と思っている中学生のみなさん!
今回は「愛知県の中学生向け!推薦選抜・特色選抜完全攻略ガイド」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
愛知県高校入試の仕組みは?
この記事では、推薦選抜と特色選抜がメインの内容ですが、最初に愛知県高校入試の入試の仕組みについてみていきます。
ア 私立高校
私立高校の入試は、一般入試と推薦・特色入試に分かれます。
そして、先に推薦・特色選抜が行われ(1月中旬)、その一週間後に一般入試が行われます。(1月下旬)
なお、試験科目は、推薦・特色が3科目+面接、一般が5科目の高校が多いです。
イ 公立高校
公立高校の入試は、大きく
・推薦選抜(2月上旬)
・特色選抜(2月上旬)
があります。
また、入試で必要な科目としては、
内申点 | 学力検査 | 面接 | その他 | |
一般選抜 | 〇 | 〇 | △ | ー |
推薦選抜 | 〇 | ー | 〇 | 部活動などの実績 |
特色選抜 | ー | ー | 〇 | 基礎学力検査 作文 プレゼンテーション 実技試験 |
*一般選抜の面接は一部の高校で実施されます
となっているため、それぞれの試験に合わせた対策が必要になってきます。
ウ それぞれの入試の特徴
A 一般選抜
最も多くの生徒が受験するタイプの入試です。
内申点(中3の2学期)と学力検査(1教科22点×5教科)の合計で決まります。
学校ごとに内申点の比重を高くしているところ、当日点の比重を高くしているところがあります。
なお、学力検査は中学校3年間の内容から出題され、かつ読解力や思考力が必要な問題が多いため、難易度は高めです。
早い時期から入試勉強に取り組む必要があります。
B 推薦選抜
推薦選抜は一定以上の内申点に加え、
・英検3級・準2級を取得
・級長・生徒会活動をしていた
・一定期間ボランティア活動をしていた
などの条件があれば受験できる試験です。
ただし、各中学校ごとに推薦できる人数の枠があるため、まずは校内推薦を突破する必要があります。
そして、校内推薦を突破すると志望する高校で面接があります。
そこでは中学校時代に取り組んだこと(部活動や英検、ボランティアなど)を元にした質問が中心にされます。
なお、推薦枠は普通科が定員の10~15%、専門学科・総合学科が定員の30~45%となっています。
そのため、特に専門学科を志望する場合は、一般枠が少ない分、推薦入試受験もできるように部活動で実績を出すことや英検取得などにも力を入れるようにしましょう。
C 特色選抜
2023年度からは特色入試も始まりました。(募集人員の20%が上限)
特色入試とは専門学科や総合学科がメインで行われる入試で、将来の進路目標やその高校・学科で学ぼうとする意欲、学科やコースに関連する分野での能力・実績などを重視する選抜方法です。
推薦選抜のように内申条件はありませんが、代わりに基礎学力検査(英語・数学・国語)・作文・プレゼンテーション・実技検査などがあります。
その高校にどうしても入りたい人にとってはおすすめの入試といえます。
推薦選抜を受験できるための条件は?
推薦入試は誰もが受験できるわけではありません。
部活動等で一定以上の結果を出し、さらに校内推薦を通過することで、初めて受験ができるようになります。
ここでは、推薦選抜が受験できる条件についてみていきます。
ア 推薦選抜を受験できるための条件
先ほども言ったように、推薦選抜は誰でも受験できるわけではありません。
基準以上の内申点+一定の条件(実績)が必要になってきます。
基本的には、下の①~⑦のどれかに条件を満たせば、推薦入試を受験する資格を得ることができます。
①部活動で県レベル(地域大会)以上の大会で活躍
②文化、芸術におけるコンクール・展覧会で上位入賞
③継続的にボランティア活動を行った
④生徒会の役員、級長・副級長として活躍した
⑤資格試験(英検・漢検など)で一定以上の級を取得した
*商業高校の志望者は簿記や珠算、パソコンなどでも評価されます
⑥学力推薦(進学校ではないことが多い)
⑦環境推薦
ただ、この条件は進学校になるほど厳しくなっていきます。
例えば、一般的な高校であれば、「地区大会で上位入賞」・「英検3級」などで受験の要件を満たすことができます。
一方で、進学校の場合は、「県大会で上位入賞」・「英検2級」といったように条件がかなり厳しくなります。
そのため、進学校を目指す場合は中学生の間に相当の実績を残すようにしましょう。
イ 推薦条件を満たすためにやるべきことは?
A 部活動
多くの人が目指すのは、部活動での実績になります。
学校によっては、地区大会で上位活躍した人や、県大会以上で活躍した人であれば、推薦入試の出願資格を得ることができます。
しかし、これはなかなか簡単なことではありません。
それは、陸上や水泳、柔道などの個人種目であれば、みなさん自身の頑張りで上を目指すことができますが、サッカーや野球といった団体競技の場合、自分一人の頑張りだけではどうにもならないことがあるからです。
なので、最初から推薦目的で結果を残そうとするのではなく、努力した結果、大会でいい活躍ができたので推薦入試を受験できるようになったという流れで臨むようにしましょう。
なお、上位の大会で活躍した人ほど、推薦入試で合格できる可能性は高くなります。
B 級長、生徒会活動
クラスの級長や生徒会活動をしていた場合も推薦入試で考慮されます。
これは、級長や生徒会活動はリーダーシップがないとできないため、その部分を高校側が評価してくれるからです。
しかし、気を付けないといけないのは、推薦が欲しいために級長になってはいけないということです。
そういう考えを持って級長などをやると、クラスや学校をまとめることができなかったり、いい加減にやってしまったりすることもあり、クラスや学校の雰囲気が締まらなくなります。
そのため、あくまで「級長としてクラスをまとめたい」・「生徒会活動をして学校をよくしたい」という気持ちを持って行動するようにしましょう。
C 英検や漢検の合格
英検や漢検といった検定試験に合格することも評価されます。
一般的な高校では英検3級以上、進学校では英検2級(準2級)以上あれば、推薦入試の出願資格を得ることができます。
英検を持っていることで、英語の力があることが示されますし、定期テスト期間以外にも勉強していることが評価されます。
そのため、中1・中2のうちから積極的に英検の勉強をしていきましょう。
なお、漢検は高校によって評価する学校とそうでないところがありますので、よく確認するようにしましょう。
D ボランティア活動
愛知県高校入試の推薦入試受験資格を得るためにすべきことの四つ目は、継続的にボランティア活動をすることです。
ここで大事なのは、
②推薦目的にボランティアをしないこと
といったことです。
これらに気を付けてボランティア活動をするようにしましょう。
なお、上で挙げたもの以外でも、「学力推薦」・「環境推薦」といったものもあります。
ウ 推薦枠(公立高校)
普通科の推薦枠は定員の10~15%、専門学科・総合学科の推薦枠は定員の30~45%となっています。
ただ、公立高校の場合、私立高校の推薦とは違って、校内推薦を通ったからといって必ずしも合格できるとは限りません。
特に進学校や一部の専門学科の場合は、倍率が高いため、油断をすることなく一般入試の対策もするようにしましょう。
エ 私立高校での学校推薦をもらうには?
最後に私立高校の推薦をもらう方法についてみていきます。
それらの高校では公立高校と同じように推薦入試と一般入試がありますが、定員の大半は推薦入試で占められます。
また、推薦入試までの流れとしては、
②学校で審査
③校内推薦が通れば、1月中旬の私立推薦入試(英・数・国)を受験
となっています。
公立とは違い、私立は校内推薦が通れば、ほぼ合格することができます。
ただし、推薦入試で合格してから高校に入学するまでの期間が2か月ありますので、そこで遊び過ぎてしまうと高校生活が大変になりますので気を付けてください。
特色選抜とは?推薦選抜との違いは?
ア 特色選抜とは?
特色選抜とは、高校や学科の特色を生かした新しい選抜です。
将来の進路目標やその高校・学科で学ぼうとする意欲、学科やコースに関連する分野での能力・実績などを重視する選抜方法です。
愛知県高校入試では、この特色選抜が2023年(令和5年度)から始まりました。
まだ、始まって日の浅い入試ですので、この入試で受験する人の数は少なめです。
A 特色選抜を行う高校
愛知県教育委員会が公表している内容によると、特色選抜を行う学校は、
・総合学科、特色ある教育課程を有する普通科(理数科など)
・地域に根差し、地域貢献を特色とする高校
となっています。
そして、東三河地区の高校では、
・豊橋南(生活デザイン)
・豊橋商業
・福江
・渥美農業
・国府(総合ビジネス)
・御津あおば
・小坂井
・宝陵(福祉)
・三谷水産
・新城有教館
の高校で特色選抜が行われています。
B 特色選抜の試験科目
特色選抜の入学検査の試験科目は学校によって異なりますが、「面接+作文・基礎学力検査・プレゼンテーション・実技検査から一つ」で実施します。
そして、東三河地区の高校でみると、2025年の入試では、
・基礎学力検査:豊橋商業、福江、渥美農業、国府(総合ビジネス)、宝陵(福祉)
・プレゼンテーション:豊橋南(普通)、御津あおば、三谷水産
で実施される予定です。
なお、愛知県全体では基礎学力検査(英語・数学・国語の基本的な内容を問う問題)が一番多くの高校で行われ、以下、プレゼンテーション、作文、実技試験の順となっています。
なお、出願時には入学願書、調査書、志望理由書が必要なため、事前準備が必要になってきます。(志望理由書とは高校に入学したい理由などを書く書類のことです。)
C 特色選抜の定員枠
各高校・学科の募集人員の20%程度までが上限となっています。
推薦選抜の定員枠とは別にあります。
なお、推薦選抜と特色選抜は同時に受験することはできないので気を付けてください。(特色選抜で不合格になった場合は、再度一般入試を受験することはできます。)
部活動などの実績がある人は推薦選抜を、その高校に入りたい明確な理由がある人は特色選抜がおすすめです。
イ 特色選抜を受験するメリット・デメリットは?
→メリット・デメリットを考えたうえで受験するかどうかを決めよう
特色選抜を受験することには、メリット・デメリットがあります。
まずメリットは、
・一般入試よりも早く合否が分かるため、その分高校への準備に余裕ができる
といったものがあります。
一方でデメリットは、
・特色入試が始まって日が浅いため、対策の仕方が今一つ分からない(倍率も不安定)
といったものがあります。
そのため、メリット・デメリットを考慮した上で、特色入試を受けるかどうかを慎重に決めるようにしましょう。
ウ 特色選抜と推薦選抜の違いは?
愛知県高校入試の特色選抜では「面接」が試験であります
一方で、推薦選抜でも同じように「面接」があります。
そうなると、みなさんは特色選抜と推薦選抜の違いが分からなくなるかもしれません。
特色選抜と推薦選抜の違いは、特色選抜は高校への意欲・関心を見る試験で、推薦選抜は中学校の時の実績(部活動など)を重視する試験だということです。
一般的に推薦選抜の場合は、出願条件が厳しく、
・級長や生徒会活動をした
・英検3級(英検準2級)を取得した
・ボランティア活動を継続的に行った
など、中学校時代の実績が求められます。
そのため、推薦選抜の面接では、「今まで何を頑張ってきたか?」「頑張ったことで何が得られたか?」というようにこれまでのこと(過去)が中心に聞かれます。
一方で、特色選抜の場合は、入りたい高校への意欲(志望理由)・関心やその高校の科に関連する分野での能力や実績を重視します。
そのため、特色選抜の面接では、「高校に入学したらどんなことを頑張りたいか?」「高校卒業後は何をしたいか?」というように未来のことが中心に聞かれます。
ですので、特色選抜と推薦選抜は似ていますが、面接で聞かれる内容は大きく違いますので気を付けてください。
また、特色選抜の場合は、出願時に志望理由書を提出することが義務付けられています。
そのため、しっかりとした志望理由書を書くことが大切になってきます。
おすすめとしては、夏~秋に各高校で行われる体験入学に参加することです。
そこで感じたことを志望動機にすることで、他の高校にはない魅力を書くことができるためおすすめです。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00
推薦選抜・特色選抜の最大のヤマ場!面接の攻略方法
愛知県高校入試では、推薦選抜・特色選抜ともに面接があります。(一部の高校では、一般選抜でも面接があります。)
ここでは、それぞれの入試での面接についてみていきます。
ア 面接の試験形態
愛知県高校入試の合否は、
②推薦入試 調査書+面接
③特色選抜 志望理由書+面接+基礎学力検査・プレゼンテーション・作文など
で決まります。
近年、一般入試では面接を実施しない高校が大半です。
しかし、推薦入試や特色選抜では面接は必ずあります。
そのため、面接で自分をどれだけアピールできるかが非常に大事になってきます。
A 一般選抜
一般選抜では、一般的に受験者5名前後、面接試験官3名前後、面接時間10分前後の形態で行われます。
面接でよほど失敗をしなければ、そこまで合否に影響を与えるものではありません。
なお、新しい入試制度になってからは多くの高校で面接が実施されなくなりました。
例えば、東三河地区でみると、現在一般入試で面接を実施している学校は、
のみとなっています。
また、愛知県の公立高校で面接が実施しているかどうかは下のサイトで確認してください。
令和7年度愛知県公立高等学校入学者選抜一般選抜における各高等学校の面接実施の有無について
B 推薦選抜・特色選抜
推薦選抜や特色選抜は受験生一人に対し、面接試験官が2~3名で実施します。
一般選抜とは違い、受験生は一人ですのでより多くの質問がされ、かつより深い内容の質問がされていきます。
面接の出来が合否に大きく左右されますので、しっかりと準備をして備えましょう。
イ 面接でよく聞かれる質問
愛知県高校入試の面接でよく聞かれる質問としては、
・中学校生活で頑張ったこと(特に推薦選抜)
・高校で頑張りたいこと(特に特色選抜)
・高校に関する内容(カリキュラム・指導方針)
・将来の夢
・長所や短所
・最近気になったニュース
などがあります。
また、面接でスラスラと自分の意見や思いが言えるようになるためには、
・何度も面接の練習をする
といったことが必要になってきます。
まずは志望校に関する情報集めが必要です。
そのためには、
・知り合いで志望校に通っている(通っていた)人がいれば、その人に学校の様子を聞く
・パンフレットやHPなどを見る
といったことを行い、志望校の授業方針やカリキュラム、雰囲気などをつかむようにしましょう。(情報がないと何を話していいかが思いつきにくいです。)
そしてその後で話す内容を考え、最終的に学校などで面接の練習をたくさんすることで本番でスラスラと話せるようになります。
ウ 面接は数が大事!とにかく練習しよう
面接で大事なことは、とにかく話す練習をすることです。
多くの人は人前で話す経験があまりありません。
そのため、しっかりと面接の練習をしないと試験本番で頭が真っ白になって何も話せずに、結果不合格になってしまったということになりかねません。
そうならないためにはしっかりと面接の練習をするようにしましょう。
ただ、面接は自分が一人でやってもどこがいいのか悪いかの判断がつきにくいです。
そのため、学校の先生にお願いして、自分の話す内容がいいのかどうかを見てもらいましょう。
そして、先生から指摘を受けた部分(身だしなみや話し方なども)やうまく話せなかった内容は次回までに必ず修正するようにして下さい。
これを繰り返すことで、だんだんと上手に話せるようになっていきます。
面接ではマナーや身だしなみが大事
人は第一印象でその人の評価を決める傾向があります。
そのため、服装がだらしなかったり言葉遣いがよくなかったりすると、いくらいい内容を話せたとしても面接官の印象は悪くなってしまいます。
そうならないように、話す内容だけでなく面接時のマナーや言葉遣い、身だしなみも意識するようにしましょう。
ア まずは見た目をきちんとしよう
A 髪型
髪型について気を付けるべき点は、以下の通りです。
②男子は髪は短めに切って、まゆと耳にかからないくらいの長さにする
③女子は髪はとかして、まゆにかからないくらいの長さにする。また長い髪はゴムで結んで前髪はピンでとめる。
④化粧はしない
⑤ひげは剃ること
清潔感のある髪型にすることを意識してください。
B 服装・装飾品
服装や装飾品については、
②靴下は白・黒などの無地で、靴は革靴なら黒、スニーカーなら白にする
③服のしわや汚れがないようにアイロンをしっかりとかけておく
④アクセサリーやピアスをしないこと
⑤校章やネクタイ、リボンなどはまっすぐにしておく
⑥ツメはきれいに切っておく
といったようなことに気をつけましょう。
これらは一言で言えば、中学生らしい服装をするべきということです。
清潔感のある服装をするように心がけましょう。
イ 話し方一つで相手に与える影響が大きく変わる!
A 言葉遣い
面接官は大人ですので、それに見合った言葉遣いをすることが大切になってきます。
その際に気を付けるべき点は、
②若者ことば(「うける」「それな」など)、ら抜き言葉(「食べれる」など)は使わない
といったことがあります。
また、他に気を付けてほしいのが、以下のものです。(左:NG言葉、右:正しい言葉)
・でも→しかし、あんまり→あまり、いっぱい→たくさん
・ヤバい→すごい、やっぱ→やはり、ガチで→本気で
面接官は大人ですので、友達に話すような感じで話さないようにしましょう。
B 話し方
面接では、自分の考えや思いを面接官にしっかりと伝える必要があります。
そして、話すときに気を付けるべきことは、
②結論から簡潔に話す
③間をしっかりとって話す
④相手の目を見て話す
⑤覚えた内容を棒読みで話さない
といったことがあります。
これらのことを意識して話すことができれば、面接官に分かりやすく、かつ明るい印象を与えることができます。
ただし、簡単にはできるものではありませんので、何度も面接の練習をして一つずつできるようにしましょう。
C 話す姿勢
面接では、話す内容や話し方だけでなく、姿勢も大事になってきます。
そして、話すときの注意点としては、
②笑顔でいる
③キビキビと行動する
といったことがあります。
猫背だったり姿勢を崩して話したりしていると、面接官への印象が悪くなってしまいますので、面接中は堂々とした姿勢を保つようにしましょう。
ウ 入室から退室までの手順
A 控室の待ち方
面接はみなさんの控室での態度も評価しています。
ですので控室にいる時も気を抜かないようにしましょう。
そして、控室にいるときに気を付けるべきポイントは、
②教室を歩き回らない
③姿勢を崩さない、居眠りをしない
④話す内容の最終確認をする
⑤トイレは事前に済ませておく
⑥控室で番号や名前を呼ばれたら「はい」と元気よく返事をする
といったものがあります。
教室に入ったら面接は既に始まっているという気持ちで一日を過ごすようにしましょう。
B 緊張をおさえる方法は?
自分の面接が近づいてくるにつれて、ほとんどの人はだんだんと緊張してくるはずです。
そこで、緊張をおさえる方法としては、
・軽く体を動かす(肩を上げ下げする、手を握ったり広げたりする)
・外の景色を見ながら何も考えないようにする
といったことがあります。
いろいろな方法を試してみて、緊張感を減らすことができるようにしましょう。
C 入室のしかた
面接は第一印象で全てが決まるといっても過言ではありません。
ですので、最初の入室から集中して取り組むようにしましょう。
また、入室時に気を付けるべきことは、
②「どうぞ」という返事があったら静かにドアを開ける
・乱暴に開け閉めしない
③入室したら後ろを振り向いてドアを閉める
④大きな声で「失礼します」と言う
⑤面接官に向かって一礼をする
・腰から上を30度ほど前に傾ける
といったことがあります。
D お辞儀のしかた
面接官にお辞儀をする際には以下の点に気を付けてください。
①相手を見てお辞儀をする
②腰から上はまっすぐに保ちながら上半身を折り曲げる
③話しながらお辞儀をしないこと
E 着席のしかた
入室後、席に座るまでの流れです。
①いすの横で受験番号と名前を言う
②面接官の指示を受けたら静かに座る
・指示があるまでは着席しない
自分の判断で勝手に座らないように気を付けましょう。
F 退室までの流れ
面接が終わってから教室を出るまでの流れです。
①静かに席を立つ
②笑顔で挨拶をする
③ドアに向かい、その後一礼をする
④教室を出る
⑤学校を出るまでは気を抜かない
質問が終わっても気持ちを切らさず、退室するまでは緊張感を持って臨むようにしましょう。
【推薦・特色選抜】面接でよく聞かれる質問のおすすめ回答例
面接では、よく聞かれる質問があります。
ここでは、定番の質問とそれに対する回答例についてみていきます。
ア 志望動機
Q あなたはなぜ当校を志望したのですか?
A・普通科①<医学部志望>
私は将来、医師になることを目指しています。そのためには高度な知識や技術を身につけ、人々の健康を守ることが求められます。そこで、進学校である○○高校に入学したいと思いました。
貴校は、高いレベルの授業や研究活動が行われており、先生方も熱心で優秀な方々ばかりだと聞きました。そのような環境で学ぶことで、将来の夢を叶えるために必要な知識や技術を身につけたいと思っています。
また、○○高校は多くの卒業生が難関大学に進学されていると聞きました。医学部に進学するためには相当の勉強量が必要だと聞いています。そのため、○○高校に入学した後は、周りの同級生と切磋琢磨しながら勉強に精を出していきたいと思います。
そして、○○高校は進学指導にも力を入れていると聞きました。将来は医師になるためには、どのような進路を選択すればよいのか、またどのような準備が必要なのかなど、まだ分かっていないこともあります。
そのため、貴校に入学後は、先生方に進路や受験制度について相談して、自分に合う大学や進路を選ぶようにしたいです。
B・普通科②<英語の教員志望>
私が○○高校に入学したい理由は、この学校が素晴らしい英語教育を提供しているからです。
貴校は、英語の基礎から応用まで、幅広い内容を徹底的に教えています。特に、リスニングやスピーキングのスキルを伸ばすために、英語の授業で積極的に会話やディスカッションを取り入れています。
また、ネイティブ講師との交流や海外短期留学プログラムなど、英語環境に触れる機会も豊富です。これらの取り組みが、卒業生たちに高い英語力を身につけさせることにつながっています。
また、この学校の進学実績も素晴らしいことが魅力の一つです。毎年多くの卒業生たちが、有名大学や海外の大学に進学しています。そのため、この学校に入学することで、将来自分が進学する大学の選択肢が広がることを期待することができます。
私は将来は中学校の英語の先生になりたいと考えています。そして、私が貴校で英語について深く学ぶことで、自分自身も優れた英語力を身につけるとともに、中学校の英語の先生になるために必要な知識やスキルを学ぶことができると考えています。
そして、高校卒業後は外国語学部のある大学に進学して、より英語のスキルを磨いていきたいと思います。
C 商業科志望
私は商業科の高校に興味があり、将来はビジネスに関わる仕事をしたいと思っています。そのため、○○高校の商業科を志望しました。
貴校の商業科には、ビジネスの勉強ができる科目がたくさんあります。そこでは、お金の計算方法や企業の経営について学ぶことができます。
また、授業だけではなく、実際の企業や店舗に行って見学したり、インターンシップを経験したりすることもできるのが魅力的です。
さらに、この学校は自主性を尊重し、自分で考え、行動することを重視する校風があります。この校風が私にとってはとても合っていると思います。
社会人として働くようになると、自分で考え、行動する力が必要になると思います。ですので、貴校で育まれる自主性や自律性は、将来の仕事に必ず役に立つと思っています。
将来、私はビジネスに関わる仕事に関わりたいと思っています。そのためにも、貴校で3年間ビジネスに関する基礎的な知識やスキルを身につけ、卒業後は地元の企業に就職をして地域に貢献できる人間になりたいです。
D 工業科志望
私は将来、自動車やロボットなどの機械を設計する仕事に興味があります。そこで、○○高校の機械科に入学したいと思っています。
この学校の機械科には、中学校で勉強した数学や物理を活かした授業を学ぶことができます。
さらに、パソコンで使う「CAD」というソフトで、機械の設計を学ぶことができるため、将来、機械設計者になりたいと思っている私にとっては、とても役に立つと思います。
また、検定試験対策の授業もあって、学校での模擬試験を受けることができます。合格に向けて、学校や先生方のサポートが充実していることもとても魅力的だと感じました。
また、高校卒業後は、貴校で身につけた機械の知識や技術をさらに深めて、専門学校に進学したいと思っています。そして、専門学校でより高度な知識や技術を身につけて、自分が設計した機械がたくさんの人々の役に立つような仕事をしたいです。
E 生活文化科志望
私は貴校の生活文化科を志望しています。貴校では健康や栄養、医療などの分野について学ぶことができます。
また、私は将来は看護師になりたいため、この学科で学んだことが将来の看護師としての基礎になると考え、○○高校の生活文化科を選びました。
貴校は校風が明るく活気があるのが魅力です。学校生活が楽しく過ごせることで、勉強にも集中できると思います。
また、貴校では、看護体験の授業があるため、実際に看護師の仕事を体験することができ、将来の進路を考える上でも非常に役立ちます。
そして、高校卒業後は看護師になるために看護専門学校に進学したいと思っています。そのためにも貴校で3年間しっかりと看護や栄養などの単元を学んでいきたいと思います。
F 普通科志望③(将来の夢がまだ決まっていない)
私が○○高校を志望する理由は2つあります。
一つ目は学校行事が盛んであることです。貴校では部活動がとても盛んで、私が興味を持っているバレーボール部や演劇部など、多くの部活動があります。また、文化祭などのイベントもたくさんあり、校内外での交流も盛んであることに魅力を感じました。
二つ目は進路指導についてです。貴校の進路指導では、カウンセリングや模擬面接などを通じて、将来の進路について考える機会がたくさんあります。
高校在学中に自分が何をしたいのか、どのような進路を目指すのかを考えることができる環境が整っていると思います。
私は将来の進路はまだ決まっていませんが、高校在学中に様々なことに興味を持ち、自分の長所を見つけることで、進路を決定したいと思っています。
この学校で学ぶことで、自分自身をより深く知ることができ、将来の進路についてより具体的に考えることができると思います。
イ 中学校生活で頑張ったこと
Q 中学校時代に頑張ったことは何ですか?
A 部活動
私が中学校時代に頑張ったことは部活動です。私は、バスケットボール部に所属しており、そこで多くのことを学びました。
バスケットボール部では、厳しい練習や試合に取り組むことで、一人ひとりが成長していくことができました。また、チームワークを重視し、お互いを助け合うことで、部活動を通じて多くの友人を作ることができました。
そして、私たちのチームは県大会に出場することができました。そのとき、私はチームメイトたちと一丸となって目標に向かって取り組み、成果を出すことができました。この経験から、頑張ることで目標を達成することの大切さを学びました。
今後も、高校生活で部活動に取り組むことで、自分自身の成長やチームの成功に向けて取り組んでいきたいと思います。
B ボランティア活動
私が中学校時代に頑張ったことは、地域の清掃活動や福祉施設でのボランティアを継続的に行ったことです。私は中学1年生のとき、学校で行った清掃ボランティアに参加したのをきっかけに、地域にもっと貢献したいと思うようになり、毎月1回行われる活動に参加するようになりました。
特に印象に残っているのは、地元の福祉施設で高齢者の方々と交流する活動です。最初はどのように接すればいいのか迷うこともありましたが、何度も通ううちに笑顔で話しかけてくださるようになり、自分も自然と楽しくお話できるようになりました。この経験を通して、人と関わることの大切さや、自分にできることを一生懸命に取り組むことの大切さを学びました。
これからも、この経験を活かして、自分の行動が少しでも人の役に立つよう、積極的に行動していきたいと思っています。
ウ 高校で頑張りたいこと
Q 高校3年間で頑張りたいことは何ですか?
A 大学入試に向けて勉強を頑張る
高校で頑張りたいことは、大学入試に向けて勉強を頑張ることです。私は、将来的には大学進学を目指しているため、高校での学習に取り組むことが大切だと考えています。
そのため、私は高校入学後に、大学入試に必要な基礎知識や技術を身につけることを目指して勉強を頑張ります。具体的には、高校の学習内容だけでなく、英検などの検定試験に積極的に取り組むなどして高いレベルの学力を身につけたいと思います。
また、大学入試には、学力だけでなく、多角的な人物像が求められます。そのため、私は部活動やボランティア活動にも積極的に参加し、豊かな人間性を育成していきたいと思います。
最後に、高校での学びを通じて、将来の進路や人生設計を考え、自分の可能性を広げることができるよう、全力で取り組んでいきたいです。
B 在学中に積極的に資格を取る(生活文化科)
高校では、生活文化科に在籍し、資格を積極的に取得することに挑戦したいです。
貴校の生活文化科では、調理師や被服検定など、実生活に役立つ多くの資格を目指せることを知り、とても魅力を感じています。
将来、食や暮らしに関わる仕事に就きたいと考えているので、高校生活の中で、資格を取得するための技術や知識をしっかり身につけたいです。
中学では家庭科の授業で調理や裁縫の基礎を学び、調理実習では班をまとめて献立を作成する役割を担当しました。その経験から、もっと深く学びたいという気持ちが強まりました。
高校では、資格を取るだけでなく、仲間と助け合いながら技能を高め、卒業後にも活かせる力を身につけたいと思っています。
エ 高校卒業後の進路
Q 高校卒業後の進路はどう考えていますか?
A 法学部のある大学に進学したい
高校卒業後は、大学に進学して法律を学びたいと考えています。
小さい頃からニュースで見る社会問題や事件に興味を持ち、「困っている人を助けられる仕事がしたい」と思うようになりました。弁護士という仕事は、法律を使って人々の悩みやトラブルを解決し、社会に貢献できると知り、自分もそのような役割を果たしたいと考えるようになりました。
高校では、まずしっかりと基礎学力をつけ、特に国語や社会を重点的に勉強したいと思っています。
また、大学では法律についての専門知識を深く学び、将来は弁護士として人々の力になれるよう努力したいです。夢を実現するために、高校での3年間を大切に過ごしていきたいと思っています。
B 看護専門学校に進学したい
高校卒業後は、看護学校に進学し、看護師になるための勉強をしたいと考えています。
私が看護師を目指そうと思ったきっかけは、家族が入院したときに看護師さんがとても親切に対応してくれたことです。そのとき、自分も誰かの役に立てる仕事がしたいと思うようになりました。
地元の病院で看護師として働きたいと考えているのは、地域の方々に感謝の気持ちを返したいと思ったからです。地元で生まれ育ち、多くの人に支えられてきた私が、今度はその地域の健康を守る役割を果たしたいです。
高校では、看護学校の入試に必要な知識をしっかり身につけるために、理科や国語を中心に勉強を頑張りたいと思います。また、人と関わる力を高めるためにボランティア活動や学校行事にも積極的に取り組みたいです。
C 地元のメーカーに就職希望の工業高校生
私は高校を卒業した後は、メーカーに就職したいと思っています。そのためには、高校3年間でさまざまな知識や技術を習得し、自分の専門分野である技術を活かして地元の産業界に貢献できるようにしたいです。
また、地元のメーカーに入社することで、地域に貢献することができると考えています。私は、生まれてからずっと●●市に住んでいるため、地元には非常に愛着を持っています。そしていずれは自分が関わることで、地元の産業界の成長につながっていけるような人間になりたいです。
さらに、地元のメーカーに就職することで、自分の専門分野である技術を磨くことができると思います。私は、高校で学んだ工業系の知識を活かし、技術を磨き、自分自身の成長につなげたいと思っています。
以上のように、私は地元のメーカーで働くことによって、自分の専門分野である技術を活かし、地域社会に貢献することができると考えています。高校での学びを活かして、地元のメーカーでの就職を目指して、全力で取り組んでいきたいと思います。
【推薦選抜】面接で不合格になる理由とは?
愛知県高校入試の推薦入試では、必ずしも全員が合格できるわけではありません。
それは、推薦入試の合否は、
・これまでの実績(部活動、生徒会活動、英検など)
・内申点
で決まるからです。
そのため、部活動の実績があればそれだけで受かるかと言えばそうでもなく、面接でスラスラと話せたとしても受かるともいえないのです。
ただ、推薦入試の面接で不合格になる理由としてはいくつかありますので、今回はそれらについてみていきます。
ア 志望動機が明確に言えていない
志望動機がはっきりと言えないと大きなマイナスになってしまいます。
それは、志望動機とは、その高校にしかない魅力を話したり、その高校にどうしても入りたい理由を言わなければいけないからです。
ですので、他の高校にでも通用するような一般的な答えでは志望動機としては弱く、面接官にいい印象を与えることができなくなってしまいます。
例えば、「私は貴校が進学校であるため志望しました」というのが志望動機だとします。
すると、面接官からすると、「進学校だったら他にもあるよね?」ということを思ってしまいます。
そうではなく、「貴校は進学校で、〇〇大学対策を行っていたり、短期海外留学に力を入れたりしていることが魅力的であるため志望しました」というように、その高校にしかない魅力などを必ず入れて話すようにしましょう。
また、学校のカリキュラムなど以外にも、「在学している(卒業した)先輩から貴校のよさを聞いたから」・「体験入学に行って〇〇が魅力的だった」という切り口で話をするのもいいでしょう。
志望動機は具体的に話せるようにしましょう。
イ 面接の練習不足
「自分は全国大会に行ったから、面接の練習をあまりしなくても受かるだろう。」
「一般受験の勉強で忙しいから、面接にまで手が回らない。」
このような理由で面接の練習をあまりしないまま、入試本番を迎える人がいます。
みなさんの多くは人前で自分の意見を話した経験がありません。
ということは、面接の練習はしっかりとやらないと、本番でスラスラと話すことができません。
こういう状態の中で練習不足で臨むということは、どうしても面接本番で自分の考えが流ちょうに話せなかったり、見当違いのことを言い出したりということになってしまいます。
面接の練習をしないということは、その高校に行く気がないという風に見られ、結果合格できないということになってしまいます。
そうならないためにも、面接の練習はしっかりとやるようにしましょう。
ウ アピールポイントが弱い
一方で、面接でスラスラ話せたとしても、合格できない場合があります。
それは、これまでの実績が周りの人と比べると弱いからです。
例えば、推薦入試の出願条件が「英検3級以上、部活動で地区大会出場、級長・生徒会活動をしていた」とします。
そうなると英検3級を持っていれば出願はできます。
ただ、周りが英検準2級や英検2級を持っていたとすると、どうしてもそちらの方が推薦入試で合格しやすくなってしまいます。
推薦入試は面接の出来だけで決まるのではなく、やはりこれまでの実績も評価の対象となります。
そのため、いくら面接の対策をしても必ず合格できるものではないということを認識しましょう。
【特色選抜】基礎学力検査・作文・プレゼンテーションの対策の仕方は?
特色選抜の入学検査の試験科目は、
②面接+作文
③面接+プレゼンテーション
④面接+実技試験
のいずれかで行われます。
ここでは、作文やプレゼンテーション、基礎学力検査の対策についてみていきます。
ア 基礎学力検査
基礎学力検査は国語・数学・英語の基本的な内容が範囲です。(英語のリスニングは出題されません。)
そして、解答時間は45分で行われるため、基本的には知識を問う問題が中心だと思われます。(午前中に基礎学力検査、午後に面接を行います。)
また、予想される内容としては、
・数学:計算、小問集合(文章題・図形・グラフ・確率など)
・英語:単語、並び替え問題、短めの読解問題
などが考えられます。
一般入試のような難易度が高い問題は出ないと思いますが、それでも基本的な内容が分かっていないとできないですので、苦手な教科や単元を中心に復習するようにしましょう。
なお、定時制基礎学力検査の問題は基礎学力検査に問題形式が近いです。
ただし、問題レベルは全日制なので定時制よりは難しくなるでしょう。
イ 作文
作文は、
・字数は400字以下
・お題は当日発表
ということは公表されています。
そして、予想されるお題としては、
・高校生活で頑張りたいこと
・志望する高校や学科に関する内容
などが考えられます。
そのため、予想されるお題については対策をし、制限時間内に書けるように仕上げていきましょう。
また、書いたものは学校の先生などに添削をしてもらい、どうやって書けばいいのかのアドバイスをもらうようにしてください。
なお、志望する高校に関する内容も出題が予想されるため、HPやパンフレットなどをよく読んで高校についての情報(授業内容やカリキュラムなど)を頭に入れておくようにしましょう。
ウ プレゼンテーション
A どんなお題が出るか?
プレゼンテーションは高校によってお題が違っていきます。
ここでは実例を挙げながら説明をしていきます。
①豊橋南高校(普通科・教育コース)
・発表テーマ
「教育コースで学びたいこと、取り組みたいことと学んだことをどのように将来にいかしたいか」
・持ち込みを認める発表資料
A4版(片面)2枚まで
なお、発表資料は2部作成(コピー可)し、出願時に1部提出、当日1部を持参すること。
・発表時間
5分(発表2分程度、質疑応答3分程度)
・発表の方法
持参した発表資料を示しながら発表を行う。
②御津あおば高校(普通科)
・発表テーマ
『「ダイバーシティ」「インクルーシブ」「サスティナブル」「グローバル」の4つのキーワードの中から1つを取り上げ、それを踏まえてどのような高校生活を送りたいか』
・持ち込みを認める発表資料
A4版(片面印刷)1枚まで
なお、4部印刷して当日持参すること。
・ 発表時間
5分(発表3分程度、質疑応答2分程度)
上の2つの高校の共通点としては、
・どんな高校生活を送りたいか
といったことがお題の中に含まれています。
そのため、高校に関する情報を集め、その上で自分がどんな高校生活を送りたいのかをスラスラと話せるようにしましょう。
B プレゼンテーションに向けた対策
プレゼンテーションでいい結果を残すには以下のことをやる必要があります。
①情報を集める
*HPやパンフレットを見る、体験入学に行く、先輩に話を聞くなどして情報を集めること
*自分がどのような高校生活を送りたいををよく考えること(勉強面を中心に話す)
*高校卒業後の進路も軽く触れること(先輩たちがどのような進路を歩んでいるかを見ておくとよい)
②台本を作る(アドリブで話すのはNG)
*基本的な話の構成は、「高校の特色→どんな高校生活を過ごしたいか→卒業後の進路」で考えるのがおすすめ
*質疑応答に備えてできるだけ具体的に考えておくこと
③何度も練習をし、時間内に話が終わるようにする
*無駄な話をそぎ落とし、必要な内容だけを簡潔に話すようにすること
*できれば学校の先生などに見てもらうとよい
当塾では個別指導塾であり、講師歴10年以上の教室長が全ての生徒を担当しております。
また、このコースの対象となる人は、
・推薦選抜や特色選抜で合格したい人
・苦手科目を克服したい人
です。
近年の高校入試では知識だけでなく読解力も求められる試験となっており、今まで以上に入試本番に向けて力をつける必要があります。
そのため、早い時期からのご入塾をおすすめします。
なお、当塾の指導内容としては、
②数学・理科・社会:基本的な内容の復習、入試典型問題の習得
③国語:作文、読解問題の演習
④面接(推薦入試):志望動機などよく聞かれる内容を中心とした話す内容のアドバイスや添削など
となっており、お子様の学力や現状にあった指導を行っております。
なお、当塾ではあくまで高校入試対策をメインとした指導をしておりますのでご了承ください。
【入塾条件】
②規則正しい生活をし、勉強習慣がついていること(宿題の量は多めです)
③通知表で5教科の判定が「3以上」であること
なお、国語の授業に特化した、「【中1~3】国語・作文対策コース」もございます。国語だけがどうしても伸びない方や他塾に通っているが、国語の指導を別の塾で手厚くやってほしいと考えている方におすすめのコースです。