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【高校入試】条件作文・課題作文の書き方・例文・書き出しです。高校入試で出る条件作文・課題作文の書き方・例文・書き出しについて豊橋市の学習塾「とよはし練成塾」の西井が紹介していきます。(この記事は271記事目です。)
①課題作文・条件作文とは?
【動画】【課題作文の書き方】中学生・高校生向けにコツやテーマの決め方について解説!
最初に課題作文とは何かについてみていきます。
課題作文とは、問題文で与えられた条件に沿って書く作文のことです。
具体的には、
「あなたが中学校3年間で頑張ったことは何か?400字以内で書きなさい」
「地球温暖化を防ぐためには何が必要か?」
といったことに対して、自分の意見や考えを書いていくのが課題作文となります。
TEL(0532)-74-7739
営業時間 月~土 14:30~22:00
②原稿用紙の使い方・書き方は?
【動画】【サクセス小論文】原稿用紙のルール【01】
次に作文を書く際の注意点についてみていきます。
これらのルールが守れないと、減点されてしまいますのでしっかりとルールを確認しましょう。
文体の統一 | 文末を「だ」「である」調で統一すること |
文の長さ | 一文をできるだけ短くすること |
口語的な表現を避ける | 「けど」「やっぱり」「ちょっと」などは使わない |
ら抜き言葉を使わない | 「見れる」→「見られる」、「食べれる」→「食べられる」 |
一人称は「私」か「僕」 | 一人称は「俺」ではなく「私」か「僕」を使う |
指定字数の9割以上書く | 例えば400字以内なら360字以上書くこと |
書き出しの初めは? | 必ず一マス空けて書く |
符号 | 「!」「?」「・・・」などの符号はできるだけ使わない |
句読点・カッコ | 行頭には句読点や閉じるカッコは書かないようにする |
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③課題作文の書き方は?
【動画】【作文の書き方】5分以内に作文を書くための公式
課題作文はただやみくもに書けばいいというものではなく、そこにはいくつかのポイントがあります。
ア 結論を明確にする
→最初に結論から考える
課題作文では自分の意見を明確に書くことが大切になります。
例えば、「中学校3年間で頑張ったこと」というテーマがあったとします。その時に、まず「英語の勉強を頑張った」といったように、このテーマに対する答えを考えることから始める癖をつけましょう。
生徒の多くは結論から考えることをあまりしません。私が生徒の書いた文章を添削すると、いろいろと書いてはあるものの、結局何がいいたいか分からない文章に出くわすこともあります。
みなさんはそうならないないように結論から考える癖をつけていきましょう。
イ 論理的に構成する
→いきなり文章を書き出さない。まずはメモ書きから始めよう!
課題作文には一定の型があります。それは、以下の流れです。
・具体例と理由を書く
・再度結論を書く
この型を守って書くようにすれば、論理的な文章を書くことができるようになります。
これは、面接で話す際の話し方と同じです。
つまり、課題作文は面接で話すように書いていけばいいのです。
上の例の「中学校3年間で頑張ったことは?」という問題で考えてみると、
結論 | 英語の勉強を頑張った |
具体例・理由 | 英語のテストで100点が取れるように勉強した 英検合格に向けて一生懸命勉強した 英語のスピーチコンテストに向けて毎日練習した |
結論 | 英語の勉強を頑張った。高校生になっても引き続き英語の勉強を頑張りたい。 |
という感じでメモを取ってから、文章を書き始めるといいでしょう。
ウ 課題作文・条件作文のよく出るテーマは?
課題作文・条件作文ではよく出るテーマがあります。それは以下の通りです。
・中学校3年間で頑張ったことは?
・●●高校を志望する理由は?
・高校に入学後どんな高校生活を送りたいか?
・あなたの夢について
・あなたの長所は?
・マナーについて
・ボランティア活動で大切なことは?
・環境問題について
・インターネット上のマナーについて
などです。よく出るテーマは必ず書けるように練習をしていきましょう。
エ 課題作文への塾での取り組みは?
最後にとよはし練成塾が課題作文に対してどう取り組んでいるかについてみていきます。
愛知県の高校入試は実は課題作文が出題されません。
しかし、課題作文に取り組むことで、国語の読解力が高まるために当塾では課題作文の練習を行っています。
ただ、いきなり作文の練習から始めるのではなく、「ろんりde国語」という教材を使って、まずは主語と述語の関係や指示語・接続語などがしっかりとつかめる練習から行っていきます。
その後は「作文・小論文の名人」という教材を使って、作文の練習をしていきます。
生徒が書いた文章をその場で添削をしていきますが、ただ文章を直すだけではなく、ポイントを書くなどして、どこに気を付けて文章を書いていけばいいかについて意識させています。
よくあるものとしては、
・接続語がおかしい
・話し言葉が使われている
・一文が長い
・同じ内容のことが繰り返し書かれている
・誤字脱字
・「~だ」「~です」が統一されていない
といったことです。
みなさんも文章を書く時はこういったことに気をつけながら書くようにしましょう。
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