国府高校 2026年入試情報｜偏差値 内申点 ボーダー 進学実績 まとめ

この記事では、2026年愛知県高校入試で国府高校を目指す人に向けて、偏差値・内申点・ボーダー・進学実績を豊橋の個別指導塾「とよはし練成塾」の西井が徹底解説します。

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要点だけ知りたい人用にQ＆A方式でまとめました。

Q&A：国府高校によくある質問

Q1. 国府高校の偏差値はどのくらいですか？

A. 国府高校の偏差値はおよそ58です。東三河地区では時習館・豊橋東・豊丘に次ぐ進学校です。

Q2. 国府高校の倍率はどのくらいですか？

A. 2025年度入試では、一般入試の倍率が約2.02倍、推薦入試が1.67倍でした。

Q3. 国府高校の進学実績はどうですか？

A. 名古屋大学・名古屋工業大学・名古屋市立大学など、地元国立大への合格者を多数輩出しています。また名城・愛大といった私立大学も合格者が多いです。

Q4. 国府高校に合格するためのボーダーラインは？

A. 合格には当日点で70点以上（安全圏は75点以上）が目安です。1教科当たり14点が目標点数となります。

Q5. 国府高校の合格に必要な内申点はどれくらい？

A. 目安は内申35以上です。国府高校はⅤ型（当日点重視）ですが、内申点も高ければより有利になります。

【国府高校】 進学実績･部活動は？

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豊川市にある国府高校は、普通科と総合ビジネス科の2つの科がある高校です。

そのような国府高校の基本情報について最初にみていきます。

ア　国府高校の歴史

国府高校は、大正9年に「宝飯郡高等女学校」として設立されました。

戦後、愛知県立国府高等学校に改称し、さらに豊川市立高等学校を統合しました。

1975年には甲子園にも出場しています。

【総合ビジネス科】

・簿記、情報処理、ビジネスに関する科目が中心

・日商簿記検定2級に多数合格

・就職の内定率は100％

・進学は愛大、南山大、名城大などに合格

イ　国府高校の進学実績（2025）

A　進学実績(2025)

国府高校の進学実績です。主な大学の合格者数です。

①主な国公立大

名古屋大4、名古屋工業大4、名古屋市立大6、愛知教育大8、愛知県立大9、豊橋技術科学大3、静岡大19、静岡文化芸術大2、三重大2

【傾向】毎年、国公立大学に100人ほどが合格をしている。その中でも静大を筆頭に、愛教大・愛知県立大は合格者が多い。

②難関私立大（延べ人数）

南山大72、名城大162、愛知大123、中京大54、名古屋外国語大52、藤田医科大8、同志社大5、立命館大7

【傾向】名城大・愛大の合格者が特に多い。また、南山大・中京大・名古屋外大なども多い。地元の大学への合格者が圧倒的に多い。

B　過去3年の合格者推移

過去3年の名市大・静大・愛教大・愛知県立大の合格者推移のデータです。

【傾向】ここ3年をみると、静大と愛教大の合格者が圧倒的に多い。また名大、名市大、愛知県立大も毎年5名前後の合格者がいる。これらの大学に合格するには校内で60番以内（できれば50番以内）に入ることが必須である。

C　他の高校との比較

国府を初めとする近隣の進学校の合格者比較です。

【傾向】名大合格者数でみると、時習館が頭一つ抜けている。また、静大合格者数では時習館と東が拮抗している。愛教大は豊橋東がトップで、教育コースがある豊橋南が2位となっている。

ウ　国府高校の部活動

国府高校にある主な部活動です。

A　運動部

弓道部・水泳部・野球部・硬式テニス部・バレーボール部・剣道部・体操部・サッカー部・ソフトテニス部・ハンドボール部・柔道部・卓球部・陸上競技部・ソフトボール部・バスケットボール部

B　文化部

華道部・演劇部・商業部・吹奏楽部・茶道部・家庭部・文芸部・サイエンス、天文気象部・書道部・写真部・美術部・ユースイングリッシュ部

エ　国府高校の学校行事

国府高校で行われる主な学校行事です。

勉強だけでなく、充実した行事が数多くあります。

・フレッシャーズセミナー（1年）、修学旅行（2年）、遠足（3年）

・体育大会、文化祭、クラスマッチ

・オンラインラーニングフェスタ（1年）、弁論大会（1･2年）

オ　国府高校卒の有名人

国府高校出身の主な卒業生です。

スポーツ選手：伊藤寿文、市川和正、上林成行、青山久人、石川緑

芸能関係：渡辺いっけい、平松昭子、菅沼美帆、小林亜実

その他：鈴木久司、山脇実

カ　国府高校に関する掲示板・口コミ

国府高校の掲示板や口コミには、在校生や卒業生のナマの声が載っています。

国府高校に実際に通っている生徒や卒業生の生の声を知ることで、国府の良さがより分かってくるでしょう。

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【国府高校】 偏差値･必要内申点･ボーダーラインは？

ここでは国府高校を目指す中学生向けに、国府合格に必要な内申点やボーダーラインについて紹介していきます。

ここからは普通科と総合ビジネス科に分けてみていきます。

最初は普通科の入試情報からです。

ア　国府高校の偏差値

みんなの高校情報によると、国府高校の偏差値は58です。

これは、近隣の高校で言うと桜丘高校（英数）と同じ偏差値で、愛知県内では69位、全国では1702位の偏差値となっています。

なお、東三河地区の高校上位トップ10は、

となっています。

国府高校（偏差値58）では、

・校内最上位：名大・名市大・名工大・MARCH

・校内上位：静大・愛教大・愛知県立大・関関同立・南山大・名城大（理系）

・校内上位～中位：地方国公立大・愛大・中京大・名城大・愛工大

が一つの目安となります。

そのため、まずは校内のテストや模試で一つでも上の順位に行けるように普段からコツコツと勉強するようにしましょう。

イ　国府高校の定員･倍率･体験入学（2025）

A　定員・倍率

【入試情報】

2026年に向けた国府高校の入試情報です。

【倍率】

国府高校の過去3年の倍率（一般入試）をみていくと、

となっており、2.0～2.3倍前後の倍率が基本だといえます。

これは、一見すると倍率がとても高いように見えます。

しかし、これは「時習館＋国府」、「豊橋東＋国府」と時習館や豊橋東を第1志望とする生徒は多くいますので、実際の倍率は大分低くなります。

ただし、時習館（内申ボーダー41）や豊橋東（内申ボーダー37）を受験する生徒は、国府（内申ボーダー35）を第1希望とする生徒に比べると、内申が高く、当日点も高い点数が取れる傾向になります。

そのため、受験する際はその点は考慮するようにしましょう。

【受験校の組み合わせ】

国府高校を志望する人の主な組み合わせとしては、

「国府＋小坂井」、「時習館＋国府」、「豊橋東＋国府」

などがあります。

また、私立高校は豊川（Ⅱ類）を受験する人が多いです。

そして、国府の内申ボーダーは35、小坂井は31です。

また、国府はⅤ型（当日点超重視型）、小坂井はⅢ型（当日点重視型）となっており、国府の方が当日点が重視される傾向にあります。

そのため、まずは内申点を上げ、その上で過去問を解いて実力をつけるようにしましょう。

B　体験入学

国府高校は毎年夏には体験入学があります。

そこでは、学校紹介や部活動見学、校内見学があります。

高校の様子を知る絶好の機会ですので、できるだけ参加するようにしましょう。

ウ　国府高校合格への必要内申点

国府高校に合格するためには内申点が35以上必要です。

内申点が35になるには、以下の3タイプがあります。

A　バランス型

5教科でしっかりと取れているため、高校入試でも高得点を取れる可能性が高いです。

あとは、実技教科で「5」になる教科を１つでも増やしていくと、入試当日がさらに楽になります。

なお、定期テストの目標点は400点以上にするようにしましょう。

B　実技科目が取れていない場合

男子に多いタイプです。

5教科に力を入れているのはいいですが、内申点でいえば実技教科も同じ価値があるため、実技教科にも力を入れるようにしましょう。

上の場合で言うと、「3」の教科を一つでも多く「4（5）」にしたいものです。

C　理系科目が苦手な場合

女子に多いタイプです。数学が苦手で、他の教科でカバーしています。

高校の授業や大学入試でも数学が必要になってきますので、受験勉強を通して数学の苦手意識をなくすようにしましょう。

エ　国府高校合格へのボーダーライン（合格ライン）

国府高校に合格するには当日点で70点以上は必要です。（安全圏は75点以上です。）

そうなると、1教科辺り14点以上取る必要があります。

ただし、愛知県高校入試の平均点を見ると、例年国語は高めですが、理科は低めの傾向にあります。

【2025年愛知県高校入試平均点】

＊各教科22点満点

そのため、教科の難易度も考慮した目標点を決める必要が出てきます。

バランスの取れた点数の取り方ですと、

ですが、実際はみなさんの得意・不得意科目、各科目の難易度等ありますので、教科ごとに微調整をする必要があります。

そこで各科目の難易度を考慮した場合の目標点で考え直すと、

となります。

愛知県の高校入試では、「国語」が易しめで「理科」が難しめです。

そのため、まずは国語を得点源の科目になるようにしましょう。

また、数学・英語は取りやすい問題と取りにくい問題の差がかなりありますので、まずは基本問題をしっかりとできるようにして下さい。

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【国府高校】 推薦入試で合格するための面接対策は？

ここでは、国府高校の推薦入試のしくみや推薦で合格するためにやるべきことについてみていきます。

A　推薦基準

国府高校の推薦入試の基準は、

といったものがあります。

これらの推薦条件を満たさないと推薦入試の受験ができないため、まずは部活動に力を入れるなどして実績を残すようにしましょう。

なお、2025年の推薦入試では、志願者数70名、合格者42名で倍率は1.67倍でした。

このように、推薦基準にあてはまるからといって必ず合格するわけではありませんので、「受かったらいいな」という気持ちで受験するようにしましょう。

B　推薦入試で合格するために

国府高校で推薦入試で合格するためには、

①部活動で実績を残す

→陸上・水泳・柔道などの個人競技は特に結果を出しやすい。全国＞東海＞県大会と上の大会に行くほど合格する可能性は高くなる。

②生徒会役員・級長・部長に立候補し、周りをまとめる

→推薦目的で安易にこれらの役職に就かないこと。あくまで「チーム（クラス）をまとめたい」と強い思いを持って役割を果たすこと。

③面接対策をしっかりやる

→志望動機・中学校時代に頑張ったこと・高校での目標・卒業後の進路などの定番質問は具体的に話せるようにする

といったことをする必要があります。

推薦入試の場合、実績が全てです。

たとえ面接で完璧に話せたとしても、アピールできる実績が弱いと合格は難しくなります。

そのため、「合格出来たらいいな」という気持ちで、受験に臨むようにしましょう。

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【国府高校 総合ビジネス】 偏差値･必要内申点･ボーダーラインは？

【動画】国府高校受験予定の中学生へ！とよはし練成塾による5教科授業動画・愛知県高校入試対策動画紹介

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次に国府高校の総合ビジネス科の入試情報についてみていきます。

ア　偏差値

みんなの高校情報によると、国府高校の総合ビジネス科の偏差値は49です。

これは、近隣の高校で言うと蒲郡東、豊橋西、成章高校と似たような偏差値となっています。

イ　定員･倍率

A　定員･倍率

2026年に向けた国府高校総合ビジネス科の入試情報です。

そして、国府高校の過去3年の倍率をみていくと、

となっています。

年によって倍率に上下があります。

2023年は定員割れとなりましたが、その後2年は1倍を超えています。

このように年によって倍率が大きく変わりますので気をつけましょう。

B　体験入学

国府高校は毎年夏には体験入学があります。

そこでは、学校紹介や部活動見学、校内見学、体験学習があります。

高校の様子を知る絶好の機会ですので、できるだけ参加するようにしましょう。

ウ　必要内申点、ボーダーライン

国府高校の総合ビジネス科合格のための必要内申点とボーダーラインは以下の通りです。

【内申点】31点

【当日ボーダーライン】50～55点

A　内申点

総合ビジネス科合格に必要な内申点は28点です。

そして、内申点が31になるためには、

が一つの目安となります。

内申が31になるためには、「2」の教科をなくし、「4」の教科を１つでも増やすようにしましょう。

5教科は定期テストの結果が重視されますが、実技教科の評価はテストの点数に加え、授業態度、提出物、実技、レポートなどで決まります。

そして、実技教科は英語や数学のように積み重ね教科でなく、テスト範囲も5教科に比べて狭いのが特徴です。

そのため、定期テストの勉強は、5教科だけでなく実技教科の勉強もしっかりと行うようにしましょう。

そうすることで内申点が上がり、余裕を持って受験に臨むことができます。

B　ボーダーライン

国府高校入試への当日の筆記試験では110点中50～55点以上取ることが目標になってきます。

これは1教科平均で10～11点以上取らなければいけないことになります。

ただし、愛知県高校入試の平均点を見ると、例年国語は高めですが、理科は低めの傾向にあります。

そのため、各教科の難易度を考慮した目標点は以下のようになります。

まずは、国語でしっかりと点数が取れるようにして下さい。

また数学や理科は基本問題も出ますので、必ずそのような問題はできるようにしましょう。

エ　推薦入試対策

国府高校（総合ビジネス）の主な推薦条件は以下の通りです。

そのため、定期テストの勉強だけでなく、部活動やボランティアなど普段の活動もしっかりと取り組むようにしましょう。

国府高校の総合ビジネス科は専門学科ですので、推薦枠が定員の30～45％あります。

ですので、普通科の高校よりも推薦で受かりやすいため、推薦入試が受けられるように中学校生活を頑張っていきましょう。

オ　特色選抜対策

また、面接は「高校で何を学びたいか？」「将来どんな仕事に就きたいか？」といったような将来に関する質問が聞かれますので、特色入試を機に自分の今後の方向性をしっかりと考えるようにして下さい。

一方で、基礎学力検査は、英語・数学・国語の基本的な内容が問われます。

こちらについては愛知県高校入試の勉強をしていれば十分に対応できるレベルとなっています。