合格しているため、二次募集を出願する生徒は非常に少ないといった特徴があります。
なお、愛知県の東三河地区で定員割れした高校は、
・専門学科:豊橋南(生活デザイン)、豊橋工科(建築デザイン・都市工学)、成章(生活文化)、渥美農業(生活科学)、国府(総合ビジネス)、宝陵(衛生看護・福祉)、豊川工科、蒲郡、三谷水産(情報通信・水産食品)、新城有教館(文理系)、田口(林業)
となっています。
専門学科や交通の便が悪い場所にある高校を中心に定員割れの高校や学科があります。
令和7年度愛知県公立高等学校入学者選抜(全日制課程)第2次選抜の募集人員についてはこちら
当塾では個別指導塾であり、講師歴10年以上の教室長が全ての生徒を担当しております。
また、このコースの対象となる人は、
・推薦選抜や特色選抜で合格したい人
・苦手科目を克服したい人
です。
近年の高校入試では知識だけでなく読解力も求められる試験となっており、今まで以上に入試本番に向けて力をつける必要があります。
そのため、早い時期からのご入塾をおすすめします。
なお、当塾の指導内容としては、
②数学・理科・社会:基本的な内容の復習、入試典型問題の習得
③国語:作文、読解問題の演習
④面接(推薦入試):志望動機などよく聞かれる内容を中心とした話す内容のアドバイスや添削など
となっており、お子様の学力や現状にあった指導を行っております。
なお、当塾ではあくまで高校入試対策をメインとした指導をしておりますのでご了承ください。
【入塾条件】
②規則正しい生活をし、勉強習慣がついていること(宿題の量は多めです)
③通知表で5教科の判定が「3以上」であること
なお、国語の授業に特化した、「【中1~3】国語・作文対策コース」もございます。国語だけがどうしても伸びない方や他塾に通っているが、国語の指導を別の塾で手厚くやってほしいと考えている方におすすめのコースです。