と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「大学受験語彙力アップガイド|効果的な勉強法とおすすめ問題集」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【大学入試】語彙力がつくことで現代文の点数がUPできる!
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!【大学入試】現代文で語彙力をアップさせるためのおすすめ参考書は?
現代文が苦手になる原因の一つとして、言葉の意味を知らないというのがあります。
例えば、下の2つの文の中の赤字部分の意味がパッと思いつくでしょうか?
・終戦により、日本社会にはパラダイムの大きな転換がもたらされた。
これらの用語は、現代文(特に評論)でよく出るものです。
そのため、これらの言葉の意味が分からないと、文章の理解度は下がってしまいます。
逆に言えば、よく出るキーワードの意味をしっかりとおさえておくことで、文章をスムーズに読むことができます。
ですので、国語が苦手な人は早急に用語の意味を覚えるようにしましょう。
ただし、高3になってから始めていたのでは、他の教科の勉強が十分にできなくなってしまう可能性も出てしまいます。
そのため、高1・2のうちにやるようにしてください。
【大学入試】語彙力アップができるおすすめ参考書や問題集は?
ここでは、現代文の語彙力をつけるためにおすすめの参考書を2冊紹介します。
A ゆる語訳現代文単語
1冊目は「ゆる語訳現代文単語(学研)」です。
この参考書は、評論でよく出るキーワードの意味をまとめたものであり、
・キーワード本来の意味に加えて「ゆる語訳」があり覚えやすい
といった特徴があります。
そして、「ゆる語訳」とは、ニュアンスを大づかみできるカジュアルなひとこと説明のことをいい、言葉の意味を簡単につかむことができます。
例えば、「デモクラシー」という言葉でみると、
・ゆる語訳:みんなで決めよう
と書かれています。
そのため、正規の意味ではなかなか覚えにくかったとしても、ゆる語訳であれば語数も少なくすぐに覚えられることができます。
このような工夫がされているため、重要キーワードの意味を短時間で覚えることができておすすめの1冊といえます。
B 現代文のコア
2冊目は「現代文のコア(かんき出版)」です。
こちらの本は、「モチーフ」や「レトリック」といったキーワードの意味の説明もあります。
しかし、「現代文のコア」の最大の特徴は、現代文でよく出るテーマのあらすじが分かりやすく書かれていることにあります。
そして、話のあらすじをおさえることで、初見の文章であっても大まかな内容が分かるようになってきます。
また、現代文でよく出るテーマは、
・科学
・芸術、哲学、文化
・言語、社会
といったものがあります。
そして、さらに各ジャンルの中で、よく出るものについては、高校生にとって身近な話題を絡めながら分かりやすい説明がされています。
そのため、現代文が苦手な人が読んでも、サクサクと読むことができます。
ただし、1回読んだだけでは、本に書かれている内容が十分に頭に入ってこないため、定期的に読み直すようにしましょう。