2026年の愛知県高校入試推薦選抜の日程、倍率、面接対策を塾講師がわかりやすく解説。必要な準備や注意点まで、受験生と保護者が知りたい最新情報をまとめています。
この記事を書いた人
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西井佑一 にしいゆういち ・愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上中学生を指導 ・プライベートでは47都道府県フルマラソン大会制覇挑戦中! |
要点だけ知りたい人用にQ&A方式でまとめました。
Q&A:愛知県高校入試 推薦選抜に関する質問
Q1. 愛知県高校入試 推薦選抜の日程はどのようになっていますか?
A. 推薦選抜は毎年2月上旬に試験があり、その数日後に合格が発表される流れとなっています。
Q2. 愛知県高校入試 推薦選抜の倍率を教えてください。
A. 推薦選抜の倍率は事前には公表されません。ただし、入試終了後に合格者数等が公表されるため、前年度の倍率であれば知ることができます。
Q3. 愛知県高校入試 推薦選抜の出願条件について教えてください
A. 基本的には、部活動の実績・級長などの役職で活躍・ボランティア活動・英検取得などがあります。詳しくは各高校のHPで確認してください。
Q4. 愛知県高校入試 推薦選抜の面接でよく聞かれる質問は何ですか?
A. 志望動機、中学校生活で頑張ったこと、高校入学後の目標、卒業後の進路などは定番の質問となっています。
【愛知県高校入試】 推薦選抜 仕組み 塾講師が徹底解説!
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最初に愛知県公立高校入試のそれぞれの入試のしくみや入試日程についてみていきます。
ア 愛知県高校入試 一般・推薦・特色選抜とは?
愛知県公立高校入試は、大きく
・推薦選抜(2月上旬)
・特色選抜(2月上旬)
があります。
そして、入試で必要な科目としては、
| 内申点 | 学力検査 | 面接 | その他 | |
| 一般選抜 | 〇 | 〇 | △ | ー |
| 推薦選抜 | 〇 | ー | 〇 | 部活動などの実績 |
| 特色選抜 | ー | ー | 〇 | 基礎学力検査 作文 プレゼンテーション 実技試験 |
*一般選抜の面接は一部の高校で実施されます
となっているため、それぞれの試験に合わせた対策が必要になってきます。
イ 愛知県高校入試 一般・推薦・特色選抜の特徴
ここでは、愛知県高校入試の一般選抜、推薦選抜、特色選抜の特徴についてみていきます。
A 一般選抜
最も多くの生徒が受験するタイプの入試です。
内申点(中3の2学期)と学力検査(1教科22点×5教科)の合計で決まります。
学校ごとに内申点の比重を高くしているところ、当日点の比重を高くしているところがあります。
なお、学力検査は中学校3年間の内容から出題され、かつ読解力や思考力が必要な問題が多いため、難易度は高めです。
早い時期から入試勉強に取り組む必要があります。
B 推薦選抜
推薦選抜は一定以上の内申点に加え、
・英検3級・準2級など取得
・級長、生徒会役員、部長などをしていた
・一定期間ボランティア活動をしていた
などの条件があれば受験できる試験です。
ただし、各中学校ごとに推薦できる人数の枠があるため、まずは校内推薦を突破する必要があります。
そして、校内推薦を突破すると志望する高校で面接があります。
そこでは中学校時代に取り組んだこと(部活動や英検、ボランティアなど)を元にした質問が中心にされます。
なお、推薦枠は普通科が定員の10~15%、専門学科・総合学科が定員の30~45%となっています。
そのため、特に専門学科を志望する場合は、一般枠が少ない分、推薦入試受験もできるように部活動で実績を出すことや英検取得などにも力を入れるようにしましょう。
C 特色選抜
2023年度からは特色入試も始まりました。(募集人員の20%が上限。推薦枠とは別)
特色入試とは専門学科や総合学科がメインで行われる入試で、将来の進路目標やその高校・学科で学ぼうとする意欲、学科やコースに関連する分野での能力・実績などを重視する選抜方法です。
推薦選抜は過去の実績を見る入試で、特色選抜は将来への意欲を見る入試というのが大きな違いです。
そして、推薦選抜のように内申条件はありませんが、代わりに基礎学力検査(英語・数学・国語の基礎力を問う問題)、作文、プレゼンテーション、実技検査などがあります。(事前に志望理由書を提出する必要もあります。)
その高校にどうしても入りたい人にとってはおすすめの入試といえます。
また、東三河地区の高校では、以上の高校で特色選抜を行っています。
・豊橋南(普通):面接+プレゼンテーション
・豊橋南(生デ):面接+作文
・福江:面接+基礎学力検査
・渥美農業:面接+基礎学力検査
・国府(総ビ):面接+基礎学力検査
・御津あおば:面接+プレゼンテーション
・小坂井:面接+作文
・宝陵(福祉):面接+基礎学力検査
・三谷水産:面接+プレゼンテーション
・新城有教館:面接+作文
【愛知県高校入試】 推薦選抜 日程・倍率を徹底解説!
ここでは、愛知県高校入試の推薦選抜の入試日程および倍率についてみていきます。
ア 愛知県高校入試 2026 推薦選抜の日程
愛知県公立高校入試(2026年)の推薦選抜の日程は以下の通りです。
・面接日:2026年2月5日(木)
・合格発表日:2026年2月9日(月)
なお、出願および合否確認は「Web出願システム」で行います。
推薦選抜は一般選抜よりも約2週間早く行われます。
そのため、一般入試の勉強と並行して、面接や作文などの練習を行う必要があるため、早い時期から準備を進めるようにしましょう。
ア 愛知県高校入試 2025 推薦選抜の倍率
愛知県高校入試の推薦選抜の倍率は出願時には正確な数字が分かりません。
ですが、入試が終わると、何人が出願して、何人が合格したのかが公表されるようになります。
ここでは、前年度(2025)のデータを元に2026年入試を分析していきます。
| 高校名 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
| 時習館 | 57 | 34 | 1.68 |
| 豊橋東 | 55 | 34 | 1.62 |
| 豊丘 | 55 | 39 | 1.41 |
| 豊橋南 | 61 | 48 | 1.27 |
| 豊橋西 | 122 | 100 | 1.22 |
| 豊橋工科 | 111(46) | 100(40) | 1.11(1.15) |
| 豊橋商業 | 185 | 120 | 1.54 |
| 国府 | 70 | 42 | 1.67 |
| 小坂井 | 56 | 56 | 1.00 |
| 御津あおば | 37 | 37 | 1.00 |
| 蒲郡東 | 49 | 32 | 1.53 |
| 成章 | 40 | 32 | 1.25 |
【傾向】 倍率が1.5倍を超えたところは、時習館・豊橋東・豊橋商業・国府・蒲郡東高校の5つの高校。倍率が高くなる原因としては、①人気がある、②出願条件が緩めで比較的受験しやすいの2つの要因があるが、この5つの高校で言えば、①の原因が主である。一方で小坂井高校・御津あおば高校は倍率が1.00倍で全員が合格していた。
【愛知県高校入試】 推薦選抜 受験条件を徹底解説!
愛知県公立高校入試の推薦選抜は誰もが受験できるわけではありません。
部活動等で一定以上の結果を出し、さらに校内推薦を通過することで、初めて受験ができるようになります。
ここでは、推薦選抜が受験できる条件についてみていきます。
ア 愛知県高校入試 推薦条件
先ほども言ったように、推薦選抜は誰でも受験できるわけではありません。
基準以上の内申点+一定の条件(実績)が必要になってきます。
基本的には、下の①~⑦のどれかに条件を満たせば、推薦入試を受験する資格を得ることができます。
①部活動で県レベル(地域大会)以上の大会で活躍
②文化、芸術におけるコンクール・展覧会で上位入賞
③継続的にボランティア活動を行った
④生徒会の役員、級長・副級長として活躍した
⑤資格試験(英検・漢検など)で一定以上の級を取得した
*商業高校の志望者は簿記や珠算、パソコンなどでも評価されます
⑥学力推薦(進学校ではないことが多い)
⑦環境推薦
ただ、この条件は進学校になるほど厳しくなっていきます。
例えば、一般的な高校であれば、「地区大会で上位入賞」・「英検3級」などで受験の要件を満たすことができます。
一方で、進学校の場合は、「県大会で上位入賞」・「英検2級」といったように条件がかなり厳しくなります。
そのため、進学校を目指す場合は中学生の間に相当の実績を残すようにしましょう。
イ 愛知県高校入試 推薦条件を満たすためにやるべきことは?
次に愛知県高校入試の推薦条件について詳しく見ていきます。
A 部活動
多くの人が目指すのは、部活動での実績になります。
学校によっては、地区大会で上位活躍した人や、県大会以上で活躍した人であれば、推薦入試の出願資格を得ることができます。
しかし、これはなかなか簡単なことではありません。
それは、陸上や水泳、柔道などの個人種目であれば、みなさん自身の頑張りで上を目指すことができますが、サッカーや野球といった団体競技の場合、自分一人の頑張りだけではどうにもならないことがあるからです。
なので、最初から推薦目的で結果を残そうとするのではなく、努力した結果、大会でいい活躍ができたので推薦入試を受験できるようになったという流れで臨むようにしましょう。
なお、上位の大会で活躍した人ほど、推薦入試で合格できる可能性は高くなります。
B 級長、生徒会活動
クラスの級長や生徒会役員、部活動の部長などをしていた場合も推薦入試で考慮されます。
これは、級長や生徒会役員はリーダーシップがないとできないため、その部分を高校側が評価してくれるからです。
しかし、気を付けないといけないのは、推薦が欲しいためにリーダーになってはいけないということです。
そういう考えを持って級長などをやると、クラスや学校をまとめることができなかったり、いい加減にやってしまったりすることもあり、クラスや学校の雰囲気が締まらなくなります。
そのため、あくまで「級長としてクラスをまとめたい」・「生徒会活動をして学校をよくしたい」という気持ちを持って行動するようにしましょう。
C 英検や漢検の合格
英検や漢検といった検定試験に合格することも評価されます。
一般的な高校では英検3級以上、進学校では英検2級(準2級)以上あれば、推薦入試の出願資格を得ることができます。
英検を持っていることで、英語の力があることが示されますし、定期テスト期間以外にも勉強していることが評価されます。
そのため、中1・中2のうちから積極的に英検の勉強をしていきましょう。
なお、漢検は高校によって評価する学校とそうでないところがありますので、よく確認するようにしましょう。
D ボランティア活動
継続的にボランティア活動をすることも受験資格を得ることができます。
ここで大事なのは、
②推薦目的にボランティアをしないこと
といったことです。
これらに気を付けてボランティア活動をするようにしましょう。
なお、上で挙げたもの以外でも、「学力推薦」・「環境推薦」といったものもあります。
ウ 愛知県高校入試 推薦枠はどのくらい?
A 公立高校
愛知県公立高校入試の普通科の推薦枠は定員の10~15%、専門学科・総合学科の推薦枠は定員の30~45%となっています。
ただ、公立高校の場合、私立高校の推薦とは違って、校内推薦を通ったからといって必ずしも合格できるとは限りません。
特に進学校や一部の専門学科の場合は、倍率が高いため、油断をすることなく一般入試の対策もするようにしましょう。
B 私立高校
最後に私立高校の推薦をもらう方法についてみていきます。
それらの高校では公立高校と同じように推薦入試と一般入試がありますが、定員の大半は推薦入試で占められます。
また、推薦入試までの流れとしては、
②学校で審査
③校内推薦が通れば、1月中旬の私立推薦入試(英・数・国)を受験
となっています。
公立とは違い、私立は校内推薦が通れば、ほぼ合格することができます。
ただし、推薦入試で合格してから高校に入学するまでの期間が2か月ありますので、そこで遊び過ぎてしまうと高校生活が大変になりますので気を付けてください。
【愛知県高校入試】 推薦選抜 面接でのマナーを徹底解説!
愛知県高校入試では、推薦選抜・特色選抜ともに面接があります。(一部の高校では、一般選抜でも面接があります。)
ここでは、面接に臨むにあたってのマナーなどの注意点についてみていきます。
ア 愛知県高校入試 面接で注意したいマナーや身だしなみ
人は第一印象でその人の評価を決める傾向があります。
そのため、服装がだらしなかったり言葉遣いがよくなかったりすると、いくらいい内容を話せたとしても面接官の印象は悪くなってしまいます。
そうならないように、話す内容だけでなく面接時のマナーや言葉遣い、身だしなみも意識するようにしましょう。
①髪型
□寝ぐせ、パーマ、茶髪はNG
□男子は髪は短めに切って、まゆと耳にかからないくらいの長さにする
□女子は髪はとかして、まゆにかからないくらいの長さにする。また長い髪はゴムで結んで前髪はピンでとめる。
□化粧はしない
□ひげは剃ること
②服装・装飾品
□靴下は白・黒などの無地で、靴は革靴なら黒、スニーカーなら白にする
□服のしわや汚れがないようにアイロンをしっかりとかけておく
□アクセサリーやピアスをしないこと
□校章やネクタイ、リボンなどはまっすぐにしておく
□ツメはきれいに切っておく
③言葉遣い
□最低限の敬語は使えるようにする
□若者ことば(「うける」「それな」など)、ら抜き言葉(「食べれる」など)は使わない
□お父さん→父、お母さん→母と言うようにする
④話し方・姿勢
□聞き取りやすい声ではっきり、ゆっくり話す
□結論から簡潔に話す
□間をしっかりとって話す
□相手の目を見て話す
□覚えた内容を棒読みで話さない
□背筋を伸ばして話す
□笑顔で話す
このようなことを意識して、面接に臨むようにしましょう。
イ 愛知県高校入試 面接 入退室の流れ
愛知県高校入試の推薦選抜・特色選抜の面接では、面接で話す内容だけでなく、教室への入退室の作法も大事になってきます。
①控え室での待ち方
□控え室で友達と話さない
□教室を歩き回らない
□姿勢を崩さない、居眠りをしない
□面接で話す内容の最終確認をする
□トイレは事前に済ませておく
□控室で番号や名前を呼ばれたら「はい」と元気よく返事をする
②緊張をおさえる方法
□深呼吸をする
□軽く体を動かす(肩を上げ下げする、手を握ったり広げたりする)
□外の景色を見ながら何も考えないようにする
*面接本番が近づくにつれて緊張感が高まってきます。上手にリラックスをして本番に臨めるようにしましょう。
③入室のしかた
□2~3回ノックをする
□「どうぞ」という返事があったら静かにドアを開ける
□入室したら後ろを振り向いてドアを閉める
□大きな声で「失礼します」と言う
□面接官に向かって一礼をする
□いすの横で受験番号と名前を言う
□面接官の指示を受けたら静かに座る
*指示があるまでは着席しない
④退室までの流れ
□静かに席を立つ
□笑顔で挨拶をする
□ドアに向かい、その後一礼をする
□教室を出る
□学校を出るまでは気を抜かない
「次の定期テストで結果を出したい」
「第1志望の高校合格に向けて本気で頑張りたい」
そんな中学生のみなさんを全力でサポートします。
【愛知県高校入試】 推薦選抜 面接でよく聞かれる質問と回答例
愛知県高校入試の推薦選抜の面接では、よく聞かれる質問があります。
ここでは、定番の質問とそれに対する回答例についてみていきます。
ア 愛知県高校入試 面接でよく聞かれる質問
愛知県高校入試の面接でよく聞かれる質問としては、
・中学校生活で頑張ったこと(特に推薦選抜)
・高校で頑張りたいこと(特に特色選抜)
・高校に関する内容(カリキュラム・指導方針)
・将来の夢
・長所や短所
・最近気になったニュース
などがあります。
また、面接でスラスラと自分の意見や思いが言えるようになるためには、高校に関する情報を集める、志望動機などよく聞かれる質問を確実に答えるようにする、何度も面接の練習をするといったことが必要になってきます。
まずは志望校に関する情報集めが必要です。
そのためには、
・知り合いで志望校に通っている(通っていた)人がいれば、その人に学校の様子を聞く
・高校のパンフレットやHPなどを見る
といったことを行い、志望校の授業方針やカリキュラム、雰囲気について情報を集めるようにしましょう。
そして、その後で話す内容を考え、その後は学校などで面接の練習をたくさんすることで本番でスラスラと話せるようになります。
イ 志望動機
①回答例(普通科・医師志望)
私は将来、医師になりたいと思っています。
そのためにしっかり勉強できる環境が必要だと考え、レベルの高い○○高校を志望しました。
貴校は授業や探究活動が充実していて、先輩方も難関大学に進学していると聞きました。
そうした環境で、自分も医学部を目指して努力したいです。
入学できたら、勉強はもちろん、先生方に進路の相談をしながら、自分に合った道をしっかり考えていきたいと思います。
②回答例(普通科・英語の教員志望)
私が○○高校に入りたい理由は、英語教育がとても充実していると聞いたからです。
貴校ではリスニングやスピーキングの授業が多く、ネイティブの先生や海外研修の機会があるところに魅力を感じました。
また、先輩方が多くの大学に進学している点にも、強い魅力があります。
私は将来、中学校の英語の先生になりたいと思っています。
○○高校で英語を深く学び、大学でもさらに力を伸ばして、夢に近づきたいです。
③回答例(普通科・将来の夢が決まっていない)
私が○○高校を志望する理由は二つあります。
一つ目は、学校行事や部活動がとても盛んであることです。
バレーボール部や演劇部など、興味のある部活が多く、文化祭などの行事も活気があると聞き、とても魅力を感じました。
二つ目は、進路指導が充実している点です。
カウンセリングや模擬面接など、将来についてしっかり考えられる環境があるところに惹かれました。
私はまだ将来の進路は決まっていませんが、○○高校でさまざまなことに挑戦し、自分の長所を見つけて進路を考えていきたいと思います。
④回答例(商業科志望)
私は将来、ビジネスに関わる仕事をしたいと考えており、商業を専門的に学べる○○高校の商業科を志望しました。
貴校では、会計や経営などの実用的な科目を学べることに魅力を感じています。
また、企業見学やインターンシップなど、実際のビジネスに触れられる機会がある点も大きな強みだと思いました。
貴校は自主性を大切にする校風だと伺っており、自分で考えて行動する力を身につけたい私に合っていると感じています。
将来は地元の企業で働き、地域に貢献できる人になりたいです。そのためにも、貴校で3年間しっかり商業の基礎を学びたいです。
⑤回答例(工業科志望)
私は将来、自動車やロボットなどの機械を設計する仕事に就きたいと考えています。
そのため、機械について専門的に学べる○○高校の機械科を志望しました。
貴校では、数学や理科の知識を使った実習に加えて、CADを使った機械の設計も学べると聞き、とても魅力を感じました。
また、検定対策やサポートがしっかりしている点も心強いと思っています。
卒業後は専門学校に進学し、より高度な技術を学んで、自分が設計した機械で人の役に立てる仕事をしたいです。
⑥回答例(生活文化科志望)
私は将来、看護師になりたいと考えており、その基礎となる知識を学べる○○高校の生活文化科を志望しました。
貴校では、健康や栄養、医療について幅広く学べる点に魅力を感じています。
また、看護体験の授業があると聞き、実際の仕事に触れられることも進路を考える上でとても良い経験になると思いました。
貴校の明るい校風にもひかれていて、楽しく学校生活を送りながら勉強にも集中できると感じています。
卒業後は看護専門学校に進学し、看護師になるという夢に向かって努力していきたいです。
ウ 中学校生活で頑張ったこと
①回答例(部活動)
私が中学校で頑張ったことは、バスケットボール部の活動です。
厳しい練習や試合を通して、あきらめずに努力することの大切さを学びました。
また、チームで声をかけ合ったり助け合ったりする中で、仲間との絆も深まりました。
私たちのチームは県大会に出場することができ、みんなで力を合わせれば大きな目標も達成できることを実感しました。
高校でも部活動に取り組み、自分の成長とチームのために努力していきたいと思っています。
②回答例(級長としてクラスをまとめた)
中学校生活で頑張ったことは、級長としてクラスをまとめたことです。
最初は人前で話すのが苦手で不安もありましたが、話し合いのときに全員の意見をしっかり聞くことを意識して取り組みました。
意見が分かれたときは、自分からまとめ役になって、みんなが納得できるように話し方を工夫しました。
この経験から、周りの人を大切にしながら行動することの大切さを学び、高校でも生かしたいと思っています。
③回答例(ボランティア活動)
私が中学校で頑張ったことは、地域の清掃活動や福祉施設でのボランティアを続けてきたことです。
1年生のときに学校の清掃ボランティアに参加したのをきっかけに、毎月の活動に参加するようになりました。
特に印象に残っているのは、高齢者の方との交流です。
最初はうまく話せず不安でしたが、回数を重ねるうちに笑顔で話していただけるようになり、人と関わることの大切さを強く感じました。
これからも、自分にできることを続けて、地域に役立てる行動をしていきたいと思っています。
エ 高校で頑張りたいこと
①回答例(大学入試に向けて勉強を頑張る)
私は●●大学に合格することを目標に、3年間しっかり勉強したいと考えています。
そのために高校1年生のうちから基礎を固め、授業の復習や検定の勉強をコツコツ続けていきます。
同時に、目標の大学や学部についても調べ、どの科目を強化すべきかを明確にして学習計画に反映させたいです。
高校生活を通して着実に力をつけ、3年後に●●大学に合格できるよう努力します。
②回答例(積極的に資格を取る・生活文化科)
高校では生活文化科に入って、いろいろな資格に挑戦したいです。
調理師や被服検定など、実生活に役立つ資格が目指せるところに魅力を感じました。
将来は食や暮らしに関わる仕事をしたいと思っていて、そのための知識や技術を高校でしっかり身につけたいです。
中学の家庭科で調理実習の班長を経験し、もっと深く学びたいと思うようになりました。
高校では仲間と協力しながら技能を高めて、将来につながる力をつけたいです。
オ 高校卒業後の進路
①回答例(法学部のある大学に進学したい)
高校卒業後は、大学で法律を学びたいと思っています。
小さい頃からニュースで社会問題を見るのが好きで、「困っている人を助けられる仕事がしたい」と思うようになりました。
弁護士は、法律を使ってトラブルを解決できる仕事だと知り、自分もそんな仕事がしたいと考えています。
だから高校では、国語や社会を中心に、大学進学に必要な基礎学力をしっかりつけたいです。
将来、弁護士になるという夢に近づけるように、高校3年間を大切に頑張りたいです。
②回答例(看護専門学校に進学したい)
高校を卒業したら、看護学校に進学して看護師を目指したいと思っています。
家族が入院したとき、看護師さんがとても優しくて、自分も人の役に立てる仕事がしたいと思うようになりました。
将来は地元の病院で働き、今までお世話になった地域の方々に恩返しがしたいです。
そのために高校では、看護学校の入試に必要な理科や国語をしっかり勉強し、人と関わる力を身につけるためにボランティアにも積極的に取り組みたいです。
③回答例(地元のメーカーに就職希望の工業高校生)
高校を卒業したら、地元のメーカーに就職したいと思っています。
私は生まれてからずっと●●市で育ったので、地元にとても愛着があります。
高校では、工業系の授業を通して技術の基礎をしっかり身につけ、将来はその技術を活かして地元の産業に貢献できる人になりたいです。
また、メーカーで働くことで、さらに専門的な技術を磨けると思うので、高校3年間でしっかり力をつけていきたいです。
カ 最近気になったニュース(時事問題)
A おすすめの答え方
「最近気になったニュースは?」という質問に対する答えとしては、
②そのニュースが気になった理由
③ニュースに対する自分の意見
などを取り入れるようにしましょう。
例えば、「市議会議員選挙」というテーマで文を上げると
「その理由は、投票率が低かったのが印象的だったからです。」(②理由)
「僕は政治に興味があるので、18歳になったら選挙に積極的に行くようにしたいです。」(③自分の意見)
というような答え方になります。
このように自分の意見を入れることで、そのニュースをよく理解していることをアピールすることができます。
B どのニュースを選んだらいいか?
面接で話した方がいいテーマですが、基本的には自分が話しやすいものでいいです。
しかし、
・自分の進路に関する内容のニュースを話す
といったテーマで話をしていくと、面接官にやる気があることをアピールできます。
例えば、工業高校のロボット科に進みたい場合はロボットに関する内容を、将来看護師になりたい場合は医療系の内容(地域医療・医療崩壊など)について話すと、進路についてよく考えている生徒とみなされ、評価が高くなります。
ただ、ここで気を付けないといけないのは、あまりにも専門的な内容について話してしまうと、面接官から突っ込まれたときに答えることができなくなってしまうこともあります。
そのため、面接で話す内容は慎重に選ぶようにしましょう。
【愛知県高校入試】 推薦選抜 面接で不合格になる理由とは?
愛知県高校入試の推薦選抜では、必ずしも全員が合格できるわけではありません。
それは、推薦入試の合否は、
・これまでの実績(部活動、生徒会活動、英検など)
・内申点
で決まるからです。
そのため、部活動の実績があればそれだけで受かるかと言えばそうでもなく、面接でスラスラと話せたとしても受かるともいえないのです。
ただ、推薦入試の面接で不合格になる理由としてはいくつかありますので、今回はそれらについてみていきます。
ア 志望動機が明確に言えていない
志望動機がはっきりと言えないと大きなマイナスになってしまいます。
それは、志望動機とは、その高校にしかない魅力を話したり、その高校にどうしても入りたい理由を言わなければいけないからです。
ですので、他の高校にでも通用するような一般的な答えでは志望動機としては弱く、面接官にいい印象を与えることができなくなってしまいます。
例えば、「私は貴校が進学校であるため志望しました」というのが志望動機だとします。
すると、面接官からすると、「進学校だったら他にもあるよね?」ということを思ってしまいます。
そうではなく、「貴校は進学校で、〇〇大学対策を行っていたり、短期海外留学に力を入れたりしていることが魅力的であるため志望しました」というように、その高校にしかない魅力などを必ず入れて話すようにしましょう。
また、学校のカリキュラムなど以外にも、「在学している(卒業した)先輩から貴校のよさを聞いたから」・「体験入学に行って〇〇が魅力的だった」という切り口で話をするのもいいでしょう。
志望動機は具体的に話せるようにしましょう。
イ 面接の練習不足
「自分は全国大会に行ったから、面接の練習をあまりしなくても受かるだろう。」
「一般受験の勉強で忙しいから、面接にまで手が回らない。」
このような理由で面接の練習をあまりしないまま、入試本番を迎える人がいます。
みなさんの多くは人前で自分の意見を話した経験がありません。
ということは、面接の練習はしっかりとやらないと、本番でスラスラと話すことができません。
こういう状態の中で練習不足で臨むということは、どうしても面接本番で自分の考えが流ちょうに話せなかったり、見当違いのことを言い出したりということになってしまいます。
面接の練習をしないということは、その高校に行く気がないという風に見られ、結果合格できないということになってしまいます。
そうならないためにも、面接の練習はしっかりとやるようにしましょう。
ウ アピールポイントが弱い
一方で、面接でスラスラ話せたとしても、合格できない場合があります。
それは、これまでの実績が周りの人と比べると弱いからです。
例えば、推薦入試の出願条件が「英検3級以上、部活動で地区大会出場、級長・生徒会活動をしていた」とします。
そうなると英検3級を持っていれば出願はできます。
ただ、周りが英検準2級や英検2級を持っていたとすると、どうしてもそちらの方が推薦入試で合格しやすくなってしまいます。
推薦入試は面接の出来だけで決まるのではなく、やはりこれまでの実績も評価の対象となります。
そのため、いくら面接の対策をしても必ず合格できるものではないということを認識しましょう。
【豊橋の中学生へ】愛知県高校入試対策コースについて
当塾では時習館・豊橋東・豊丘・国府・豊橋南・小坂井・豊橋商業・豊橋工科・豊橋西などの高校合格を目標とした
【中1~中3】定期テスト・高校入試対策コースがございます。
当塾では個別指導塾であり、講師歴10年以上の教室長が全ての生徒を担当しております。
また、このコースの対象となる人は、
・高校入試対策を早い時期から始めたい人
・推薦選抜や特色選抜で合格したい人
・苦手科目を克服したい人です。
となっております。
近年の高校入試では知識だけでなく読解力も求められる試験となっており、今まで以上に入試本番に向けて力をつける必要があります。
そのため、早い時期からのご入塾をおすすめします。
【入塾条件】
②規則正しい生活をし、勉強習慣がついていること(宿題の量は多めです)
③通知表で5教科の判定が「3以上」であること
「次の定期テストで結果を出したい」
「第1志望の高校合格に向けて本気で頑張りたい」
そんな中学生のみなさんを全力でサポートします。