【愛知県高校入試 2026】 平均点 内申点 ボーダー予想 塾講師が徹底解説

この記事では、2026年愛知県高校入試の平均点・内申点・ボーダー予想といった入試情報を豊橋の個別指導塾「とよはし練成塾」の西井が徹底解説します。

この記事を書いた人

西井佑一 にしいゆういち ・愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上中学生を指導 ・YouTube動画では授業動画や入試対策動画を日々公開中！ 授業動画 ・プライベートでは47都道府県フルマラソン大会制覇挑戦中！

要点だけ知りたい人用にQ＆A方式でまとめました。

Q&A：愛知県高校入試に関する質問

Q1. 愛知県高校入試の平均点はどのようになっていますか？

A. 愛知県高校入試の平均点は例年国語が高く、理科が低い傾向にあります。

Q2. 愛知県高校入試の内申点はいつの時期のものが対象となりますか？

A. 愛知県高校入試の一般選抜は中3の2学期の評価が、推薦選抜は中2･中3の評価が対象となります。

Q3. 愛知県高校入試に向けて内申点を上げる方法を教えてください

A. 内申点は、定期テストの結果＋授業態度＋提出物の出来＋実技の取り組み具合などで決まります。そのため、テスト勉強だけでなく、普段の授業にも真剣に取り組むようにしましょう。

Q4. 愛知県高校入試のボーダーラインについて教えてください。

A. 名古屋の井ノ塾さんのHPでは、毎年ボーダーラインを公表しているページがあります。

【愛知県高校入試】 平均点  (2025年～2023年)　塾講師が徹底分析！

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ここでは愛知県公立高校入試の平均点の推移についてみていきます。

ア　愛知県高校入試 平均点の推移

愛知県公立高校入試の2023～2025年の平均点は以下の通りです。（各教科22点満点）

【傾向】　合計の点数は65点前後（得点率約60％）で安定している。また、教科別でみると、ここ3年は年によって平均点が大きく変動している。ただ、例年の傾向で見ていけば、国語や英語、英語は平均点が高め、理科・社会は平均点が低めだと言える。

イ　愛知県高校入試 平均点を見る上での注意点

2025年愛知県公立高校入試の平均点を100点満点に置き換えると、

となっています。

この点数だけ見ると、「学校の定期テストとそんなに難易度が変わらないんじゃないの？」と思う人もいるかもしれません。

しかし、学校の定期テストと愛知県高校入試では大きな違いがあります。

それは、試験範囲と受験者層です。

まず、「試験範囲の違い」ですが、定期テストは学校でこれまで習った範囲です。

そのため、教科書を読み、学校の問題集を解けばある程度の点数は取れます。

一方で、愛知県高校入試の範囲は、中1～中3の全範囲でしかも難しい問題も出てきます。

そのため、今まで習った内容を復習し、かつ過去問を何年か解かないとできるようにはなりません。

また、「受験者層の違い」もあります。

定期テストは全員が受けますが、愛知県公立高校入試は全員が受験しません。

なぜなら、私立推薦入試および公立推薦・特色選抜で合格した人などは受験しないからです。

そのため、受験者層のレベルは上がるため、平均点が高くなる傾向にあります。

このように平均点だけ見ると、「意外に簡単そうじゃない？」と思えるかもしれませんが、しっかりと勉強をしないと合格点に到達することができませんので気をつけましょう。

【愛知県高校入試】 内申点を上げるためのコツ

愛知県公立高校入試では、筆記試験と内申点の合計で決まります。

高校によっては、内申点の点数の割合が非常に高いところもあるので、まずは内申点を上げることに力を入れていきましょう。

ア　愛知県高校入試 いつの内申点が評価対象になるのか？

ここでは、愛知県高校入試ではどの時期の内申点が評価されるのかをみていきます。

A　一般選抜

一般入試の場合は中3の内申点が評価されます。

ですが、中3のどこまでのテストの結果が評価されるかは、2学期制の中学校か3学期制の中学校かによって異なります。

なお、学年末テストの結果は考慮しない場合が多いです。

そのため、基本的には中3の11～12月までのテストの結果や授業態度、提出物などで内申点が決まります。

このように内申点は中3の結果のみ採用されます。

そうなると、「中3から勉強を頑張ればいいや」と思う人がいるかもしれません。

しかし、中1･2で勉強習慣のなかった人が、中3になって急に勉強するようにはなれません。

また、英語や数学といった科目は積み重ね教科であるため、中1･2の内容が分かっていないと中3のテストで点数が取ることが難しくなってしまいます。

ですので、中1･2のうちからコツコツとテスト勉強などに取り組むようにして、内申点を上げるようにしましょう。

B　推薦選抜

推薦入試の場合は、中2･3の内申点が評価されます。

それは中学校が高校に送る推薦書の中に「中2の学習成績」を記入する欄があるからです。

そのため、推薦入試での合格を目指している場合は、中2からしっかりと勉強をするようにしましょう。

イ　愛知県高校入試 内申点の計算方法

愛知県高校入試では、高校によって内申点の点数が変わってきます。

ここでは、校内順位の決定方法についてみていきます。

A　校内順位の決定方法

愛知県公立高校入試は、内申点＋当日点の合計で合否が決まります。

そして基本的には、配点は内申点（45点×2）＋当日点（各教科22点満点×５教科）の合計200点満点となります。

ただ、高校によって内申点の倍率を上げたり、逆に当日点の点数を加算したりしているため、校内順位の決定方法は大きく異なります。

今ある校内順位の決定方法は、

の5つがあります。

そして、東三河地区の高校では以下のようになっています。

上の表を見ると、進学校は実力を重視する型（上のⅢ型かⅤ型）が多いです。（専門学科はⅠ型が中心です。）

ですが、高校によって型が異なるため、まずはみなさんが受けたい高校がどの方式で合否判定をしているのかを調べてください。

B　主な高校での計算方法

①時習館高校（Ⅴ型）

内申41＋当日点90点の場合→「41（内申点）×2＋90（当日点）×2＝合計262点」

＊時習館高校は2026年入試から得点の高い3教科の点数を2倍する方式をとっています。そのため実際の計算は若干異なります。

②豊橋東高校（Ⅴ型）

内申37＋当日点80点の場合→「37（内申点）×2＋80（当日点）×2＝合計234点」

③豊丘高校（Ⅴ型）

内申35＋当日点70点の場合→「35（内申点）×2＋70（当日点）×2＝合計210点」

④豊橋南高校（Ⅲ型）

内申31＋当日点65点の場合→「35（内申点）×2＋65（当日点）×1.5＝合計167.5点」

⑤豊橋西高校（Ⅰ型）

内申25＋当日点50点の場合→「25（内申点）×2＋50（当日点）＝合計100点」

⑥豊橋工科高校（Ⅳ型）

内申25＋当日点50点の場合→「25（内申点）×4＋50（当日点）＝合計150点」

⑦豊橋商業高校（Ⅱ型）

内申28＋当日点55点の場合→「28（内申点）×3＋55（当日点）＝合計139点」

ウ　愛知県高校入試 内申点を上げる方法

内申点は、

などを元に総合的に決まります。

その中で一番大事なのは定期テストの結果です。

そのため、高校入試の勉強だけでなく、定期テストの勉強にも力を入れるようにしましょう。

また、テスト勉強は5教科だけでなく、保体や音楽といった実技教科の勉強もしっかりとやるようにしてください。

それは、

といったことがあるからです。

そのため、5教科だけなく、実技教科の勉強も力を入れて取り組むようにしましょう。

また、内申点はテストの点数だけでなく授業態度やレポートの出来なども評価の対象となります。

そのため、積極的に手を上げる、レポートや提出物は丁寧に取り組む（締め切りは絶対に守ること）といったようなことにも力を入れるようにしましょう。

さらに、実技教科では、実技のうまさだけでなく取り組み具合（積極性）も求められます。

例えば、サッカーなどの運動が苦手でも積極的にプレーをしていれば評価はされます。

そのため、運動が苦手だから、歌を歌うことが苦手だからといって引っ込み思案にならないようにしましょう。

なお、内申点が志望校のボーダーラインに届いていないと、志望校を下げることになってしまったり、入試前に過度の不安やプレッシャーを感じてしまいがちです。

そうならないように、内申点は一つでも上げていけるように日々努力していきましょう。

【愛知県高校入試 2026】 ボーダーラインの予想は？

愛知県高校入試のボーダーラインについてですが、正確なボーダーラインは当塾を初めとする外部の人間は分かりません。

ただし、名古屋にある学習塾「井ノ塾」さんでは、毎年多くの受験生からデータを集め、ボーダーラインを公表しています。

自分が合格ラインに届いているかどうか、気になる方はぜひ見てみて下さい。

また、東三河地区のボーダーラインの目安は以下の通りとなっています。

ただし、この点数はあくまで目安です。

倍率や難易度によってボーダーラインの上下はありますのでご了承ください。（なお、当塾ではボーダーラインについてのお問い合わせは答えられませんのでご了承ください。）