と思っている小学生や保護者のみなさん!
今回は「公立中高一貫校入試作文対策:合格するための完全ガイド」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【公立中高一貫校入試】作文が上手に書けない理由は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!公立中高一貫校受検の作文が上手に書けるようになる方法は?
ア 作文が上手に書けない理由①(国語の知識不足)
→漢字や語句を知らないと書けない
みなさんの中には作文を書くことが苦手な人がいるかもしれません。
そして、作文が苦手な人は、
「どうやって書いたらいいか分からない。」
「時間内に文章を書ききれない」
このような悩みを持っていることでしょう。
ですが、公立中高一貫校の適性検査では、作文がほぼ出題されます。
ですので、作文が書けるようにならないと合格が遠のいてしまいます。
ここで大事なのは、「なぜ作文が苦手なのか?」を考えることです。
まず、考えられることとしては、国語の知識(漢字の読み書きや語句の意味)が足りないことがあります。
作文は文章の集まりで、また文章は言葉の集まりです。
そのため、作文が書けるようになるには、まずは漢字の読み書きや言葉の意味を覚えることが大切になってきます。
イ 作文が上手に書けない理由②(作文の書き方を知らない)
→今までに作文をたくさん書いてきた生徒は少ない
また、漢字や語句を覚えたとしても、作文はなかなか書けるようにはなりません。
それは、作文を書いた経験値が少ないからです。
ほとんどの小学生は今まで作文をそんなに書いたことはないはずです。
そのような状態で、「今から作文を書いてみよう。」と言われても、どうやって書いたらいいか、何を書いたらいいか困ってしまいます。
ですので、いい文章が書けるようになるには、とにかく数をこなすしかありません。
ただし、作文の「型」を知らないといつまでたっても書けるようにはならないので、まずは「型」を身につけることから始めましょう。
【公立中高一貫校入試】作文が書けるようになるための対策は?
ア 作文がスラスラ書けるようになるための方法①(国語の知識を身につける)
→まずは漢字や語句をしっかりと覚えよう
いい文章が書けるようになるには、まずは漢字の読み書きや語句の意味をしっかりと覚えることから始めましょう。
作文の対策をする前に、漢字の問題集や語彙力がアップできる問題集を使って、国語の知識をつけることをすることが大切になってきます。
そして、当塾の場合ですと、
②語句:「小学生の語彙力アップ基礎練習ドリル1200(学習国語研究会)」
といった問題集を使って、早い時期から国語の基礎を固めるようにしています。
そして、できれば小5の終わりまでに漢字や語句の勉強を終わらせていくことをおすすめします。(小6からは作文の対策に取り掛かりたいため)
イ 作文がスラスラ書けるようになるための方法②(作文問題集の模範解答を覚える)
→模範解答を覚えることで作文の「型」が分かる
作文が書けるようになるには、作文の「型」を身につけることが大切になってきます。
そして、「型」を身につけるのに手っ取り早い方法は、作文の問題集の模範解答を暗記することです。
また、模範解答を暗唱することで、
・文章の論理展開が分かる(意見→理由、意見→具体例など)
・言葉の言い回しを身につけることができる
といった効果があるため、作文を書く練習をする前にやっておくことをおすすめします。
そして、作文対策用の問題集としておすすめなのが「公立中高一貫校適性検査対策問題集作文問題トレーニング編(東京学参)」です。
この問題集は、1冊まるまる作文の練習ができる問題集であり、問題数が豊富にあるのが特徴となっています。
また、「環境」・「自然、科学」・「社会」などジャンルごとに問題が分かれていますので、興味のあるテーマの問題の模範解答から暗唱するようにしましょう。
最初は覚えるのに時間がかかるかもしれません。
ですが、数をこなすことによって、少しずつ覚えるまでの時間が短くなっていきます。
そうなると文章の構造が感覚的につかめるようになり、作文の「型」がつかめていくはずです。
目安としては30~50程度の文章を覚えたら、次のステップにいくといいでしょう。
ウ 作文がスラスラ書けるようになるための方法③(実際に作文を書いてみる)
→書いた文章は必ず添削してもらうようにしよう
模範解答を暗唱することで、作文の書き方が大分身についてきます。
ここまできたら、実際に作文を書くことを始めていきましょう。
そして、作文を書いた後には、学校の先生や塾の先生などに添削をしてもらうようにしてください。
それは、他の人に見てもらうことで、自分の書いた文章でどこを直したらいいかが分かるようになるからです。
そして、また作文を書くときには、添削された内容に気をつけながら書くようにしましょう。
それを繰り返すことでいい文章が書けるようになってきます。
なお、よくある添削例としては、
・主語と述語があっていない
・同じ内容を繰り返している
・自分の意見が途中から変わっている
・誤字脱字
・原稿用紙の使い方が間違っている
といったものがあります。
これらのことに気を付けて作文を書くようにしましょう。