と思っている小学生や保護者のみなさん!
今回は「浜松西・清水南・沼津市立中の偏差値と入試倍率完全ガイド【静岡県公立中高一貫校】」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
浜松西中・清水南中・沼津市立中の偏差値や入試制度、倍率は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!浜松西中・清水南中・沼津市立中の問題分析は?
ア 浜松西中・清水南中・沼津市立中の入試情報
→適性検査、作文、面接の合計で合否が決まる
A 入試時期
【高校偏差値】浜松西中(偏差値66)、清水南中(偏差値57)、沼津市立中(偏差値50)
【定員】浜松西中(140人)、清水南中(105人)、沼津市立中(80人)
【倍率(令和6年度)】浜松西中2.68倍、清水南中1.49倍、沼津市立中1.38倍
【入試時期】例年1月上旬
【合格発表日】例年1月中旬
B 入試の内容
【試験内容および配点】
①適性検査(120点)
・3校共通の問題
・算数や社会、理科の総合問題に加え、英語や実技教科の問題や放送問題なども出題される
・算数、理科の割合が比較的高い
②作文(30点)
・3校別々の問題
・漢字、読解問題および作文問題(400~600字程度)で構成されている
③面接(20点)
・集団面接
・個人面接や集団面接などを通して、学習や諸活動などへの関心・意欲・態度、思考力、判断力などを見る。
浜松西中・清水南中・沼津市立中の適性検査の問題分析は?(2024)
ア 全体的な難易度(2024年)
→解きやすい問題が多いが、文章量が多いためテンポよく解く必要がある
浜松西中・清水南中・沼津市立中の適性検査の問題は、
・作文(50分)
で構成されています。
問題レベルとしては標準レベルです。
ですが、問題文が長く、かつ資料やグラフが多く出てくるため、短い時間で問題の意図を把握する力をつける必要があります。
また、適性検査の特徴として、
・英語や実技教科の問題が出る
・算数、理科の問題が比較的多く出る
・算数の問題で難しい問題が出る
といったものがあります。
イ 適性検査Ⅰの問題分析
→算数の問題は比較的難しい
A Ⅰ(放送問題)
解説は省略します。(銀本に問題が載っていないため)
B Ⅱ(ひできさんの学校生活)
問1 時刻表の読み取り問題(算数)
1問目の問題にしては難しい。
問2 英作文の問題
「~できる」は「can」を使う。
問4 音楽のピアノに関する問題
問題は基本的であるが、ピアノを演奏する習慣がない人からすると難しい問題であった。
問5 ドッジボール大会が終わる時間を求める問題(算数)
【学級会で決めたルール】に書かれている内容をよく読みこんで答えを出していくため、解くのに時間がかかる。
問8 作図問題(算数)
会話文及び図から線の引き方を理解する必要がある。やや難しい。
問10 入園料を求める問題(算数)
やや難しいが、典型問題であるため確実に正解したい。
ウ 適性検査Ⅱの問題分析
→適性検査Ⅰと同じく算数の問題が難しい
A Ⅲ(りょうたさんの家庭生活)
問2 地震に備えてどんな対策をすればいいかを答える問題(社会)
普段から防災に関して意識しているかを問われた。
問5 リユースに適したものを選ぶ問題(社会)
選択肢アはリサイクル、イはリデュース、エはリデュース。
問8 家族旅行の行き先を求める問題(算数+社会)
算数の割合、社会の雨温図、都道府県の場所などさまざまな知識が求められるため難易度は高い。なお、交通費は片道分で書かれているので2倍して求めること。
B Ⅳ(きょうこさんの夏休みの生活)
問2 折り紙を切り取ってできる形の問題(算数)
典型問題であり、確実に正解したい。
問7 俳句を答える問題(国語)
きょうこさんの「すずしくて」、お母さんの「花火」、お姉さんの「星座」、お父さんの「笑顔」がヒントになる。
問8 立体の面積や体積を求める問題(算数)
難易度は高く、文章量および計算量が多いので解き切るのに時間がかかる。
エ 作文の問題分析
→書く量が多いのでしっかりと対策するようにしたい
作文は浜松西中、清水南中、沼津市立中で問題が違います。
ただ、
・読解問題と作文に分かれる
・作文は400~600字程度(原稿用紙1~1.5枚分)
という部分は共通です。
そして、作文は書く量が多いため、しっかりと対策をしたうえで本番に臨む必要があります。
また、ただ書いて終わりではなく、書いたものは必ず学校の先生や塾の先生などに添削してもらうようにしましょう。