愛知県中高一貫校チャレンジ模試 2025の情報を徹底解説。日程や結果、過去問・解答例をまとめ、受験生が効率的に対策できるポイントや塾講師のアドバイスも紹介します。最新情報をチェックして合格に備えましょう。
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西井佑一 にしいゆういち ・愛知県豊橋市の個別指導塾で時習館中を目指す小学生を指導 ・プライベートでは47都道府県フルマラソン大会制覇挑戦中! |
愛知県中高一貫校チャレンジ模試 2025 日程 結果 過去問を徹底解説
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愛知県公立中高一貫校を受験する人はぜひ模試を受けることをおすすめします。
それは、模試を受けることで、
・自分の得意分野、苦手分野
・合格可能性
などが分かり、その後の勉強がスムーズに進むようになるからです。
そのため、積極的に模試を受験するようにしましょう。
また、愛知県公立中高一貫校入試向けの模試はいろいろありますが、おすすめの模試は「愛知県中高一貫校チャレンジ模試」です。
ここでは、愛知県中高一貫校チャレンジ模試について詳しく見ていきます。
ア 愛知県中高一貫校チャレンジ模試とは?
愛知県中高一貫校チャレンジ模試は、愛知県にある学習塾に在籍している小5・6の生徒が受験する模試です。
小5は年3回、小6は年6回の実施となっています。
また、問題形式は、実際の愛知県公立中高一貫校の入試形式と同じで、適性検査Ⅰ・Ⅱの2つの試験で構成されています。
なお、模試終了後、約一か月後には結果表が渡されるため、自分の弱点分野などを把握することができます。
そして、受検者数は小6の場合だと、700~1000人の生徒が受験しています。
また、愛知県中高一貫校チャレンジ模試は塾内実施で行われているため、外部の生徒は受験できません。(当塾でも外部生の受付は行っておりません。)
そのため、塾に通っていない生徒は、「愛知県立中そっくり模試」や「公中検模試」といった模試があります。
これらの模試では公開会場が設定されているため、受験することができます。
イ 愛知県中高一貫校チャレンジ模試 試験範囲・難易度・問題形式
愛知県中高一貫校チャレンジ模試の試験範囲は、学校の授業進度に合わせたものとなっています。
そのため、学校で習っていない内容は基本的には出ないことになっています。
そして、学年が上がると試験の範囲が増えてくるため、普段からしっかりと復習ができていないと、だんだんと点数が取れなくなってしまいます。
また、模試の問題(適性検査)は非常に難易度が高いため、早めに基礎を固めた後は適性検査の問題に数多く解いていくといいでしょう。
そうすることで得点力が上がり、適性検査の問題に対応できるようになります。
なお、小6の範囲は以下のようになっています。
| 国語 | 算数 | 理科 | 社会 | |
| 第1回 | 5年までの復習 | 5年までの復習 | 5年までの復習 | 5年までの復習 |
| 第2回 | 5年までの復習 | 5年までの復習 対称な図形 |
5年までの復習 ものの燃え方と空気 |
5年までの復習 日本国憲法 |
| 第3回 | 漢字・語句 文法 読解 |
対称な図形 文字と式 分数と整数の計算 |
ものの燃え方と空気 動物・植物 |
5年までの復習 日本の政治のしくみ 大むかしの日本 |
| 第4回 | 漢字・語句 文法 読解 |
分数の計算 円の面積 立体の体積 |
動物・植物 生き物の暮らしと環境 |
5年までの復習 天皇中心の政治 貴族のくらし 武士の世の中へ |
| 第5回 | 漢字・語句 文法 読解 |
資料の調べ方 比とその利用 |
大地のつくりと変化 月の形と太陽 |
5年までの復習 室町文化 天下統一 江戸幕府の政治 |
| 第6回 | 全範囲 | 全範囲 | 全範囲 | 全範囲 |
ウ 愛知県中高一貫校チャレンジ模試 2025 日程
2025年度の愛知県中高一貫校チャレンジ模試の日程は以下の通りです。(塾内受験の場合)
第2回 5月18日(土)~6月2日(日)【小6のみ】
第3回 8月5日(月)~9月1日(日)
第4回 9月21日(土)~10月6日(日)【小6のみ】
第5回 10月26日(土)~11月10日(日)【小6のみ】
第6回 12月14日(土)~1月7日(火)
*上記は2024年のものですが、2025年もほぼ同じ日程で行われます。
全部で6回(小5は3回)ありますが、塾によっては実施しないときもありますので、詳しくは現在通われている塾(模試を受験しようとしている塾)にご確認ください。
また、模試当日の持ち物は筆記用具とかばん、教材(休憩時間に見直す用)があれば大丈夫でしょう。
エ 愛知県中高一貫校チャレンジ模試 結果
愛知県中高一貫校チャレンジ模試の結果(個人成績カルテ)は模試実施後約3週間後に返却されます。
そして、成績表には、
・単元別得点率および達成率
・志望校別順位、偏差値
などが表示されます。
みなさんは、志望校の合格判定が気になると思いますが、大事なのは、「どこができて、どこができていなかったのか」を把握することです。
模試を受けることで苦手な分野や知識が十分に定着していない単元が分かります。
その単元を復習し、次回の模試までに克服することが大事です。
それを放置したままではいつまでたってもできるようにはなりません。
苦手科目だから勉強するのは気が進まないかもしれませんが、いつまでもやらないままでは成績が上がりませんので、しっかりと復習をするようにしましょう。
また、模試の判定は多少辛めに出ます。
ですので、合格可能性が低くても逆転合格ができる可能性はありますので、あきらめずに勉強を続けるようにして下さい。
以下、模試の結果の見方について詳しく説明しています。
A 偏差値
偏差値は個人成績表の左上に載っています。
偏差値は50が平均で、60以上あれば受験者の中で上位10~20%の順位となります。
しかし、偏差値60以上をとるのはなかなか難しいです。
それは、受験者層がかなり高いからです。
愛知県中高一貫校チャレンジ模試を受験する生徒は、基本的に明和や刈谷、時習館といった中高一貫校を志望する生徒です。
そうなると、学力が高い生徒が集まって受験するため、その中での上位というのは難しくなってきます。
そのため、偏差値は思っていたよりも低めに出ることは覚悟しておきましょう。
B 平均点
愛知県中高一貫校チャレンジ模試の平均点は必ずチェックするようにしましょう。
それは、平均点より低い教科があった場合、その教科は優先的に勉強しなければいけないからです。
例えば、A君の点数が
| 試験名 | 点数 | 平均点 |
| 適性検査Ⅰ | 22点 | 23点 |
| 適性検査Ⅱ | 20点 | 18点 |
とします。
点数だけ見ると適性検査Ⅱの方が悪いですが、ただ平均点を上回っています。
一方で、適性検査Ⅰは平均点よりも低い点数となっています。
そうなると、A君が今後重点的に復習をしないといけない単元は適性検査Ⅰの内容になってきます。
ですので、みなさんも点数だけを見るのではなく、平均点も必ず確認するようにして下さい。
C 志望校の判定・順位
個人成績表には、みなさんが一番気になる志望校の判定が載っています。
ここでは、志望する中学校の現状の立ち位置が分かります。
ただ、ここでの判定はあくまで模試を受験した時点での学力です。
ですので、結果が良かったとしても、そこから勉強をしなくなってしまうと不合格になってしまう可能性も出てきます。
そうならないように、油断せず中高一貫校入試本番までコツコツと勉強をするようにしましょう。
オ 愛知県中高一貫校チャレンジ模試 過去問
愛知県中高一貫校チャレンジ模試の過去問は塾教材としてありますが、一般の方は購入できません。
愛知県公立中高一貫校 2つの模試を紹介
これまで「愛知県中高一貫校チャレンジ模試」について紹介していきました。
ですが、愛知県公立中高一貫校を受験する人は他に「愛知県立中そっくりもし」や「公中検模試」といった模試もあります。
ア 愛知県立中そっくり模試
愛知県立中そっくり模試は公開会場で行われる模試で、WEBで申し込みをする形をとっています。
そして、志望する中学校に応じて、それぞれ、「明和・刈谷・半田・豊田西・時習館そっくり模試」と分けて模試を行っています。
また、愛知県立中そっくり模試の特徴としては、
・愛知学院大学(名城公園キャンパス)および愛知大学(豊橋キャンパス)で主に実施
・自宅受験も可
・模試終了後に解説授業がある
・難易度は高め
といったものがあります。
豊橋でも受験できるので、東三河地区の人でも受験しやすい環境にあります。
イ 公中検模試
公中検模試は塾での受験および会場受験、自宅受験など、受験方法が豊富な模試です。
愛知県以外にも他の都道府県の適性検査問題も長年作成しており、ノウハウは十分にあるといえます。
また、フォローアップ講座として、模試出題分野の復習問題と保護者向け記事、児童向け記事をまとめた冊子がついてきます。
ただし、公開会場が名古屋にしかないため、東三河地区の生徒はやや受けづらい環境にあります。
【豊橋の小学生へ】 時習館中完全攻略コースについて
【動画】とよはし練成塾の「時習館中完全攻略コース」の紹介動画
当塾では時習館中学校を受験予定の小学4~6年生を対象とした、【小4~6】時習館中完全攻略コースがございます。
当塾では個別指導塾であり、講師歴10年以上の教室長が全ての生徒を担当しております。
そして、時習館中学校に合格するための当塾の指導プランは
②理科・社会の基礎固めおよび復習
③作文の練習<国語が苦手な生徒向け>
④算数・理科・社会の応用問題演習
⑤銀本を使った過去問演習
⑥志願理由書添削
⑦面接台本添削および面接練習
となっており、お子様の学力に合わせた指導を行います。
また、当塾実施の模試を年5回受講して頂き、その結果を踏まえた指導をしていきます。
また、一般的なスケジュールとしては、小6の夏休み前後には国語・算数・理科・社会の内容を一通り終えます。
そこからは過去問演習対策を行い、実践力をつけていく指導をしていきます。
基礎固めをしっかりと行ってから適性検査対策を行いたいため、早めのご入塾をおすすめします。
なお、途中入塾も可能ですので、その点はご安心ください。
【入塾条件】
②規則正しい生活をし、勉強習慣がついていること(宿題の量は多めです)
③通知表で国語・算数・理科・社会の判定が「全てA評価」および「3教科A評価+1教科B評価」であること
*時習館中は70人しか合格できない厳しい試験です。そのため、相当の覚悟をもって受験に臨むようにしてください。
「時習館中学校に絶対合格したい」
「志願理由書の書き方や面接の話し方を知りたい」
そんな中学生のみなさんを全力でサポートします。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00
また、過去問演習に特化した、【小6】時習館中過去問演習コース(過去問特化)もあります。
こちらは、基礎力は十分にあり、過去問演習を中心とした指導を受けたい方のコースとなっております。(こちらのコースでも志願理由書+面接指導は致します。)
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00