と思っている高校生のみなさん!
今回は「【2025年版】医学部・看護学部小論文の頻出テーマと合格例文ガイド」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
- 1 【医学部・看護学部】小論文の定番テーマとおすすめの例文は?
- 1.1 ア 医学部・看護医療系の小論文でよく出るテーマは?
- 1.2 イ インフォームド・コンセント
- 1.3 ウ オンライン診療
- 1.4 エ 感染症対策
- 1.5 オ 少子高齢化
- 1.6 カ 健康寿命
- 1.7 キ 日本の年金制度
- 1.8 ク 医療事故
- 1.9 ケ 安楽死
- 1.10 コ 臓器移植
- 1.11 サ 出生前診断
- 1.12 シ チーム医療
- 1.13 ス 災害医療
- 1.14 セ AIと医療
- 1.15 ソ 地域医療
- 1.16 タ 高齢者医療
- 1.17 チ 理想の看護師像
- 1.18 ツ 患者とのコミュニケーション
- 1.19 テ 高齢者介護
- 1.20 ト ホスピスケア
- 1.21 ナ 理想の医師像
- 1.22 ニ 医師不足
- 1.23 ヌ ワクチン接種
- 1.24 ネ 最先端医学
- 1.25 ノ 再生医療
- 2 大学・短大・専門学校入試対策コースについて
【医学部・看護学部】小論文の定番テーマとおすすめの例文は?
ここでは、医学部や看護医療系の学部の小論文でよく出るテーマとおすすめの例文について紹介をしていきます。
ア 医学部・看護医療系の小論文でよく出るテーマは?
・インフォームドコンセント
・オンライン診療
・感染症対策
・少子高齢化
・健康寿命
・日本の年金制度
・医療事故
・安楽死
・臓器移植
・出生前診断
・チーム医療
・災害医療
・AIと医療
・地域医療
・高齢者医療
・理想の看護師像
・患者とのコミュニケーション
・高齢者介護
・ホスピスケア
・理想の医師像
・医師不足
・ワクチン接種
・最先端医学
・再生医療
よく出るテーマは必ず書けるように、しっかりと書く練習をするようにしましょう。
イ インフォームド・コンセント
・問題 インフォームド・コンセントのメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 定義→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
インフォームド・コンセントとは、患者が自分の治療について十分に理解し、その上で治療を受けることに同意することを指す。これは医療の現場で非常に重要な考え方であり、患者が安心して治療を受けるために欠かせない。(定義)
インフォームド・コンセントのメリットとして、まず患者が治療について詳しく説明を受けられる点が挙げられる。例えば、手術を受ける前に、治療の進め方や回復までの期間を知ることで、不安を減らし、安心して治療に臨むことができる。また、患者自身が治療方法を選択できることも大きなメリットだ。医師の説明をもとに、自分に合った治療方法を選べるため、納得した上で治療を受けることができる。(メリット)
一方で、インフォームド・コンセントのデメリットとしては、まず医師が使う専門用語や医療に関する説明が難しく、患者にとって理解しにくい場合があることだ。例えば、病気や治療方法について難しい言葉で説明されると、患者は内容を十分に理解できず、かえって不安を感じることがある。また、医師が詳しく説明しすぎることにもリスクがある。手術のリスクや副作用を詳しく伝えすぎると、患者が恐怖を感じ、治療をためらうことがある。その結果、治療を受けずに病気が進行してしまう可能性がある。(デメリット)
このように、インフォームド・コンセントにはメリットとデメリットの両方がある。 そのため、患者が安心して治療を受けられるように、医師は専門用語をできるだけ避け、分かりやすく丁寧に説明することが大切だ。(まとめ)
ウ オンライン診療
・問題 オンライン診療のメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 定義→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
オンライン診療とは、医師と患者が直接対面せずにインターネットを利用して診察を行う方法である。そして、この診療方法には、良い点もあれば悪い点もある。(定義)
オンライン診療のメリットとして、まず時間や場所を選ばない点が挙げられる。オンラインで診療すると、病院に行かなくても自宅で受けられるため、診察する時間帯を自分の都合に合わせやすくなる。また、遠くに住んでいる人や移動が大変な人にも、手軽に受診できる。次に、感染リスクを減らせる点もメリットだ。風邪やインフルエンザが流行している時期に病院へ行くと、他の患者から感染する可能性がある。しかし、オンライン診療を利用すれば、人に会わなくても済むため、感染するリスクを避けられ、症状の悪化を防ぐことができる。(メリット)
一方で、オンライン診療のデメリットとして、まず対面での診察がないため、正確な診断が難しくなる点が挙げられる。医師が患者を直接見たり触ったりできないため、症状を正確に把握しづらいことがある。その結果、誤った診断が原因で適切な治療が受けられず、症状が悪化する可能性がある。また、診察が通信環境に依存するという問題もある。オンライン診療を受けるにはインターネット接続が安定している必要があり、接続が悪いと映像が止まったり音声が聞こえづらくなったりすることがある。そうなると、診察がスムーズに進まなくなるため注意が必要だ。(デメリット)
このように、オンライン診療にはメリットもデメリットもある。今後、通信環境の整備が進めば、より多くの医療機関で導入が進むと考えられる。(まとめ)
エ 感染症対策
・問題 新型感染症の流行における看護師の役割と責任について述べなさい。
・構成 導入→看護師の役割→看護師としての責任→まとめ
・解答例
新型コロナウイルス感染症などの新型感染症の流行は、私たちの生活に大きな影響を与えた。このような状況の中では、看護師などの医療従事者は私たちの健康を守るために欠かせない存在であるため、その役割を果たすことが重要だ。(導入)
看護師の大切な役割として、まず患者の症状に合わせて適切な対応をすることだ。例えば、新型感染症が疑われる場合、看護師は患者の体調を正確に観察し、症状に合った処置を行う。その後、患者の状態を医師に伝え、指示を受けて次の対応に移るようにする。また、看護師は優しい声かけをして患者の不安を和らげる役割もある。例えば、感染症が疑われる患者に「大丈夫だよ」と声をかけることで、彼らは気が和らぎ、安心して治療を受けることができるだろう。(看護師の役割)
一方で、看護師の責任としては、まず病院を清潔に保ち、感染予防を徹底する心がけを持つことが挙げられる。院内の環境が悪かったり、看護師が手洗いやうがいなどを怠ったりすると、感染が広がる危険があるため、細心の注意を払って仕事をする必要がある。また、看護師自身が健康でいることも大切だ。看護師は長時間働くことが多いため、疲れやストレスがたまりやすい。そのため、睡眠時間の確保など、普段から体調を整えることに気を配る必要がある。(看護師としての責任)
このように、新型感染症が流行すると、看護師の役割はより大切になり、同時に大きな責任も増える。そのため、看護師はしっかりと状況を見極め、患者を守るために全力を尽くすことが大切だ。(まとめ)
オ 少子高齢化
・問題 少子高齢化の問題点と解決策について述べなさい。
・構成 定義→問題点→解決策→まとめ
・解答例
日本では現在、少子高齢化が進んでいる。このままでは社会や経済に大きな影響を与えるため、早急な対策が求められている。(導入)
少子高齢化の問題点としては、まず労働力の不足が挙げられる。少子化が進むと若い人が減り、工場やお店は少ない人数で運営しなければならなくなる。その結果、注文の納期が間に合わなかったり、接客が行き届かなかったりすることが増える。また、従業員の過労やストレスも増え、労働環境が悪化する。次に、医療費の増加も大きな問題だ。高齢者が増えると、年金や医療、介護にかかる費用が増え、その分、働く若者たちは今まで以上に税金を支払わなければならなくなる。その結果、生活がさらに厳しくなってしまう。(問題点)
これらの問題を解決するためには、まず働く親が子育てしやすい環境を作ることが重要だ。例えば、育児休業中に収入が減らないように政府や企業がサポートをすることで、子育てに専念できるようになる。このような取り組みは、少子化の対策にもつながるだろう。また、高齢者が無理なく働ける仕組みを整えることも大切だ。例えば、定年を65歳から70歳に延ばしたり、短時間勤務ができる環境を整えたりすることで、高齢者も働きやすくなる。そうすることで、年金や医療費の公的負担が減るため、若者が支払う税金や社会保障の負担も軽くなっていくはずだ。(解決策)
このように、少子高齢化が進むとさまざまな問題が生じてくる。そのため、政府や企業が子育て世帯や高齢者を積極的に支援することが重要だ。(まとめ)
カ 健康寿命
・問題 健康寿命を平均寿命に近づけるために必要なことについて述べなさい。
・構成 定義→平均寿命に近づけるために取り組むべきこと→まとめ
・解答例
健康寿命とは、病気やけががなく、自立して日常生活を送れる期間のことを指す。この期間が短いと、介護が必要な時間が長くなってしまう。そのため、生活習慣を見直し、健康寿命を延ばすことが重要だ。(定義)
まず、食事を改善することが大切だ。毎日、体に良い食べ物を食べることで、病気を予防し、健康を維持することができる。そのためには、野菜や魚をたくさん食べる一方で、揚げ物や脂っこい食べ物を控えるとよい。また、栄養バランスを考えて食べることも重要だ。偏った食事を避け、様々な食べ物を取り入れることで、体に必要な栄養素をしっかりと摂ることができる。(取り組むべきこと①)
次に、運動を習慣にすることが重要だ。運動をすることで、筋力や体力が維持され、疲れにくくなる。そのため、毎日少しの時間でもウォーキングや軽い体操をすることで、体が健康を保ちやすくなり、健康寿命を延ばすことができる。(取り組むべきこと②)
最後に、睡眠をしっかり取ることが重要だ。睡眠時間が足りないと、体が十分に休めないため、免疫力が下がり、風邪をひきやすくなってしまう。そのため、毎晩十分な睡眠をとることが大切だ。十分な睡眠を取ることで、体の疲労を回復させ、健康的な生活を送ることができる。(取り組むべきこと③)
このように健康寿命を延ばすことで、長く元気に過ごせるようになる。そのためには、食事や運動、睡眠といったことに気を付けて毎日過ごしていくことが大切だ。(まとめ)
キ 日本の年金制度
・問題 日本の年金制度の問題点と解決策について述べなさい。
・構成 導入→問題点→解決策→まとめ
・解答例
日本の年金制度は、若い世代がお金を払い、高齢者がそれを受け取る仕組みを取っている。しかし、今のままでは将来的にはこの制度が続かなくなってしまう可能性がある。(導入)
年金制度の問題の一つは、少子高齢化による若者への負担の増加だ。日本では、今、若い人が減って、高齢者が増えている。そのため、働いている若い人たちの負担が大きくなっており、このままだと年金制度を支えきれなくなるかもしれない。また、年金を受け取る年齢が年々上がっていることも問題だ。年金を受け取る年齢が上がると、それまでは働き続けなければならない。しかし、高齢になると体力が落ちるため、長時間働くのが難しくなり、生活を支えるための収入を得るのが大変になることがある。(問題点)
これらの問題を解決するためには、まず子どもを育てやすい環境を作ることが大切だ。例えば、育児休暇を取りやすくしたり、育児休暇中の給付金を増やしたりすることで、働く親が子育てと仕事を両立できるようになる。これにより、少子化を防ぎ、年金制度の安定にもつながるだろう。また、高齢者が柔軟な働き方ができる仕組みを整えることが大切だ。例えば、短時間勤務や、家でできるリモートワーク、体力的に負担の少ない軽作業など、柔軟に働ける選択肢を増やすことで、高齢者も働きやすくなる。(解決策)
このように、日本の年金制度は大きな課題を抱えている。そのため、政府と企業は協力して、制度を維持するための取り組みを進めることが重要だ。(まとめ)
ク 医療事故
・問題 医療事故が起こる原因とその解決策について述べなさい。
・構成 定義→問題点→解決策→まとめ
・解答例
医療事故とは、病院で治療を受けている際に、医療従事者のミスによって患者の症状が悪化することを指す。これは命に関わる重大な問題であるため、医療事故の原因と防止策をしっかり考えることが重要だ。(定義)
医療事故が発生する原因として、まず医療従事者の慢性的な疲労が挙げられる。病院では長時間働くことが多く、特に夜勤が続くと、集中力を保つことが難しくなるため、手術の手順を誤ったり、薬を間違えて処方したりといったミスが起こりやすくなる。また、医療従事者間での情報の伝達ミスも原因の一つだ。忙しい時間帯や担当者が交代する場面では、患者の情報が十分に共有されないことが起こりやすい。そのため、治療や薬の指示が誤ってしまうことがある。(問題点)
これらの問題を解決するためには、まず医療従事者が無理なく働ける環境を整えることが重要だ。例えば、勤務中に十分な休憩を取れるようにしたり、現場のスタッフを増やしたりすることが挙げられる。これにより、医療従事者の疲労を減らし、集中力を維持できるだろう。また、患者に関する情報を正確に伝える仕組みを作ることも必要だ。例えば、医療従事者同士で定期的に情報を共有する時間を設け、患者の病歴や治療内容を全員で確認することで、伝達ミスを防ぐことができる。(解決策)
このように、医療事故は患者の命に関わる重大な問題だ。そのため、医療現場ではミスをなくすための仕組みをつくり、細心の注意を払いながら仕事に取り組むことが求められる。(まとめ)
ケ 安楽死
・問題 安楽死の是非について述べなさい。
・構成 定義→賛成意見→反対意見→まとめ
・解答例
安楽死とは、病気やけがでひどく苦しんでいる人が、自分の命を終わらせることを選ぶことである。そして、この問題については、賛成の意見と反対の意見がある。(定義)
そして、安楽死に賛成する立場として、まず「苦しみからの解放」という点が挙げられる。病気やけがの回復の見込みがない場合、患者は耐えがたい痛みに苦しみ続ける。その際、安楽死を選ぶことで苦しみから解放され、穏やかな最期を迎えることができる。また、「自己決定権の尊重」という考え方もある。これは、患者が自分の最期をどうするかを決めるべきであり、周囲が勝手に決めるべきではないという考え方で、これにより安楽死を支持する人々もいる。(賛成意見)
一方で、反対の立場として「命はどんな時でも大切にすべきだ」という意見がある。これは、たとえ助かる見込みがなくても、命は尊いものであり、安易に安楽死を選ぶべきではないという考え方だ。命を大切にすることで、苦しみの中でも生きる力を見出し、周囲との絆や支え合いの中で新たな希望を見つけることができるだろう。また、安楽死が社会に与える影響について懸念する声もある。安楽死が広く認められると、命を簡単に終わらせることができるようになると考えられ、命の重さを軽視する考え方が広まる可能性がある。その結果、他人の命を尊重する気持ちが薄れてしまうかもしれない。(反対意見)
結論として、安楽死は簡単に決めるべき問題ではない。命に関わる大切な決断をするには、慎重に考える必要があり、患者が安楽死を選ばなくても良い方法を探すことが大切だ。(まとめ)
コ 臓器移植
・問題 臓器移植の問題点と解決策について述べなさい。
・構成 定義→問題点→解決策→まとめ
・解答例
臓器移植は、病気や事故で心臓や腎臓などの臓器が働かなくなってしまった人に、他の人から健康な臓器を提供してもらい、命を救う治療方法だ。もし、臓器移植がうまくいけば、患者は元気な生活を送れるようになるが、その一方でいくつかの問題もある。(定義)
まず、臓器提供者が少ないという問題がある。日本では、臓器を提供する人が少ないため、臓器提供を受けられない人が多い。そのため、中には移植を受ける前に命を落としてしまう人もいる。また、臓器を提供する際、家族がその決断をするのが非常に難しいことがある。脳死状態の人から臓器を提供してもらうには、その人が生前に意思を示していない場合、その決断を家族がしなければならない。しかし、脳死を受け入れることは非常に辛いため、臓器提供に抵抗を感じる家族も多い。(問題点)
これらの問題に対する解決策として、まず臓器提供の大切さをより多くの人に知ってもらうことが挙げられる。テレビや新聞、SNSなどを通じて、臓器提供の重要性を広めることで、人々が臓器提供について考えるようになり、その結果、提供する人が増えるかもしれない。また、家族が冷静に臓器提供の可否を決断できる環境を整えることも重要だ。例えば、専門のカウンセラーや相談員を置き、家族の相談に乗ったり、精神的なサポートをしたりすることで、家族が安心して決断できるようになる。(解決策)
このように、臓器移植にはメリットもあれば、デメリットもある。今後、臓器移植への理解が深まり、ドナーの数が増えていけば、より多くの命を救えるようになるだろう。(まとめ)
サ 出生前診断
・問題 出生前診断の問題点と解決策について述べなさい。
・構成 定義→問題点→解決策→まとめ
・解答例
出生前診断は、新生児が生まれる前に病気や障害があるかどうかを調べる方法だ。最近では、多くの親がこの診断を受けるようになってきたが、この方法にはいくつかの問題がある。(定義)
まず、出生前診断の結果によっては、親が子どもを生む前に決断をしなければならない点が挙げられる。胎児に障害や病気があることがわかると、親は中絶を選ぶかどうかを考えることになる。これは、子どもが障害を持って生まれることによる将来の負担や、育てる覚悟を親が考えなければならないからだ。また、出生前診断の結果が必ずしも正しいとは限らない点も問題だ。実際には問題がないのに異常だと診断されることや、逆に問題が見逃されることもある。このような誤診があると、親は余計に心配してしまったり、誤った決断を下してしまったりする可能性がある。(問題点)
これらの問題を解決するためには、まず親へのサポートを充実させることが大切だ。診断を受ける前に、診断結果によってどんな選択肢があるかを親がしっかり理解できるように、医師が丁寧に説明することが重要だ。そうすることで、親は自分の考えを整理しやすくなり、より良い判断ができるようになるだろう。また、診断結果の信頼性を高めるために、より正確な方法を開発することが必要だ。これによって、誤って間違った診断がされることが減り、親は正しい情報を元に判断できるようになるはずだ。(解決策)
このように、出生前診断にはメリットもあればデメリットもある。そのため、今後は親へのサポートの充実や診断の精度を高めることで、親が安心して決断できるようになるだろう。(まとめ)
シ チーム医療
・問題 チーム医療のメリットと注意すべきことについて述べなさい。
・構成 定義→メリット→注意すべきこと→まとめ
・解答例
チーム医療とは、医療従事者がそれぞれの役割や得意なことを活かし、力を合わせて患者を支える仕組みのことだ。そして、チーム医療には多くのメリットがある一方で、課題も存在する。(導入)
チーム医療のメリットとして、まず患者にとって最適な治療が行えることが挙げられる。例えば、骨折した患者の場合、医師が手術を行い、看護師が傷口の手当てをし、リハビリスタッフがリハビリをサポートする。このように、医療従事者がそれぞれの役割を果たすことで、患者に合った治療を提供できる。また、患者に安心感が生まれやすいこともメリットだ。例えば、医師が治療方法を説明し、看護師が生活面でサポートし、リハビリスタッフが運動のアドバイスを行うといった具合に、さまざまな角度から助言を受けることで、患者は不安を減らし、安心して手術やリハビリに取り組むことができるだろう。(メリット)
一方で、チーム医療を進める上で気を付けるべきこととして、まず医療従事者の間でしっかりと話し合うことが挙げられる。例えば、医療従事者の意見がまとまらないまま治療が進められると、患者はどの治療を受ければよいのか分からなくなり、混乱してしまう。そうならないように、事前に綿密に話し合い、意見をまとめることが必要だ。また、チーム内でそれぞれの役割を尊重することも大切だ。お互いに信頼し合い、協力することで、それぞれの専門性を活かした治療やサポートが可能になる。その結果、患者はよりスムーズに回復できるだろう。(注意すべき点)
このように、チーム医療には多くのメリットがあるが、課題も存在する。そのため、医療従事者が治療の方針をしっかりと話し合い、力を合わせて治療やケアを行うことで、質の高い医療を提供できるだろう。(まとめ)
ス 災害医療
・問題 災害時における医療従事者の役割について述べなさい。
・構成 定義→医療従事者の役割→まとめ
・解答例
災害医療とは、地震や台風などの災害が発生した際に、けがをしたり病気になったりした人を支援する医療活動のことだ。災害現場では、多くの人々がけがや体調不良を訴えるため、医療従事者は迅速かつ丁寧に医療やケアを行うことが求められる。(導入)
まず、医療従事者はけがをした人を助ける役割がある。災害時には骨折や重症を負っている人が多いため、医療従事者は応急手当を行い、骨を固定したり出血を止めたりする必要がある。そして、素早く手当てをすることで、けがが悪化するのを防ぐことができるだろう。(医療従事者の役割①)
次に、不安を感じている人を安心させることも重要だ。災害時には、家族や友達とはぐれたり、家に帰れないことを心配したりして不安になることがある。そのような時に、医療従事者が声をかけて気持ちを落ち着かせることで、被災者は安心し、元気を取り戻しやすくなる。(医療従事者の役割②)
さらに、病気の拡大を防ぐことも大切な役割だ。飲み水や食べ物が汚染されると、それが原因で感染症が広がることがある。そのため、医療従事者は水の安全性を確認し、かつ汚染された水を飲まないように被災者に警告することで、多くの人々の健康を守り、感染症の拡大を防ぐことができる。(医療従事者の役割③)
このように、災害時には、医療従事者は被災者に対してさまざまな対応をする必要がある。そのため、災害が起きたときには素早く行動できるよう、普段から準備をしておくことが重要だ。(まとめ)
セ AIと医療
・問題 AI技術の進歩が医療現場に与える影響について述べなさい。
・構成 定義→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
AI(人工知能)は、コンピューターが人間のように学習し、問題を解決する技術であり、医療現場でもその活用が進んでいる。そして、AIを医療現場で活用することには、メリットもあればデメリットもある。(定義)
AIを医療現場で活用することのメリットとして、まず診断精度の向上が挙げられる。AIは大量のデータを素早く分析でき、医師が見逃しがちな病気や症状を見つけることができる。これにより、医師は患者の症状をより正確に診断し、誤診を減らすことができる。また、医療現場の負担が減ることも大きなメリットだ。AIが事務作業やデータ管理を代わりに行うことで、医療従事者は患者のケアにより多くの時間を割けるようになり、結果的に医療の質が向上するだろう。(メリット)
一方で、AI技術のデメリットとして、まずAIの診断結果が必ずしも正しいとは限らないということが挙げられる。AIは学習していない症例や難しい病気には対応できないことがあり、その場合にAIが誤った判断を下すと、医療ミスが発生する可能性がある。また、責任の所在が不明確になりやすいことも問題だ。仮にAIが誤った診断を下した場合、責任を取るべき人物が不明確になる。そのため、医師や病院、AI開発企業の間で、誰が責任を取るのかについて争いが起こる可能性がある。(デメリット)
このように、AI技術にはメリットもデメリットもある。そのため、医療従事者は自身の判断を基にしつつ、AI技術をうまく活用することが重要だ。(まとめ)
ソ 地域医療
・問題 地域医療の問題点と解決策について述べなさい。
・構成 定義→問題点→解決策→まとめ
・解答例
地域医療とは、地域の人々が必要な医療を受けられる仕組みのことだ。地域の病院や診療所、訪問看護などが住民の健康を守る重要な役割を担っている。しかし、地域医療にはさまざまな課題があるため、それらを解決する方法を考えることが大切だ。(定義)
地域医療の主な課題として、まず医師や看護師の不足が挙げられる。医療従事者は都市部に集中しがちで、地方ではその数が少ない。そのため、地方では人手不足によって診療時間が短縮されたり、受け入れられる患者数が制限されたりする問題が生じている。その結果、住民が十分な医療を受けられない状況が続いている。また、地方では病院までの距離が遠く、移動に時間がかかることも多い点も問題だ。特に高齢者や体調のすぐれない人々にとっては、病院に行くこと自体が大きな負担となり、受診をためらってしまうこともある。(問題点)
これらの問題を解決するためには、まず地方で働く医療従事者を増やすことが重要だ。地方での勤務を希望する医師や看護師に対して、給与の引き上げや働きやすい環境づくりを行うことで、地方への定着を促すことができる。また、インターネットを活用した遠隔診療も有効な手段だ。これにより、都市部の専門医と地方の患者がつながり、より質の高い医療を受けられるようになる。特に、高齢者や車を持たない人々にとっては、病院に行かずに診療を受けられるため、負担が軽減されるだろう。(解決策)
このように、地域医療には医師不足や病院へのアクセスの悪さといった課題がある。しかし、医療従事者の地方定着を促す施策や、遠隔診療の活用などによって、地方の人々も都市部と同じように質の高い医療を受けられるようになることが期待される。(まとめ)
タ 高齢者医療
・問題 高齢化社会における医療制度の課題とその解決策について述べなさい。
・構成 導入→問題点→解決策→まとめ
・解答例
日本では年々高齢者の割合が増えており、それに伴い病院を利用する人も増えている。しかし、このままの状況が続けば、医療制度の維持が難しくなる恐れがある。(導入)
高齢化社会における医療制度の問題として、まず医療従事者の不足が挙げられる。高齢者は病気やけがをしやすく、病院に行く機会が多くなる。しかし、特に地方では、医師や看護師が不足しているため、患者一人ひとりに十分な時間をかけることができず、その結果、治療の質が低下する恐れがある。また、医療費の増加も問題点だ。医療費は年々増加しており、これは税金や保険料で賄われている。しかし、少子化が進んでいる影響で、若い世代が支払う額が増えており、このままでは医療制度を続けるのが難しくなってしまう。(問題点)
これらの課題に対する解決策として、まず医療従事者の数を増やすことが挙げられる。医師や看護師の給与を引き上げたり、働きやすい環境を整えたりすることが必要だ。これにより、医療従事者が増え、患者に対して質の高い診療を提供できるようになる。また、予防医療の推進も重要だ。高齢者に定期的な健康診断や生活習慣の見直しを促すことで、病気を予防し、健康を保つことができる。その結果、医療費を削減し、医療制度を維持することができるだろう。(解決策)
このように、高齢化社会が進む中で医療制度の課題は深刻になっている。しかし、さまざまな対策を実行することで、質の高い医療を維持し、医療制度を支えることができるだろう。(まとめ)
チ 理想の看護師像
・問題 理想の看護師像について述べなさい。
・構成 導入→気を付けるべきこと→まとめ
・解答例
私は将来、看護師になりたいと思っている。そのため、実際に看護師として働くようになったら、次のことを心がけて仕事に取り組むようにしたい。(導入)
まず、看護師は患者への思いやりを持つことが大切だ。例えば、手術前の患者が不安を感じている場合、看護師はその気持ちに共感し、「手術前に何か不安なことがありますか?お話ししたいことがあれば、いつでも言ってください」と優しく声をかけることができる。そのような配慮をすることで、患者は安心して手術に臨むことができる。(理想の看護師像①)
次に、看護師には冷静な判断力が必要だ。病院では、予測できない緊急事態が発生することもある。そのような状況では、看護師は慌てずに冷静に考えて、どう対処すればいいかを迅速に判断しなければならない。そのためには、普段から様々な場面を想定して、もしそのような事態が起きたときにはどう動くかを事前に考えておくことが大切だ。そうすることで、緊急事態が起きたとしても、落ち着いて行動できるようになるだろう。(理想の看護師像②)
さらに、看護師は知識や技術を学び続けることが大切だ。医療の世界は日々進歩しており、新しい治療方法や医療機器が次々に登場している。そのため、看護師になってからも積極的に研修や講習会に参加し、自分のスキルを磨く努力を続けていきたい。そして、このような学びを続けることで、患者にとってより良いケアができるようになり、信頼される看護師になることができるはずだ。(理想の看護師像③)
このように、私の理想の看護師像は、患者への思いやりや冷静な判断力などを備えた看護師だ。私はこれらを意識しながら、患者に寄り添える看護師を目指したい。(まとめ)
ツ 患者とのコミュニケーション
・問題 看護師が患者とのコミュニケーションで気を付けるべきことについて述べなさい。
・構成 導入→気を付けるべきこと→まとめ
・解答例
患者と接する機会が多い看護師は、患者に必要な支援を行うだけでなく、高いコミュニケーション能力も求められる。そのため、患者と会話をする際には、いくつか注意すべき点がある。(導入)
まず、患者の気持ちを理解することが大切だ。病気やけがをした患者は、不安や恐れを感じていることが多い。看護師は、そのような気持ちを理解し、安心させる声掛けをすることが求められる。例えば、手術前の患者には「少し痛みがあるかもしれませんが、すぐ終わりますよ」と優しく声をかけることで、不安を和らげることができる。(気を付けるべきこと①)
次に、相手の話をよく聞くことが大切だ。患者が話すときには、看護師は途中で遮らずにしっかり耳を傾けるべきだ。そのような姿勢でコミュニケーションをとることで、患者は痛みや不安を打ち明けやすくなり、看護師や病院への信頼感が高まる。(気を付けるべきこと②)
さらに、患者のプライバシーを守ることも重要だ。患者が話す内容には、個人情報や他の人に知られたくないことが含まれている場合がある。もし個人情報を不用意に漏らしてしまうと、患者は病院への信頼を失いかねない。そのため、個人的な情報の取り扱いには細心の注意を払う必要がある。(気を付けるべきこと③)
このように、看護師はさまざまな点に注意しながら患者と会話をする必要がある。そうすることで、患者との信頼関係が深まり、治療やケアがより効果的に進められるだろう。(まとめ)
テ 高齢者介護
・問題 高齢者介護の問題点と解決策について述べなさい。
・構成 導入→問題点→解決策→まとめ
・解答例
日本では高齢化が進んでおり、それに伴い、介護が必要な人も増えている。しかし、高齢者の介護を支える体制は十分には整っていないため、早急な解決が求められている。(導入)
まず、介護をする人が足りていないことが大きな問題だ。介護の仕事は体力的にも精神的にも大変で、そのうえ給料が低いため、働き手が少なく、辞める人も多い。その結果、施設では職員が不足し、高齢者一人ひとりに十分な時間をかけたケアが難しくなっている。また、介護をする人の負担が大きいことも問題だ。家族が介護をする場合、働きながら親を介護するため、心身ともに疲れがたまりやすくなる。その結果、仕事や学校、家事に支障をきたしてしまい、充実した生活を過ごすことができなくなる。(問題点)
このような問題を解決するためには、まず介護現場の環境を改善することが必要だ。例えば、介護ロボットを導入して、移動や入浴介助を手伝うことで職員の負担を軽減できる。また、職員の給料を引き上げたり、休暇を取りやすくしたりすることで、介護職の待遇改善が期待できるだろう。次に、介護する人の負担を減らす仕組みを整えることも大切だ。例えば、会社が介護休暇を取りやすくし、勤務時間の調整や在宅勤務を可能にすることといったことが挙げられる。これにより、介護と仕事を両立しやすくなるため、疲労やストレスが溜まりにくくなるはずだ。(解決策)
今後、高齢者がさらに増えることが予想されるため、介護の役割はますます重要になる。そのため、国や地域、企業は介護を支える体制をしっかりと整備し、支援を強化していくことが必要だ。(まとめ)
ト ホスピスケア
・問題 ホスピスケアにおける看護師の役割について述べなさい。
・構成 定義→看護師の役割→まとめ
・解答例
ホスピスケアは、末期のがんや進行した病気の患者が、最期をできるだけ楽で安心して過ごせるようにサポートするケアだ。そして、その中で看護師は、患者が自分らしく安らかに過ごせるように、さまざまな役割を担っている。(定義)
まず、看護師は患者の体調や痛みを管理する役割を担っている。病気が進行すると、体調が悪化したり、痛みが強くなったりすることがある。そのため、看護師は患者の状態を定期的にチェックし、異常があったときは医師の指示に従って薬を出すことが求められる。また、患者ができるだけ楽に過ごせるためのサポートをする役割もある。例えば、寝たきりの状態が続くときは、床ずれを防ぐために患者の姿勢を変えたり、血行を良くするために体の向きを調整したりすることが大切だ。これによって、患者が少しでも楽に過ごせるようになるだろう。(看護師の役割①)
次に、看護師は患者の心のケアも行うべきだ。患者は病気に対して不安や恐怖を感じていることがあるため、少しでも心地よく感じられるように優しい言葉で話しかけたり、元気づけたりすることが大切だ。また、家族にもしっかりとケアをすることが求められる。患者の死が近づいていることに対しては、本人だけでなく家族も不安を抱えていることが多い。そのため、看護師は家族の心情を理解した上で、病状や進行状況の説明をしたり、心のケアを行ったりする必要がある。(看護師の役割②)
このように、ホスピスケアでは、看護師が患者の体調や痛みを管理し、心のケアを行うことが求められる。そのような取り組みを真摯に行うことで、患者は穏やかな最期を迎えることができるだろう。(まとめ)
ナ 理想の医師像
・問題 理想の医師像について述べなさい。
・構成 導入→理想の医師像→まとめ
・解答例
医師は病気を治すだけでなく、患者やその家族に安心感を与える大切な役割を持っている。そして、そのような医師になるためには、日頃から取り組むべきことや心がけるべきことがある。(導入)
まず、患者の気持ちに寄り添うことが大切だ。病気になると、体だけでなく心も辛くなることがある。そのため、医師は患者がどんな気持ちでいるのかを理解し、その気持ちを尊重しながら接することが求められる。優しい言葉をかけることで、患者は安心して治療を受けることができ、治療に前向きに取り組むことができるだろう。(理想の医師像①)
次に、医師はチームの一員として働くことが大切だ。病気の治療には、医師だけでなく、看護師や薬剤師、理学療法士など、さまざまな専門家が関わる。そのため、医師は独断で物事を決めるのではなく、これらの専門家と協力し、時には意見を受け入れることで、患者に最適な治療を提供できるよう心がけるべきだ。(理想の医師像②)
さらに、医師は常に学び続ける姿勢を持つことが大切だ。医療は日々進歩しており、新しい治療法や薬が次々と登場している。そのため、医師は新しい情報をしっかり学び、それを活かして患者に最良の治療を提供できるよう努めることが求められる。(理想の医師像③)
このように、医師は医療行為を行うだけでなく、患者の気持ちに寄り添うなど、さまざまな心構えを持つ必要がある。私はこのことを心にとどめて、医師になった後も日々努力し続ける人でありたい。(まとめ)
ニ 医師不足
・問題 医師不足になる原因と解決策について述べなさい。
・構成 導入→原因→解決策→まとめ
・解答例
日本の医療現場では慢性的な医師不足が深刻な問題となっている。そして、医師が足りないことで、診療が遅れたり、十分な医療を受けられなかったりする人が増えている。そのため、この問題は早急に解決する必要がある。(導入)
医師不足になる原因として、まず医師が都市に集中している点が挙げられる。都市には病院が多く、働きやすい環境が整っているため、医師が集まりやすい。一方、地方では医師が足りない影響で、休診日が増えたり、診療時間が短くなったりするため、住民が必要な時に診療を受けることが難しい。また、医師の仕事が非常に過酷であることも問題だ。医師は長時間働くことが多く、それでいて夜勤や休日出勤もある。そのため、休む時間を確保できずに疲労やストレスが溜まってしまう。その結果、病院を辞めてしまう医師が出てくるため、医師不足がさらに深刻化している。(原因)
このような医師不足を解決するためには、まず医師が都市に集中しないようにすることが大切だ。そのためには、地方で働く医師の給料を上げたり、病院の設備を改善したりして、医師が働きやすい環境を整えることが必要だ。これにより、地方に移り住む医師が増えるだろう。また、医師の勤務時間をきちんと管理することも重要だ。例えば、夜勤や休日出勤を減らすなどの取り組みを行うことで、医師が適度な労働時間で働くことができるようになる。その結果、心身の負担が軽減されるため、病院を辞める人を減らすことができるはずだ。(解決策)
このように、医師不足が続けば、地域の医療に深刻な影響を及ぼす。そのため、さまざまな取り組みを進めることで医師不足が解消し、より質の高い医療を受けられるようになるだろう。(まとめ)
ヌ ワクチン接種
・問題 ワクチン接種のメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 導入→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
ワクチン接種は病気を予防するための大切な方法の一つだ。そして、現在では、インフルエンザや麻疹(はしか)など、身近な病気を防ぐために多くの人がワクチンを受けている。しかし、このワクチン接種にはメリットとデメリットがある。(導入)
ワクチン接種のメリットとして、まず症状が深刻になるのを防げる点が挙げられる。例えば、インフルエンザにかかっても、ワクチンを接種していれば、症状が軽くなることが多い。これは、ワクチンによって免疫が事前に作られるため、体が病気に早く反応し、病気がひどくならないように抑えることができるからだ。また、ワクチンは集団免疫を促進する効果もある。多くの人がワクチンを受けることで、病気が広がりにくくなるため、ワクチンを受けられない人や免疫力が低い人を間接的に守ることができる。(メリット)
一方で、ワクチン接種のデメリットとして、まず副反応を起こす可能性があることが挙げられる。ワクチンを接種すると、注射した場所が腫れたり、痛みを感じたりすることがある。これらの症状がまれに長引くこともあり、副反応を心配してワクチン接種を避ける人もいる。また、ワクチンは必ずしも100%の効果があるわけではないことも問題だ。ワクチン接種後に感染することもあり、特に免疫力が弱い人や高齢者には十分な効果が得られない場合がある。そのため、ワクチンを接種しても病気にかかるリスクが残る。(デメリット)
このように、ワクチン接種にはメリットもあればデメリットもある。しかし、健康を守るためにはワクチン接種が非常に重要であるため、適切なタイミングで接種を受けることが大切だ。(まとめ)
ネ 最先端医学
・問題 最先端医学の進歩が医療現場に与える影響について述べなさい。
・構成 定義→現状→課題→まとめ
・解答例
最先端医学とは、遺伝子治療やロボットを使った手術、人工知能を活用した診断方法など、新しい技術や治療法のことを指す。この医学の導入により医療現場は大きく変化しているが、いくつかの課題も存在する。(定義)
最先端医学のメリットとして、まず病気を早期に発見し、治療できる点が挙げられる。例えば、AIを活用した検査により、がんなどの病気を初期段階で発見できるようになった。これにより、病気が進行する前に治療が可能となり、治療の成功率が高まる。また、治療の精度向上も大きなメリットだ。AI診断では、人の診断では見逃しがちな細かい異常を発見できるため、診断の精度が向上する。また、ロボット手術では、機械の補助により医師が正確な動作を行えるため、安全性が向上する。(現状)
一方で、最先端医学の課題として、まず治療費の高さが挙げられる。遺伝子治療やロボット手術は、通常の治療より費用がかかることが多く、保険が適用されない場合もある。そのため、経済的に余裕のない人は最先端の治療を受けられず、病気が進行してしまう可能性がある。また、現在の医学では予測できない問題が生じる可能性もあることも問題だ。例えば、遺伝子治療では、遺伝子を操作することで病気を治せる一方、その影響が完全には解明されていない。そのため、将来的に新たな問題が発生するリスクがある。(課題)
このように、最先端医学には多くのメリットがあるが、課題も存在する。これらの課題を解決できれば、より多くの人が最先端の治療を受けられるようになるだろう。(まとめ)
ノ 再生医療
・問題 再生医療の現状と課題について述べなさい。
・構成 定義→現状→課題→まとめ
・解答例
再生医療は、損傷した体の部分を再生するために、細胞や組織を使って治療する方法だ。その中でも特に注目されているのがiPS細胞だ。この細胞は体のさまざまな細胞に分化できるため、病気やけがの治療への応用が進められている。(定義)
まず、iPS細胞は日本の科学者が作った特別な細胞で、さまざまな体の細胞に変わることができるという強みがある。この細胞は、自分の体の細胞をもとに作製できるため、治療に使う際の拒絶反応のリスクが少ない。そして現在、iPS細胞を使った目の病気や心臓病、脊髄のけがの治療研究が進められ、臨床試験も行われている。次に、ES細胞は受精卵から作られる細胞で、これもさまざまな細胞に変わることができる。この細胞は、臓器の機能を回復させたり、新しい薬の開発に活用されたりしている。今後、iPS細胞やES細胞の研究が進めば、より多くの人がその恩恵を受けることができるだろう。(現状)
しかし、再生医療にはいくつかの課題がある。まず、iPS細胞の実用化には時間がかかることが挙げられる。iPS細胞は、現在の医学では開発に多くの時間と費用が必要であり、実際に活用するのも難しいという問題がある。また、治療に使った場合、どれくらい効果が続くのか、体に悪影響がないのかがまだ十分に分かっていない。そのため、長い時間をかけて慎重に研究を進める必要がある。一方、ES細胞の実用化には倫理的な問題があることが課題だ。ES細胞は人の受精卵をもとに作られるため、生命を犠牲にすることになると考える人もいる。そのため、ES細胞を使った研究や治療には法律やルールによる制限がある。(課題)
このように、再生医療には大きな可能性がある一方で、解決すべき課題も多い。これらの課題を克服するためにも、研究を続けることや慎重な議論を重ねることが重要だ。(まとめ)
大学・短大・専門学校入試対策コースについて
当塾では、志望校に応じたコースを揃えています。
【①大学入試対策コース(国・数・英対応)】
【対象者】国公立大学・私立大学を一般受験で志望する高校生
【指導科目】英語・数学・国語
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【②推薦入試対策コース(国・数・英対応)】
【対象者】国公立大学・私立大学・短大・専門学校を推薦入試で志望する高校生
【指導科目】英語・数学・国語・面接・小論文・志望理由書
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【③国語・小論文対策コース】
【対象者】国語の力を伸ばしたい高校生、小論文の対策をしたい高校生
【指導科目】国語(現代文中心)・面接・小論文・志望理由書
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